kairakunoza @ ウィキ内検索 / 「泉こなたの寂寞」で検索した結果

検索 :
  • 泉こなたの寂寞
    ...         【泉こなたの寂寞】   ※  ※  ※ ――そうして――私たちがここにいる。  みなみちゃんはそういった。  何をいっているのかわからない。いや、わかるのだけど、どこから突っ込んでいいのか わからない。  こなた相手だったらとりあえずなんでもいいから突っ込むのだけど、さすがにみなみち ゃん相手にそれは気が引ける。というか、私が突っ込むとこなたが嬉しそうな顔をして悶 えるのが面白くて突っ込んでるだけで、別に突っ込みキャラってわけじゃないぞ、私。  とりあえずどう返事すればいいのだろう。  みなみちゃんって、無口かと思ったら意外と喋るのね、とか。  私一人だけを家に呼ぶなんて、凄い珍しいよね、とか。  いくらちんちくりんだからって、先輩をこなたこなたって呼び捨てにするのもどうかと 思うよ、とか。 ...
  • 作者別保管所(18スレ目)
    ...16-187氏 泉こなたの寂寞(こなた&かがみ) 18-490氏 桜吹雪(こなた&かがみ) 6-690氏 ないすぼーと(ゆたか&みなみ) ◆cj23Vc.0u.氏 天然モノは癖になる(こなた&かがみ) 9-727氏 自重できない一年生?(みなみ×ゆたか、ゆたか&みなみ×ひより) 3-283氏 あなたに、いちばん、つたえたいこと。(ゆたか&みなみ) 小ネタ(18)
  • 悪夢[泉こなたの場合]
    「うーんっと………これは、まずいかな?」 泉こなたは、自分の目の前の現実に冷たい汗を流していた。 現実………いや、夢なのだ。 これが、夢なのだと言う事は、こなた自身既に気付いている。 先程まで自分は、寝巻で自室のパソコンの前にいた。 故に、『制服で夜の学校』にいるこの状態は、夢以外の何物でも有り得ない。 だからといって、自身に今から起きようとしている事を『夢だから』ですませる気にはなれなかった。 こなたの目の前には、ヌメヌメと光を放つ、異形の生物が地面から複数生えていた。 その形は、どこと無く男性器を彷彿させる。 『これって、やっぱり「触手」だよね?』 こなたは、その謎の生物の通称を知っていた。 何故なら、こなたが直前までしていたゲームに出ていたから。 ジワリジワリと『触手』が、こなたに迫る。 本能的な嫌悪感から、こなたもゆっくりと後ろに下がるが、その行動の...
  • 投票フォーム(16スレ目~)
    ... 泉こなたの寂寞 (13) 入れ替わり姉妹 (2) ウサギはここにいる (1) おおきく振りかぶって (6) オタク少女は恋する乙女の夢を見るか (1) おとぎばなしみたいに (6) オリ☆スタ ~ある女生徒の恋心~ (1) 回転寿司 (3) 隠し事 (1) 片想いの行方 ~ モラトリアム (3) 雉も鳴かずば (1) 午後十時の電話~もうひとつのハッピーエンド~ (3) こころあめ ~ あめはれて (1) ...
  • こなた&かがみ(非エロ・単発もの)特設
    ...(オリキャラあり) 泉こなたの寂寞(16-187)(パロディ) 天然モノは癖になる(◆cj23Vc.0u.) 訪れる別れ(アリアン) おす☆かが(18-19)(男体化注意) 夢であるように(19-190) チラリズム・モロイズム(7-575) かがみのかがみによるこなたのためのラノベ(アリアン) 空言の海(19-190) いま、輝くとき(前編)(16-187) 編模様(1-808)(かがみ&つかさ、ゆたか&みなみ、みゆき&ゆかり、ひかる&ふゆき含) これだからオタクは嫌いだ!!(4-320) KOUYOU(21-376) おでんのこころ(1-808) 恋のシャレード(24-106) ラッキー☆スターダストガールズ(FoolishForm) もうひとつの……(7-575)(パラレル) こなたの策略(26-598) こなたの失敗(26-598) こなたの聖夜(26-598) こなたの看病...
  • 泉こなたの詮索
    パンドラの箱。……それは、所謂『見てはならない物』の例えとして使われている。 しかし、見るなといわれると好奇心が働き、ついつい見てしまうものだ。……私も、その一人だ。 私は、誘惑に負けて箱を開けてしまった。     柊かがみの隠し事・オルタナティブ 『泉こなたの詮索』 よりによってこの時期に体育はないだろう?下敷きを団扇代わりにしながら、私、泉こなたはそんな事を考えていた。 「ぅあづ……」 「も、ダメ……疲れたよ……」 私の横で、つかさが机に突っ伏している。 「おーい、がんばれー……寝たら死ぬぞー……」 「そんな事言っても……こなちゃんだって声がへろへろだよ?」 「それと、泉さん?その台詞を使うのは雪山で遭難したときでは……?」 みゆきさんの台詞にもキレがない。……微笑んではいるが相当疲れているようだ。 と、そろそろ来るかと教室の入り口に目をやれば、...
  • 泉こなたの慟哭
    <<えええええー!!!>> <<そ、そんなー!!、う、うそでしょー!!!>> どたどたどた。がちゃ。 ゆたか「お、お姉ちゃん!!どうしたの?」 そう君「こなた!!どうしたんだ!!」 こなた「お父さん、ゆーちゃん・・・、あたし、あたし・・・ゴメン、怪しい人がいる訳じゃないし、ちょっとショックな事があっただけだから・・・、ゴメンね、心配かけて・・」 ゆたか「そ、そうなんだ・・・でもお姉ちゃん、ちょっと泣いているよ・・・」 そう君「パソコン開いているけど・・・、何かあったのか?いじめか?そんなことする奴がいたらお父さんが即文句言ってやる!!うちの大切な娘になんということをするんだ!!」 こなた「ううん、人との事じゃないんだよ・・・だから、だから・・・もう1人にしてくれないかな・・・」 ゆたか「お姉ちゃん・・・」 そう君「こなた・・」 部屋から出る2人 ...
