伊勢・日向悪堕ちというかNTR物9-189

189 :名無しさん@ピンキー:2014/05/03(土) 18:34:22.18 ID:AtwVUep/
※鬱展開、キャラ崩壊あります。ある意味悪堕ちというかNTR


「よく来てくれた。時間通りだな」
「……何かご用ですか?」

使われなくなって久しい軍の施設内に男女の声が響く。
男は軍の高級将校、女は艦娘。

「なに、簡単な話だ。君に新しい任務を与えようというのだよ」
「それなら私の上官に仰ってください」
「無茶を言うな。いない人間とは話はできん」
「……」

男はこの艦娘、伊勢の上官である提督のさらに上の立場にある。
そしてこの男の言う通り、現在彼女達の提督は鎮守府にはいない。
いや、既に提督などと呼ばれる者は数えるほどしかいないのだ。

深海棲艦との戦いに勝利し、敵を失った軍はそれまでの発言力を失い、それまでの規模を維持できなくなってきていた。
しかし、戦争の功労者がそう簡単に失脚する事はない。縮小にはそれなりの理由がある。

膨れ上がったまま敵を失った軍はやがてあらゆる腐敗の温床となった。
軍の縮小は事態を重く見た政府による刷新政策の一環ではあったが、即座に全てが良くなるわけではない。
現に、よく分からない容疑で拘束された彼女達の提督は未だに戻ってきておらず、後任の者も現れない。

「君の上官がいない以上、君に直接下命するのは当然だろう?」
伊勢は俯いたままぎゅっと拳を握った。以前に一度あった時から、この男は心底気に食わない。

彼女達の提督は実直で口数の少ない職人肌の人物で、周囲からは頑固親父とも言われてはいたが、
部下である彼女達の事は常に気にかけており、実の娘のように可愛がってもいた。
そんな提督を伊勢も憎からず思ってはいたが、今目の前にいるこの男はそれとは正反対だ。

保身と出世にしか興味のない、一言でいえばいけ好かない男というのが伊勢の抱いた第一印象だ。
自尊心と虚栄心が人の形を持ったようなその男は、まさに腐敗した軍の象徴のように思えた。

「わかりました……ご命令を」
とは言え、気に食わないからと上官の命令を無視するわけにもいかない。

190 :名無しさん@ピンキー:2014/05/03(土) 18:37:26.56 ID:AtwVUep/
「単刀直入に言おう。兵の慰問を命ずる……どういう意味かは君も分かるだろう?」
「なっ!?」
艦娘の慰問とは何か、暗黙の了解であった。

「わ、私には出来ません!」
とは言え、年頃の娘である彼女らがそんな命令を簡単に聞けるものでもない。

「娼婦でもない君には難しい任務だとは思うが、これならどうかね」
男は横に置かれたモニターのスイッチを入れる。
映し出されたのは、薄暗い部屋の中で椅子に縛り付けられ頭に拳銃を突きつけられた妹の姿。

「日向!?」
「伊勢!駄目だ!逃げろ!」
お互いの音は聞こえるようになっているらしい。

「君が出来ないと言うのなら、君の妹にやってもらうだけだ」
「伊勢、私は覚悟できている」
日向の言葉に男の唇が歪む。

「ああ言っているが?」
「ぐっ……」
男を睨みつける伊勢。

「こんな下種共のいう事を聞く必要はない。私は慰み者にされるお前なんか見たくない」
「下種だと?貴様、それが上官に対する態度か!」
モニターの中で拳銃を突きつけていた士官が日向を殴り倒す。

「やめてっ!止めてください!私が……私がやります」
「よせっ!駄目だ伊勢!戻れ!」
引きずり起こされた日向が叫ぶ。

「私だって慰み者にされる日向なんて見たくないよ」
伊勢はそう言いながらモニターに背を向け、背後に集まってきた下卑た笑みを浮かべる兵士たちの方へ歩いていく。

「やめろ!私がやる!」
「日向、私は日向のお姉ちゃんだよ?たまにはお姉ちゃんらしいことさせなさいな」

「実に美しき姉妹愛か、いいねぇ。終われば二人とも自由を保障しよう」
男の言葉には反応せず、伊勢は笑顔でモニターに振り返る。日向を安心させるためか、自分を安心させるためか。
「終わったら、一緒に帰ろ」
「伊勢……」

「さあ、最初は誰?」
大柄な兵士たちに囲まれながらいつも通りの声で叫ぶ。

191 :名無しさん@ピンキー:2014/05/03(土) 18:41:10.23 ID:AtwVUep/
兵士たちは目くばせすると、そのうちの一人の士官が進み出て伊勢の胸ぐらを掴み、乱暴に引き倒した。

