kairakunoza @ ウィキ

桜色の園

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
 日が大きく傾き、鈍い光が降り注ぐ午後。
 泉家のゆたかの部屋――

 ゆたか、みなみ、ひよりの3人が楽しそうに喋りあっている。放課後、たまたま3人と
も用事が無く一緒に帰れることになり、せっかくだからもっとおしゃべりしようというこ
とでみなみとひよりが泉家にお邪魔することになったのだ。
 ちなみにこなたはかがみたちとどこかへ買い物に行ったらしく、そうじろうも仕事の打
ち合わせということで家にはいない。家に響くのは3人の女子高生の花のようにかわいら
しい声のみである。
「そうだ、みなみちゃん、今日私がからかわれてるときに助けてくれてありがとう。あの
ときとっても嬉しかったよ」
「・・・・・・うん。ゆたかが困ってるときは私が必ず助けるから、安心して」
「うん。それにこの前、私が風邪をひいたときに2人がお見舞いに来てくれたときもとっ
ても嬉しくて、思わず涙が出そうになっちゃったんだ。私、みなみちゃんと田村さんと友
達になれて本当によかったよ」
 そう言ってゆたかは満開の花のような笑顔を浮かべた。みなみはゆたかのストレートな
言葉に照れ臭そうに顔を赤らめ、少し下を向いている。
(ああ・・・・・・そんなことを素直に言えちゃうなんて、小早川さんってほんと純粋で
かわいいなあ・・・・・・。いかにも守ってあげたいって思っちゃうタイプの子なんだよねぇ)
 ひよりがそんな思いを巡らしながら、のぼせたような顔をしてゆたかを見ていた。
 そしてふと、何かに突き動かされたようにひよりはゆたかを抱きしめていた。
「えっ・・・・・・田村さん、何・・・・・・?」
 ゆたかは恥ずかしそうに顔を赤らめた。
「いやー、ゆたかちゃんってかわいいなあって思ってさ。そう、おもわずかわいがってあ
げたくなっちゃうほどに」
「えっ・・・・・・どういうこと・・・・・・?」
「ねえ・・・・・・小早川さん・・・キス、していい・・・・・・?」
「えっ、ええっ!?」
 突然の言葉にゆたかは驚いてうろたえている。しかし、ひよりはゆたかの言葉を待たず
に自分の唇をゆたかの唇に近づけようとして――
 ドンッ
「キャッ!」
 突然ひよりの体がふっ飛んだ。見ると、みなみが両手を前に突き出した格好のまま固まっていた。

「あ・・・・・・わ、私、その・・・・・・」
 なぜひよりを突き飛ばしてしまったのか、みなみは自分自身の行為に驚いているようだ
った。困惑のため、言葉もうまく発せずにいた。
 ひよりは起き上がってみなみの傍に寄っていった。そして顔をみなみの耳の傍までもっ
ていき、囁くように語りかけた。
「ごめんね。大丈夫だよ、分かってるから。さっきのことは気にしてないからいいよ。
……そうだよね・・・・・・小早川さんのことを一番思ってるのは岩崎さんだもんね・・・・・・。やっぱ
り自分が最初にキスしたいよね・・・・・・」
「ち、違う・・・・・・。私は・・・・・・そんな・・・・・・」
「違うの?じゃあやっぱり私が小早川さんとキスしちゃおっかなあ」
「だっ、だめ!」
 慌てるように言ってみなみはひよりを小さく睨みつけた。その声は普段おとなしいみな
みの口からは聞いたことのない大きさと口調だった。
「ほら・・・・・・やっぱり私に奪われたくないでしょ?・・・・・・小早川さんとキスしたいでしょ?
……自分の気持ちに素直になって・・・・・・。さあ・・・・・・小早川さんをかわいがってあげて・・・・・・」
 まるで悪魔の誘惑のように甘い音色の声が染み入ってくる。それが満たされた瞬間、み
なみの体が熱に浮かされたように熱くなった。頭の中が桜色のような紅色のようなもやが
かかったみたいになった。ゆたかを熱のこもった瞳で見つめた。ゆたか以外の全てのもの
が認識から消えていく。ゆたかの小さな体を見る。ゆたかの子リスのようなかわいらしい
顔を見る。ゆたかのさくらんぼのようにおいしそうな唇を見る。
 みなみはそろそろとゆたかのところに近づいていった。そして綿毛を触るように優しく
そっと両手をゆたかの肩に置いて言った。
「ゆたか・・・・・・私はゆたかとキスしたい・・・・・・。ゆたかは・・・・・・?」
 みなみの言葉を聞いた瞬間、ゆたかの顔はりんごのように真っ赤になった。そして夢中
になってみなみの顔を見つめた。
「うん・・・・・・。私も・・・・・・みなみちゃんとキスしたい・・・・・・」
 その言葉をきっかけに、お互いの心は1つになった。どちらからともなく動きだし、2
人の顔がゆっくりと近づいていく。口を寄せ、互いに目を瞑り――
 唇が合わさった。

