レヴォーグへの【100】の質問 <開発者へ直撃> ※レヴォーグ発売前の記事/国内ではWRXとレガシィは共にFMC前※
プロフィール
●Q1: なぜレヴォーグを開発したのですか?
●Q2: 本当に国内専用車なのですか?
●Q3: 想定するユーザー層は?
●Q4: 開発でベンチマークとなったクルマは?
●Q5: なぜレガシィやレオーネの様に「レ」から始まる名前にしたのですか?
●Q6: レヴォーグの登場で「レガシィ」の名前はなくなるのか?
●Q7: なぜ「WRXワゴン」の名前にしなかったのですか?
●Q8: グレード「GT-S」とはどんな意味?
●Q9: アウトバック的なクルマは、今後出るのですか?
デザイン
●Q10: 顔周りのデザインへのこだわりは?
●Q11: フロンと周り等が3代前(2代目レガシィ)に先祖帰りしたのか?
●Q12: サイドウィンドーのクローム飾りがCピラーで途切れているのはなぜか?
●Q13: サッシュレスはもうやらないのか?
●Q14: なぜドアミラーはボディと同じ色にしなかったのか?
●Q15: リヤウィンドーの下がスポイラーの様な形状です。単なるデザイン、空力デバイスのどちら?
●Q16: イメージカラーは何色?
●Q17: 1780mmのボディ幅はデザインに貢献していますか?
●Q18: 2Lと1.6Lは外観で区別がつくのか?
●Q19: 外観におけるデザイナーのアピールポイントは?
●Q20: HIDではなくLEDにした理由は?
●Q21: なぜターンランプは輸入車の様にLEDを採用しないのか?
インテリア
●Q22: インパネはインプレッサ、新型WRXとは、どこが違うのか?
●Q23: 歴代最小径のステアリング(サイズは369mm)を採用した理由とは?
●Q24: 高触感な本皮とは、通常の本皮と何が違うのか?
●Q25: GT-Sのフロントスポーツシートは通常のシートとは、どこが違うのか?
●Q26: なぜGT-Sのステッチ色はブルーなのか?
●Q27: なぜGT-Sの内装はアイボリーが選べないのですか?
●Q28: 内装のアピールポイントは?
●Q29: メーターの訴求点は?
●Q30: マルチファンクションディスプレイの「高速巡航ECOチャレンジ画面」とは何ですか?
ユーティリティ
●Q31: ボディサイズはどの様な根拠で決めたのか?
●Q32: インプレッサとの後席居住空間の違いは?
●Q33: 荷室のサイズ&容量は?
●Q34: 荷室の寸法決めは現行レガシィワゴンがベース?
●Q35: 前後ドアの開口角はインプレッサと同じか?
●Q36: なぜ後席中央にトランクスルーを装備しなかったのか?
●Q37: 荷室の下にある「→」は何を示す?
●Q38: パンクキット修理キット対応ですが、スペアタイヤは選べるのですか?
●Q39: カップホルダーは全部で何個あるのか?
●Q40: なぜアクセスキーをレヴォーグから変更したのか?
●Q41: なぜ暗証コード式キーレスエントリーはレヴォーグも導入したのか?
●Q42: セイフティブレーキペダル/フットッレストはどこが「安全」なのか?
●Q43: キャリアブラケット内蔵のルーフモールの許容重量は?
●Q44: なぜ1.6L車と2L車でAWDシステムが異なるのか?
●Q45: 1.6LのSIドライブに「S#」がない理由は?
●Q46: FFモデル設定の予定は?
●Q47: 16GTだけパーキングブレーキが電動式ではなく手動式の理由とは?
●Q48: 1.6Lと2Lで足まわりの違いは?
●Q49: ビルシュタインサスペンションの耐用年数(賞味期限)はどれくらい?
●Q50: ブレーキ関連でのトピックは?
●Q51: 標準グレードのサスペンションのサプライヤーは?
●Q52: ビスシュタインサスを非装着車に付けるとバランスは崩れるのか?
●Q53: ホイールのPCDをレガシィの100mmから114.3mmに変更した理由は?
●Q54: 17インチアルミ+フルエアロキャップは空力的にどれくらい優れているのか?
●Q55: 開発時に走り込みを行ったサーキットはどこか?
●Q56: なるのか?
●Q57: ですか?
●Q58: どんな意味?
●Q59: ですか?
●Q50: は?
●Q61: たのか?
●Q62: ですか?
●Q63: は?
