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結び目が解けるまで 1章

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「おおっ、かがみのまだ大きくなるや。すっごいねー」
 こなたの家の、こなたの部屋。そこでこなたが私の目の前で、目を光らせている。その視線の先には、私。正確には……その下半身。
「も、もうやめましょ? ね、こなた……」
「うーん、どうしよっかなー」
 悪戯に笑うこなた。でも私には、決定権はない。だって私の両腕は今、後ろで縛られているから・
「だってかがみが悪いんだよー。ほらっ、自分が何したか言ってみて」
「なっ、何よそれっ」
「ほらほら、じゃないと解いてあげないよ~」
 うう、恥ずかしい。顔から火が出そう。で、でも言わないと。そう、悪いのは私なんだし。
「そ、その……えと」
「うんうん?」
 笑顔でこなたが顔を寄せてくる。うっ、やばい。また少し……。
「こ、こなたで……オ、オナニーしてましたっ!」
「はい、よく出来ましたー」
「ひゃぅっ!」
 私の告白と同時に、こなたが私のスカートから飛び出したものを掴む。それは……所謂、男性器。
「でもまさかかがみにおちんちん付いてるなんてなー。つかさは知ってんの?」
「ひっ……あぅっ、し、知って、るけど」
 そのこなたの手が上下に動く。その度に私の体が反応していく。
「い、言ったんだからっ、これ、解きなさいよっ」
「んー、まだ駄目ー」
「きゃぅっ!」
「あはは、かがみなんだか可愛い声出すねー」
 こなたの笑い声が、さらに私の羞恥心に火を点ける。だって、しょうがなかった。学校の帰りにこなたの家に寄ったら、こなたのお父さん居なくて……二人っきり。
 その状況に興奮して、勃起してしまったのが運のツキ。トイレでその衝動を抑えようとしているところを、こなたに見つかってしまった。
「でもビックリしたよー。トイレの前通りかかったら私の名前叫ぶんだもん」
「そ、それは、その……ごめん」
 その状況も忘れて、思わず出た声すらも聞いていたらしい。ああ、恥ずかしい。でもこの状況はどうにも……
「あはは、いいよー。私もかがみの事好きだもん」
 ……
 へ?
「あ、また固くなった」
 節操もなく勃起した体はどうしようもないが、それどころじゃない。え、と……い、今なんて……
「どれどれ」
「ひゃぅんっ!」
 思わず声が漏れるほど、突然だった。こなたの口が、私のペニスを頬張った。暖かい感触と快楽が、一気に私を襲う。
「だ、駄目っ……い、イクぅぅっ!」
 声が響き、それと同時に……果てた。それも仕方がない。さっきの自慰だって、まだ途中だった。それにこなたの手が、口が……私には耐えられるわけがなかった。
「こ、なた……こなたぁっ」
 ドクドクと、私から精液が出て行くのが分かる。それも、全て……こなたの口の中に。
「けほっ、けほ……んもー、いきなり出すかなー普通」
「ご、ごめん」
 口の中に入りきらなかった精液が、こなたの服にまでかかる。それは、全部……私の精液。あ、また大きくなってきた。
「ま、いっか。邪魔だもんね」
「!」
 そう言うと、来ていた服を脱ぎ始める。上着、下着……パンツまで。
「あれ、かがみ……」
「あ……」
 今、精液を出しつくしたはずの私のペニスは……また反り返っていた。それを見て、またこなたの顔が悪戯に微笑む。
「かがみはえっちな子だなぁ、じゃあ」
「ちょ……な、何を……ひゃふぅっ!」
 近くの椅子に腰を下ろすと、その足が私のペニスを踏みつけた。
「えへへ、足コキってやってみたかったんだー」
「ちょ、そんっ……なっ、あぅっ!」
 こなたの足の指が私の亀頭に絡まりつく。先ほど出した精液の残りが、搾り出されていくのを感じる。
「あぅっ……ひっ、うぅ……」
 体が悶えるたびに、こなたが笑う。その度に恥ずかしくなってまた、私は自分のペニスを固くする。そしてすぐに、二回目の射精が近づいてくる。
「も、もう……駄目っ、こな、た。イクっ……ぅっ」
「えー、駄目駄目」
 その時だった。こなたの足が、私のペニスから……離れた。そしてまた、笑う。
「こっからが楽しいんじゃん。まだ出しちゃだーめ」
「ひゃぅっ!」
 そして私の体に電撃のようなものが走る。何? これ。何かが私のペニスを、縛り上げた。
「あはは、これ。コックバンドって言うんだ。どう?」
「ひぁぅっ……!」
 こなたの手がもう一度私の男性器を責め始める。だが……今にも出そうな精液は、出て行ってくれない。
「い、イカせって。お願っ……いぅっ!」
「だから駄目だって」
 そしてそのまま、こなたの体が私の上に馬乗りに。これはそう、知ってる……騎乗位。つまり、そう……いうこと。
「ふわぁっっ!」
「んっ、ちょっちきっついかな」
 こなたの中に入っていくのが伝わっていく。私は今、こなたに童貞を……奪われた。
「ほら、動くよ。かがみ」
「えっ……あぅっ、あ。やぁあああっ」
 こなたの腰が激しく動き、私を犯していく。でも私は、射精することすら許されない。
「おねっが……出させっ、てぇっ!」
「駄目駄目、もうちょっとだから」
 いつしかこなたの両腕が私を包んでいた。顔は私のすぐ横。キスも、何度かしてくれた。でも、私の頭には……射精することしかなかった。
「あっ……んっ、じゃあ、イクよ。かがみっ」
「ひっ、う……ひぐぅううううっ!!」
 そのまま私のペニスからコックバンドを外す。そのまま、強烈なオーガニズムが私を襲った。私はこなたの中で、二度目の射精をしてしまった。