「ん・・・・・・んん・・・・・・」
 時間にして15秒ほどだろうか。2人の性格を表すように控えめではあったが、熱烈に
お互いのことを求め合った接吻であった。
「はぁ・・・・・・ぁ・・・・・・みなみちゃんの唇、とっても温かかった・・・・・・」
「ゆたかの唇も・・・・・・温かくて気持ちよかった・・・・・・」
 接吻したことによって2人の熱はさらに上がっていった。もう、お互いをさらに求めた
いということで頭がいっぱいであった。
「服・・・・・・脱がすね・・・・・・」
「うん・・・・・・」
 まずみなみがゆたかの服を脱がしていった。セーラー服の上を脱がせ、続いてブラを外
した。そこに現れたのは、まだ微かとしかいえないほどのふくらみしかない胸だった。
 みなみはじっとそこを見つめた。
「あ・・・・・・あの、みなみちゃん・・・・・・?」
 自分の胸をじっと見つめられてゆたかは困惑した顔をした。
「・・・・・・あ、ご、ごめん。下は自分で脱いで・・・・・・」
「うん・・・・・・」
 頷いて、ゆたかは自分でそろそろとスカートを下ろしていった。続いて、下着に手をか
け、少し逡巡した後、恐る恐るそれを下ろしていった。脱ぎ終わって、ゆたかの隠れてい
た秘所が露わになった。最後に、靴下を脱いで、ゆたかは一糸纏わぬ姿を晒した。
「みなみちゃんも、脱いで・・・・・・」
「・・・・・・うん・・・・・・」
 みなみもセーラー服の上を脱いでいった。それから、何かを考えるようにずいぶんとも
たもたしながらブラを外していった。かろうじて膨らんでいると分かる程度の胸が顔を出
した。
 続いてスカートを下ろし、タイツを脱ぎ、最後に下着をそろそろと脱いでいって、同じ
く一糸纏わぬ、まさにスレンダーと呼ぶにふさわしい細身の体が晒された。

「・・・・・・・・・・・・」
 みなみは腕を胸の前で交差させ、顔は斜め下を向いて俯き、少し悲しそうな顔をしてい
た。
「どうしたの、みなみちゃん?」
 ゆたかは気になって尋ねた。
「・・・・・・なんでもない。気にしないで」
「?・・・・・・うん・・・・・・」
 ゆたかはそれ以上追求しようとはしなかった。
 2人は引かれるようにくっついた。ゆたかの頭の方が低い位置にあるせいか、自然とゆ
たかはみなみの懐にもぐりこみ、つんと突き出した乳首を舐めた。
「んっ!ん・・・・・・あ、ん、あっ・・・・・・」
 ゆたかは何度も乳首を舐め続けた。そのたびにみなみは跳ね上がるように体を震わせた。
「あんっ、あ、あぁ、ん・・・・・・」
「みなみちゃん・・・・・・胸、とっても敏感なんだね・・・・・・」
「だめ・・・・・・私、胸は・・・・・・あ、んっ!」
 既にみなみは泣き出しそうな顔をしていた。乳首が硬く張り詰めていた。
「みなみちゃん・・・・・・こっちも、いくね・・・・・・?」
 そう言うと、ゆたかはみなみの秘所の廻りを指でまさぐった後、指をみなみの秘所に挿
し入れた。
「ああっ!!あっ、ぃゃ、んっ・・・・・・!」
 みなみの声が一際大きくなった。もはや体に力は入らず、四肢ががたがたと震えていた。
「みなみちゃんのここ、クチュクチュいってるよ・・・・・・気持ちいいの・・・・・・?」
 ゆたかが指を動かすたびにみなみの下半身から粘着質の音が聞こえた。ゆたかの指がみ
なみの液によって濡れていった。
「うん・・・・・・ひぃっ、あぁっ、んんっ!」
 乳首と秘所を同時に攻められ、みなみの体は痺れたようになり、どうにかなってしまい
そうだった。体は熱に侵され、汗ばみ、乱れていた。すっかりみなみはゆたかの行為の虜
になっていた。

