170: 十六日目アナザー
前日の治験のバイトは、いろいろな意味でさんざんな一日だった我らが闇城降魔。
しかし、それでもやっぱりお金がなかった!そこで闇城はまた新たなバイトを探した。
そこで見つかったのはなんと農業!知人であるヒナミンや何故か木原一善まで出てきて
一緒に農業バイトに励むことになったのだが・・・

闇城が農業に励んでいた間のアナザーストーリー

―――闇城宅―――

闇城降魔が農業ビルに着いたころ……


ピンポーン

??「……いない……留守?………」

誰?>>171(『闇城の知り合い』あるいは『とある高校』の人物限定)
何をしに来た?>>172

171: ■■■■
土御門

172: ■■■■
お任せ

173: 十六日目アナザー
土御門「あれ?いないのかにゃー?こいつは困ったぜよ」

土御門「ステイルに『あの後の彼の様子を見てきてほしい』って頼まれたんだけどにゃー」

土御門「ま、いないんなら仕方ないぜよ。カミやんならぬヤミやんイジりも面白そうだったんだけどにゃー」

??「………」スタスタ

土御門「いったんここは退散ですたい」スタスタ

??(金髪グラサンでアロハシャツに変な口調……どう見ても不良です。本当にありがとうございました)

??(彼はこんないかにも不良な人とも付き合いが??)

土御門(闇城の知人か?……魔術サイドの刺客ではなさそうだが……)

土御門(アイツも闇城に用事があるのか?)


土御門とほぼ入れ違いで闇城宅を訪れたのは誰?
この書き込みの秒数1の位が奇数なら男性、偶数なら女性キャラ限定。

希望があれば、何をしに来たのかも可。
できれば闇城の知人限定ですが、初出の場合は闇城との関係性も。

174: ■■■■
破輩
早く手伝いに来い!

175: 十六日目アナザー
破輩妃里嶺「闇城!早く手伝いに来い!」

破輩「……おっとイカン。つい叫んでしまった。しっかし闇城め、まさか今日まで1度も手伝いに現れないとは……」

破輩「あの日プールに遊びに行って以来だな」

ピンポーン

破輩「………」

…………………

破輩「……………………私は連打などしないぞ」

破輩「さっきすれ違った金髪の不良(土御門)が呟いていた通り、どうやら留守のようだな」

176: 十六日目アナザー
破輩「まあアイツは風紀委員でもない一般人だし、無理やり強要するわけにもいかんしな」

破輩「危険もともなうことだしな。だが、この事件が解決しないと悲しみが増えるだけだし、基本的に私は自由に動けんままだしな」

 ミーン ミーン ミーン…

破輩「それにしても今日は暑いな……」

破輩「…………………」

破輩「………なんだその目は?アイツみたいに脱いだりはせんからな!馬鹿者が!」

破輩「ふぅ………胸元を仰ぐと少しはマシになったかな」パタパタ

破輩「だが心なしかブラがきついような……いや汗でベタついてるせいだろう…たぶん…」

破輩「しかし闇城が留守となるとこれからどうするか……」

1 「そのへんの人に闇城のことを聞いてみるか」
2 「そのへんの人に木原一善が率いる不良グループについて聞いてみるか」
3 「今はまだ風紀委員の勤務中だ。巡回を続けるか」
4 「そうだな、たまにはあいつらに差し入れでも買ってやるか」
5 「他の支部か協力者の所にでも行ってみるか」
6 「今日は非番だし、買い物にでも行ってみるか」
7 「今日は非番だし、いったん帰るか」
8 その他

177: ■■■■
8 破輩「なんだあの見るからに不審者オーラ出してる奴」

178: 十六日目アナザー
破輩「なんだあの見るからに不審者オーラ出してる奴」

??「!?」

破輩「風紀委員だ!………誰かみたいにですのとは言わんぞ」ボソッ

破輩「おいお前、ちょっと職務質問させてもらおうか。まずお前は何者だ」

??「………」

誰?
(男性キャラと女性キャラ1名ずつ指定)
(次の書き込みの秒数1の位が奇数なら男性キャラが、偶数なら女性キャラが登場)

