【種別】
霊装

【初出】
創約三巻
創約二巻p.96にてそれらしき物品あり

【元ネタ】
サンタクロースの由来の一つ。
聖ニコラウスが投げた金貨が煙突から入り
暖炉の前に干してある靴下に入ったというエピソード

【解説】
12月25日限定で効果を発揮する純金製の霊装。
術者の魔力に依存せず地脈を原動力にするため、方式としてはむしろ魔道書に近い。

効果は「金貨を握って祈れば、その願いが100%叶う」というもの。
ただし現実改変でなく確率操作であるため、起こる可能性のない事象(例:致命傷の人間が瞬時に完治する)は叶えることはできない。
また、金貨同士で願いがバッティングした場合は双方不発となる。

一度使えば次に使えるまで1時間のチャージが必要で、願いが不発となっても使ったと見なされチャージに入る。
地脈を原動力としているため、能力開発を受けた人間が使ってもダメージを受けない。

その正体はアンナによる学園都市の監視装置。しかしアンナ側に干渉する気はなく、金貨自体はあくまで道具に過ぎない。
だが使用者はその効能に溺れ、穏便な道を捨てて自ら危険な道に踏み込んでいくというさながら「道具の方が人間を支配している」構図になってしまった。

R&Cオカルティクスによってクリスマスの学園都市の人間達にランダムに配布された後、
R&Cの公式サイトに詳しい使用方法が紹介され、それがネットのあちこちに転載されて広まり、
オペレーション・ハンドカフスに想定外かつ重大な影響を及ぼした。

【所持していた人物とその用途】
なお、作中で言及されていない人物も多く存在する。


最終更新:2022年03月20日 17:43