~控室~
京太郎「ほら、咲。ついたぞ、いい加減泣き止め」

咲「きょーぢゃーん」ナミダメ

優希「さすがだじぇ、京太郎」

京太郎「こいつとは長い付き合いだからな、どんなところに行くかはなんとなく分かるって」

久「ホントにすごいわね」

まこ「苦労したんじゃの」

京太郎「じゃあ、タコス持ってくるから」

和「試合までまだ大分ありますから急がないでいいですよ」

京太郎「おう」バタン

久「…よし、じゃあいつものやるわよ」

優希「おう、いつものシミュレーションだじぇ」

和「一応、試合前なんですけど」

咲「でも、京ちゃん歩いてるだけでフラグ立てかねないし」

まこ「まあ、さくっと見て準備するとええ」


京太郎「よし、先鋒戦も終わったし優希を迎えに行くか」

???「きゃっ」ドン

京太郎「おっと、大丈夫ですか?って、あなたは…」

小蒔「!!」

優希「ちょっ、なに対戦相手とフラグたててるんだじぇ」

久「というか、相手の反応なんかおかしくない?」


小蒔「…」ボー

京太郎「あの、どこか打ちましたか。それなら、人を…」

小蒔「見つけました!!」

京太郎「えっ?」

小蒔「あ、すいません。永水高校2年の神代小蒔と申します。お名前をお伺いしてもよろしいですか」

京太郎「あっ、はい。清澄高校1年の須賀京太郎と申します」

小蒔「あの、すいません。今から私と一緒に来ていただいてよろしいでしょうか」

京太郎「あっ、やはりどこかケガを…。でも俺はこれから…」

小蒔「ダメ…でしょうか」ポヨン

京太郎「…分かりました。一緒に行きしょう」

小蒔「ありがとうございます!!」ムニュ

優希「こらー犬!!飼い主を無視して盛るんじゃない!!」

和「完全におっぱいに釣られましたね。…胸なら私のほうがあるのに」

咲「これは、京ちゃんとお話しないとね…ってあれ、なんか画面が暗くなったけど」


このシミュレーターは全年齢対象なのでスキップします。

一同「「「「「えっ」」」」」


一年と少し後の鹿児島

京太郎「小蒔。もう寝たかい」

小蒔「はい、寝つきましたよ」

京太郎「俺もここに来てもう一年か…長いような短いような」

小蒔「京太郎様、私もう二人目が欲しいんです」

京太郎「えっ!!いやでも…」

小蒔「私が妊娠してる間、霞ちゃん達とばっかりやってたじゃないですか。ちゃんと私ともしてください」

久「い、いったい何が起こったの。ま、まこ何かした?」

まこ「何故わしに聞くんじゃ!!いつもなら解説が出るからそれを読むぞ」

ピッ
六女仙には「身の丈六尺(約182cm)の黄金色の髪を持つ若き男を迎えいれよ」という伝承がある。加えて、須賀京太郎は大きなおもちには逆らえないので、出会った場合ついていくのは避けられない。

和「なんですか、そのピンポイントな伝承は!!」

咲「胸か…胸か…」

まこ「まあ、とりあえず京太郎には優希の迎えには行かせんようにせんとな」

久「…ねぇ、これ六女仙に伝わる伝承ならもしかして」

その予感は的中し…

京太郎「染谷先輩を迎えにいこう」ドン

巴「あっ、すいません。お召し物を汚してしまって。よければ私達の控室で乾かして下さい」

京太郎「あ、ありがとうございます」

まこ「わざとお茶をかけて、控室に誘いこむとは」

優希「見かけによらず、ずるいじぇ」


京太郎「さて、部長を迎え」ドン

春「搾精雀士する」ニコッ

久「ちょっと!!強引に連れてったわよ」

咲「これは許せないね」ゴゴッ


京太郎「さて、和を」

初美「おい、そこの金髪。私と永水の控室まで来るです」

京太郎「(迷子かな?)うん、いいよ」

久「いつものスキルが…」

まこ「迷子に対する甘さがこんなところで」


京太郎「さて、さk」

霞「スッ」手刀

京太郎「Eternal water!!」ドサ

和「これにいたってはただの犯罪じゃないですか!!」

まこ「まさか、誰と会ってもアウトとは…」

優希「これは、試合の間京太郎を外に出さないようにするしかないじぇ」

久「いえ、それだけじゃダメよ。確実に永水を落とさないと須賀くんと会う可能性が高まるわ」

咲「絶対にゴッ倒します。京ちゃんを鹿児島に行かせる訳にはいかない」

そして試合開始

先鋒戦後
京太郎「じゃあ、いって来る。」

咲「待って、京ちゃん。行っちゃダメだよ」

京太郎「でも、」

咲「下手に行っちゃダメなの、女の子は複雑なの、巨乳はダメなの、とにかくダメなのー」グー

京太郎「なんだよ、まあいいか」

次鋒戦後
優希「京太郎、迎えはいいから聞くじぇ。今日のタコスもうまかったが、今度からもっとデリシャスにグレートでパーフェクトにするじぇ」

京太郎「日本語を喋ってくれ」

中堅戦後
まこ「京太郎、いいか。この場面このドラを通せたのは相手がこの稗をツモ切りしとったからなんじゃ」

京太郎「なるほど」

副将戦後
久「須賀くん、疲れたから肩もんでー」

京太郎「もう、分かりましたよ」

そして、大将戦後
京太郎「さすがたぜ、咲。じゃあ、迎えにいってやらないとな」

和「待ってください。須賀くん行っちゃダメです。」

京太郎「ん、なんでだ?」

和「えーと、とにかくダメです」

京太郎「いや、でも行かないと咲が迷子になるからな。じゃあ、さくっと行って…」

和「ダメですー!!」ムギュ

京太郎「うおっ(背中に幸せな感覚が)」

和「行かないって言うまで離しませんからね」

京太郎「わ、分かった、いかないから離してくれ」

和「もう分かればいんですよ」

京太郎(行くって言い張ればよかった)

和のおもちの活躍もあり、おもち巫女集団は海に行き、永水される脅威は去った。しかし、和は気づいていなかった。この東京にはおもちをおもちなおもち好きがいるということを。
次回「おもち好きは惹かれあう」

ちなみに咲は迷った。

続く?



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最終更新:2020年06月15日 02:36