「あ、あの…み、みなみちゃん!」
「…?どうしたのゆたか…」
バレンタイン当日の昼休み。
私は、昨日の夜にお姉ちゃんと一緒に作ったチョコをみなみちゃんに渡そうとしていた。
でも、
「え、ええと…。そ、そうだ!今日の田村さん達ってなんだかいつもと違うよね!?」
「そうだね…。ネタの宝庫だとか叫んでたみたいだけど…」
こういう風に、面と向かうと恥ずかしくなって、誤魔化していた。
うう、渡せないよぅ…。
「…?どうしたのゆたか…」
バレンタイン当日の昼休み。
私は、昨日の夜にお姉ちゃんと一緒に作ったチョコをみなみちゃんに渡そうとしていた。
でも、
「え、ええと…。そ、そうだ!今日の田村さん達ってなんだかいつもと違うよね!?」
「そうだね…。ネタの宝庫だとか叫んでたみたいだけど…」
こういう風に、面と向かうと恥ずかしくなって、誤魔化していた。
うう、渡せないよぅ…。
「…ゆたか、次は移動教室だから早く行かないと…」
「あっ、そ、そうだね!」
渡そうとして、誤魔化して…、と繰り返しているうちに昼休みも終わってしまった。
ううう~、お姉ちゃんはかがみ先輩に渡せたのかなあ…?
「あっ、そ、そうだね!」
渡そうとして、誤魔化して…、と繰り返しているうちに昼休みも終わってしまった。
ううう~、お姉ちゃんはかがみ先輩に渡せたのかなあ…?
『I LOVE Minami』
私のチョコには、ホワイトチョコを使ってそう描かれている。
もちろん書いたのはお姉ちゃんなんだけど。
これがなかったら普通に渡せるのにい…。
こ、これを渡しちゃったら、やっぱりこ、告白って思われちゃうかな?
そんなことを考えていると、いつの間にか放課後になってしまった…。
私のチョコには、ホワイトチョコを使ってそう描かれている。
もちろん書いたのはお姉ちゃんなんだけど。
これがなかったら普通に渡せるのにい…。
こ、これを渡しちゃったら、やっぱりこ、告白って思われちゃうかな?
そんなことを考えていると、いつの間にか放課後になってしまった…。
「み、みなみちゃん!」
「あ、ゆたか…」
ここで逃してしまったらもう後がない。
が、頑張らなきゃ…!
「ええっと、その、あのね、うう…」
「そうだゆたか…。これ、もらって…」
「ふえっ?」
そう言ってみなみちゃんが取り出したのは、紛れもなくチョコレート。
「あ、ゆたか…」
ここで逃してしまったらもう後がない。
が、頑張らなきゃ…!
「ええっと、その、あのね、うう…」
「そうだゆたか…。これ、もらって…」
「ふえっ?」
そう言ってみなみちゃんが取り出したのは、紛れもなくチョコレート。
「わ、私に…?私なんかがもらっていいの?」
少し不安になって尋ねてみる。
「わ、私は…」
するとみなみちゃんは、ほんのりと頬を赤く染め、すごく小さな声でこう言った。
「その…。ゆたかにしか、あげたくないから…」
少し不安になって尋ねてみる。
「わ、私は…」
するとみなみちゃんは、ほんのりと頬を赤く染め、すごく小さな声でこう言った。
「その…。ゆたかにしか、あげたくないから…」
「ぐすっ、うぇ~~ん。みなみちゃん、ぐすっ、ありがとう!」
「ゆ、ゆたか!?」
私は嬉しくて仕方がなくなって、少し泣きながらみなみちゃんに抱きついた。
みなみちゃんはしっかりと自分の想いを伝えてくれた。
私も勇気、出さなきゃ…!
「ゆ、ゆたか!?」
私は嬉しくて仕方がなくなって、少し泣きながらみなみちゃんに抱きついた。
みなみちゃんはしっかりと自分の想いを伝えてくれた。
私も勇気、出さなきゃ…!
