小ネタ:戦時中の物資不足の折の事

468 :名無しさん@ピンキー:2014/05/15(木) 20:02:14.45 ID:PiFrtXLD
とりあえず嫁艦の得意料理でも語り合って落ち着けよ


472 :名無しさん@ピンキー:2014/05/15(木) 20:35:39.98 ID:4JJbNsTd
>>468
戦時中の物資不足の折の事だ。
本土には百数名の艦娘、その数倍の運用員などゆうに食わせる食料があると言うのに届く気配などない。
この島には何もないと言うのに何と戦えると言うのだろうか。
しかし、どんなにひもじくとも戦線を優先した。赤城に加賀に、長門に大和に優先的に物資を配給した。
そんなもの、幾度も続くものではなく、何度目かの補給線確保作戦に失敗したと連絡が来たとき、痩せこけた軽巡が駆逐が反乱をおこした。
しかしだ、赤城達ではないせよ、物資を回していた隼鷹が、最上が利根がいた。
虐殺にも等しい鎮圧だった。僅かな弾を撃ち弾切れとなり、回避運動を続ける燃料すらなく、やがては炎に消えた。
ああ、死しか救いはないのか。そう思い、最後の補給をし、いざ死地へと行かんとした時だ。
『私がいるじゃない』
そう言って彼女は缶詰めを差し出した。一度は離れたにも関わらず、物資などまともに渡していなかったにも関わらずだ。
彼女は一口も口にせず私に勧めた。あれほど美味い肉の缶詰など今生出会えやしないだろう。
生きていると実感した時、既に二十と少しにまで減った艦娘達に命令した。
撤退だ。と。
誇りを糧に戦いし艦も、最強の名高い艦も激昂した。
それを止めたのも彼女だ。
「帰りましょう。もう一度来れば良いに決まっているじゃない」
そう言って、私を支え旗艦となり海を進んだ。
本土へ帰り着く頃には艦娘の数は十を切っていた。しかし、私には彼女達がいた。
敵勢力下の突破作戦。それを支えたのは間違えなく彼女の差し出した肉缶に他ならない。
本土で彼女と式を挙げた後はその缶詰を食す事はなかったが、私を救ったあの肉缶は彼女の得意料理だと誇れるものだ。
しかし、缶の素材こそあれど肉などありはしないあの島で如何にしてあの缶詰を作ったのかは今の私には知り得ぬ事だ。


480 :名無しさん@ピンキー:2014/05/15(木) 21:37:38.67 ID:KyeomkAf
>>472
こええよ


482 :名無しさん@ピンキー:2014/05/15(木) 21:59:52.67 ID:+4SR1mrN
??「いえ、私は遠慮しておきます」


483 :名無しさん@ピンキー:2014/05/15(木) 22:10:42.64 ID:Wt0vc1e1
誰か言うと思ったら案の定w
だが待ってほしい。白衣姿の雷が提督のために缶詰を作っていると書けばかわいく思える筈だ(錯乱)


485 :名無しさん@ピンキー:2014/05/15(木) 22:17:11.69 ID:iDWepUYL
雪風「しれぇ!チキンブロスをどうぞ!」


486 :名無しさん@ピンキー:2014/05/15(木) 22:22:25.82 ID:6X3FcpM/
空母はボーキを食うらしいがこうくうきにするにはボーキを精練するはずなんだが
いわば土ついた野菜を空母はくってるのではないか?


487 :名無しさん@ピンキー:2014/05/15(木) 22:24:17.53 ID:5AcXxG0t
工場…ソイレントシステム…ウッ 頭が…


488 :名無しさん@ピンキー:2014/05/15(木) 22:48:10.64 ID:Btp8IQ3G
鉄塊にすぎなかった大戦当時のころ
島内陸に野菜作りに行く兵士を見たせいで栽培に興味がある武蔵読みたい

最終更新:2014年05月20日 22:11