179: ■■■■ :2014/09/15(月) 14:01:29
男性キャラは橘飛鳥
女性キャラは弥生で。

180: ■■■■
こっち側は魔術師出現率が向こうの本編より高いw

181: 十六日目アナザー
橘飛鳥「見るからに不審者とは酷いな!?僕は橘飛鳥。決して怪しいものではないよ」

破輩「いや幾何学模様が刻まれた白いシャツの上から、袖の無い濃い青のジャケットを羽織って、ズボンの脛の辺りにベルトを巻いているという、傾(かぶ)いた格好な時点で十分怪しいぞ」

橘「服装を事細かに説明しなくてもいいよ!」

破輩「まあ、それはいいとして」

橘「あっさり流された!?」

破輩「ここで何をしていた?私のことをジロジロ見ていたようだが」

橘「それは、その……アンタのその胸……容姿で……胸元パタパタ仰いでたら…その……見ちゃうだろ」カアァ…

破輩「!?……ああ、暑かったもんでな。つい、いつもの癖でやってしまった」

破輩(案外ウブだな。わざとでもなさそうだし、原因も私にあるし今回は見逃してやるか)

橘(まさか学園都市にこんなスタイル抜群の女性がいたとはな…弥生よりも胸が……いやいやいや!俺は弥生一筋だ!!何人たりともそれは覆せん!!)

破輩「改めて聞こう。君は何をしていた?」

橘「い、いや、ただの観光っスよ…決して弥生とはぐれたわけじゃ」ボソッ

破輩「さっきチラッと聞こえた弥生という人物が関係してるのか?」

橘「案外地獄耳だなアンタ!?」

破輩「君はその服装といい、学園都市やこのあたりの地理に詳しくなさそうなことといい、夏休みを利用して『外』から来た観光客といった所か」

破輩「そして弥生という人物とはぐれてしまった。違うか?……違ったらゴメン」

橘「……その通りだ」

182: 十六日目アナザー
破輩「よし!この破輩妃里嶺、微力ながら君の人探しを手伝おう」

橘「本当か?恩に着る!」

破輩(……とはいえここはウチの支部の管轄じゃないしな)

破輩(ここの風紀委員に任せた方がいいか?)

破輩「さてまずはどこへ向かおうか?」

1 このまま橘と共に弥生を探す(これから行く場所も指定)
2 最寄りの風紀委員支部に行く(どこの支部か指定。ただし学校名がついている支部および、133支部170支部は除く)
3 通りがかりの風紀委員に任せる(誰なのか指定。ただし男女1名ずつ指定し、奇数なら男性、偶数なら女性のみ登場)
4 最寄りの警備員の詰所に行く
5 その他(風紀委員および警備員以外の人物と遭遇時もここで)

183: ■■■■
5
お 義 父 様 を発見。思わず破輩先輩と共に逃亡www

184: 十六日目アナザー
お 義 父 様ことサターン=アップヒル「弥生め。橘の小僧と任務だとは聞いていたが、一体どこに行ったのだ……」

橘 「;゚Д゚」

破輩「おい橘。何か顔色が悪いぞ。どうした?」

サターン「むう……しかしここは見知らぬ地。誰かに尋ねてみるとしようか」

破輩「むっ、こっちに来るぞ。お前の知り合いのようだし、合流してみるか?」

橘「ぬおおおお!!」ダッ!

破輩「!?……おい橘!どこへ行く!?待て!」ダダッ!

タッタッタッ………

サターン「むっ、さっき橘の小僧が別の女といたような気がしたが、気のせいか?」

サターン「まあありえないことだとは思うが、もしそうならみっちり『死合』をせねばなぁ~」ゴゴゴゴゴ

葉原樹「ゆかりねーちゃん!何かあの厳ついおっさんこわい!」

葉原ゆかり「こら樹!知らないおじさんを指差しちゃダメでしょ!……あれ?さっき向こうに走って行ったのは破輩先輩?」

ゆかり「ウチの支部…176支部にも協力要請してた事件に進展でもあったのかな?」

185: 十六日目アナザー
橘「ゼェ…ゼェ…何とか逃げ切ったか……」

破輩「思わず私も一緒に逃走してしまったではないか!馬鹿者が!」ポカッ

橘「いてっ。それに関しては本当にすまなかった………それにしても……ここは?」

破輩「お前、無我夢中で全力疾走してたからな。まさかこんな所まで来るハメになるとは思わなかったぞ」

橘「ここはどこなんだ?」

1 セブンスミスト
2 第7学区の金が飲み込まれる自販機のある公園
3 まさかの159支部
4 第9学区の公園
5 どこか別の支部周辺
6 その他(ただしこの場合、第7学区の施設限定)