「ぐうっ!」
「へへっ、流石は戦艦か。良い体してやがる」
言うなり士官は伊勢の袴に手を突っ込み下着に手をかけるとその中に指を入れ、まったく濡れてない秘部を触る。

「ううぅ……」
嫌悪感に顔をゆがめる伊勢だが、士官はお構いなしに下着ごと袴をずり下げながら自分もズボンを下ろして、怒張した一物を突きつける。

「さて、後がつかえていることだし早速……」
「あうっ!」
士官の大きな手が伊勢の胸をインナーの上から鷲掴みにし、巨大な一物を一気に伊勢の中へ押し込んでいく。

「んあああああっ!!」
押し広げるように進む侵入者に伊勢は苦痛の悲鳴をあげるが、
士官は侵入する速度を少しも緩めず最奥に押し込み、伊勢の腰を掴みあげて大きくゆする。
「あっ、ぐううぅ!いぎっいあああっ!」
伊勢の悲鳴に周囲から歓声が上がる。

やがて二人の間に滴る血に交じって白濁液が流れ落ちる。
「うくぅ!うっ、あっ……」
ビクンと伊勢の体が跳ね、人形のように動きを止める。

「この体で生娘とはな」
「艦娘ってのは男日照りなんだろ」
「あのおっさん、思ってた以上の堅物だったか」
周囲の兵士たちが口々に騒ぎ、伊勢の嗚咽を掻き消していく。

「少尉。時間短縮のため口及び肛門の使用を提案いたします」
「はっはっは。時間短縮か!まあいい。全員好きな所に並べ」
伊勢から一物を引き抜きつつ、少尉と呼ばれた士官が言うと兵士たちから再び歓声が上がり、やがて三つのグループに分かれた。

「よし、次」
少尉が伊勢から離れ、次の兵士が跨る。
同時に仰向けに寝かされている伊勢の背中側にも別の兵士が入り込み自分の腹の上に伊勢を乗せるように陣取る。

「えっ!?ちょ、ま、待って!やめて!そこは……」
「うん?何だ?やめてもいいのか?」

背中側の兵士の言葉に伊勢の理性が蘇る。
(駄目だ。私が拒めば日向が……)
「何なら妹ちゃんにやってもらってもいいんだぜ」
「そ、それだけはやめて!私がやります。私でやってください!」
三度兵士たちから歓声が上がる。

「聞いたか。自分からやってくださいだと」
兵士たちがはやし立てる中、伊勢は覚悟を決めて目を閉じる。

192 :名無しさん@ピンキー:2014/05/03(土) 18:43:43.19 ID:AtwVUep/
「いぎああああっ!!いっ、いだっ、お尻壊れぎいいいいいい!」
絶叫が響く。

「かひゅ!ひゅ!ひゅう!」
「おい殺すなよ」

笑い声が広がる。
前からも同時に突き上げられ、声にもならず肺から空気が絞り出されていく。

苦しさのあまり大きく開かれた伊勢の目に、先程と同じぐらいに巨大な一物が迫ってくる。
「ごむぅ!うむううう……むぐっ」
「ほらさっさと扱け」

叫び声に蓋をするように一物が口に押し込まれるが、とてもそんな事をする余裕などない。
とは言え、伊勢が落ち着くのを待ってくれるような紳士であればこのような事は端からしない。

「ほら、こうするんだ」
「ぐむう!もごぉ……」

兵士は伊勢の結わいた髪の根元を掴むと頭を前後させる。
苦しそうに顔を歪める伊勢だったが、吐き出すことは許されない。

「うぷっ!ごほっ、ごほっ!ごっ……くひいっ!」
噴出した大量の白濁液が伊勢の口から溢れだし、むせ返っている間にも前後の穴からの突き上げはやまない。

「おおっ、なんだかんだ言って感じてるじゃねえか」
「ちがっ……そんなんじゃ、ひゃあん!」
幸か不幸か、伊勢の体は前に関しては女として正常な反応を示し始めている。

「ふああっ!違う!気持ちよくなんか……あん!」
口とは裏腹に、伊勢はすでに快楽を感じ始めていた。
(なんで?私こんなの嫌なのに。気持ちいいなんて……そんな……)

「うふぁぁ!ひゃあん、ひっ、くううぅ」
伊勢の心とは裏腹に、前はくちゃくちゃと音を立てる。

「よし次だ」
洪水のように流れ、広がっていく白濁液の海の中、もう何度目か分からない交代の号令がかかる。

「ふひゃん!はぁ…はぁ…次、早く…」
「はは、乗ってきたじゃねえか」
伊勢の気持ちなど本当は知っているであろう兵士たちの中には、わざとじらすような態度を見せる者も出始めた。

