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お弁当(アリアン氏)

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今日のつかさたちの弁当の当番はかがみだったらしい
昨日に比べるとかなりシンプルな料理が並んでいる
昼食はほぼ毎日チョココロネのこなたは一人早々に食べ終わると、ぼんやりとかがみ達の食べる弁当を見ていた
「「なに(よ)?どうしたのこなちゃん(こなた)?」」
二人から同時に話しかけられ、ふと我に返る
「あ…いや、なんでもない…ちょっとボーっとしてた」
「まあ、こなたらしいといえばこなたらしいわよね」
そういうとかがみは再び弁当を食べ始めた

「今日のかがみ達の弁当って、かがみが作ったんだよね?」
帰り道、みゆきと別れた後にこなたが聞いた
「そうよ、どうせ地味とか言いたかったんでしょ」
「あ…いや、そういうわけじゃないんだけど…」
予想していた反応と違う反応に、かがみは少し疑問を覚えたものの、特に気にすることはなかった
「…ねえそうだかがみ!ゲマズ寄って行かない?」
突然こなたが切り出した
「いきなりね。何か買いたいものでもあるの?」
「あ…まあ…うん…」
こなたは曖昧な返事で返した
「つかさはどうするの?あんたも行く?」
「あ、今日は家に帰ってやることがあるから、先に帰ってるよ」
その返事に、少し安堵の表情を浮かべるこなただった


ゲマズにたどり着いた二人は、商品を見ながら店内を回っていた
「で、買いたい物って何?」
「あ…まあ見回りながら探すよ…」
「珍しいわね、あんたのわりには。いつもなら私なんか置いて行って真っ先にグッズを買い集めるのにさ」
「えっ?そうだっけ?」
「そうよ。あんた気付かないでしょうが、あんたを見失わないようにするのが大変なんだからね」
「そっか…ごめんね」
「…あんたどうしたの?今日はいつもと比べて元気がないみたいだけど?」
「え…?い…いや!そんなことないよ!さ、早く行こうよ!」

「で、結局何のためにここまで来たわけ?」
「あ…えっと…」
こなたは散々かがみをひっぱりまわしたあげく、何も買わずに出てきたのだった
「いつものあんたじゃ考えられないわね、何も買わずに出てくるなんて」
「……」
「普段のあんたなら衝動買いとかをしt「ねえ、かがみ!」
意を決したようにこなたが言った
「な…何よ、話してる途中で割り込んできて」
「あ…あのね…私…かがみのお弁当食べてみたいの!」
「…は?いきなり何よ」
「だって、いつもかがみのお弁当食べてるつかさがうらやましくて…私は一回もかがみの手作り料理食べた事ないのにさ…」
「まさかあんた…それを言うためにここまで来たっていうの?」
「だって…他の人たちには聞かれたくないんだもん…」
普段の様子とはうってかわって、顔を赤らめて俯きながらいった


「全く…こういうところがかわいいんだからあんたは…」
かがみはこなたの頭をなでながらいった
「わかったわよ、私が作るときは私の分のお弁当をあんたにあげるわよ」
「えっ…本当に…!?」
「ただし!」
「ただし…?」
「私の分のお弁当も作ってきてよ。私のをあげるんだから私のお弁当がなくなっちゃうんだし、それに…私だって…あんたの作ったお弁当を食べてみたいのよ…」
「わかたよかがみん、明日からかがみんのお弁当を作ってきてあげるよ!」
ついさっきまでの態度とはうってかわり、いつも以上にハイテンションとなったこなたは半分舞い踊りながら言った
「あんたはこんな道のど真ん中で…恥ずかしくないの?」
「かがみんの手作り弁当が食べられると思うと、全然平気~~!!かがみんだって嬉しいんじゃないの?」
「わ…私は…まあ…嬉しい…かな…」
「かがみ~ん、態度はっきりさせないと作ってあげないよ~?」
「え…?わ…わかったわよ!言えばいいんでしょ!私もこなたの手作り弁当が食べられるからすっごい嬉しいの!」
「よくできました~よしよし」
こなたはいつかどこかでしたことのあるようななで方でかがみの頭をなでた
「ばっ…恥ずかしいからやめろーー!!」
嬉しそうな足取りで逃げるこなたをかがみは顔を赤らめながら追いかけた















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コメント:
  • かがみ×こなたは、無敵ですね! -- チャムチロ (2012-07-31 20:07:37)
  • やたら女の子っぽい☆☆ -- 名無しさん (2011-04-18 15:56:34)

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