「みなみちゃん、私もチョコ、作ってきたの…もらってくれる?」
「うん、もちろん…。ありがとう、ゆたか」
「えへへ…♪」
「食べてみていい…?」
「う、うん!私もみなみちゃんの食べるね♪」
「うん、もちろん…。ありがとう、ゆたか」
「えへへ…♪」
「食べてみていい…?」
「う、うん!私もみなみちゃんの食べるね♪」
こうして私とみなみちゃんは、お互いのチョコをゆっくりと味わった。
みなみちゃんのチョコ、すごくおいしかったな…♪
みなみちゃんのチョコ、すごくおいしかったな…♪
「みなみちゃん、手、つないでいいかな?」
「う、うん…」
学校からの帰り道、私たちはしっかりと手をつないで歩いていた。
えへへ、みなみちゃんの手、あったかいな♪
「ゆ、ゆたか」
「?どうしたのみなみちゃん。声が震えてるよ?」
「な、なんでもない…」
「う、うん…」
学校からの帰り道、私たちはしっかりと手をつないで歩いていた。
えへへ、みなみちゃんの手、あったかいな♪
「ゆ、ゆたか」
「?どうしたのみなみちゃん。声が震えてるよ?」
「な、なんでもない…」
さっきからみなみちゃんが少しおかしい。
なんだか顔が真っ赤だし、私と目を合わせてくれてないような気がする。
どうしたんだろう…?
心配になった私は、みなみちゃんの顔を覗き込んで問いかけてみることにした。
なんだか顔が真っ赤だし、私と目を合わせてくれてないような気がする。
どうしたんだろう…?
心配になった私は、みなみちゃんの顔を覗き込んで問いかけてみることにした。
「どうしたのみなみちゃん?さっきから少し変だよ?」
「!!!ゆ、ゆたか…!もう…!」
「ふええええっ!?」
目が合ったとたんに私は抱きしめられた。
え?え?な、なに!?
「!!!ゆ、ゆたか…!もう…!」
「ふええええっ!?」
目が合ったとたんに私は抱きしめられた。
え?え?な、なに!?
「ゆたか、可愛い…。家でたっぷり、可愛がってあげる…」
私を抱えたまま、ものすごいスピードで走り出すみなみちゃん。
な、なにが起こってるの~~~!?
私を抱えたまま、ものすごいスピードで走り出すみなみちゃん。
な、なにが起こってるの~~~!?
そして気がつくと、私はみなみちゃんのベッドの中にいた。
「ゆたか…んっ…」
「み、みなみちゃ…んんっ!?ふわあっ」
キスをされ、色々なところを触られる。
みなみちゃんの目がいつもよりギラギラしてて少し怖い。
「ゆたか…んっ…」
「み、みなみちゃ…んんっ!?ふわあっ」
キスをされ、色々なところを触られる。
みなみちゃんの目がいつもよりギラギラしてて少し怖い。
「み、みなみちゃん、ああっ、一体、んっ、どうしたの…ひゃああっ!?」
「わからない…。ゆたかのチョコ食べたら、なんだか体が火照って…」
チョコ…?
お、お姉ちゃ~ん!一体何を入れたの~~~!?
「わからない…。ゆたかのチョコ食べたら、なんだか体が火照って…」
チョコ…?
お、お姉ちゃ~ん!一体何を入れたの~~~!?
「ゆたか…そろそろ行くね」
「ふぇ?な、なに…?」
「いただきます」
「ふにゃあああああああああああああっ!?」
「ふぇ?な、なに…?」
「いただきます」
「ふにゃあああああああああああああっ!?」
こうして私は、一晩中みなみちゃんに攻められ続けた。
うう、お姉ちゃん、恨むよぅ…?
みなみちゃんに抱きしめられたまま目覚めた私はそんなことを考えた。
お姉ちゃんもほぼ同じような目にあっていることを知るのは、もう少し後の話…。
うう、お姉ちゃん、恨むよぅ…?
みなみちゃんに抱きしめられたまま目覚めた私はそんなことを考えた。
お姉ちゃんもほぼ同じような目にあっていることを知るのは、もう少し後の話…。
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-- 名無しさん (2011-05-05 07:32:18) - こなたと作者GJ!w -- 名無しさん (2010-04-11 16:50:29)
- かがみか!かがみなんだな!? -- かがこなかがはジャスティス氏 (2008-11-25 20:51:39)
- こなたGJww -- 名無しさん (2008-09-22 23:40:20)