  • 泉こなたの詮索(2)
    気持ちの整理が出来ないままお風呂から出て。部屋に戻ってかがみに『入ってきたまへー』と報告した。 「やけに偉そうだな……」 「……あ、そうそう。残り湯は飲んじゃダメだからね。お父さんのエキスも入ってるからまずそうだし」 「誰が飲むか!」 そのやり取りの後に、かがみは小さいポーチを持ってお風呂場へと行った。……ふむ、アレはもしや…… 「あー、やっぱりかがみは男の子なんだねぇ」 なんとなくポーチの中身が想像でき、私はニヤニヤと笑ってしまった。……後で触らせてもらおーっと。 ……しかし、どうしようか。ふと私は考えた。かがみは『もう呼ばれなくなってから』と言ってたし、という事はかがみがお風呂に入った後に、すぐに…… 「きゃーっ、かがみってばだいたーんっ!」 思わずベッドの上に転がってゴロゴロと悶えてしまう。……って、軽く変なスイッチ入ってるな私。自重しろとは言うけど、ねぇ。 いや...
  • 泉こなた誕生日記念SS
     そろそろ『あの日』がやってくる  そう、『あの日』が…………  『泉こなたの誕生日』が…………  ★泉こなたの誕生日3日前★  その時、3年ズは 「確か……そろそろこなたの誕生日だったわね?」 「うん、そうだよ。28日がこなちゃんの誕生日」 「そうですね。泉さんの為にお祝いがしたいですね」 「誕生日プレゼントは何が良いかな?」 「あいつが喜びそうな物って何だろ……漫画とか、ゲームとかかな…………」 「私はアクセサリーにしようかと思います」 「アクセサリーかぁ。私はどうしようかな……洋服が良いかなー、迷うなー」 「気持ちが篭もっている物なら、何でも良いと思うけど」 「素敵な誕生日にしたいですね」 「あっそうだ!私ケーキ作ろうっと!!」 「それは良いですね。私もお手伝いします」 「うん、お願いね。よーし、とっておきのを作るぞー」 「...
  • こなたのメール
     ノックの音がした。  机に向かい、ライトノベルを読んでいたかがみが返事をする。 「誰? 入ってきていいわよ」 「あ、お姉ちゃんまだ起きてるね。お誕生日おめでとう。今日でようやく18歳だね」  本にしおりをはさみ、つかさのそばへ寄るかがみ。 「それはつかさも同じでしょう。こっちからも、お誕生日おめでとう」 「うん! はい、これプレゼント。本当はケーキを作りたかったんだけど、それだと  隠しておけなかったから……新作のクッキーだよ。」  少し照れくさそうに、いっぱいの笑顔とクッキーをかがみに渡す。 「ありがとう。へぇ、ヒイラギの葉っぱの形してるんだ。ちゃんと実の形までつけて、  芸が細かいわね……つかさらしい」 「えへへ、いつもよりも張り切ってみました。だって、“特別なおくりもの”だもん」 「それじゃあ、私からも……」  クローゼットを開け...
  • こなた&つかさ(非エロ)特設
    特に作品数の多いこなた&つかさの非エロものを掲載したページです。 カップリング保管庫から独立しました。 つかこな(8-494) usual days(9-794) Distance(〃)(↑の続き) Cross(〃)(〃) Memories(〃)(〃)(完結) 泉こなたの人生が変わる瞬間 プロローグ(〃)(↑の後日談) 泉こなたの人生が変わる瞬間(〃)(↑の続き) 泉こなたの人生が変わる瞬間 もうすぐスタート(〃)(〃) 泉こなたの人生が変わる瞬間 10km地点(〃)(〃) 泉こなたの人生が変わる瞬間 PM2 36(〃)(〃) 泉こなたの人生が変わる瞬間 PM4 32(〃)(〃) 泉こなたの人生が変わる瞬間 PM6 08(〃)(〃) 泉こなたの人生が変わる瞬間 PM7 31(〃)(〃) 泉こなたの人生が変わる瞬間 PM8 24(〃)(〃)(完走) 隠し事 1話(14-319) 隠し事 ...
  • 16-187氏
    ...&かがみ) 泉こなたの寂寞(こなた&かがみ)(パロディ) 釣りにいこう(こなた) 東萌見聞録(こなた&パティ) デーゲーム(みさお&あやの) コメントフォーム 名前 コメント かなり...
  • こなたの母親
    今日は、「泉家訪問計画」ということで、私とみゆきとつかさは、今こなたの部屋にいるんだけど、 「だよね~、あんまり大きいとね~」 「そうですね、くさいですよね。」 いつもの、つかさとみゆきの話声が聞こえる。そして、こなたはというと・・・・・・、私達と一緒に部屋にいるときは殆どしない、 パソコンをやっていた。まあ、そんな日もあるのだろう、と思いながら、私はというと、こなたのベッドの上で一人ラノベを読んでいた。 そのうち、この沈黙に耐え切れなくなったのか、こなたが画面を見ながら私に話しかけてきた。 「ねぇ、かがみん。」 「ん?なに?」 「のど渇かない?」 「うん、結構カラカラ。」 まあ、地球温暖化とかもあって、今年は例年より暑いんじゃない?と心のなかでどうでもいい返答をこなたに投げかけていたら、 「じゃあ、ジャンケンで負けた人が皆の分のジュース買ってくるこ...
