最初の過ちをどうか  ◆j1I31zelYA



はじまりは、たった一つの過ちだった。

あるところに、とても仲間意識の強い中学校のクラスがあって、
先生と生徒はとても仲が良くて、
皆、学校に行くのが楽しくて仕方がなかった。

でも、ある馬鹿な女子のついた『嘘』が、その絆をぶち壊した。



――ばっしゃん


 ◆◆◆

えーと……何があったんだっけ。

そうだ、お父さんとお母さんが、やっと仲直りできて。

なんだか、色々と気持ちがすっきりして、

あたしの『けじめ』を、やっとつける気になって、

二か月ぶりぐらいに学校に行って。

不思議と晴れやかな気持ちで、校門をくぐって。



そしたら、真っ暗になって。



気がついたら、石板の浮いてる変な部屋にいたんだ。

いつになく落ちついた心境だったあたしも、あれにはパニクった。

校門をくぐったと思ったら拉致されてましたなんて、まるでスリラー映画の世界じゃん。
しかも、どっからか声が聞こえてきて『殺し合え』とか言われるし。
いくら『死ぬ覚悟』をしていたって、動転して叫ぶぐらいする。


そして、謎の声が説明を終えたと思ったら、また景色が切り替わっていて――

今、あたしは、ここだ。



 ◆◆◆


「あったかぁい……」

顔を伏せると、とぷん、と顔の下半分までが湯につかた。

相沢雅は、温泉の真っただ中に、ばっしゃんと盛大に落とされていた。

制服姿のままで熱い温泉に放り込まれた時は、動転して盛大に水を跳ね散らかしたけれど、慣れてしまうと気持ちいい。

金髪から黒に戻したばかりの髪の先端が、湯気のたつ水面にユラユラと広がる。
着ていた制服はたっぷりと水を吸って、重たく肌にはりついていた。

誰かに見られたら泣きたくなるような格好だけれど、不幸中の幸いか、雅以外の入浴者はいない。

『どうしよう』とぼーっとしているうちに、思考がほかほかと麻痺してくる。
突然拉致された場所で、着衣のまま放り込まれた温泉だろうと、気持ちが良いものは気持ちいい。
いやいや、麻痺してる場合じゃないだろうと思いながらも、これだけ理解を越えた事態が起こると、あらゆることに対する実感が希薄になって現実感がまるでない。


殺し合いをしなければならない、らしい。


――嫌だなぁ。

ひとごとのように、そう思う。
いや、ひとごとになってしまうのは仕方ない。
人殺しの心境なんて味わったことがないんだし。

雅だって、無菌室で育ったホコリひとつない優等生というわけじゃない。
過去に、三人もの教師の人生を狂わせた。
自殺未遂に追いこんだり、廃人にしたり。
つまり雅は法に触れないだけで、とっくに殺人未遂犯にカテゴリされるのかもしれない。
でもそれは対象が『教師限定』だった場合のケースだし、だいいち今では『先公いじめ』に手を染める理由も憎悪も消えている。

だからこそ、雅は知っている。

罪というのは、重ねれば重ねるほどに、心が擦り減らされていく。
どんなに『あたしは悪くない』と言いわけしても、自分の心は決してごまかされない。
逆に、言いわけを重ねるほど心が苦しくなって、傷つける人間の数が増えるほど、後戻りができなくなる。

――また、『あんな気持ち』になるのは嫌だな。

ようやく、自分の罪と向き合うことができたのに。
ようやく、けじめをつけようと、決意することができたのに。

そこまで考えて、やっと思い出した。



「そうだ。あたし、死ぬはずだったんだ」



暗闇に包まれて拉致されるその時まで、雅は死のうと決めて学校に向かっていた。

これ以上、クラスメートを騙し続けてはいけない。
これ以上、クラスメートを騙して、優しくしてもらうことはできない。

本当のことを知ったら、きっと皆、雅のことを許さないと思うだろう。
それだけのことをしたんだから、雅はあのクラスに存在することを許されない。

そうだ、どっちみち、死ぬつもりだったのだ。
ならば、これから殺し合いをするも何も無い。

携帯のアドレス帳を見たところ(あれだけ濡れたのに、なぜかディパックの中は無事だった)クラスメイトも何人かここにいる。
でも、あの神崎麗美とあの菊地がいる時点で、あんまり心配する気持ちにはならない。
少なくとも、雅があの2人以上に、クラスメイトに貢献できるとは思えなかった。
雅にできることなんて、きっとない。
だいいち、いちいち知り合いの全員を探しまわって、挨拶をしてからサヨナラするという悠長な真似はできない。