186: ■■■■
2

187: 十六日目アナザー
破輩「ここは……第7学区のある意味有名な公園だな」

橘「どんな意味で有名なんだ?」

破輩「金だけ飲み込んでジュースを出さないと噂されるボロ自販機が置いてある」

破輩(そういや鉄枷の奴も昔、ここの自販機に金を飲み込まれたってボヤいてたっけな…)


――所変わって159支部――

鉄枷「ヘックション!」

秋園雛菊「鉄枷先輩!風邪ですか?大丈夫ですかっ!?」

佐野馬波「心配いりませんよ秋園さん。鉄枷君に限って風邪はありえません」

鉄枷「おい佐野!ぶっちゃけ馬鹿は風邪ひかねえって言いてえのか!?」

佐野「仮に思っていたとしても、そうは言ってませんよ」

鉄枷「ぶっちゃけ思ってたのかよっ!」

厳原記立「まあまあ2人とも喧嘩はダメよ。今は仕事を早く片付けなきゃ。さもないとまた妃里嶺にドヤされるわよ」

佐野「そうですね、申し訳ありません。直ちに仕事に戻ります」

鉄枷「ゲッ、それはぶっちゃけヤベェ。早く片付けねえと!」

厳原「………誰か鉄枷君の噂でもしてたのかしら」


――再び公園へ――

橘「ボロ自販機があるってだけで有名なのか?」

破輩「それだけじゃ有名にはならんさ。噂ではあの常盤台の超電磁砲……つっても『外』のお前には言ってもわからないか」

橘「超電磁砲ってのはよくわからないけど、有名人がよく現れる公園でもあるってことか?」

破輩「そういうことだ。ん?あれは……」

誰が来た?
次の書き込みの秒数1の位で決定

1 御坂美琴
2 上条当麻
3 他校生の誰か(ここ狙いの場合は人物も指定)
4 風輪学園の誰か(ここ狙いの場合は人物も指定)
5 上条当麻と御坂美琴
6 白井黒子
7 まさかの弥生=アップヒル
8 他校生の誰か(ここ狙いの場合は人物も指定)
9 啄兄さん
0 フリー(ただし科学サイド限定)

※ただし秒数が00の場合はサターンパパ襲来

188: ■■■■ :2014/09/17(水) 02:25:48
風輪生なら吹間 他校生なら勇路 0なら木原(きばら)くンで

189: 十六日目アナザー
上条「やべええええ!急がねえと特売に遅れちまうぅぅぅ!!」

ダダダッ!

破輩(苦学生か…?何か資金面以外でも何かと苦労してそうな顔してたな…)

御坂「………」スタスタ

破輩(あれは常盤台の超電磁砲…こんな公園に何の用だったんだ?ただの通りすがりか…)

御坂(まさか黒子以外の風紀委員が通りがかってたとはね…今日はちぇいさー!はやめとこ)スタスタ

白井「お姉様ぁ~ん♪お待ちくださいまし~♪」

御坂「ええい!いきなり抱きつくな!離れなさい黒子!」

破輩(……百合………ま、まあ、お嬢様校にはいろいろあるんだろうな……;;)

御坂「!?」

破輩「?」

御坂「………」

破輩「???」

御坂「………ハァ」スタスタ

破輩(今一瞬、超電磁砲と目が合ったな。一体何だったんだ?)


御坂(あの見慣れない風紀委員……すごく胸デカかったわね……固法先輩や食蜂よりも……)

190: 十六日目アナザー
勇路映護「やあ、破輩。意外な所で会ったね。今日はどうしたんだい?」

破輩「おお、勇路。奇遇だな。実は………」

破輩「………………」

勇路「??…どうした破輩?顔が真っ赤だぞ?熱でもあるのか?それとも熱中症か?」アセアセ;;

破輩「………………///」カァァ…

勇路「一体どうしたんだ!大丈夫か!?」(全裸)

破輩「勇路くゥゥゥン!」

破輩「まずはそのふざけた股間のエンデュミオンをしまえーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」

ドゴオォォォォ!!