  • こなたの地雷
    「またあんたは、何冊同じもの買ってるのよ」  こなたが手にするかごには、同じ雑誌が大量に入れられている。  ちなみに、私が持っているかごの中に結構な量の漫画が入っているが、殆どがこなたのだ。 「んー、取り敢えずお金が許す範囲内だよ」  こともなげに答えるこなた。  ま、今に始まったことじゃないけど、その熱意を勉強に向けられないものかしらね。 「で、今回も懸賞のためなのか」 「良くぞ聞いてくれた、かがみんよ。今回はね、すっごく欲しい物があるんだよ――」  失敗した、と思ったけど、もう後の祭り。  みゆきのうんちく話も長いけど、こなたも語りだすと止まらないのよね。  その後、精算が終わり帰路に着いても、こなたは懸賞のことを熱く語り続けてる。  私は電車に揺られながら、隣に座るこなたの熱弁を聞き流してた。  このままだと、私が降りても気付かずに、喋り続けそうな感じだ。 ...
  • こなたの企み
    「おーっす」 昼休み。かがみが、こなたたちの教室にやってきた。 「かがみ、今朝は朗報があったね」 「どういうことよ」 「ニュースで見たんだけど、材料の価格が上がったとかで来月から、値段を維持するためにポッキーの 内容量が1割減るんだって。ダイエットに励みながらもついつい一箱食べちゃうかがみには朗報じゃん?」 「朗報ねぇ…。てかあんた、そういうニュースだけはチェックしてるのな」 いつものようにまったりとした会話が、食事の最中も弾む。 と、ここでこなたが突然とんでもないことを持ちかける。 「そうだ。今日学校の帰り、かがみの家行っていい?」 「私は別にいいけど…、今日じゃなくてもいいんじゃないの?台風来てるっていうのに」 こなたが柊家に行くのはよくあること。が、「とんでもない」のは今日の天気に原因があった。 ちょうど今、強い台風が関東地方に近づいて...
  • 泉こなたの人生が変わる瞬間 プロローグ
    「あ~、ヒマ……」 とある夏の日の夜。 インストールしたギャルゲーはあらかたやりつくした。 お気に入りのネトゲーはお馴染みの臨時メンテ中。 要するに、やることが見当たらない。 「しょ~がない。テレビでも見るか………」 誰に言うでもなく、スマートビジョンを立ち上げる。 居間に行けば簡単にテレビは見れるけど、居間に行くまでがめんどくさい。 う~ん、こりゃそうとう末期だね。 「あ………」 そういや、今日だったっけ? 夏休み恒例のやつ。 24時間ぶっ通しで放送し続けて、日本全国から募金を集めるアレ。 モニターの中には、チャリティーマラソンで走り続ける人の姿があった。 日本を代表するお笑いの大御所。 一般文化に疎い私でも名前くらいは知っていた。 確か、番号史上最高齢ランナーってことで騒がれてたっけ? ...
  • こなたの失敗
    「かがみさまー!寄り道付き合ってー!」 放課後。私はいつものように隣の教室に飛び込み、ついでにかがみの胸の中にも飛び込んだ。 「ひゃっ!?こ、こらっ、いきなり抱きつくんじゃない!」 「顔真っ赤にしちゃって~。相変わらず可愛いなあかがみんは♪」 「あ、あんたはいつもいつも・・・!」 かがみは顔を真っ赤にしたまま・・・いや、さらに赤くして私を引き離そうとしている。 く~っ!やっぱりいいねえ、ツンデレは! こういう期待通りの反応をしてくれるから、かがみ弄りはやめらんないんだよね~。 おっと、話が逸れるとこだった。 「という訳で、付き合ってよかがみん」 「なにがという訳だよ!それといい加減に突然抱きついてくるのは止めなさい!」 抱きつくのをやめ、本題に戻った私に猛然とかがみが抗議を始めた。 「寄り道はいつものことじゃん。私とかがみはオタク仲間だからね♪抱きつくのは殺伐...
  • こなたの厄日
    今日はかがみ・つかさ・みゆきさんがうちに遊びに来ている 一応勉強会という名目で 買ったばかりの漫画をペラペラめくりながら、皆の様子を盗み見る つかさはまじめに勉強をしているようだ…よくみたら寝てるし みゆきさんはなんかよくわからない難しい本をカバンの中から 引っ張り出して読んでいる。 『同性』という文字が見えたような気がするがたぶん気のせいだろう、みゆきさんだし。 かがみは私のアルバムをめくりながら、私の子供の頃の写真を抜き取っていた なにしてんの 「ちょっとトイレ行ってくるね、あと飲み物でも取ってくるよ」 「あ、いってらっしゃいませ」 「ん、悪いわね」 「あ、りがとう…Zzz」 寝たまま返事した、すごいなつかさ 「~♪」 トイレを済ませて、なんとなく鼻歌でハレ晴れを歌いながら 階段をかろやかに降りていく 着地失敗し...
  • 泉こなたが倒せない
    「お姉ちゃん……ほ、本気なの?」 「…ごめんね。…もう、後には引けないから。――― でも、大丈夫よ、つかさ。心配しないで」 つかさは、少しうつむいて黙り込む。 「さあ、運命のお時間です」 「こなた、あんたねぇ。なにもつかさを巻き込むことないでしょう?」 かがみはこなたに問い詰めるが、こなたは全く悪びれることなく返す。 「でも、もとをただせば、かがみが『あんなこと』言ったからだよ?」 それを言われ、かがみは何も言い返せなかった。 「それにしても、かがみがスタート地点に有明ランプを選ぶとはね。もしかして『有明=決戦の地』 ってイメージがついてきてる?」 「そ、そんなわけじゃないわよ!――― じゃあこなた、始めるわよ」 「オッケー。――― 私もだけど、かがみも、生きて帰ってきなよ」 こなたの言葉に、かがみは返事をしなかった。  首都...