皆に罪を告白する機会がなくなったのは残念だけれど、こんな風に誘拐されているんじゃ仕方ない。
むしろこういう場所でこっそりと死んだ方が、みんなに忘れてもらうには都合がいいかもしれない。

濡れそぼった制服から水滴をしたたらせ、更衣室を経て番台へと上がる。
レンタルのシャンプー売り場を探すと、剃刀はあっさり見つかった。
それを持って、再び大浴場へ。

風呂場でリストカットというのは陳腐すぎる死に方だけれど、制服びしょ濡れのまま死に場所を探して歩き回るわけにもいかない。
誰かに見られたら、間違いなく痴女だし。

再びお湯の中に半身を漬けて、右手に剃刀を持ち、左手首を内側に向けて構える。

このまま、刃物を深く抉りこみさえすれば、あとは簡単に死ねるはずだ。
血管の位置なんて分からないけど、とにかく深く広く刺せば、どこかの太い血管には当たるはずだし。
お湯につければ血は止まらなくなると言うし。

どこかの太い血管をざっくりいけば、血が勢いよく吹き出して、
そしたら、あっという間に気が遠くなって、

どんどん、血が体から抜けて――


「ダメだなぁ……ここまできても、死ぬのが怖いや」


ここまでお膳立てが整っているのに、手が震えてしまう。
そんな自分の見苦しさが、本当に厭わしい。

本当は投身自殺とかの方が楽なんだろうけど、その為には体を拭いて浴衣とかに着替えて、
外に出て高いビルを探さなきゃいけなくて、その間に決意が鈍ってしまったらそれはそれで困る。
『殺し合い』とやらに乗っている人間に襲われて、もっと惨い死に方をするかもしれないし――

ダメだ。震えるな。
余計なことを考えるな。

眼をかたく閉じる。
剃刀の刃を手首にそっと押し当てる。
あとはこのまま、力を入れて切り裂けば――



「そこのひとーっ! 早まるなあぁぁぁぁぁっ!!」



体当たりを、食らった。

「な、きゃあっ!?」

まさに『体当たり』と言っていい激突だった。
それも、力任せのタックルではなく、狙い澄ましたかのように正確な動き。
まず両の手首をつかまれ、しっかりと拘束された。
よほどの速さで飛び付かれたのだろう、衝撃を殺しきれず、2人はそのまま倒れこむ。
剃刀があさっての方向に吹き飛んだ。




ばっしゃーん!



自殺は止められてしまったが、風呂場で溺死しかけた。


 ◆◆◆

鼻から侵入したお湯に盛大に咳き込みながら、雅は眼の前で同様にしている女子生徒を見つめた。

雅とおなじくズブ濡れになったロングスカートとネクタイ付きのブラウス。
凛々しげな顔つきとポニーテールにまとめられた緑髪が、スポーティーな印象の女の子だった。

「いやー、危機一髪だったねゲホッ……先客がいるかな~ってこっそり覗いたらリストカットに出くわしてケヘッ!
おじさんびっくらこいちゃったよゲホッ! ……こんな状況だし、悲観したくなるのも分かるけどさグシュッ」
「いや、喋るか咳き込むかどっちかにしてよ」

驚いたという割に、涙目でくしゃみしながらの感想は、どこか呑気そうだった。

まいったな、と思う。

この女の子が傍にいては、自殺をしようとしてもさっきみたいに止められるだろう。
何より、自殺をしようという決意がにぶってしまう。

いや、本来、大勢の生徒が見ている前で飛び降りをする予定だったのに、人目を気にするのもおかしな話だけど。
実際問題、『赤の他人がガン見している前でリストカットをして自殺する』というのは、すごく気まずいのだ。
経験した奴なんて、そういないだろうけど。
そもそも、あたしの覚悟が足りてないせいかもしれないけど。

「ぐしゅん……ん、もう大丈夫。それで、なんで死のうと思ったりしたのさ?」

なれなれしくも真剣な瞳が、責められているようでいごこちが悪い。

「あんたには関係ない。どっか行ってよ。
半端な同情で何か言われても腹立つだけだし、『自殺は良くない』とか通りいっぺんのこと言われても、ウザイだけだから」

なれなれしくされると刺のついた言葉を返したくなるのは、もはやデフォルトだ。
いつからそういう習性になったのかは分からないけど、そうすれば色々と楽だったのは確かだった。