191: 十六日目アナザー

破輩「すまなかった。あまりの唐突な超展開についていけなくて、取り乱してしまった」

破輩(まっ、まだ脳裏にエンデュミオンの奇跡ならぬ軌跡があぁぁ……///)

橘「何か台風が通った後みたいになっちゃってたよな~。俺も巻き添えで飛ばされちゃってたし……」ボロッ

勇路「スマンな破輩。実はここへ来るまでに偶然と偶然が重なりあった奇跡のストーリーがあってだな……」(半裸)ボロッ

破輩「いやその内容は別に話さなくていい」

勇路「」

破輩「それよりも何故勇路がここに?」

勇路「………実はウチの支部でもキナ臭い事件があってな」

破輩「何があったんだ?」


勇路「間一髪で爆弾は取り除いたものの、その卑劣な奴の手掛かりは掴めずじまいなんだ」

路「捜査は足で稼げとも言うしな。こうやって事件があった第7学区を地道に捜査してる所だ」

破輩「そうか、お互い大変だな。それではウチが協力を要請した事件も難しいか。管轄内に犯人が来たら捕まえてくれという要請も……」

勇路「いや、それはそれで引き続き協力させてもらうよ。困ったときはお互い様だ。それじゃ、僕はこれで」スタスタ

192: 十六日目アナザー
橘「なんつーか……この短時間で一斉に個性的な面々が現れたな」

破輩「……それに関しては私も驚いている」

破輩「さて、これからどうするか……」

1 弥生捜査継続(次に行く場所も指定)
2 事情を話して、地理に詳しい現地の風紀委員に任せる
3 まさかの弥生発見
4 その他

※サターンパパ襲来は次の書き込みの秒数が00の場合のみ

193: ■■■■ :2014/09/18(木) 00:33:13
4 神裂ねーちん、現る

194: 十六日目アナザー
神裂火織「おや?そこにいるのは橘飛鳥ではありませんか?」

破輩「長身でスタイル抜群できわどいダメージジーンズを履いて、日本刀を携えた女性……橘、お前の知り合いか?」

破輩(格好からすると明らかに怪しいが、一応職務質問してからどうするか考えよう)

神裂「初めまして。私はネセサリウ…ゲフン…神裂火織と申します。彼、橘とは仕事の同僚に当たります」スッ

神裂(おそらく私よりも年上……ですね?)

破輩「破輩妃里嶺です。学園都市の治安維持組織、風紀委員に所属しています」ギュ

破輩(おそらく私より年上……だよな?)

橘(実は僕も含めてみんな同じ年だったりするのは内緒だ)

破輩「橘、ちょうどよかったじゃないか。この神裂さんに聞けばお前の探している人もわかるんじゃないのか?」

橘(ウーム……神裂さんが弥生の行方を知っているかどうか…下手すりゃまたお 義 父 さ ん 乱入の予感がしないでもないし……)

橘(とりあえず聞いてみるか)

橘「すみません神裂さん、実は弥生とはぐれてしまいまして…彼女を見かけませんでしたか?」

神裂「そうですね………」

次の書き込みの秒数1の位が奇数なら1。偶数なら2となる

1 「ええ、見かけましたよ。確かあの場所は…>>195…でしたね」(場所も指定)
2 「いいえ、見ていませんね。ですが>>195に行けば手がかりがつかめるのではないでしょうか?」(場所も指定)

195: ■■■■ :2014/09/18(木) 18:18:56
第五学区の居酒屋

196: 十六日目アナザー :2014/09/18(木) 20:38:32
神裂「いいえ、見ていませんね。ですが第五学区の居酒屋に行けば手がかりがつかめるのではないでしょうか?」

橘「そうか!それは盲点だった!ありがとうございます!神裂さん!」

神裂「見たわけではないので確証はありませんが、お役にたててなによりです。お気をつけて」

橘「よし!ならさっそく行くぞ!」

ダダダッ!