  • こなたの正夢
    「あれ?ここどこだろう?」 気がつくと私は、辺り一面が真っ白である見たこともない場所にいた。 「んー、よくわかんないけど…とりあえず歩き回ってみよっかな」 そう思い、歩き出してみた。 「…なたー……」 「ふえ?今、誰か私のこと呼んだ?」 「こなたー……」 やっぱり誰かが私のことを呼んでるみたい。 というか、この声はたぶん…。 「もしかして、かがみん?」 「こなた…」 私の予想は正しかったようだ。 声のするほうへ歩いていくと、すぐにかがみを見つけることができた。 変な場所で一人ぼっちにされて少し淋しい思いをしていた私は、早速かがみに話しかけた。 「かがみ~ん、寂しかったよ~。ここって一体どこなんだろね?」 「こなた…」 「ひょっとして、ここは私とかがみの2人だけの世界、とかいう展開なのかな?」 「こなた…」 「…えーと。さっきから会話が成...
  • こなたの策略
    「か~がみ~ん♪」 「こっ、こなた!いきなり抱きつかないでよ!」 「そんな冷たいこと言わないでよ~、私とかがみんの仲じゃないか~」 「ちょっ、どこ触って・・・ふわっ!?」 突然だけど、最近の私は少しおかしいかもしれない。 とにかくかがみと離れたくない。 かがみに触りたい。 かがみとキスしたい。 かがみとセッ(ry こういうのを「かがみ分が足りない」って言うのだろうかな? なんかかがみがすぐ近くに居ないと落ちつかないんだよね~。 「いいかげんにしなさい!」 考え事をしている間もかがみを弄り回してた手を払われてしまった・・・残念。 まあ、真っ赤になったかがみの顔も存分に見れたし、とりあえず満足かな? 今はアニメイトの帰り道。 いつものようにかがみを誘い、いつものように2人で買い物して、いつものように2人っきりで歩い...
  • 泉こなたの人生が変わる瞬間 PM2:36
    「そろそろ、20周ね……」 スタートしてからすでに2時間以上が経過。 スタート時の余裕はすでに消え去りつつあった。 こなたもだけじゃなくて、つかさもだけど……。 「落ち着きなさいよ、つかさがうろたえても何にもならないわよ?」 「でも、こなちゃんが……」 「走ったくらいじゃ、別に死なないわよ」 みゆきは飲み物を買いに近くのコンビニまで行ってるし、今は二人だけだ。 つかさを落ち着かせるにはちょうどいいかもしれない。 「つかさ、ちょっと座らない?」 「う、うん……」 二人でこなたが用意してきたシートの上に腰を下ろす。 っていうか、あいつは何を見越して準備してたんだか……。 シートを挟んだアスファルトはさすがに熱い。 なので、シートの上に大きめのスポーツタオルをのせてある。 それでも地面の熱が伝わってくるんだ...
  • こなたの手紙
    私とお父さんは、休みを利用してある親戚の家に滞在している。 大自然がすぐそこら辺に転がっているようなところで、昼は蝉の声、夜は蛙の声が音を支配する人口の少ない村だった。 インドア派の私がこんなところに来たのは理由がある。 一夜明け、水筒にお茶をもらった私は、その目的を果たすべくお父さんに許可を得た後どことも知れぬ脇道へ入っていった。 空気が澄み、緩やかな風が流れていく山道。 雲一つ無い青空。青天っていうのはこういう天気のことを言うんだろう。 私は額の汗を拭いながら、雑木林で囲まれた道なき道を歩いていた。 途中から坂になっていて、結構な体力を消費する。 ただでさえ田舎なのに、少し奥に向かうとすでに未開拓地だ。 肩から下げたバッグから水筒を取り出し、蓋を開ける。 注いだ麦茶をちびちびと飲みながら、道程は続いていく。 ...
  • こなたの夢
    放課後、一人教室の中に立っていた。自分の服装を見るとなぜか体操服に。 なぜここに?なぜ体操服? 外は夕焼けに染まっていて部活動に励む歓声が聞こえてくる。 すると教室の扉が開いた。 「あれ、こなたまだいるの?」 かがみが教室の扉を開けて入ってきた。かがみも自分と同じ学校の白のシャツと青い半ズボンの体操服を着ていた。 「かがみこそなんでいるの」 「ちょっと用があってね」 そういって教室の後にある自分のロッカーを漁るかがみ。 「オトコか~、そうなんか~?」 ひとまずかがみをからかってみる。 「ちっ、違うわよ!なんでもいいでしょ!」 予想通りの反応が返ってきてなぜか安心した。 「こなたはまだ帰らないの?」 「制服に着替えたらすぐ帰るよ」 「じゃぁ一緒に帰りましょよ」」 着替始めるかがみ。しかし何を思ったのか、私はシャツに手をかけたかが...
  • こなたの看病
    「こなちゃーん、遅れてごめんねー」 「あっ、つかさ!遅かったから心配しちゃったよ~」 学校は冬休みに入り、私たちは早速買い物に出かけることになっていた。 でも、珍しく時間通りに待ち合わせ場所に行ってみると、つかさもかがみも来ていなかった。 携帯を持たない私は、それから約30分放置プレイの気分を味わった。 うう、待つことの辛さを初めて知ったよ・・・。 「そういえば、つかさは何で遅れたの?かがみは来てないみたいだし」 「うーん、それがね、お姉ちゃんが出かける直前に倒れちゃって・・・」 「ええっ、かがみが!?な、何で!?」 驚いてつかさに尋ねる。 私の嫁であるかがみの身に何かあったら、私はこれから先、どうやって生きていけばいいの!? 「実はお姉ちゃんね、今朝からずっと熱があったみたいなの。でも、こなちゃんと久しぶりに遊べるからって無理してたみたいなの」 「そ...
  • 泉こなたの人生が変わる瞬間 PM6:08
    「38周目……か」 日差しがなくなって、だいぶ涼しくなってきた。 それでも、こなたのペースは落ちたまま変わらない。 この辺りが限界なのだろうか。 肉体的にも精神的にも。 それでも、1周10分弱の最低限のペースだけは乱さないのはさすがと言ったところか。 「こなちゃ~ん、がんばって~」 つかさは取り乱すこともせず、こなたの応援に徹している。 ここまで来ると、リタイアの不安よりも完走への期待の方が大きいのだろう。 「泉さ~ん、がんばって下さ~い」 みゆきも、今は落ち着いてる。 抱きつかれて泣き始めた時は、心臓が止まるかと思ったけど……。 (残りは、あと12周……) 現在時刻が午後6時。 このままのペースを守りきったとして、終わるのが午後8時過ぎ。 (ギリギリ……か) 8時からちょ...