 そこから少し離れた所――
「はぁっ、はぁっ、あぁ・・・・・・。凄い・・・・・・2人とも、あんな・・・・・・」
 自慰して興奮しているひよりの姿があった。

「はぁ・・・・・・ぁんっ・・・・・・私・・・・・・おかしい・・・・・・友達を見て・・・・・・こんなことするなんて
……はぁっ、ダメ・・・・・・」
 ひよりは右手で自分の胸を揉みながら、左手をスカートの中に入れ、下着の上から指で
自分の秘所をつつくようにしていた。下着は既に濡れた痕が広がっていた。
「はぁ、はぁ、んん・・・・・・いい・・・・・・いいの、あぁ・・・・・・」
 それに気付いたゆたかとみなみは動きを止め、乱れるひよりを見ていた。そしてあるこ
とを思った。
「見て、みなみちゃん。田村さん、自分でしちゃってるよ。混ぜてあげよっか・・・・・・?」
「うん・・・・・・」
 2人はひよりに近づいていった。
「ぁ・・・・・・何・・・・・・2人とも・・・・・・?」
 そう言ってる間に、2人はひよりの服を全て剥ぎ取ってしまい、3人の裸体の少女たち
が並んだ。
「やだ・・・・・・何するの・・・・・・やめて・・・・・・」
 ゆたかはひよりの前に、みなみはひよりの後ろにくっついた。
「あっ!!ああんっ!んぁっ、ああぁぁん!!」
 ゆたかはひよりの顔に何度も接吻を浴びせながら、ひよりの秘所に指を挿し入れた。既
にひよりが自分で濡らしていたので、指はよく動いた。みなみは後ろからひよりの胸に手
を回して揉みしだき、舌を背筋や首筋に這わせて上下に舐めた。
「・・・・・・少しある・・・・・・」
「えっ、何っ、岩崎さん?」
 しかしみなみはそれに答えず、少し強くひよりの胸を揉んだ。
「んっ!!ああっ、はぁっ、岩、崎、さん・・・・・・強い。もっと・・・・・・ダメ・・・・・・」
「ふふ。田村さん、とってもかわいい顔してる。もっと気持ちよくなって・・・・・・」
 ゆたかはひよりの耳を舐めたり息を吹きかけたりしながら、指の動きを速くしていった。
「ぃゃっ、あんっ、ひやあっ、はあ、ダメ、おかしくなっちゃう。もう・・・・・・」
 2人の指が、舌が、さらにはひより自信の長い髪が、汗が媚薬のようにひよりを酔わせ
ながらまとわりつく。
 ひよりは涙に顔を濡らしながら、全身をわななかせた。3人の少女が汗ばんだ体を重ね
合いながら、舐め合ったり愛撫したりしている光景は、周りの空気を桜色に変えてしまい
そうなほどひどく淫靡なものであった。
「あんっ、あんっ、あんっ、はあっ、ああっ」
「あっ、あっ、もう・・・・・・ダメ・・・・・・あああぁぁぁあ――――!!!」
 ひよりは果て、みなみに体を預けて倒れこんだ。目は空ろで、荒い息を吐いていた。

「田村さん、いっちゃったね・・・・・・」
「うん・・・・・・今度は私たちの番・・・・・・」
 みなみはひよりをその場に寝かせて、再びゆたかと向かい合って言った。
「今度はゆたかも・・・・・・2人一緒に気持ちよくなろう・・・・・・」
「うん・・・・・・」
 2人はお互いに片方の手を相手の太股の間に滑らせ、秘所を撫でた後、ゆっくりと指を
挿しいれていった。空いている手は相手の肩の辺りに置き、胸を寄せ合って接吻するほど
顔を近づけた。
「ん・・・・・・あ・・・・・・ぁあん・・・・・・」
「ちゅ・・・・・・んむ、はぁ・・・・・・ゆたか・・・・・・」
 指の入れ合いに接吻の雨。クチュクチュ、ピチャピチャと淫らな音をたてながら2人は
混じり合い、高まっていく。
「みなみちゃん・・・・・・みなみちゃんっ・・・・・・」
「ゆたか、ゆたか、ゆたかっ・・・・・・」
「あっ、あん、はあ、はぁん」
 声が、息遣いが、体が、溶け合いながら1つになっていく。全身が相手を感じ取りそれ
に酔いしれる。
「みなみちゃん・・・・・・私・・・・・・もう、ダメ・・・・・・」
「ゆたか・・・・・・私、も・・・・・・あっ、ああっ!」
 指の動きが激しくなる。最後に相手を求めようと、むさぼるように接吻を交わす。
「ぷはぁっ、はあっ、あぁ、んっ・・・・・・あああぁぁああああーーーー!!!」
 2人は同時に果てた。ゆたかはみなみに向かって倒れこんだ。みなみはそれを支えよう
としたが力が入らず、ゆたかがみなみを押し倒すようにして重なり合ったまま横になった。

 営みが終わってゆたかとみなみの息が落ち着いてきたころ、3人は寝転がったまま顔を
向け合っていた。
 最初に口を開いたのはひよりだった。
「私たちなんだかすごい関係になっちゃったねー」
 それに対して2人が答えた。
「私たち、これからも何があっても一緒だよね」
「・・・・・・私もそうありたいと思っている。・・・・・・よろしく・・・・・・」
「ふふふ・・・・・・」
 夕日がほとんど沈みかけ、薄暗い影が少女たちを隠す部屋の中で、3人の笑い声が踊っていた。



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  • こ~ゆ~け~で、ひよりんの妄想オチじゃないのは 珍しい。 -- 個人的に みなみが受けの方が好き♪ (2013-04-24 21:06:49)
  • そこにパティを混ぜたい。 -- 名無しさん (2009-12-03 17:29:04)

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