エイダ・ウォン





「レオン、しぶとく頑張ってるみたいね」


 推定年齢:24歳(1998年当時)→30歳前後(2004年当時)
 身長:169cm-173cm/174cm(『2』-『6』)
 体重:53kg-55kg(『2』-『6』)
 血液型:AB型

+ 日本語吹替声優(Wikipediaより引用・改変)
水谷優子
『2(ドラマCD)』
皆川純子
『6』
『オペレーション・ラクーンシティ』
『ダムネーション』
『V リトリビューション』(テレビ朝日版)
『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』
『RE:2』
岡本麻弥
『V リトリビューション』(劇場公開・ソフト版)
田中理恵
『ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』

CAPCOMのゾンビゲーム『バイオハザード』シリーズに登場するキャラクター。初登場は一応『2』だが、『1』の時点で名前だけ出てくる。
素性や目的など全てが謎に包まれている東洋系の美女。
中国系アメリカ人であるためか、チャイナドレスを着ている事が多い。
「エイダ・ウォン」という名は偽名であり、本名は不明
その実態は、シリーズを通して物語に関わる悪徳企業「アンブレラ」とは敵対関係にある企業組織「H.C.F.」に属する産業スパイ。
戦闘技能は一流で、拳銃やナイフの他にボウガンを愛用し、
また武器以外ではフックショットを頻繁に用いており、移動や脱出などに使う。
またクリスやレオンとは別方向で超人枠のキャラであり、
身体能力は相当高く特にフックショットを用いた体捌きは、『6』時点で40近いとは思えない程に華麗。
優秀な工作員ではあるが、独自の目的のため度々指令を無視している節がある。
過去H.C.F.に元アンブレラ工作員アルバート・ウェスカーが所属していた時期
(少なくとも直接連絡を取り合うシーンが描写されている『UC』『4』)には、彼から指令を受ける立場にあった。
しかしそれは、アンブレラを裏切ってH.C.F.へ新規参入し、
アンブレラの機密情報を手土産に組織内で伸し上がったウェスカーに対して疑念を抱くH.C.F.上層部が、
監視目的で彼の下に就かせていたためであり、『4』本編終了以降は離反している。

『2』で会って以来、レオンとは何かと縁があり、彼の他人を助ける為に命を賭ける勇気に惹かれ、特別な感情を抱いている。
しかし『6』ではクリス・レッドフィールドを隊長としたBSAAアルファーチームを実験体にする為に姦計を張り巡らせたり、
アルバート・ウェスカーの息子ジェイク・ミューラーが属していたゲリラ部隊に、
栄養剤と称してC-ウィルスを撒き散らす等といった凶行を繰り返したのだが…?

+ 『6』における真実(ネタバレ注意)
その正体はC-ウィルスの開発者であり、同作にて暗躍する「ネオアンブレラ」の首魁であるカーラ・ラダメス。
彼女は元々15歳で博士号を取る程の優秀な人物であり、アメリカ合衆国大統領補佐官ディレック・C・シモンズに尽くしていたのだが、
当のシモンズはエイダに執心している上にいつまで経っても手に入らない事に業を煮やし、彼の手でC-ウィルスの実験台にされてしまう
(この際、肉体構造から作り替えられるレベルでエイダの容姿にされた上にシモンズの「調教」によってカーラとしての人格までもが、
 根本からエイダに酷似したものとして変容させられてしまった。
 また、シモンズも当時の大統領アダム・ベンフォードの盟友とも称されていたが、ラクーンシティの滅菌作戦を指揮したり、
 同事件の真実を公表しようとしたベンフォードを殺害する等もした)。
しかしカーラとしての意識が覚醒した事や、シモンズが自分にまるで見向きもしなかった等から彼に報復を決意。
「安定した世界」を望むシモンズに対し「安定しない世界」を産み出す為、彼も自身の世界に取り込むべくC-ウィルスを使い、
世界を崩壊させようと目論む。
最終的にはシモンズの息のかかった「ファミリー」の凶弾に斃れるも、死の間際に自身にC-ウィルスを撃ち込んだ事で空母をも取り込む程に変異。
エイダとしては単に復讐したいのなら手伝うつもりだったのだが、「偽物の助けなんかいらない」とこれを拒否した上、
上気の理由からエイダにも嫉妬と憎悪をぶつけた末、彼女により引導を渡される。

この事から、カーラが本作の元凶というのならシモンズはラクーンシティ事件の黒幕ともいえるものであり、
エイダはカーラの本質を理解すると彼女に同情するのをやめ、彼女のラボへと向かい、「最高傑作」と称したクリーチャー諸共、
全ての研究成果を破壊した。
他にもカーラの暗躍はアジア某所に位置する「マルハワ学園」へのバイオテロにあたりC-ウィルスを供与する等もした。

余談だがレオン編におけるシモンズとの最終決戦においてはヘリに搭乗して遠くから援護射撃に終始していたのだが、
レオンの相棒であるヘレナ・ハーパーという女性視点としても、シモンズの前でレオンとエイダがいちゃついてるという、
ヘレナ涙目な展開にもなったり
(実際、ヘレナはC-ウィルスの実験体になったデボラを救う為にやむを得ず本作のバイオテロに関与した上、
 最終的には目の前でデボラを喪う等と悲劇的な所はあったりするのだが…)。

ちなみに彼女、シェリーなどと違い普通の人間のはずなのだが、シリーズが進んでも全然老けない
むしろ容姿は若返ってる感すらあり、順当に加齢していくレオンと比べると一目瞭然である。
ちなみに『VILLAGE』にも登場予定があり、コンセプトアートも公開されているのだが、
『6』よりは流石に加齢が目立つものの、やっぱり40代後半とは思えないほどに若々しい。

お祭りゲー『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』にも『6』時代の姿でレオン共々登場……したのだが、
異世界転移しまくりのシナリオで、裏方気質かつ異世界転移ができそうな能力の類を扱えない彼女の出しどころに困ったのか、
初登場時と、終盤レオンに情報を提供する場面(台詞なし)、そしてエンディング以外では一切登場しない
逆転裁判の御剣怜侍と並んで「音声まで収録してるんだからもっと出て欲しかった」と言われるキャラ筆頭となっている。

(以上、BIO HAZARD Wikiより引用・改変)


MUGENにおけるエイダ・ウォン

多くの『バイオハザード』キャラを手掛けたFlavioCamarao氏によるものが存在。
氏のサイトにて公開されている他、下記の動画からも入手可能。
B・ジェニードットをベースに作られているせいか、各種動作が妙にセクシーである。
原作同様に各種銃火器やフックショットを使う他、ストライカーとしてレオンを呼ぶ事も可能。
ただしフックショットには不具合があり、使用すると稀にMUGENが落ちる事があるので要注意。
また、仕様なのか設定ミスなのかは不明だが、ハーブで回復する技と必殺技のナイフ攻撃には食らい判定が設定されておらず、
攻撃避けや貴重な切り返し手段としても機能する。

AI程度の強さのものがデフォルトで搭載されている他、ホルン氏による外部AIも公開されている。
ホルン氏のAIは恒例のコンボ立ち回り・反応・ガードレベルに加え、レオンを呼び出すか否かを設定可能。想定ランクは強との事。
ハーブやナイフを利用した回避も多用してくるが、フックショットは上記の不具合があるため封印されている。
紹介動画(DLリンク有り)

この他、armin_iuf氏によるキャラも海外サイト「The MUGEN multiverse」で代理公開されている。
こちらにも並程度の強さを持つAIが搭載されている。
紹介動画(DLリンク有り)

出場大会



最終更新:2024年01月10日 21:19