  • 泉こなたの人生が変わる瞬間 10km地点
    「やっほ~つかさ~。こなたんは帰ってきたよ~」 そろそろ10周を超えようかというところ。 こなちゃんは、まだまだ余裕といった感じで走り続けている。 これなら、50周という距離でも案外走りきってしまうのではないか。 そう思えるくらい、快調なペースだった。 でも、問題はこれから。 これからどんどん気温も上がってくるし、体力も消耗する。 それに、何か事故が起こるかもしれない。 そういう意味では、私の不安は完全には消えなかった。 「お姉ちゃん、なんでこなちゃんを止めなかったの?」 私はスタート前からの疑問を思いきって聞いてみた。 きっとお姉ちゃんなら、こなちゃんを止めてくれると思ってたんだけど……。 「こなたがゴールしたら、分かるんじゃない?」 「分かるんじゃないって、お姉ちゃん!」 「こなたがなんでこんなことを...
  • 泉こなたの人生が変わる瞬間
    「それで、結局どんな用だったの?」 「それが……よく分からなくて」 つかさです…… 今日は、何故か夏休み中だというのに学校に来ています。 昨日、こなちゃんから呼び出しの電話があったからなんだけど…… 『あ、つかさ? 明日学校に来て! それじゃっ』 わずかに3秒の通話。 いくらなんでも、それじゃなにも分かんないよぅ……。 なんてぼやいてる間にも、学校はどんどん近くなってる。 「行けば分かるんじゃない? こなたの事だから、何考えてるかなんて想像つかないけど」 「あはは……」 校門が見えてきた。 そこにはこなちゃんが、いるにはいたんだけど……。 「あんた、なにその格好?」 いつもの普段着姿ではなく、何故か体操着姿のこなちゃんだった。 「なんか、これから走りますとでも言いたそうねぇ?」 ...
  • こなたの逆襲
    私はうなされていた。 それが夢だと知りながらも、うなされていた。 「こなたああああああああああああああ!」 「か、かがみっ、やめ…うにゃああああああああああ!?」 ガバッ 「また、あの夢か…」 そう呟いた後、時計を見てみるとまだ午前4時半。 明らかに睡眠時間は足りていないが、もう眠る気にはなれない。 私はマジックを手に取り、壁に×の字を刻んだ。 ×の数は…これで、五個目。 ついに来るべき時が来た。 私はニヤリと笑い、これからすべきことを考え始めた。 私は最近、毎日同じ夢を見る。 その内容とは、愛しのかがみんが暴走して私に襲い掛かるというものだ(もちろん性的な意味で)。 最初は夢にもかがみが現れたことが嬉しかったけど、毎日となると不気味だ。 かがみの暴走もどんどんひどくなっていくし…。 そして私はあることに気づ...
  • こなたからの電話
    月曜の夜、電話がかかってきた。 相手は・・・泉こなた。 卒業式の日に告白され、正式に付き合いだして3ヶ月になる、 私の大事な、大事な「彼女」 大学は離れてしまったので、そうそう毎日逢っているわけじゃない。 でもなるべく連絡は取るようにしていた。 それが昨日・一昨日の土日、こなたは全く音信普通だった。 例のコスプレ喫茶のバイトが入っていることは私も知っている。 それでもメールにも留守電にも返事がないなんて・・・ 寂しさと不安と、ちょっとの苛立ちを覚えながら携帯を眺めていたところだった。 こなたの名前を確認した私はすぐに電話に出た。 「もしもし!」 「もしもし、かがみ・・・」 愛しい愛しいこなたの声。 心拍数も血圧も一気に上がってしまったようだ。 「どうしたのよ!電話もメールも返事くれないで・・・」 「う、うん。ごめんねかがみ」 「何...
  • こなたの一日
    「おはよう。こなた。愛してるわ」 「おはよう。こなちゃん。今からエッチしない? 」  朝一番からこれか。挨拶を返す気もなくなってしまうよ。 「あのねえ。かがみ、つかさ、双子揃って悪いものでも食べた? 」 「ふふ。私が食べたいものは目の前にあるわ」 「こなちゃん、甘そうでおいしそうだもん…… ってどこにいっちゃうの? 」  電波な事をしゃべっている間に逃げようとしたけれど。あっさりと捕まってしまった。 「あのさ。私、もう逃げないから両脇に抱えなくてもいいよ、つかさおしり触るな、かがみブラ脱がすな! 」 「おはようございます。泉さん。」  ピンチな私に天使の助けが来たよ。 「助けて、みゆきさん! 」 「おはようございます、皆さんで泉さんを召し上がるのですね? 」  前言撤回。お母さんごめんなさい。私、もう汚されてしまいます。  きんこーん、かんこーん  ふう。...
  • ねこなた
    朝起きると。猫になっていた等という経験をお持ちの方はいるだろうか。 【ねこなた】 私、泉こなたは悩んでいた。人生で一番悩んだかもしれない。 「…なんでネコミミ生えて…尻尾も…」 「おーい。こなたー、お友達きてるぞー」 (そうだ。今日はかがみんが来るんだった…) 「上がってもらってー」 (どうしようどうしよう。そだ、取りあえず帽子で…) 「お邪魔するわよー」 ガチャー 「いらっしゃい」 不自然な笑い。 「……なんであんた部屋で帽子かぶってんの?」 「や。ちょっとね。それよりゲームしようゲームっ」 「?まあいいわ。」 「じゃ、座って~」 「負けないわよ~」 かがみが腰を下ろす。 「………!」 「こなた?」 (あ、膝。膝。膝。にゃ…) 「ちょ、ちょっとなにしてっ…」 「ごめん。なんか、我慢出来ない...
