パッションリップ



身長:156cm
体重:1t
スリーサイズB160/W63/H87
生まれ:月の裏側
誕生日:4月10日
特技:殴るのとか潰すのとか
好きな物:主人公、デザートタイム
嫌いな物:優しくない人たち
天敵:メルトリリス、緑アーチャー

「わたしは……おかしくなんか、ない……
 あなたがいないと…… 生きていけない……だけ……」

『Fate/EXTRA CCC』の登場人物。担当声優は 小倉唯 女史。
BBが切り離した感情に複数の神霊のエッセンスを継ぎ足した分身「サクラファイブ」の1人にして、違法霊基「アルターエゴ」の一角。
パッションリップはBBの「愛憎」を核にして、ヒンドゥー教の女神ドゥルガー、パールヴァティー、
北欧神話の戦乙女ブリュンヒルデの要素を融合されて成立したサーヴァントである。
パールヴァティー、ブリュンヒルデはパッションリップに先んじて『Fate/GrandOrder』で実装されたが、
マイルームの会話をはじめ特にこれといった絡みは無い。
遅れて2023年に実装されたドゥルガーのみ「親戚のようなもの」と反応している。

「アルターエゴ(別人格)」の名の通り、このクラスは英霊・神霊やそれに類する存在の一側面を抽出して別個体として独立した存在と化した者達を指す。
また、英霊本来の十全な人格ではなく、合体元の英霊の一部が依代となった者の意識と混ぜられた疑似サーヴァントもこのクラスが宛がわれる場合があり、
『FGO』だとシトナイやマナナン・マク・リールがこれにあたる。
アルターエゴの始祖であるサクラファイブがBBの一部と神霊の複合体であり、さらに神霊が完全な状態で召喚されることは難しく大抵依代を器にするため、
神霊との合成体という印象が強いが必ずしも絶対条件ではない。
例外的にラーヴァ/ティアマトなどオリジナルの一側面でありながら他サーヴァントと遜色ないスペックを発揮できる者もいるが、
これは別の存在と融合して欠けた部分を補わなくても相応の霊基を保てる最高位の神霊などに限られる。

両足が地面につかないほど巨大で凶悪なガントレットそのものの両手(籠手などではなく彼女の肉体の一部)もさることながら、
バスト160cmという型月作品トップクラスのお胸が最大の特徴どこぞの当主様に少し分けてやってくれよ
その聞いたこともない様なサイズはそこらの巨乳キャラが全員貧乳に見えてしまう程規格外なものであり、
しかも自身の身長をも上回っているため、爆乳を通り越してもはや超乳*1の域に達している。

とはいえ、流石に規格外なサイズ設定であるためか、デザイン担当のワダアルコ氏は、
「描いたことが無い規格外サイズ過ぎて数値の割に小さく描いてしまった気がする(意訳)」と後年陳謝している。*2

おまけに上半身の服装はサスペンダーのようなベルトで大切な部分を隠しているのみなのだが
(明らかに見えそうなのに見えないため、ワダ氏は「陥没しているんじゃないですかね」と解釈している)、
これは上半身が異常に敏感で、布が擦れることすら耐え難いためらしい。
しかし、『Fate/GrandOrder』のコラボイベントでは大人の事情で胸元に黒い布が追加されたが、こっちの方がエロいという意見も割と見かける
(同様に、相方のメルトリリスも前張りがマイクロビキニに修正されている)。


ドゥルガーの宝具である10本の神授の武器を具現化した巨大な爪とそれを支えるパワーは、
筋力A+以上のサーヴァントでようやく相殺できる域にある。
また、彼女を見た者を無意識の内に嗜虐心をそそる精神干渉スキル「被虐体質」を持ち、
タイマン勝負ではあまり意味の無いスキルだが、若干の防御値プラスがある他、攻撃者に冷静さを失わせる。
しかし最大の特徴は、id_es(イデス)と呼ばれるサクラファイブのアルターエゴが生まれながらに得たスキルで、
パッションリップは視点上で手に収まるものならどんな物体でも圧縮してキューブにしてしまう「トラッシュ&クラッシュ」を備えている。
視界に入るものなら手を超えたサイズであれ遠近法認識でも発動可能な代物のため、対象を一望できる場所なら距離もサイズも無視して圧縮できる。
このスキルの恐ろしい所は、キューブにされたものは生物であった場合頭や胴体関係なく圧縮でサイコロ状の体にされ、
手足も全く動かせないまま特に痛みもなく生きたままでいられる
ということ。
ただし、視認から発動まで若干のタイムラグがあるため、一定の機動力があるサーヴァントであれば絶え間なく動き回ることで対処可能。
加えて、規模が巨大になればなるほど圧縮までの時間もさらに相応にかかる。

