神道系の宗教的寛容さが原因で派生した多宗教・無宗教魔術師。
日本における魔術は、神道をベースとしているが、十字教や中華、インドの思想も混ざっており、体系的に分類することが出来ないものが多く、民俗信仰レベルのものも存在するため、国内には宗教や宗派が分からない魔術が氾濫している。
森羅万象に神が宿るという神道思想をベースとしながらも他の宗教の思想も取り入れ、個人や村単位で独自の理論を構築し、どこの宗教にも囚われないオリジナルの魔術を生み出す者が多い。
自ら「無宗教・多宗教」と称する者もいるが、無意識の中に神道信仰があるため、使用する魔術も神道ベースからは抜け出せない。
(仮に抜け出せたとしたら、それは魔術知識の毒性に対する宗教的知識による防護を放棄したものである)
そんな宗教や宗派で分類できない彼らを“日系魔術師”と呼んでいる。

“日系魔術師”という言葉は、海外では純粋な神道系も含めて、十字教徒ではない日本人又は日系人の魔術師を総称する言葉として用いられることが多い。

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最終更新:2013年08月14日 03:08