  • こなたのチョコ
    「ふんふんふ~ん♪」 「あ、お姉ちゃん。何やってるの?」 「お~、ゆーちゃんまだ起きてたんだ?」 「むー、まだ9時だよう!お姉ちゃん子供扱いしすぎ~!」 「あはは~、ゴメンゴメン♪」 「も~。…それで、何してるの?」 現在時刻は2月13日、午後9時を少し回った頃。 私は今、日課となっているネトゲもしないでキッチンに立っていた。 その理由は、 「ふっふっふ、もちろんチョコレートを作ってるんだよ~」 「ええ、すご~い!お姉ちゃんは手作りチョコ渡すの!?」 「そだよ~♪私の愛がしっかり伝わるようにね♪」 「あ、愛……。お姉ちゃんって好きな人いたんだ…?」 顔を真っ赤にして、モジモジしながらゆーちゃんは私に尋ねてきた。 いいね~、すごく可愛い!萌えるね~! まあ、ゆーちゃんの考えてるようなことじゃないんだけどね。 「ん~、...
  • 謎のこなたⅩ 2
    「38度3分・・・」 体温計を見ながら、心配そうに母さんは言った。 「おかしいわね、つかさの時は、すぐに治ったのに・・・」 ふ~む、つかさの風邪をうつされたのに、つかさの時より長引くなんて不公平だ。 いつもと変わらない天井を見ながら、そんな事をボーと考えていた。 学校を休んでもう五日も経つ、授業はどれぐらい進んだのだろう。 今までこんな長い間学校を休んだ事がなかったので、早く学校に行きたいな・・・ そう思う一方で、少し安堵している自分がいる。 こなたと会っても、まともに顔を見られないかもしれない・・・ よだれを舐めた日からどうしても、こなたを意識してしまう。 「明日病院でちゃんと診てもらったほうがいいわね。食欲はある?」 「ない・・・」 「でも、何か食べたほうがいいわ!おかゆを作ってあげる」 「それより、もっと甘い物が食べたい。アイスとかチョコレートとか・・・」 ...
  • こなたの聖夜
    「ふうっ、侵入成功っと!」 草木も眠る丑三つ時、私は柊家のかがみの部屋に侵入していた。 えっ、何でそんなことをするのかって? クリスマスだからさ! まあ冗談はそこそこにしといて。 あれは数日前のことだったよ・・・。 冬休みを目前に控えたとある日の昼休み。 私達はいつものように4人で昼食を食べていた。 そこで行われた、とりとめのない話の1つがきっかけとなった。 「そういえば、もうすぐクリスマスだよね~」 「もうそんな時期か~。1年って過ぎるのはやいわよね」 「そもそもクリスマスというのは(ry」 つかさ、かがみ、みゆきさんの話を耳に入れつつ、例のごとくチョココロネをほおばる私。 口の中に入れていた分を飲み込んでから、私は気になっていたことを聞いてみることにした。 「ねえねえ、みんなは今年サンタさんに何をお願いするの?」 そう言ったら、みんな...
  • こなたの毎日
      「んーっ……さてと、そろそろ夕飯の支度しないとね」    原稿の執筆を切りの良い所で切り上げて、PCにデータを保存して電源を切る。    1階にある寝室兼仕事部屋を出て2階に上がると、リビングでソファにお父さんが座っているのが目に入った。    そのまま台所に向かって歩いていくと、お父さんの膝の上には娘のそなたが乗っているのも確認出来た。    良く見ると、お父さんはそなたを膝の上に乗せながら、マンガを読んでいる。   「……じいちゃん、そなに変なマンガ読ませるの、やめて欲しいんだけど」    隣のソファに腰掛けてポテチを齧りながら、夕方の再放送ドラマを見ていた息子のこうたろうが不意に不機嫌そうな声で文句を言い   出す。   「コウ。人聞きが悪い事言うなよ。別にこれはいかがわしいマンガじゃないぞ」   「……じいちゃん。一騎当千なんて小学一年生に見せる物じゃな...
  • らき☆すた SEXCHANGE ~泉こなた・閑話2~
     ベッドの上で向かい合いながら座るこなたとゆたか  どこまで言っていいか分からなかったこなた、はこんな風に切り出した。 「異性同士での恋愛感情なしでの友情って…ないのかな?」  つかさとみゆきのことは伏せた。しかし彼らと面識のあるゆたかには大まかな状況が理解できることだろう。 「…えっとね」  少し考えるそぶりを見せてから、ゆたかは言う。 「私は……二つは―――恋と友情って似ているものだと思うんだ」 「似てる?」  Yes、Noを聞くはずのクローズドクエスチョンに対しての第三の答え。  こなたは耳を傾け、一方のゆたかは少し恥ずかしそうに… 「私ね……実は、この間……みなみ君に告白されたんだ」 「っにゃうっ!?」  いきなりの爆弾発言。  まったくそんなそぶりも見せていなかったというのに…!  いや、一週間くらい前に、少しぼうっとしていた日はあったけれども…! ...
  • ふたなりこなた
    キーンコーンカーンコーン… 四時限目の終わりを告げるチャイムが響き渡った途端、教室がわっと騒がしくなるのはよくある光景だ。 それは私の教室にも例外無く当てはままる事。 「かがみ…」 昼食の用意をしていた私は名前を呼ばれて振り返る。 そこには童顔幼女体型な少女――泉こなたがいた。 いつもは飄々として掴み所がない言動をしている彼女だが――何故だろうか。 顔を僅かに赤らめて少しばかりおどおどしている。 「どうしたの?あんたがこっちの教室に来るなんてめずら――」 「こっちに来て…」 私の言葉を遮り、こなたは私の腕を掴んで歩き始めた。 「あっ…。ちょっと、どこ行くのよ?」 こなたは幼少時代に武道を習ってたらしく、見た目に反して力はある。 それ故に振り切ろうとしても強く握り締めたまま、決して放してはくれなかった。 そして向かった先は―― 「何...