なお、彼女は自身の腕に関して「普通の人間の腕」と同じ形状と認識している
その為相手を軽く触ったり手を握ってもらうつもりでどうなってしまうかについて全く配慮がない。
これは彼女を創造したBBによる意図的な認識阻害であるらしく、作中人物の分析では「嫌われるように創られている」。
性格においてもこれが影響し怠け者な上に情緒不安定、何かにつけて自分の都合のいい方向に考えたがる。
口も悪く、誰かに過ちを指摘されたら稚拙な嘘や屁理屈でやり過ごそうとするし、そうでなくてもナチュラルに毒を吐く。
…悪意ではなく、色々と本編で事情があるのだがまあそこは原作プレイ参照。

そして彼女の腕と並ぶ最大の特徴である胸部であるが、この谷間には無限にものを収納可能な広大な空間「ブレストバレー」というものが存在する。
人間を一人谷間に飲み込むことなど造作もなく、更には彼女の精神性として「大切な存在をそこに閉まっておきたがる」というものがある。
しかも、基本的に彼女ですら「一度入れたら任意も何もなく出してあげられない」。もはや人型のブラックホールである。
…ここまで聞いて「それでも谷間に飛び込みたい」と思える人がいるなら、最早止めまい。

なお、後年の『FGO』参戦時には、契約したマスターであれば中身をすくい上げられるようになった。
手を突っ込む場所的に完全にアウトな絵面だが、成長したな!

  • 宝具「死がふたりを分断つまで(ブリュンヒルデ・ロマンシア)
「あぁ、これが愛のカタチ………
 わたし、分かっちゃいました。どうしても愛されず、憎まれる位なら……
 いっそ、グチャグチャになって下さいっ!!

 これで、身も、心も、わたしのモノ………」

元はブリュンヒルデが夫シグルドへの復讐のため振るった、
対象への愛情が深ければ深いほど命中精度とダメージ数値を増していく愛憎の槍だが、
パッションリップのそれはガントレットを分離して飛ばし、ロケットパンチのように四方八方から襲いかからせた後、
腕を元に戻して極限圧縮を行う宝具となっている。
追加効果に即死がついており、さらに即死をレジストできても純粋なダメージもかなり高い。

+ 他作品におけるパッションリップ
『Fate/GrandOrder』の『CCC』コラボイベント「BBちゃんの逆襲/電子の海で会いましょう!」改め「深海電脳楽土SE.RA.PH」にて実装。
レアリティは☆4。
ちなみに本来は彼女がイベント配布鯖の予定だったらしいが、どうしてもBBを配布にしたい菌糸類の嘆願で限定ガチャユニットに差し替えになったらしい。
劇中に登場するリップは『CCC』世界のキアラと同期した『FGO』世界のキアラの内部から手駒としてサルベージされた存在であり、
自由意志を封じられてセンチネルにされていた所を、BBとガヴェインの支援を受けた主人公により物理精神全ての拘束から解放されてカルデアに協力。
キアラが討伐された後は本来は『FGO』世界に無い存在のため消滅するはずであったが、
BBによって『Grand Order』世界のイレギュラーとして座に登録されたことで一時的にサーヴァントとして召喚可能な状態になり、
カルデアに身を置くことになった。

巨大過ぎる胸と爪は相変わらずだが、性格は『CCC』から大幅に変わっており、
自分の腕が周りとは違う事をはっきりと認識し、「一方的な求愛は良くない」や「私まだわからないけど」と発言するなど、
オリジナルとは打って変わって気配りが出来るようになっている。一方で、素で毒を吐いたり物臭な部分は変わっていないが。
なお、アップルチェックが通らなかったのか露出が大きく減っている。それはそれでエロいと評する声も多々ある
『FGO』でも規格外の爆乳のサーヴァントは増えているが、リップに匹敵するサイズを携えている者は未だ登場していない。

性能はBusterタイプのアタッカー。
宝具は表記が「死が二人を別離つとも」に変更されており、敵全体に攻撃しつつ味方全体のHPを回復する効果となっている。
スキルは自身にダメージカット状態、弱体化無効状態付与効果(後に強化クエストでNP増加も付与)の「ブレスト・バレー」、
自身にターゲット集中状態を付与、防御力アップ(後に強化クエストでHPが50%以下の時HPが少ないほど攻撃力がアップ状態も付与)効果の「被虐体質」、
自身の攻撃力アップ、無敵貫通付与、攻撃に確率で即死効果付与、防御力アップ、自身にスタン状態付与(デメリット)の「トラッシュ&クラッシュ」を持ち、
ターゲット集中や全体回復で味方を守りながら攻撃も上げてぶん殴っていく、集団長期戦向けのタンクキャラとなっている。
「トラッシュ&クラッシュ」のデメリットを踏み倒すために事前に「ブレスト・バレー」を発動しておくか仲間のスタン解除のサポートが必要な点や、
クラスがアルターエゴなので半減できるのがプリテンダーのみというタンク役としてはやや耐性に不安があるなど、
動かし方に多少注意すべき部分はあるが、タンクの中では攻撃・防御共に手広くこなせる、器用万能さで上位なキャラとなっている。