破輩「おっ、おい待て!橘!」

☆第5学区の居酒屋街道

橘「ここが第5学区の居酒屋か……」

破輩「来てみたはいいが、こんな所に本当にいるのか?」

橘「えっ?アンタ学園都市住んでるなら来たことあるんじゃないのか?」

破輩「えっ?」(もしかしてコイツ……)

橘「えっ?」(もしかして下戸なのかなこの人……)

破輩「だいたいお前といい、その弥生といい、酒が飲める年なのか?」

橘「ああ。弥生は20歳だから日本でお酒飲んでも大丈夫な年齢だ」

破輩「なん……だと……セブンスミストとかの方がまだ手がかりありそうだと思ったら……」

破輩「まさか大人で私より年上だったとはな……こいつは確かに盲点だった」

橘「なん……だと……アンタまだ10代だったのか!?」

破輩「おいコラ橘くン?それはどういう意味だ?」ピキピキ

橘「いやいやいや、アンタ雰囲気が大人びてたから、てっきり大人なのかと思ったんだよ!すまなかった!」

破輩「……まあ、それなら許さないこともない……」

ボインッ

橘「……………」

橘(それにその胸は大人でもまずいないぞ……あの場では言えなかったけど神裂さんよりデカかったし)

197: 十六日目アナザー

橘「いないなぁ……」

破輩「そうだな」

破輩(まさか1日がかりになりそうだとは……だがこのまま橘を放っておくわけにもいかんしな)

橘「あと弥生が行きそうな居酒屋といえば、あの店くらいか……」

破輩「さっきからの店選びからすると、彼女は日本っぽい居酒屋を好むんだな」

橘「ああ。彼女は父親がイギリス人、母親が日本人のハーフで日本文化が大好きなんだ」

破輩「今日1日一緒にいて思ったのだが、橘は弥生のことを話す時は本当に嬉しそうな顔で話しているな」

橘「そ、そうかな……///」

破輩「フフッ、次の店では見つかるといいな」

橘「そうだな!日本風な店はおそらくここが最後だ。行くぞっ!」

ガラッ!

弥生はいた?いなかった?

1 弥生発見
2 弥生不在
3 酔って誰かに絡んでいた(誰なのか指定。ただし酒が飲める年齢の人物限定)
4 その他

※次の書き込みの秒数が00の場合はサターンパパ襲来

198: ■■■■ :2014/09/19(金) 01:53:01
3
一番垂万桜ちゃんで

199: 十六日目アナザー
あと少しでサターンパパ襲来でしたw

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

弥生=アップヒル「ねえ、ちょっと聞いてんのォ~」ヒック

弥生「ママ聞いてよ!またアイツ(サターンパパ)がアスカをいびり倒してたのよ!!ま、まぁ私のアスカはあれくらいで音をあげたりしないんだけど。ふんっ、さっさと認めろってのよ。アスカの事も……、私の事も」ヒック

一番垂万桜「だーかーらー!俺はお前のママじゃねーし、アスカって奴でもねーって!さっきからそう言ってるだろうがああああああ!!」

一番垂「つーかいい加減離れろ!酒臭い!お前も一応いい年こいた大人だろうが!」

橘「弥生!!……って酒臭せえ!」

弥生「!?…アスカ?」

一番垂「アンタ、コイツの知り合いか?さっきから俺に絡み酒してきて困って……」

弥生「アーーーーースカーーーーーーーーーーー♪」ダキツキ

ボフッ

橘「ムググ………」

弥生「私も、アスカと恋人同士になれて本当に幸せだと思ってるよ。でも……さ、もうちょっとしっかりして欲しいっていうか。ちゃんと私をリードしてよ、この甲斐性無しーッ!!」ガーッ!

橘「ちょっ、やよ、い、離れて…酒臭いし、……顔面に胸が……押し付けれられて……息が……///」

破輩「………なんつーか、感動の再開……にしちゃ酒臭過ぎるわな」

破輩「それよりもいったん離れろ!橘の奴だんだん窒息してるのか、顔色悪くなってんぞ!」

弥生「ンン~何?アンタ?私のアスカから離れろですってェ~?まさか私のアスカを奪うつもりじゃないでしょーね!この乳女!!」

破輩「いや私はコイツの付き添いでアンタを捜してただけなんだが……」

一番垂「俺としては早いとこ、そのお嬢ちゃん回収してくれると助かるんだが」

橘「……ツレが迷惑かけてすみませんでした」

一番垂「俺は1人でハードボイルドに酒を嗜むタイプなもんでね。用が済んだら撤収してくれ」キリッ

破輩(このおじさんが飲んでるのは酒ではなく、ジュースだってのは突っ込まない方がいいんだろうか……)