●Q64: は?
●Q65: ですか?
●Q66: なるのか?
●Q67: ですか?
●Q68: どんな意味?
●Q69: ですか?
●Q70: は?
●Q71: たのか?
●Q72: ですか?
●Q73: は?
●Q74: は?
●Q75: ですか?
●Q76: なるのか?
●Q77: ですか?
●Q78: どんな意味?
●Q79: ですか?
●Q80: は?
<回答>
プロフィール
●A1: 本格的なグローバルミドルサイズに大型化された現行の5代目レガシィは、狙いどおり海外でヒット。特に北米では大成功を収め、スバルに大きな収益をもたらした。そして、6代目へのフルモデルチェンジを考えると、国内外メーカーの競合車がそうであるように、パッケージングの進化として更なる大型化は避けられない。
一方、国内ではデビュー時に懸念されたとおり、現行型は思うような支持を得られなかった。その上、更に大型化すれば、歴代レガシィユーザーの受け皿となる事は更に難しくなる。また、主力市場の北米ではSUVタイプのアウトバックが販売も大半を占め、ステーションワゴンのニーズは極めて低いという事情も、国内と大きく違う点としてあげられる。
「しかし、レガシィ・ツーリングワゴンの保有ユーザーは40万人くらいいて、その方たちが買うクルマをやめるというのは許されない」(熊谷泰典PGM)
そこで白羽の矢が立ったのが、インプレッサのプラットフォームだ。現行型は国内でちょうどいいサイズと好評。それをベースとする次期型WRXと開発のタイミングが重なる。WRXと言えば兄弟車として並行開発すればそのコストや期間を抑える事ができ、レガシィ・ツーリングワゴンのユーザーニーズにかな国内専用の後継車を実現できる。5代目レガシィ成功による利益も原資としてそれを後押しした。
レヴォーグはこうして誕生したのである。
●A2: 国内専用モデルだがEU圏やオーストラリア等の国で導入したいという引き合いがある。まずは国内で格好良く見せる事を大前提に開発。海外向けは前向きに検討中。
●A3: 3代目・4代目レガシィのオーナー。現在、国内で好調な欧州ブランドのワゴン指向層。1.6Lはプリウスαの様なハイブリッド車に乗っているが元気の良い走りに期待するユーザーだ。
●A4: 「走りのベンチマークはアウディS3スポーツバック(2L4WD・280馬力)。質感やインテリアは欧州車400万クラスのボルボV60、ゴルフGTI、アウディA4、BMW3シリーズとか。欧州車と戦えるところを目指してやりました。国内で輸入車のワゴンが元気ですよね。これに勝てなくては戦えない」。(熊谷泰典PGM)
ちなみに、国産車でベンチマークや競合車はなし。アテンザはあるが、Dセグメント寄りでクラスが違うから。
●A5: 車名は「LEGACY(大いなる伝承物)、REVOLUTION(変革)、TOURING(ツーリングカーの新時代を切り開く)」から。レガシィツーリングワゴンの実質的な後継車を表現したネーミングで、レオーネも意識している。
●A6: レガシィはなくならない。すでに北米では6代目セダンが「レガシィ」の名称でデビュー。国内向けも今年中に「レガシィB4」「レガシィアウトバック」として発売される。
●A7: 実際には検討されたものの、乗り味や質感等がWRXとはまったく別のクルマに仕上がっているため不採用。性能のアピールよりもユーザーの間口を広くとる事を優先した。
●A8: レガシィ等のターボ系グレードはGT(GrandTouring)を使うのが伝統。Sは「Sporty」でレガシィ「Sパッケージ」の装備内容を拡充してグレードに昇格させ「GT-S」とした。
●A9: 「今のところ予定はないですね」(熊谷泰典PGM)
市場の要望をよく注意しながら検討をする余地はあるかもしれないとの事。ちなみに、レガシィのワゴン型はアウトバックのみになる。
デザイン
●A10: ヘッドライトとボンネットはWRXと共通だが、主にバンパーで差別化が図られている。
「WRXは遠くから見てもスタビリティを感じさせる、レヴォーグの方は端正な彫りの深い一体造形です」(小林正彦チーフデザイナー)
そのフロントフェイスは、開発終了間際で大幅修正された力作。最終段階で屋外確認するとフロントフェイスが潰れて見える偏平感が際立ち、修正した方がいいだろうという事になった。