MUGENにおけるパッションリップ

Infernal Spectre氏の製作したキャラが公開中。
スプライトは『FGO』の画像を元に製作されている。
各種アクションも『FGO』をベースにしており、「死が二人を別離つとも」は3ゲージ消費の一撃必殺技となっている。
ただし、本人のゲージ回収能力は絶望的に低いため、実質的に後述する強化カラー専用技である。

性能面では、単発攻撃タイプのパワーキャラとなっている。
使える技はどれも動作が遅い一方、凄まじい火力や攻撃範囲を誇る。
さらに常時ハイパーアーマー状態なので、振りの遅さを補って確実に相手の体力を奪い取っていける。
その一方、機動力に関しては絶望的で、ダッシュ・バックステップが存在しない上にジャンプも不可能。
通常移動に至っては、移動速度が決して速くないにもかかわらずステップ移動で小回りが利かないという問題点を抱えている。
また、ハイパーアーマーの代償としてガードができないため、彼女の戦いは常に「やるか、やられるか」となる。
カラーによって3段階に性能が強化され、4P以降は自動でゲージが増加するようになり、7P以降は受けるダメージが大幅減少する。
そして10P以降は一撃必殺の「死が二人を別離つとも」が回避不可能になるという超強化が加わる。
AIもデフォルトで搭載されている。


「……そっか……好きじゃなくても、優しくしてくれるん、ですね
 ……それが人間の矛盾……心、なんだ……」

出場大会

  • 「[大会] [パッションリップ]」をタグに含むページは1つもありません。


*1
「巨乳」「爆乳」「超乳」の定義については正直人それぞれな所があり、
  • どこまでの大きさでも「巨乳」と一括りにする人
  • 「爆乳」をある一定区画サイズから上なら全部それとする人
  • ちょっと大きい程度でも全部大げさに「超乳」と言う人
など様々である。ここらへんがイラストサイトのタグやらで混乱を招いていたりもする。
ニコ動でサイズ関係無くこれらの大まかな三段階のバストサイズ示準タグを全部付けてロックしてる検索妨害動画も結構あるし
パッションリップを指して「巨乳」と言う人もいれば、「ヘソも隠れてない大きさで超乳とか入口にすら立っていない」と言う人もいる。世の中広い
更には「奇乳」や「魔乳」という表現もあるが、前者はやや「大き過ぎて気持ち悪い」等否定的な意味合いで使われていることも多く、
後者は「時には不自然に見えるほど無駄に揺れるアニメーションの乳揺れ」を指したりというかマリュー艦長へのもじりで使われたと思われ
乳児から分泌する母乳のような分泌物という正式な医学的用語でもある。医学用語の方はそんなこと俺が知るかとばかりに無視されるが
その他「怪乳」「猛乳」「神乳」などの小規模な表現もあるが、これらは知名度がないのかあまり「大きさの示準」としては機能していない。

*2
実際、大きい事自体は間違いないものの、他の巨乳キャラクターと比較して「B160」と言う規格外なサイズかと言われるとかなり微妙なのは事実である。
現実でも豊胸手術によって規格外のサイズを得た女性はいるが、それらの写真と比較した場合、リップの大きさは控えめと言わざるを得ない。
しかもフィクションのバストサイズはかなり大きめに描かれる傾向にある。
本wikiにページのあるキャラの中でもトップの超乳キャラとしてクイーンズブレイドのカトレアがいるが、B120設定でリップより明らかに大きい。

『Fate』シリーズに限っても、例えば源頼光(FGO)と初期のリップを比較すると確かにリップの方が大きいが、差は僅かに見える。
しかも、リップは156cmと平均的か少し小柄な身長であり、もし頼光と同じ175cmになるように拡大した場合、Bは179に達する。
それと比較して少し小さいだけとなると頼光もB150~160ある事になる……が、そう言われても違和感を感じるプレイヤーが大半だろう。

こうした事情もあり、『FGO』など後の作品では『CCC』よりも大きなサイズで描かれる事が多い。が、それでもB160相当と言うには大きく足りない。
ただこれに関しては、本当にB160相当で書いたらマニアック過ぎると言う事情もある。そこはチキンにならず突き抜けろよ
上記のカトレアでさえマニアックと言われているのに、それより40cm大きいサイズを忠実に描いてしまうと、あまりにプレイヤーを選び過ぎる。
そのため、小さく描かれるのは当然、仕方のない事、と言えるだろう。だったら看板に偽りなくバストサイズを妥当な数値にすりゃいいだろって?それはそう


最終更新:2024年01月26日 23:40