(日向……もう少し、もう少しだからね…)
「いぎっ!ひゃあん、ひゃああっ!ぐむうぅぅ!」
かわるがわる全身を犯される中、伊勢はただ日向の事を思い耐え続ける。

「よし。これで全員か」
無限に続くように思われた責め苦は、ついに終わりを迎えた。

193 :名無しさん@ピンキー:2014/05/03(土) 18:47:03.47 ID:AtwVUep/
「よく耐えたな。敬服に値するよ」
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…。日向、日向は……?」
「ああ。勿論開放するさ」

一部始終を見ていた男は薄汚い笑みを浮かべながらそう言うと、顎で隅に設置された古い建屋を示す。
元々何かの格納庫か整備工場だったのだろうこの場所は、在りし日には事務所にでもしていたのだろう小さな建屋があった。

示された場所に、動かない体を引きずりながら一歩一歩近づく伊勢。
全身のどこにももう力は入らず、痛みを訴える下半身はいう事を聞かず、鉛のように重たく感じる。

「日向、日向……終わった、終わったよ……」
ようやく辿り着いた建屋の扉の前で伊勢は呟く。
涙と白濁液でぐしゃぐしゃになった顔に初めて笑顔が戻った。

「さあ、帰ろう。日向」
倒れ込むように扉を押し開け、中に転がり込む伊勢。
その目に映ったのは、

「んひいいっ!もっと、もっとぉ!ひひっ、あひいっ」

兵士たちに囲まれ、自分と同じぐらい白濁液に塗れながら、一糸まとわぬ姿でよがり狂う妹の姿。

「ひゅう、が…?」
目の前の現実が理解できず立ち尽くす伊勢に背後から男の声が聞こえてくる。

「ああそうだ、言い忘れていたが、殊勝な妹さんだね。姉の姿に心を痛めて自分が変わると言い出したよ。
それで本来なら君に行くはずだった分のいくらかを妹さんにお願いした」
「日向?嘘でしょ……?ねえ、ひゅうがぁ……」

「とは言え流石に私も気の毒に思ってね。少しでも助けになればと、ある薬を打ったんだが……どうも一回の量が多すぎたかな?」
男はおかしそうにそう続ける。

「おお何だ?姉ちゃんの方も混ざりたいってか?」
一人の兵士が立ち尽くした伊勢の腕を掴もうとした瞬間、

「日向に触るな糞共!!」
その腕を逆手にとって引き付けると、体勢を崩した兵士の首を掴み、後頭部を壁に叩きつけた。

崩れ落ちる兵士を尻目に、どこにそんな力が残っていたのか不思議なほどの勢いでもう一人近くにいた兵士にとびかかる伊勢。
怒りと憎しみに染まった悪鬼の如き表情からはいつもの温和な彼女は到底想像できない。

銃を抜くのも間に合わないと判断して素手で応戦しようとしたその兵士の腰から、
すれ違いざまに拳銃を奪い取るとハンマーのようにして頭を殴り飛ばす。

しかし、そこがお終いだった。
一瞬の隙をついた他の兵士たちが伊勢を羽交い絞めにし、一斉に馬乗りになって取り押さえる。

194 :名無しさん@ピンキー:2014/05/03(土) 18:49:09.45 ID:AtwVUep/
「いやはや、驚いたな。まだそんなに動けるか」
「貴様!殺す!殺す!殺してやる!」

素直に驚いたという風に現れた男に、伊勢は足元から睨みつけてそう叫ぶ。
「その調子ならもう一巡お願いできるかな?」
「離せっ!離せくそ!ぶっ殺してやる!」

呪詛の言葉を吐き続ける伊勢を集まってきた兵士たちが取り囲む。
やがて伊勢の声は途絶えたが、直後に一人の兵士が叫ぶ。

「おい!拘束具だ。何でもいい。口にはめろ!こいつ舌噛みきる気だ!」
腕を伊勢の口に押し込みながら部下に命じる。

「口は売り切れか」
「仕方ねえだろ。噛み千切られたいか?」
兵士たちが冗談めかして呟く。




「ああそうだ。元戦艦が二人。どちらも調教済みだ。薬代は料金に入っている」
建屋の中で男が電話でどこかに話している。

「ああ、うん。ははは、いやこれからも宜しく……では」
電話を切った男に一人の士官が報告する。

「中将。姉が到着しました」
「よし来たか。全くいい商売だ」
ほくそ笑みながら男は建屋を出ると、護衛の兵士たちと共に時間通りに現れた相手の前に立つ。

「妹は、山城は無事なんですか!?」
「ああ、無事だとも」




+ 後書き
以上スレ汚し失礼しました。
伊勢日向は健全な意味で仲良しな感じが良いと思った。
普段温厚な子がブチぎれる程度の絶望感ていいよね(ゲス顔ダブルピース)
最終更新:2014年05月04日 20:19