長尾 銀狼

名前 ながお ぎんろう
性別 女性
年齢 109歳
身長 163cm
体重 47kg
所属 無し
好き 食べ物、子供
嫌い 下種
特技 軽業、ジャグリング
好物 山菜、川魚、天ぷら

【人物】

櫻の国出身の狼の妖怪。元はただの獣であり、性質は猫又に近い
“常に”群れるのは嫌いだが性格は自由奔放で人懐こく、誰にも別け隔てなく接する。
ただ少女相手は別で、母性本能のような物なのか妙に可愛がろうとする面も。

性格は善悪観念に染まっておらず、人を傷付けない範囲でなら悪戯も好き。奔放。
過去にその一環で"お稲荷様"の真似をして櫻の民を騙していた事があり
よりによって本物にそれがバレたせいで櫻の国を追い出されたという逸話がある
その一方で誰かが困っているなら助ける事もあり、とにかく相当な自由人。

妖怪化するまでにかなりの時間がかかっているらしく数えで110歳である。
話し方も幾つかの方言混じりで年寄り臭く、年季の様なものが感じられる。
また彼女の一族はすでに玄孫までが居るらしく、何百何千という狼たちの始祖であり
妖怪としては力も立場も弱いものの櫻の国の獣としてはそこそこ偉いとかなんとか。
(なお狼は年一回に五頭程度出産し、三年ほどで成熟するため実際は玄孫ではとても収まらない)

名前の由来はその2m近い尻尾であり、毛並みが銀色であったことから
尾の長い銀色の狼=『長尾 銀狼』となった。某戦国大名家とは関係が無い。
この尻尾は人の姿をしている時もそのままであり、とても器用に動かすことが出来る。
ちなみに狼の姿に戻ると体高2mほど、全長5mはあろうかという大狼になる

現在は親しい少女を救うために左腕を犠牲にし、失っており
『現役引退』の状態。もっとも人型であれば死ぬことは無いうえ
数十から数百年もかければ腕も治るという。

かつて水の国で行われた第三回天下一武道会にて優勝した経歴を持つ。
また余談だが、銀狼の方言を分析すると櫻の西部に散見されるものが多いという。

【服装】

ハーレムパンツに羽衣のような布を纏った、とにかく身軽な格好が多い
これは人間としての最低限の節度と狼としての奔放さの混じった結果。
流石に冬はもう少し暖かな格好をするが、肩出しヘソ出しはいつものこと。

また両手足に鉄の輪をはめており、これはちょっとしたオシャレのようなもの。
戦闘時は僅かに攻撃の威力を高めることにもなるが、基本的に意味は無い
大会で手に入れた『酔いどれ神の瓢箪』は腰に下げて持ち歩いている。中は常に満杯。

【能力】

  • 『繰気術』
    気を操る能力。格闘術の補助や遠距離攻撃、傷の治癒などに使う
    ただし彼女の気功術はやや特殊で、六つのストックを利用して術を発動させるというもの
    ストックは気の塊であり、尻尾として顕現する。つまり最大七尾。

    使い道の具体例として、ストックをエネルギー弾として打ち出す事が出来る
    これは空気砲のように広く浅く攻撃したり、スナイパーライフルのように狭く深くも出来る
    また治癒は肉体の回復力を上げるだけであり、即効性はない
    他には刃物に対抗するためにエネルギーを固めて手足にまとわせたり、単純に身体能力を向上させることも。

    基本的に使用するストックは一つずつであり、2レスで一つ回復する
    能力発動時は四尾、つまり半分の状態。最大時までは何もしなければ六レスで済む

    ストックを使用することで強力な術を使用できるようになるが、数によって身体能力が向上する事はない
    またストックとなる尻尾は本物よりも脆く、攻撃されると容易に破壊される

【戦闘】

身軽さを生かしたヒットアンドアウェイと、能力を織り交ぜた近~中距離戦が主。
空中での二段蹴りや、人間の身体の弱点を付くような打撃も特徴的。

また必殺技として『銀狼シルバーサイス』が、更に上位技として『銀狼フルムーンサイス』がある。
これは第三回天下一武道会において銀猫シルバーキャットが使用した技の応用であり
シルバーサイスは超高速の蹴り、フルムーンサイスは上空からの回転尻尾叩きつけのこと。

他に組み技、絞め技も得意としており、総じてトリッキーな動きを見せる
これは体力の低さを補うための闘法であるため、仮に重い一撃を貰うなどすると
途端に動きが悪くなる傾向にある。もっとも、それは銀狼自身も承知のうえだが。

【所持品】

  • 『特製パジャマ』
    神谷 衣織によって作られた銀狼のためのパジャマ。ゆったり目の大きさで、快適な眠りを妨げない。
    銀狼の毛の色に合わせたのか灰色の布地で出来ていて、無地のシンプルなデザイン。
    加えて抜け毛対策の『尻尾キャップ』が用意されていて、多い日でも安心である。

    その首元には「銀ちゃんの」というタグが付いており、製作者の気持ちが込められている。
    流石に毎日着るわけではないが、銀狼お気に入りの洋服である

  • 『酔いどれ神の瓢箪』
    第三回水の国天下一武道会で優勝した際に受け取った賞品。
    この瓢箪に綺麗な水を入れて6時間置くと超絶品のお酒に変わる。種類はランダム。
    銀狼も大概の妖怪と同じく酒好きのため恐ろしく重宝しているとか。

【備考】

  • 神谷 皐月の家を時折寝床として借りている他、野宿などもする気ままな日々を送っている。
    最近(夏場)は元の狼の姿になって野山を巡ったり、人の姿では出来ない水浴びをしたり。

  • 幾つかの渾名が存在する。『銀ちゃん』『ぎんぎん』『ながしっぽのぎんぎん』などなど。
    いずれも仲の良くなった少女に付けてもらったものであり、銀狼は喜んで受け入れている。
    ちなみに多くの飼い犬がそうであるように、『狼!』と呼ばれても反応してしまう、なんて面も。

  • 妖狐の少女とは血の繋がりもなく、種族も違うが、親子の関係にある。
    その関連で銀狼は翡翠の首飾りを彼女に渡しており
    これは銀狼本来の子供が山野で発見した、不思議な力を持つものである。

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最終更新:2018年05月01日 14:22