熊谷PGMは「あと10mm必要あれば」と言うモデラーの意見で即断即決。その場で修正を依頼し、自身は会社の担当部署に全長10mm延長を要請にいった。「レガシィはビッグマイナーで10mm延ばしたたりしたから、今回は最初からビッグマイナーしちゃえと」(熊谷泰典PGM)
●A11: 担当デザイナーにこの質問をぶつけてみると、「?」。薄型になったヘッドライトでそういう印象を受けるのかもしれないが、デザイン開発でそういう意図はもちろんない。
●A12: 現行レガシィなどはサイドウィンドーを一周しているが、あれはラグジュアリーな表現。かといってリアクウォーターでの終わらせ方も難しく、様々なスタディの結果だとか。
●A13: ボディ剛性や遮音性など性能面にもかかわり、デザイナーがアイデアとして提案する事は出来ても判断は会社に委ねられる事項だ。エンジニアの中にも復活を望む声はあった。
●A14: ドアミラーはボディ同色が全車標準。サテンメッキドアミラーはウェルカムライティングとセットオプションだ。ちなみに、内装のシルバー加飾とのコーディネートが狙い。
●A15: リヤゲートはウィンドー下がつまみ上げたような形状になっているが、スポイラーの様な空力効果は特になく、基本的にはスタイリングの為のデバイスという事だ。
●A16: 新色のスティールブルーグレーメタリック。2011年のアドバンド ツアラー コンセプトのイメージを量産化したものだ。陰影感のある彫刻的な造形を際立たせるのが特徴。
●A17: もちろん大きく貢献している。
「ウチのクルマは造作がどうも偏平だが、サイド面に抑揚があってリヤにも色気があるものを作りたかった」(熊谷泰典PGM)
●A18: ぱっと見ではタイヤサイズおよびホイールデザインと色。ほかにエアインテークを覗きこむと1.6Lは流入量を抑える為、遮蔽板を立て半分ほど塞いでいる。2Lは全開だ。
●A19: 小林正彦チーフデザイナーによると、一番のアピールポイントは全体のシルエットだと言う。
「特にサイドから見た時の全体の塊感、ダイナミックの塊感とシルエット、プロポーションですね。ディティールは顔とか彫りの深さか色々やりましたが、一言と言われるとプロポーションの良さ、スタンスの良さです」
ちなみにサイドウィンドー下端のクロームメッキについて改めて補足しておくと、レヴォーグはスポーティなクルマなのでウィンドーを一周させるクルマではない。では、リアクウォーターウィンドーまで通そうとすると、その形状を見てもらえばわかる様に終わらせ方が難しい。そこでCピラーで終わらせる様にした。
●A20: LEDは消費電力が少ないし、HID(水銀灯)の様に点灯時のタイムラグがない。今回は片側に2灯を配置して照射範囲を拡げ、夜間時のアイサイトの認知性をアップした。
●A21: フロントのターンランプは切れ目にする為、ヘッドライトユニットからバンパー部へ出した。バルブ球で意匠が成立するため、LED化は初めから検討されなかった様だ。
インテリア
●A22: 水平基調のシンプルデザインは共通。遠めに見たらほとんど違いはない。だが、特にGTSにはソフトな素材を多用して高級感を演出。WRXとは、エアコンスイッチのデザインが異なる。
●A23: 最小径は、Dシェイプと共にスポーツツアラーの象徴として採用。一方で、メーター類の視認性が上がり、メーターパネルを小型化。それによって径を小さく出来たという側面もある。
●A24: 「キズ等のない高品質な皮を使い、なめしの工程も増えています。なので、コストもかかっています」。過去にSTIのコンプリートカーで採用された物と同様の物だとか……。
●A25: GT-Sはショルダーと座面サイドにボリュームを持たせたバケットタイプだ。更に座面のワイヤーを増やしコシを持たせ、しっかりとした座り心地とホールド性を高めている。
●A26: 環境イメージとスポーツ性の両立、それがブルーステッチ採用の理由。使われている場所によってステッチの太さが異なるのも面白い。WRXの”赤”と対比する意味もある。
●A27: 「もちろん設定できなくもないのですが……」とは開発者。「スポーティは黒!」というイメージが強く、今回はブラックのみにした。特別仕様車等で設定されるかも?
●A28: 東京モーターショーでも好評だったというのが、シフト周り。ピアノブラックやくしゃっとしたシフトブーツ、高級感ある仕上げが見どころだという。確かに他のスバル車とは違う!