「関係ないってことはないと思うな。突然、こんな事件に巻き込まれた者同士じゃん。
自殺しようとしたってことは、少なくとも殺し合いなんてしたくないんだろうし。
だったら助け合えることもあると思うんだ。
おじさんもこないだ圭ちゃん――仲間から、結束の大事さを説教されたばっかりだし」

ニコニコと笑顔で接近してくるところに、クラスメイトの藤吉を思い出した。
なるほど、少なくとも悪いヤツじゃないみだいだ。
なら、なおさら――自分みたいなのに構って欲しくはない。

「あっそう。それならあたしは信用できないね。だってあたし、サイテーだから」

いいヤツらは、いいヤツら同士でつるむべきなんだ。
少なくとも、こういう汚い女と関わるべきじゃない。

「あたしはね、死んでもしかたがないぐらいの悪いことしてるの。
振られた逆恨みから昔の担任を陥れて、クラス全員を煽って追い詰めたんだよ。
その先生はあたしが煽った生徒から金属バットで殴られて、頭5針も縫う大けがした。
あたしが煽ったそいつも逮捕されて、今ではどっか遠くの施設に収監されてる。
それだけじゃない、たくさんのセンコーや仲間が、あたしのせいで道を踏み外したの」

……本当に、馬鹿なことをしたものだ。
今思えば、大ごとになることは分かり切っていたのに。
扇先生は、クラスの中心で、みんなから慕われていて、人気者だったのに。
そんな先生が受け持ちの生徒に性的暴行を加えたと噂になったら、騒ぎにならないはずがないのに。

「自殺未遂をした先生だっていたし、精神を病んで、教室に火をつけようとした先生もいた。
誰かが嫌がらせを思いついたら、真っ先にあたしにやらせてって買って出て、先生が登校拒否になったのを笑ってた。
それだけじゃなくて、センコーに味方したクラスメイトだって攻撃した。
修学旅行費を使いこませたり、友達の言って欲しくなかった秘密をばらして、その子の自殺未遂まで起こしたり。
アタシほど信用できないヤツもいないよ?」

誰にも話せなかった過去をベラベラ話せたのは、赤の他人だったからだけじゃない。
雅がいかに汚いかを理解してもらえれば、きっとこいつも離れてくれるはずだ。

何故なら、ここは殺し合いが開かれている場所で、この女は初対面なんだから。

こんな告白をしたら引くに決まっているし、『他人を廃人に追いこんだり自殺させました』と言ったヤツを信頼できるわけがない。

クラスの皆だって、『扇先生の件が嘘でした』と知ったら、きっと――


「それがどうしたの?」


あっさりと、何でもないことのようにそいつは言い切った。
勝気な笑みを口元にたたえていた。

「そういう風に告白するってことは、自分の罪に気がついたんでしょ?
間違ってるって認めたんでしょ? なら、何を軽蔑することがあるの?」

乾いた張り手を食らわされたみたいだった。
痛いのに、どこか気持ちがいい。

「だって、信用できないに決まってるじゃん。
あんたが騙されたクラスメイトの側だったら、普通はあたしのこと許せないでしょ。
っていうかなんであんた、そんな分かった風に言えるのよ」

「そうだねぇ。上手く言えないけど、キミがそんな悪い人に見えないって言うか。
……たぶん、私の親友が泣いてた時と似てるんだよね。
その子も、他人から責められるのが怖くて、わざと攻撃的になってる感じがしたからさ。
そういう相手を見ると、もっと仲間を信用してって気持ちになるんだよ」

眩しいぐらいカラッとした笑顔だった。
その見透かしたような指摘が癇にさわって、けれど痛いところを突かれたような気もして、
反発とぐさりと刺さるような気持ちが、同時に心を揺らした。

「キミのクラスメイトさんが……キミ……えーと、どなたでしょう?」
「相沢、雅」
「うん、相沢さんの仲間が、実際に『許せない』って言ったわけ?
みんなに、本当のことを告白したの?」

また、痛いところを突かれる。

「い、言わないよ! だって、本当のこと言えなかったから……けど、許されることじゃないし、今さら『許して』とか虫が良すぎるじゃん。
だったら死ぬ意外に償いようがないじゃん」