「あー、大丈夫? かがみ」
「……平気。ちょっと気持ち良過ぎただけ」
 こなたが心配そうに私の顔を覗き込む。私の手にはもう、拘束具はない。代わりに私の額には冷たい布。あのまま私は、気絶してしまったらしい。
「いやはは、漫画で読んだやつ試してみたくってさ。ごめんごめん」
 そう言い訳するこなたの顔は、今逆さま。なぜなら、私を膝に寝かせているから。ずっとその状態で介抱してくれていたらしい。っとと、いけない。また勃起しそう。
「でもあんた、良かったの?」
「? 何が?」
 私はあの時、こなたに童貞を奪われた。でも、私も奪ったものがある。
「あんた、処女だったんでしょ」
「……! あ、あははっ、かがみも目ざといねー」
 正直、カマをかけたところもあった。でも今の動揺で、確信。それにまぁ、こなたの浮いた話なんて聞かないしね。
「よ、良かったの? 私、なんかに……」
 少しこなたから目を逸らす。だって、こんなのは異常だ。私は女の子で、こなたも同じで。しかも私なんて……
「私なんて、こんな体で……」
「かーがーみっ」
「きゃっ」
 その時、ずらした顔を無理矢理戻される。
「私は一個も後悔してないよっ、言ったじゃん? 好きだって」
「あっ……」
 その時、唇に柔らかな感触を感じた。さっきの時より、優しいキス。今度はその感触を……ゆっくりと味わうことにした。

(完)















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コメント:
  • 非常にいいと思いますよ -- 古泉 (2008-05-21 22:15:42)
  • ふたなり萌えぇ〜 -- ハルヒ@ (2008-04-25 17:29:16)
  • 確かに読み直すと、展開がエロ漫画的だw
    創作っぽくしたってのは考えすぎ? -- 名無しさん (2008-01-10 07:52:35)
  • これがぶーわ氏の初投下作品か…。
    思えばこの時はまだ、あんなことになるなんて予想もしていなかったわけで。 -- 名無しさん (2008-01-10 05:50:22)
  • プォプォプォー -- 名無しさん (2008-01-10 02:49:27)
  • ふたないいいなぁ。俺は好きだぜ。 -- 名無しさん (2007-08-21 02:54:29)

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