実証的な読み方
グラヌムの遺跡に残る「ユリウス家の霊廟」(Mausolée des Jules)には、こういう碑文が残っている。
SEX. L. M. IULIEI C. F. PARENTIBUS SUEIS
現代では「ユリウスの息子たち、セクストゥス、ルキウス、マルクスから両親へ」と解釈される。しかし、
セザール・ド・ノートルダムの証言によれば、ノストラダムスは「ユリアの夫セクストゥス・ラエリウスが両親のためにこの円柱を立てた」と解釈していたらしい。
旧来の説
かつて
アナトール・ル・ペルチエは、ラテン語のセクストゥス(sextus)から来た可能性を指摘していたが、それは人名としてでなく、一般の形容詞「第6番目の」の意味としてであった。
登場箇所
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最終更新:2009年09月23日 11:32