言った瞬間、『しまった』と思った。
冷たくして追い払うつもりだったのに、『償いたい』とか、本音がこぼれている。

きっと、呆れられている。
卑怯だと言われる。
みんなを騙したまま死ぬなんて、やっぱり卑怯だと言われる。

眼の前の少女は、考えを整理するように、ふぅ、と息を吐いた。

その後に続く糾弾の言葉が怖くて、雅は顔を伏せた。



「だったらさ、相沢さんの償いは、死ぬことじゃなくて、仲間を助けることなんじゃないかな?」



「助ける……?」

「そう。誰かを傷つけたなら、それを取り返すぐらい罪滅ぼしをすればいいんだよ。
別に相沢さんだけじゃなくて、誰だって間違いぐらいするし、それを隠したがったりするよ。
こう見えておじさんも、昔は留置所の常連だったもん。梨花ちゃん――仲間からも、札付きの悪猫とか言われちゃったし。
それでも、私の仲間は私についてきてくれるし、一緒に遊んでくれる。
本当の仲間だったら、罪滅ぼししようとしてる仲間は、絶対に見捨てないよ。
相沢さん――雅ちゃんのクラスメイトは、大切な仲間だった?」

「うん。みんな、優しかった……」

お母さんが出て行っちゃった時も、ご飯を作りに来てくれた。
藤吉は盗んだ車で海に連れて行ってくれたし、麗美も酷いことをしたのに、みんなと家に来てくれた。
鬼塚も、最初は嫌な奴だと思っていたけど、お父さんとお母さんの為に、誘拐事件まで起こしてくれた。

「だったら、きっと雅ちゃんを許してくれるよ。
本当に大切な仲間だったらさ、たいていのことは許し合えるもんだから」

きっと許してくれる。

根拠のない言葉だと思った。

すがりつきたくなるぐらい、希望的観測だった。


でも、そんな言葉にすがりたくなるぐらい、相沢雅は弱かった。



「あたし……みんなを助けたい。助けたいし、許されたい。
そしたら……また、昔みたいになるかな。みんなで笑えるようになるかな?」



あたしも仲間を助けたかったから、雅ちゃんに声をかけたんだよ、と。
出会ったばかりの女の子は笑った。


  ◆◆◆


初対面の相手に泣いているところを見せるなんて、いつもの雅なら考えられないことだった。
それが少し照れくさくて、自己紹介もそこそこに大浴場を出た。

いつまでもこの格好ではいけないと、まずは更衣室で制服を脱ぐ。
柔らかいタオルが、ふかふかして気持ちよかった。



しかし、ここで問題がひとつ発生した。



たっぷりと水を吸って重たくなった衣服は、ちょっとやそっとのことでは乾きそうにない。
とりあえずは2人でレンタルの浴衣を着たものの、下着の替えまではない。
この格好で、仲間探しに出発するとなると問題だ。
胸元はタオルを巻いてどうにかするとしても、裾がまくれた時は深刻だ。

もし、誰かと出会った時に風が吹いて『見えた』りしたら――
どう見ても痴女です本当にありがとうございました。

おそるおそる、雅は尋ねた。

「園崎……園崎の荷物に、替えの服とか入って……ないよね?」
「一応、あたしの支給品にそれっぽいのがないこともない、かな……?」

上に着る服があればなんでもいいやと思っていた雅だったが、魅音はそうではないらしく、妙に言葉の歯切れが悪かった。

そして魅音は麻袋のようなものをディパックから取り出した。
袋を開けると、色々なものが出て来た。
見覚えがあるものだった。

「これ……鬼塚が用意したやつじゃん」

モデルガンに、手榴弾型ライターに、緊縛用の縄などなど。
いつかの狂言誘拐計画の為に、担任教師が用意した一式が入っていた。


そして、極め付きは、『凶悪』の二文字がプリントされた、全身を覆う白装束。


雅は想像する。
曰く、殺し合いの会場で、いかにもテロリストのコスプレのような白装束を着て歩く2人組。

どう見ても不審者です本当にありがとうございました。

「これは……浴衣の方がマシかも。
……でも浴衣だと、誰かに襲われて走ることになったらヤバいわね」

雅が一番に危惧したのはそのことだったが、魅音には無用の心配らしかった。

「ああ、そのことなら心配いらないよ。移動には車を使えるから」
「車……? どっから手に入ったのよそんなもん」
「実は、おじさんにはなんと車が丸一台支給されていたのさ。高級そうな白い車。
それに乗ってここまで来たんだよ。……うん、だからおじさんは、こっちを着るしかないんだけどね」

