自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた@創作発表板・分家

134 外伝23

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tapper

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※投稿者は作者とは別人です

950 :名無し:2008/03/24(月) 23:39:15 ID:Ajfljf260
ここで訂正です。ウォーカーが、三泡ふかさせてやりましょうと言っているのは、正式には三泡でもふかさせてやりましょう、です。
あと、石原が大将になっているのは檜山良昭著「日本本土決戦」で大将になっているからです。
後、ここでの石原は多くのアメリカ政府高官の好意を得て、お気に入りになっているという設定にしてあります。
以上です。

951 :名無し:2008/03/25(火) 08:51:42 ID:r6jWxAIw0
短編投下です。
石原莞爾が南大陸に着任してから、三か月余りがたった。
「閣下、転移以来色々とありましたが、閣下がまさか軍司令官になるなんて思いもしませんでしたよ。」
そういったのは、第34師団長森赳少将である。
「それにしても、うまくやりましたね。」
そういったのは、第10山岳師団長佐藤幸徳少将である。
事実、転移前から、石原は彼に会った多くのアメリカ政府高官の好意を得ることに成功し、軍司令官のポストも彼が高官らに運動して、手に入れたのだった。
もっとも、彼はそれにふさわしい働きをすることになるのだが。
「しかし不安もありますよ。」
そういったのは、現在は司令部付ということになっている栗林忠道少将である。
彼が優秀な司令官とみられていたのにも拘らず(そして実際優秀であった)、司令部付ということになっているのは、彼が必要な時に必要なところに回せるようにという、上層部の配慮があったからだといわれている。
彼が不安だといったのは、第61師団長立花芳夫少将のことである。もともと、粗暴なところがあったので彼は不安に感じていたのである。
彼に関しては、第14軍の主任作戦参謀である八原博通大佐も危ぶんでいた。
ちなみに彼らは、いずれも米国戦車購入使節団の一員として、アメリカに来ていた。
現在、司令部には第14軍の軍団長、師団長クラスが現在部隊訓練中の立花芳夫を除いて集まっていた。
「それにしても、閣下の戦略眼はなかなかのものがありますね。」
そういったのは、チュイコフ中将である。
「私もそう思いますよ。」
モーデル中将も同意する。
「それにしても、我々が投入される機会がないよう願いたいな。」
ウォーカー中将が言う。彼らは戦略予備なので、彼らが投入されるのは、戦局が不利であることを意味するからである。
「まあ、もしそうなったとしても我々がシホットどもに負け犬根性を徹底的に叩き込んでやるがな。」
そうウォーカーが言うと、他の者は、皆大笑して、その発言に同意したのだった。
投下終了です。
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