●A29: 「盤面をスリ鉢状にする事で立体感を持たせています。サテン調のベゼルでスポーティさと上質感を表現し、アイスブルーのイルミネーションで先進性を訴求しています」(開発担当者)
●A20: ゲーム感覚で高速巡航時の省燃費走行が楽しめる。実際の航続可能距離を示すバーが100km/hでの予想航続可能距離の緑バーを超えれば、画面上のトロフィーが金色に変わる。
ユーティリティ
●A31: 5代目となるレガシィツーリングワゴンの登場で、歴代レガシィユーザーが4代目までのレガシィ像を求めている事に異論を挟む余地は、もはやなくなった。
熊谷PGMによると、ボディサイズはまず全長と全高を国内の5ナンバー枠に収める事にした。具体的には、全長は3~4代目レガシィと同じ4690mmで開発がスタート。だが、A10のとおりデザインの完成間際でフロントフェイスが40mm延ばして修正され、最終的に4690mmとなった。4700mmを超えて3ナンバーサイズにならなければいいという営業サイドの判断もあった様だ。
全高はレヴォーグ、4代目ともルーフレール込みで数値上レヴォーグが若干高い。だが、レヴォーグはルーフ高だと1.6Lが1465mm、2Lの1470mm、4代目は2段タイプのルーフとレールがほぼ同じ高さだった為、実質的には同等だろう。
一方、全幅は5代目と同じ1780mmが踏襲され、4代目の1730mmから50mmもワイドになっている。
「幅については悩みました。無理やりやれば(インプレッサと同じ)1740mmくらいでも出来たと思います。でも、レガシィのお客さんに色々聞いてみると、1780mmは我慢できる上限だと。アウトバックの1820mmは駄目と。なら1780mm据え置きでその分格好良くしようと。都内の1750mmを超えると駐車場に入らないという方達には申し訳ないですが」(熊谷泰典PGM)
ホイールベースはインプレッサと同じで、4代目より20mm短い。
●A32: ルーフ形状の違いから頭上空間に余裕がある。前席の背面形状を工夫して膝周りのスペースも確保。シートは5段階のリンクライニング機構付きで長時間でも快適にくつろげる。
●A33: 荷室サイズ「最大荷室長:1632mm 荷室長:1070mm 最小荷室幅:1080mm 荷室高:770mm 開口部最大幅:1632mm 開口部高:710mm」
容量はレガシィツーリングワゴンを2L上回る522L。パンク修理キットを標準化した事で生まれた荷室下スペースや、ホイールアーチの高さを低くできた事が要因。
●A34: レガシィツーリングワゴンと同等の大きさを確保しようとした結果、生まれた寸法。なんと荷室長は、最大&最小ともに数cmだがツーリングワゴンを上回る広さなのだ。
●A35: 「インプレッサとは同じです」
ではレガシィとは?
「フロントの開口角は同じですが、リアはレガシィよえい7度広く開きます!」レガシィの実質後継だけに新世代である事をアピール!
●A36: 実は結構コストがかかるらしい。インプレッサにも採用されていないが「要望があれば今後検討する」との事。スキー等の長尺物をを差し込むトランクスルーは便利。是非採用を求む!
●A37: フロア下収納部の両脇に窪みが設けられ、矢印が添えられている。これは荷物を出し入れする際に「フロアボードをトノカバーに立てかけて使える様に窪みがここにあるよ」の印。
●A38: レヴォーグは、全車パンク修理キットが標準設定。スペアタイヤは選択不可能となっている。そのおかげで、荷室下に収納スペースを確保しているのだ。仕切りがあって、実用的である。
●A39: 各ドアポケット部に1個、センターコンソールに2個、リアシートセンターアームレストに2個(上質感のあるピアノブラック調仕上げで金属調アクセントの加飾付き!)の計8個。乗車定員より多く設定。
●A30: 使い勝手向上の為。ポケットの中等で、キーを直接見なくても、「エンブレムを押せば解錠」、「その上は施錠」と手触りで判る様になっている。高級感もある!