  • こなたの発見
    「こなたー、つかさー、帰るわよー」 「あ、かがみ~ん♪」 「ちょ、ちょっとこなた!いきなり抱きつかないでよ!」 「ふっふっふ、照れたかがみはカワユイのう…。かがみ分が補給される~」 「ひゃうっ!?ど、どこ触ってんのよ!」 「あまりないと思われがちだけど、実はなかなかのサイズと至高の触り心地を誇るかがみのむ・ね♪」 「でかい声ではっきり言うなあああああー!」 ある放課後。 私はいつものようにかがみに抱きつき、かがみはいつものように真っ赤になって私を引き離そうとする。 ん~、この反応この反応♪ 一日一回はこれを見ないと、もう生きていけないネ! あ…。やっぱかがみって柔らかくて、あったかくて、何だか良い匂い…♪ 「こなた!い、いい加減に離れなさい!」 「んぎーっ、横暴だー」 「こなちゃんとお姉ちゃんって、本当に仲良いよね~。恋人同士みたい♪」 じゃれ合う...
  • みさおとこなたの百合ごっこ
    「なんか、チビっ子の部屋に二人きりって変な感じだ~」 「そ?まー確かに、家に人が来る事自体少ないしネ」 私はなぜか、泉こなたの家、その人の部屋に居る。チビっ子と二人きりで。 で、やっぱりなぜか、リ○トンのレモンティーを傍らに、二人でアニメ映画鑑賞をしてる。今年の春に公開して、DVDになったばっかりのらしいけど、私はよくわからない。 何でここに居るかって言うと… さっきまで、皆…柊・チビっ子その他のメンバーで、学校帰りに一緒に遊んでたんだけど。 皆それぞれ、今夜は外食だとか、留守番しなくちゃいけないとかで、帰ってっちゃった。 もう夕方だけど、別にやる事ないし、帰るチビっ子についてきたってわけ。 で、今に至るんだけどー… (落っち着かないなー…なんかアニメ雑誌とか、よくわかんないゲームとかいっぱいだ) 今見てるアニメ...
  • かがみの気持ち と こなたの想い  後篇
    「かがみ・・・ごめん・・・」  こなたは近づきながら声をかける。  その声を合図にしたようにつかさはスッと後ろに下がり、ハラハラした顔で私たちを見ていた。 「そんなに・・・かがみのこと傷つけてたんだなんて・・・」  その声は震えていた。  その双眸からは涙が流れていた。 「私・・・かがみの気持ち・・・知らなくて・・・。  こんな冗談・・・ひっく・・・最低・・・だよね・・・。  かがみのこと・・・いっぱい・・・ぐすっ・・・・・・いっぱい傷つけちゃったよね・・・」  目の前にまで来たこなたは、そう言って諸手を伸ばす。  その手は小さく震えながら、それでも優しく私を抱きしめようとしていた。  でも・・・・・・。 「・・・・・・え・・・?」  私は、反射的にその手を払っていた。 「か・・・かがみ?」  こなた...
  • かがみとこなたと死神
    非現実的な事っていうのは、ある日突然やってくる。 例えば、そう例えば、目の前のこいつなんかがいい例だ。 「あの~……」 気のせいよ。気のせい。ここ最近、ダイエットでご飯あんまり食べてなかったし、 それに今日こなたに付き合って、ちょっと遠出しちゃったから、疲れてるのよきっと。 それにしても酷い雨よね。念のため折り畳み傘持って行ってて正解だったわ。 こなたも、途中でビニール傘買ってたみたいだし、大丈夫よね。 「あの~~~………」 幻聴よ。幻聴。さっき見たのも、幻覚なのよ。 だって現実に、そんなものいるハズ無いもの。 「あの~~~~~!!!!」 「あ~~~!!なんなのよ一体!!!」 堪らず返事をしてしまう。 私が、無視しつづけた事せいで、私の目の前に周りこんだソレは、随分と変わった格好をしている。 頭からスッポリと被った黒いローブ(?) 顔はよく見えな...
  • かがみの気持ち と こなたの想い  中篇
     前回の電話の後、こなたから電話が来ることはなかった。  こなたがすぐに連絡をしてくることがないのはいつものことだけれども、今回はこちらから連絡することもなく、  私はいつもと同じ日常を過ごしていた。  あれだけ衝撃的な出来事があったのだからこなたを避ける気持ちがあっても当然だ。  ・・・というのは建前で、結局私はこなたへの気持ちに向き合うことも、それを伝えることも避けただけ。  こなたから連絡が来なければ・・・。  私からも連絡をしなければ・・・。  その分だけ気持ちを整理する時間がとれる。  時間がすべてを解決してくれる。  そう。つまり私は一番消極的で受動的な方法を選んだだけ。 「・・・我ながら優柔不断よね・・・・・・」  この日は一日休校で、私は午前中から先日の講義の復習をしていた。   一区切りつき時計を見ると、針はもうすぐ1...
  • こなた×ひより
    「どうしよう…」 少女はつぶやく。 「つい勢いで描いちゃった…」 その少女、ひよりは、先ほどまで彼女が何かを描いていた紙の束を見ていた。 彼女は同人サークルを持っており、同人誌を出したりするのだが、 このように趣味だけで漫画を描くこともある。 それは大概友人や先輩をモデルとしたものであり、同人として出せるものではない。 いまひよりが持っている原稿にも、所謂「アホ毛」と呼ばれるものが付いた少女が描かれていた。 「…捨てよう」 ひよりがそう思ったとき、 ピンポーン 玄関のチャイムが鳴った 。 誰だろう。 ひよりは手に持っていた原稿を机の引き出しにしまうと、玄関の方へ走りドアを開けた。 「やっほー、ひよりん」 「あ、泉先輩…」 「遊びに来たよー」 やってきたのは、先輩であり、友人のいとこの泉こなただった。 「え、...
