バオップ



     
分類:こうおんポケモン
タイプ:ほのお
高さ:0.6m
重さ:11.0kg
特性:くいしんぼう(きのみを持たせると、いつもより早く使う)
隠れ特性:もうか(自分の最大HPが3分の1以下になると、ほのおタイプのわざの威力が1.5倍になる)

ちのうが たかく きのみは やいてから たべる しゅうせい。
ひとの てつだいを このんでいる。

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第5世代(『ブラック・ホワイト』)
炎のような形をしている頭部は300度近くまで熱が上がることがあり、その熱で木の実を焼いて食べている。
図鑑では火山地帯の洞穴を住処にしていると解説されているが、少なくともイッシュ地方ではヤグルマの森やハクダンの森などの森林地帯でのみ出現する。
ほのおの石を使用することでバオッキーに進化する。

通称「三猿」と呼ばれるヤナップ、ヒヤップと共に、御三家と同じく火・水・草の3タイプが揃ったグループとして扱われ、
序盤の「サンヨウジム」で最初に選んだポケモンがツタージャの場合、サンヨウシティジムで対戦することになる。
最初にミジュマルを選んでいると弱点を補うタイプのポケモンとしてゆめのあとちで貰えるが、
他の御三家を選んでも、出現率は低めだが野生の個体を入手は可能である。
上記のようにサンヨウジムはタイプが固定されている従来のジムと異なり選んだ御三家に応じて使用する三猿が変わり、
バオップは本家御三家及び他の三猿と共に、初心者がタイプ相性を学ぶためのチュートリアルとなる役割を持っている

…と書くとなんだかすごそうなのだが、実際のところこの三猿、「同一ポケモンのフォルムチェンジより違いがない」というほど酷似。
外見がタイプそのまんまを表している頭部と尻尾先端以外、モノクロにするとほぼ一緒(目つきと胸の模様が違うだけ)。
ステータスはなんと進化後も含めて3種類とも同一、特性も進化前後共に同一。進化方法も全員各タイプの進化の石。
技は流石に違うが、初登場のBWではレベルアップで覚える15種類の技のうち、10種類が習得レベル含め共通だったりする。
(残り5つは各自レベル25で覚える補助技のみ無関係の別々の技を習得。あとは基本各自のタイプの技だが、
 レベル15で覚える技がバオップのみエスパー技の「あくび」とパターン外しになっている。)
つまり、本当に「タイプだけ違うとどうなるか?」を一般ポケモンで実感していただくためのポケモンと言ってよい。
なお、アニメのミニコーナーで三猿は「元々は一つのポケモンで、それぞれが住み着いた場所に合わせて身体を変化させて分岐した」ことが語られており、
作中時点では別ポケモン扱いされているものの、元来はリージョンフォームに近い関係同士であることが明かされている。

ブラック・ホワイトでは比較的序盤で強力な物理型ほのおタイプであるダルマッカが入手できるため、
バオップを攻略パーティに入れる際は特殊型として育てられることが多い。

+ 進化形態バオッキー
進化すると攻撃・特攻・素早さに秀でた高速アタッカー向けの性能となる。
強豪ひしめく100族をギリギリ抜ける素早さを持ち、
特性「くいしんぼう」と相性の良いアクロバット・どろぼう・リサイクル・はたきおとす等を備え、
きのみとの併用で様々なコンボが実現できる。
……がしかし、種族値では上位互換のゴウカザルがいるため劣化扱いされがちだった。
加えて、上記のように攻略パーティでも瞬発火力で勝るヒヒダルマが当時は流行っており、
三猿の中で最も活躍の場に恵まれない不遇な存在として扱われていた。
こうした事情が祟り、2016年に行われたポケモン総選挙では堂々最下位となった
もっとも、そのせいで他の猿2匹よりネタキャラ的な意味で注目が集まってしまい、
応援キャンペーンで配布されるなど美味しいポジションとなったが。
まさにモチーフと特性を再現したような焼け太りである。誰がうまいこと言えと

TVアニメ版では『ベストウイッシュ』にてサンヨウジムリーダー・ポッドの手持ちとして登場している。
担当声優は 西村ちなみ 氏。
また、第7シーズンでは65話でゴウが捕獲している。


MUGENにおけるバオップ

ヤナップも製作したStarmie氏によるキャラが公開中。
一見ヤナップのコンパチのような性能で、「がんせきふうじ」など一部の技も共通しているが、
地面から火炎弾を出す「ほのおのちかい」や光弾をまき散らす「めざめるパワー」など、
ヤナップと比較してより広範囲に飛び道具をまき散らす弾幕系の性能をしている。
AIも搭載されている。
DLは下記の動画から

出場大会

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最終更新:2023年12月24日 22:01