橘「あれ?これジュースじゃん?」

一番垂「」

破輩「まあ、居酒屋でジュース飲んでる無害なおじさんはいいとして」

破輩「橘には悪いが、この弥生って奴をどうにかしないとな……」

弥生「ウヘヘへ~ろうすりゅ~~~?じゃねーや、どうする~?」

破輩「お前が言うな!」

1 とりあえずぶっ飛ばして酔いを醒まさせる
2 とりあえず首の後ろに手刀で黙らせる
3 とりあえず弥生らと共に店を出る
4 とりあえず店主に追い出される
5 とりあえずその他

200: ■■■■
2

201: 十六日目アナザー
破輩「とりあえずぶっ飛ばしたいところだが、一応私も風紀委員なもんでな」

橘「じゃあどうするんだ?」

破輩「こうするんだ」スッ

弥生「うへへ~じゃっじめんとですの~」

トンッ!

弥生「……ムグッ!」

橘「首の後ろに手刀で黙らせた!?」

破輩「よし、撤収だ!」

店主「お金は?」

橘「あっ、スミマセン。僕が払います」

店主「まいどー。気を付けて帰ってくれよー」





一番垂「」

店主「アンタまだ固まってたのかよっ!?」

202: 十六日目アナザー
☆破輩宅

弥生「……うう………アレ?ここは?」

橘「気が付いたか?弥生。酔っぱらった君を、破輩が自宅の寮まで連れ帰ってくれたんだ」

弥生「そう…アスカにも破輩って人にもずいぶん迷惑かけちゃったわね…」

破輩「おお、目が覚めたか」

破輩「とりあえずこれでも飲め。シジミの味噌汁だ。酔い醒ましにはいいぞ」

橘「やっぱりアンタ本当は酒が飲める年なんじゃ……」

破輩「そんなわけあるか馬鹿者が!身内に赤ジャージの酒飲みがいるから知ってたんだよ!」

破輩(まあ唐茶話先生よりも主に一緒に飲んだ人に出したことがあるんだけどな)

破輩「とにかく今日はもう遅いからゆっくり休め」

弥生「わかったわ。ありがとう」

橘「悪いな。何から何まで今日1日世話になっちまって」

破輩「気にするな。困ったときはお互い様だ」ニコッ


全く今日は散々な1日だったな。闇城はいないし、捜査はあんまり進まないし、
挙句の果てには酔っ払いの世話と来たもんだ。

だが焔火や闇城に連れられて気分転換にプールに行った時(闇城の夏休み2日目闇城の夏休み6日目
のように、捜査で切羽詰まった頭を切り替えるのにはいい機会だったかもしれない。
滅多に出会わなさそうな面々とも出会えて、新鮮な気持ちにもなった。

さてまた明日から頑張らねばな。一刻も早く、悲しみの音を上げている風鈴を止めるためにも。



ザッ…


弥生「黙って出てきてよかったの?」

橘「ああ。破輩には世話になったが、やっぱり俺たち魔術サイドと科学サイドの人間はあまり深入りしちゃいけない」

弥生「そう……」

橘「だが、一宿一飯の恩まで受けたのもまた事実だ」

橘「次会うかどうかはわからないが、また会えたらその時に恩に報いよう」

弥生「そうね。あっ、神裂さんと土御門も待ってるようだわ。行きましょう」

橘「ああ」


翌日、破輩が目を覚ますと橘飛鳥と弥生=アップヒルの姿はなかった。
しかし机の上には、達筆な文字で破輩へ感謝の気持ちを伝える和紙でできた手紙が置かれていた。


十六日目アナザー――破輩妃里嶺の一期一会な1日――完

203: 十六日目アナザーおまけ
☆少し前に破輩たちが立ち去った居酒屋


サターンパパ「なぁ母さん。私の育て方は間違っているのだろうか……。私が厳しく接している事が、弥生の反抗に拍車をかけているのではないか?」ウイーヒック

サターンパパ「うぐっ!柄にもなく飲み過ぎたか……」ハキソウ…

一番垂「おい!リバースはやめろよ!頼むからするなよ!」

一番垂「また酔っ払った外人に絡まれるとか、今日は厄日かチクショーーーーーーーーーーー!!」


十六日目アナザーおまけ―――完

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2019年08月02日 04:25