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俺とこなた(2)

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匿名ユーザー

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「俺が負けたら一週間チョココロネ奢ってやるよ」
「よっしゃ」
10連敗したのが悔しくて必死に練習を重ねた日々、今日こそこなたに
目にモノ見せてやると意気込み勝負を吹っ掛けた。
「あの、こなたさん?」
「なに?」
「邪魔」
今から勝負をしようというのにこなたが座ったのは座布団ではなく俺の股ぐら。
「いや~、この位置が最近の定位置だったし、キニシナイキニシナイ」
圧倒的不利な気がするが、俺は何も言わず了承、くそっ、良い香りしやがって。
「フフフ、懲りないやつめ、チョココロネは戴きだよ」
「あまり俺を舐めない方がいい」
「毎週いやってほど舐めてるけど?」
「そうじゃなーい!」
ともかく試合は始まった、バランス型のいわゆる初心者向けキャラの俺に対し
こなたはトリッキーな上級者向けキャラを使う。
まぁ初心者向けも上級者向けも使い方次第でいくらでも変わるんだが
さすがに年期が違う、鮮やかにコンボを決めてくるこなたに対し、うまく連携できない俺。
しかしこのまま終わる俺ではない、家庭用ソフトを買いゲーセンで鍛えた
技でちょっとづつ追い詰めていく。
「むぅ、一朝一夕で鍛えたわりにはやるね」
「下克上じゃぁぁあああ」
なにせ対こなた戦を考慮しての特訓だ、成果はそれなりに出ている。
「だけどそんな付け焼き刃なんてすぐ折っちゃうよ?」
「・・・うぉあっ!?」
こなたの目が一瞬光ったかと思うとキャラの動きが変わった。
「ま、まさか今まで手を抜いていたのか」
「ノンノン、フェアに徹していただけだよ」
「同じ意味だろぉー、つか尻をなんとかしろぉぉおお」
「なんのことかな~?」
さっきの間抜けな声は別にこなたが本気を出したからではない、
こなたの尻が俺の股間をグリグリと刺激しているからだ。
なんとも気持ちい・・卑怯な手を使う、意識が集中できない。
「ほらほら、気を抜くとすぐ終わっちゃうよ~」
「くっ、そこまでしてチョココロネが欲しいのか・・・」
「プライドの問題だよ、そうだ、一応聞いといてあげるよ私が負けたらどうするか」
「くぅ、俺が勝ったら・・・こなたを抱き枕にしようと思ったのに」
「・・・・・・・」

―――

「いや~、まさか私が負けるなんてねぇ~」
「・・・・」
絶対態とだ、そうとしか思えん。
「ほら~、早く」
ベッドの上で待ってるこなたを見たらどうでもよくなってきた。
しかし次こそは勝つ。

―終わり



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  • 中途半端すぎる -- 名無しさん (2012-06-25 19:46:11)
  • 意味不明 -- 名無しさん (2009-02-12 14:47:26)

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