なるほど、確かに車の運転をするなら、浴衣姿のままでは不安だろう。
主に、アクセルとかブレーキとかを踏む時に。

……じゃなくて。

「園崎、あんた車の運転できるの!?」
「そりゃあ、おじさんは雛見沢の『部活動』メンバーの部長だぜ?
部員には優秀なトラップマスターや口先の魔術師がいるし、おじさんにも特技のひとつやふたつないとリーダーなんて務まらないよ」

ヤケに自信満々だ。
つい最近、クラスメイトの無免許運転に付き合って死にかけたことがある雅としては、果てしなく不安だった。
『高級そうな白い車』だというのが、いっそう不安だった。

「それで……どっか行くあてとかあるの?」
「そうだねー。『ジーピーエス』だっけ? それを見た限り、北西にデパートがあるみたいなんだよね。
まずはそこを目指そうと思うんだ」
「デパート? またどうして」
「主催者と戦うんにせよ、脱出するにせよ、武装は必要でしょ?
デパートなら色々揃ってそうじゃん。凶器はダメでも、例えば薬品や花火だけでけっこうな武器は作れるし」

なるほど、『部長』を自認するだけあって、園崎にはリーダーシップがあった。
しかも、アイデア自体もかなり的確だ。
『部活』とやらで慕われているという話も、決して誇張じゃないんだろう。

「それに……」
「それに?」
「ほら……服があるかもしれないし」
「……そだね」

非のうちどころがないぐらい、切実な行動方針だった。


【H-7/温泉玄関前/一日目 深夜】


【相沢雅@GTO】
[状態]: 健康、泣きはらした跡
[装備]: 浴衣(はいてない)@現地調達
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×1~3 、剃刀@現地調達、濡れた制服
基本行動方針:みんなを助けたい
1:園崎と行動。デパートで物資を調達する。
2:クラスメイトと合流。今までのことを許してもらう。
3:ま と も な 服 が ほ し い(切実)
[備考]
※23巻、登校直後からの参戦です。


【園崎魅音@ひぐらしのなく頃に】
[状態]: 健康
[装備]: 浴衣(はいてない)@現地調達、『凶』の字が大きく書かれた白装束と暗視スコープ@GTO、内山田教頭のクレスタ(六代目)@GTO
[道具]:狂言誘拐セット@GTO、不明支給品×0~1 、濡れた私服
基本行動方針:みんなで殺し合いから脱出
1:物資調達の為にデパートに向かう
2:部活動メンバー、詩音と合流。
3:ま と も な 服 が ほ し い(切実)
[備考]
※『罪滅ぼし編』、少なくともゴミ山での告白以降からの参戦です。(具体的な参戦時期と竜宮レナに対する認識は、次以降の書き手さんに任せます)

【狂言誘拐セット@GTO】
園崎魅音に支給。
鬼塚英吉と一部の4組生徒が、相沢家の家族仲を改善させる為の狂言誘拐で用意した誘拐犯変装セット。
その内容はモデルガン(コルトガバメントやウージーサブマシンガンらしい)数丁、
目元以外を隠す白装束二着(鬼塚の字で『凶』『悪』と書かれている)、
太い麻縄(人間2人を緊縛できる程度の量)、暗視スコープ、手榴弾型ライター(ダミー)数個。

【内山田教頭のクレスタ(六代目)@GTO】
園崎魅音に支給。
吉祥学苑の内山田教頭の愛車であるクレスタ。その六代目。
なぜそこまで代を重ねているかというと、事あるごとに鬼塚や4組の生徒たちの手によって(悪意なく)破壊されるのが、お約束になっているから。
(主に屋上から転落した生徒や鬼塚を受け止めて大破することが多い)
ちなみに支給された六代目のクレスタは、相沢雅(と鬼塚英吉)が屋上から転落した際に、その身を犠牲にしてボンネットで衝撃を吸収し、命を救った縁起物。




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START 相沢雅 アンダースタンド
START 園崎魅音 アンダースタンド


最終更新:2011年11月20日 12:28