kairakunoza @ ウィキ

こなたと不良

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匿名ユーザー

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今日は学校もお休み!秋葉で楽しくお買い物…なはずだったんだけどなぁ…。

「こなちゃん…どぉしよう…」
わたしの隣でつかさが震えてる。まぁこんなのに出会ったら誰でもそうなるか。

「ぐへへ」
「ぴゃほほ」
「ひょお」
秋葉で買い物終わったその帰り道、私たちはあからさまな不良たちに絡まれていた。
「あーもう最悪だ~」
背の高い黒人男性、背が小さく、リーゼントな男性、二人の男の中間ぐらいの背で、サングラスをかけた男。
その三人の男たちが、こなた達二人の前でニヤニヤと笑っていた。
こちらの話なんかまったく聞きそうも無い。
一体なんだってこんな目に合わなくちゃいけないんだ。
そう思いつつ。隣を見てみると、そこにはカタカタと震えるつかさがいた。
「ぁぁぅぅ…こなちゃん…ぁぅ…」
無理もない、こんな奴ら相手にビビらない奴なんてそうそういない。
わたしだって怖い。けど…
つかさをかばう様に、わたしは足を踏み出した。
「こな…ちゃん?」
「つかさはねわたしが守るよ」
わたしは不良たちの前へと出る。
「無理だよこなちゃん!」
「大丈夫大丈夫、昔格闘技やってたし」
笑いながらそう答えて、不良たちをにらみつけて型へとはいった。
両手を広げ、左腕を胸の前に持っていき、右腕を左の手の甲に添える。
いつの間天気が悪くなったのか、ポツポツと雨が降り出してきた。
「ぐわわわ」
わたしの構えを戦闘の意思有りととったのか、不良たちは一斉に私に向かってきた。
「つかさを泣かしたら、ただじゃおかないよ」
「目だ!耳だ!鼻!」
そういいつつ、わたしは最後の不良のお腹へとパンチをぶち込む。
本当にやるのはさすがにどうかと思うからね。
グワッなんて叫びながら、不良は後ろへと倒れていった。
これで不良は全部片付いた。ところでつかさはどこにいるのかなっと!
つかさを探しに行こうとしたら、それよりも早く、つかさの方からわたしへと抱きついてきた。
「ぅぇぇ…こなちゃんごめんねごめんね…」
泣きながら必死に謝ってんくる。つかさが謝る必要なんてないのに…
「こっちこそごめんね。私が買い物に誘ったばっかりに…」
わたしは泣きじゃくるつかさの手をとった。
いつの間にか雨もやみ、燦々と輝く太陽が私たちを照らしていた。
「帰ろう…家へ」
そういってわたしとつかさは歩き出していった。

おわり



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  • ゲッターネタだー -- 名無しさん (2011-04-13 02:36:11)



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