  • 泉こなたの人生が変わる瞬間 PM4:32
    「もう、28周も走ったんですね……」 スタートから4時間半程経ちました。 スタート直後は良いペースで走っていましたが、暑さと疲労でさすがに限界なのでしょう。 泉さんは疲労回復と暑さ対策を兼ねて、長めの休憩をとっています。 「前半のペースが良すぎただけに、残りが不安ね……」 「そうですね……無理をしなければいいんですけど……」 さすがに、かがみさんも心配そうな表情です。 つかささんは、先程から泉さんの様子を見ているようですが……。 「あ……こなた、行くみたいね」 日もだいぶ傾いたとはいえ、まだ暑さは残っています。 少しでも距離を稼ごうと、泉さんは走り出していきました。 「みゆきは、こなたのこと心配?」 「泉さんは、疲労困憊ですけどまだ大丈夫そうに見えます。むしろ……」 「むしろ?」 「はい、見ているつ...
  • こなたの告白コンサート編
    「ねぇ、かがみぃ?」  こなたが、パソコンに向かったまま、声を掛けてくる。久しぶりに口を開いたと思ったら、捨てられた子猫みたいな声で。  私もそんな声を聞いたら続きを読む気も薄れてきて、読んでいたラノベに栞を挟んで、ベッドのサイドテーブルに置いてから返事をした。 「なに、こなた。そろそろ眠くなった?」 「うーん、そろそろ寝ようと思うんだけド」  壁にかかっている時計――やっぱりこなたの部屋らしく、何かのキャラクターもの――をみるともう1時を回ってそろそろ2時になりそうというところ。 「そろそろ、いい時間だものね。寝ましょ?」 「うん……」  歯切れの悪いこなたの言葉を聞いていると、またこのコはずっと又何を考え込んでるのかなぁと思う。  コンサートからの帰り道、『かがみん、もし今日よかったら、このまま、ウチであそんでいかない?』と珍しく私だけを...
  • 悪霊こなたの消滅
    さて、最後はかがみだ。 みゆきさんのことも、つかさのこともあったし、これ以上はさすがにかわいそうだから、二人のところに送ってあげる。 前回は不覚にも狂っちゃったからなぁ……。狂わないように頑張らなくちゃ。 ……でも、ヤる時が来たら、狂っちゃうんだろうな。 さてと、早速柊家に侵入。かがみの部屋は……ここだね。 「はう……は、ぁあ……あふぅ……」 この声は……またオナニー? 今度はつかさ、もしくはみゆきさんを思ってのオナニーかな。 そう思って部屋に入ってみると…… 衝撃的な光景が広がっていた。 「かはっ……はあ……もう、すぐ……みんなの……ところ……に……」 かがみのお腹には、銀色に輝く包丁が深々と突き刺さっていた。 それに服も着てないし、おまんこがトロトロになってる。やっぱりさっきまでオナニーしてたんだ。 いや、それよりも何よりも…… ...
  • 悪霊こなたの強姦
    みゆきさんもちゃんと死んでくれたことだし、次はどっちにいこうかな。 かがみとつかさ。同じ家にいるし、部屋も隣同士だからなぁ……一人ずつゆっくり殺すってことは無理だろうな。 つかさから先に殺したいわけだけど、さて、どうするべきか…… とりあえず、昼になるまで待つか。夜はもう外出しないだろうし。 ………………って、あれ? 「……」 あの黄色いリボンは……つかさだ。こんな夜遅くにどこ行くんだろ。花束なんか持って…… そういえば、この先はお墓だったな。ということはみゆきさんのお墓参りか。 まあどうでもいいや。今からみゆきさんのところに逝かせてあげるから。 とりあえず、いつも通り眠らせておくか。 「あ……」 足の動きは止まっても、上半身は前進運動を続ける。 そのまま弧を描くように、つかさは地面に倒れていった。 この可愛イ寝顔が、恐怖に、苦痛に歪ムのか...
  • かがみ×こなた(エロ)特設
    作品数の多いかがみ×こなたのエロものを掲載したページです。 カップリング保管庫(エロ)から独立しました。 シリーズものの作品には全ての話にエロがあるとは限りません。性描写のあるものには★を付けてありますのでご参照下さい。 シリーズ あまごいこなた、おもいでかなた。(尼野録拾七) よにもしあわせな、ブルーデイ(〃) ふたりのレッスン、ひるとよる(〃)(リバーシブル)★ 1st STAGE(9-863) 2nd STAGE(〃)(〃)(↑の続き) 3rd STAGE(9-863)(完結?)★ ああ、素晴らしきお泊り会(10-249) ああ、素晴らしきお泊り会 B面(↑の続き) ああ、素晴らしきお泊り会 11時まで(〃) ああ、素晴らしきお泊り会 11時まで B面(〃) ああ、素晴らしきお泊り会 ゲーム結果(〃) ああ、素晴らしきお泊り会 ゲーム結果 B面(〃) ああ、素晴らしきお泊...
  • こなたのプライベート☆タイム
    「う~ん、困ったわね……」 泉家の玄関先で、私はそう呟いた。 今日はこなたと遊ぶ約束をしていて泉家まで来たのだが、 さっきから何度もインターホンを押しているのに反応が無い。 (やっぱり、来るの早すぎたな……) 右腕の時計に目をやると、針は予定よりも1時間以上早い午前10時50分を指していた。 途中で寄るはずだった本屋が定休日だったので、 予定時刻より大分早くこなたの家に着いてしまったのだ。 しかし、毎晩遅くまでネトゲをしてるこなたはまだ寝てる可能性があるけど、 おじさんやゆたかちゃんは家にいないのだろうか。 私はインターホンでの呼び出しを諦めて、今度はこなたの携帯に電話を掛けてみる。 《おかけになった電話番号は 現在電源が入っていないか――》 お決まりのシステム音声が流れてくる。 (あいつ……携帯の充電してないな……) こうなったら、...
  • @wiki全体から「泉こなたの寂寞」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索

記事メニュー
目安箱バナー