ゴーストランサー


金子製作所(現・カネコ)開発、タイトー発売の気が狂ってるベルトスクロールアクション『歌舞伎Z』に登場するボスキャラクター。
詳しい設定は不明……というか、正式名称自体がそもそも謎。
「ゴーストランサー」は恐らくMUGEN入りにあたって便宜上付けられた名前だと思われる。

見ての通り中世風のチェーンメイルと思しき鎧を着込み、ランスと大盾を携えた騎士で、肖像画から実体化して襲い掛かってくる。
肖像画では馬に騎乗している事から、恐らくは騎兵なのだろう。だからといって某復讐の精霊とは無関係、いいね?
あと、兜の形状がかの暴君┗|┳|┛<ウオオオォォォ!!!を彷彿とさせる。

作中ではステージ4のボスとして登場。
中世ヨーロッパ風の宮殿を舞台に床を爆走してくるチェスの駒や、
何故か巨大なチェスの駒の中に潜んでいる中ボスの剣士(剣闘士?)といった、怪しげな連中を退けた先で相見える事となる。
倒すと中身が煙となって消滅し、鎧だけが崩れ落ちる。ランサーが死んだっ!!
プレイ動画(7:05~)


MUGENにおけるゴーストランサー

マニアックなキャラチョイスで知られるmitai dake氏による、原作ドットを使用して作られたものが存在。
原作には無いモーションを描き足す等の大幅なアレンジが施されている。
また、LIFE1100とややタフな上に、パズズを始めとする同氏製作キャラ恒例の高い根性値補正を持つので非常に硬い。
特に試合終盤は(相手にもよるが)尋常でないタフネスぶりを発揮し、
長いコンボ等の一部の攻撃を受けると逆にライフが回復するという、摩訶不思議な現象が起きる事も。

                
操作方法は4ボタン方式で、ゲージ溜めや超必殺技以外を受け流す特殊ガード「シールド」が使用可能。
原作ではしゃがみと防御こそあるものの技が少なかった(槍で突く、突進突き、槍振り回し程度)ため、
前述のチェスの駒をストライカーとして召喚したり、盾をブーメランの如く投擲する等、多数のオリジナル技が追加されている。
特に超必殺技はぶっとんだものが多く、槍や盾から謎のビームをぶっ放すわ、盾をサーフボード代わりにして飛び回るわとやりたい放題。
一見ネタっぽいがアーマー付きの技が多いので潰されにくく、かつゲージも溜まり易いため、割と気軽に使っていける。

中でも特に強力なのが3ゲージ技の「ホワイトナイト」で、
助っ人として大剣を振るう鎧騎士(元はデータイーストのベルトアクションゲーム『ナイトスラッシャーズ』の3、5面に登場する中ボス)を召喚する。
鎧騎士はタフな上に攻撃も強力、かつ長時間居残って援護してくれるという有り難い存在なので、早めに呼び出しておきたい。
でもホワイトナイトとか言う割に全く白くないのは気にするな!
他にも消費したゲージ数に応じて最大約15秒間ハイパーアーマーを纏う「ハイパーアーマー(LV1~3)」や、
8つのポーンの駒が画面端へ到達した後にクイーンの駒に昇格(プロモーション)して飛び回る「ポーン」、
Zの軌跡と共に相手を斬り捨てて意味不明だった原作のタイトルを回収する「Z スラッシュ」といった、癖は強いものの強力な技を所持している。
上手く使いこなして相手を翻弄していこう。

12Pは常時ハイパーアーマーの特殊カラーとなっており、凄まじい鉄壁ぶりを誇る。
ただし、いっしょにとれーにんぐトレモマンと対戦させた場合、相手の攻撃を食らうと行動不能になる不具合があるので注意。
また、アーマーキャラの宿命としてアーマー殺しには滅法弱いので過信は禁物である。

AIはデフォルトで搭載されており、チェスの駒を弾幕の如くばら撒きつつ、
盾サーフィンで気ままに飛び回ったかと思えばアーマーを発動して切り込んできたりと、多彩な超必殺技で翻弄してくる。
ちなみにシールドもそこそこ使ってくるが、何故か受け流した後はあまり追撃をしてこない。
上手くハマれば中々の強さを見せてくれるのだが、「-3.cns」から記述を追加して常時起動にした場合、
ポーン使用時に駒がミニサイズのゴーストランサーに化けた挙句、すぐ消滅して不発に終わってしまうという不具合が発生する。
mitai dake氏製キャラの中ではAIの起動がやや遅いので悩ましい所だが、下手に弄らない方が無難だろう。
また、コンボキャラと戦わせる際は前述の根性値に留意されたし。
DLは下記の動画から
プレイヤー操作


      

出場大会

プレイヤー操作



最終更新:2024年04月20日 03:18