●A41: 「この機能はサーフィンやスノーボード等アウトドアスポーツをする方が、鍵を携帯せずに車内に置いておきたいという事で外せない機能です」(開発担当者)
●A42: 前突時にドライバーの下肢被害を低減する。衝突時に足元のパネルが室内側に押されるとブレーキペダルが下側に降りて来る。フットレストは潰れて衝撃を吸収。最近のスバル車に装備。
●A43: インプレッサと同じ80kgの最大積載重量を持つ。オプションのシステムキャリアベースキットが装着可能。ちなみに、牽引のヒッチメンバーは取り付けられる設定にしていない。
●A44: レヴォーグのフルタイム4WDは、レガシィやエクシーガと同じ2つのシステムが使い分けられている。
1.6GT系は前60対後40のトルク配分を基本とし、走行状態に合わせて50対50まで後輪のトルクをリニアに増やすアクティブトルクスプリットAWD。
2.0GT系はセンターデフによってトルクを前50対後55に不等配分し、回頭性を高めたVTD-AWDだ。
使い分けのの理由はエンジン性能よりも搭載グレードのキャラクターにある。1.6GT系にはトータルバランスに優れたアクティブトルクスプリットが、スポーツ性を訴求する2.0GT系にはVTD-AWDがマッチする。フォレスターは2LDIT(直噴ターボ)にもアクティブトルクスプリットを組み合わせる。
●A45: 2.0GT系と1.6GT系ではキャラクターが異なる。1.6GT系は動力性能のスポーツ性よりも1.6LNAのFFに並ぶ低燃費を訴求する為、設定はIとSの2モードとなっている。
●A46: 熊谷PGMは「ありません!」。1.6Lターボ開発時にレギュラーガソリンで高い燃費目標値が達成できず、担当者が「FFではこれだけ燃費がよくなる」と提案。PGMに一蹴された。
●A47: 手動式は安いから。作り分けた方が高いのでは?と突っ込むと、「手動式は電動式に比べてパーツが少ないもで」。アイサイト”レス”を作り、廉価レヴォーグの為に用意された。
●A48: エンジンの違いで足まわりのは区分けされていない。1.6LDITと2LDITそれぞれに専用設定が必要になほど、エンジン重量に差はないからだ。
ビルシュタイン製ダンパーを備えるGT-Sも、どちらのエンジンでも足まわりの使用は同じになっている。
GT-Sはフロントサスにアルミ鍛造製ロアアームとピロボールブッシュを採用するのも特徴。タイヤはGT-Sに加えて標準サスの2.0GTアイサイトが225/45R18、標準サスの1.6GTは215/50R17で、足まわりには3タイプの組み合わせが存在する事になる。
また、ブレーキもフロントは18インチ車に17インチ2ポッド、17インチ車に16インチ2ポッドを装着。リヤは1.6GT(15インチ)を除く全車が17インチ。
●A49: 開発担当者曰く、「短い開発期間の中で、経年劣化による乗り味の違い迄は、なかなか見切れていないというのが正直なところ。乗り方にもよるので答えるのは難しい」
●A50: 高応答性バルブ構造を持つブースターを採用。リニアな利き味と剛性感、応答性を向上。また電動パーキングブレーキをキャリパーに内蔵し、作動応答性アップと作動音を低減した。
●A51: ダンパーはカヤバ。コイルスプリングはフロントが日本発条、リアは三菱製鋼。前後で違うのは色々な事情があるが、一番大きいのはコスト。技術力による理由ではない。
●A52: 細々とした部品を交換すれば、ノーマルサスにGT-Sのビルシュタインを付ける事は出来るらしい。ただ、当然ながらGT-Sと同じバランスにはならない。保証も適用外だ。
●A53: 「操縦応答性や走りの剛性を高める為。レヴォーグはアライメント剛性にとても拘って開発した。その中でホイールはすごく寄与度が高い部品なので」(開発担当者)
●A54: 「Cd値で"0.00いくつ"と言うレベルで効いています。とても小さな数字に思われるかも知れないが、空力性能の向上はこうした事の積み重ねです」(開発担当者)
●A55: もっとも走り込んだのは、もちろん社内のテストコースだが、社外のサーキットでは筑波と菅生あたりで走行性能を確認した。海外はサーキット、一般道ともに走っていない。
●A56: なるのか?
●A57: ですか?
●A58: どんな意味?
●A59: ですか?
●A60: ですか?
●A61: 。
●A62: ですか?
●A63: は?
●A64: は?
●A65: ですか?
●A66: なるのか?
●A67: ですか?
●A68: どんな意味?
●A69: ですか?
●A70: ですか?
●A71: 。
●A72: ですか?
●A73: は?
●A74: は?
●A75: ですか?
●A76: なるのか?
●A77: ですか?
●A78: どんな意味?
●A79: ですか?
●A80: ですか?
最終更新:2014年11月05日 17:31