ニーベルンゲン・シュバルツシルト

『心しておけ。貴公等の惰弱な思想が、世界を破滅させるのだと』


詳細~Profil~
名称 ニーベルンゲン・シュバルツシルト(Nibelungen・Schwarzschild)
性別
年齢 不明(30~40?)
身長 186cm
重量 72kg(総装備重量:99kg)
所属 カノッサ機関「ナンバーズ」
異名 『大盾』

人間性~Personenbild~
カノッサ機関幹部「ナンバーズ」No.3、『大盾』の異名を持つ男性。経歴や年齢を明かそうとしない謎多き人物。
その性格は冷徹かつ寡黙。滅多に感情を露わにする事はなく、必要さえあれば仲間であろうと即座に切り捨てる非人間的判断力を持つ。
また基本的に人を信用しない節があり、他人に対しては常に高圧的。他人とタッグを組むことはあっても、顔見知り以上の仲になろうとはしない。
そんな人柄のためか、他人からは近寄り難い人物として避けられる傾向にある。

彼はかつて、少なくとも人間らしい感情を持っていた。
しかしその心は既に失われ、彼の声色は深く沈んでいる。
彼の過去に何があり、そして何を思って機関に入ったのだろうか?
それは彼しか知る由はなく、また明かす事もないのだろう。

容姿~Aussehen~
鈍い銀色の鎧甲冑に真紅のマントを羽織る、騎士めいた出で立ち。フルフェイスの兜からは眼光と思しき赤い光が見え隠れするのみで、その表情を推し量ることは出来ない。兜の側面にNo.3の刻印。
マントの内側部分には大きな逆五芒星が刻まれ、自らの立場を誇示、また隠すことも出来る。兜のせいで声がくぐもって低く、察するに年齢は30~40代程度だと思われる。
小綺麗な装飾のついた甲冑は元来装飾用として使われていたものであり、これといった防御効果は期待出来ない。
また、懐剣として刺突直剣を持ち歩いてはいるがこれといった技術はなく、常人にもかわすことは容易いだろう。そのため対能力者の戦闘には基本的に用いない。

能力~Außergewöhnlich talentiert~
    シ ュ バ ル ツ シ ル ト
『事象の地平面』
彼自身の姓の名を冠する能力。
漆黒の盾の名の通り、漆黒のオーラを円形に展開することによって、自分にとって害と成り得るあらゆる事象を遮断する障壁を生成できる。
衝撃はもちろん、斬撃から打撃、世界を破壊できる力だろうがなんだろうが、害と見做した事象は何であろうとこの歪んだ障壁を通り抜ける事はできない。
一度防御したら消滅するものの、何度でも生成可能。複数展開は不能。質量のないものを防御しても消滅しない(光、風など)。
その防御範囲の及ぶところはは実に360°、ありとあらゆる方向からの攻撃をカバーすることが可能である。
しかしながら戦闘時には、必然的に連続して盾を生成する必要がある。
全方位防御を維持するためには途方もないパワーを必要とするため、基本的には小さい面積の盾を相手の攻撃に合わせて瞬間的、断続的に生成していく戦法となる。
この特徴ゆえに思いもよらぬ不意打ちや奇襲、視認できないほどの素早い連続攻撃やいわゆるゴリ押しには対処が難しい。
ちなみに攻撃手段は皆無。盾は盾なのであり、そこに攻撃手段が発生する道理はないのだ。
余談だが、エネルギーの消費は防御面積*衝撃力のため展開するだけなら力を使わない。そのため日除けや風よけとしても効果的。

この能力は全てを遮断する障壁という形で現れている。
その姿は、彼の閉ざされた心の具現とも捉えることができる。

備考~Bemerkungen~
うわべだけの「善」を騙る人間を醜いもの、そんな偽りの善を謳う世界をと毛嫌いし、それらを作り変えることを信条に行動している。
「善」とはくだらない、自分にとって都合のいい主張の集合体である。すなわち「悪」とは都合の悪いこと、大多数にとって目を逸らすべき実害なのだ。
内なる悪から目をそらし、上辺だけの善を正当化するから意見のひずみや争い、信頼の裏切りが起こる。
そのような「闇の善」を破壊する「悪」────それこそが彼の真の姿なのだ。全ては平和な世界のために。

水の国出身。とある騎士団に所属していたらしい過去があるが、それ以外は明らかにされていない。
この経歴から見ても、彼はかつては勇猛果敢で誇り高い騎士であったはずだ。
それが何故人に、世に絶望し、このような組織へ入るに至ったのか?それは本人の心の内に隠されているのだろう。
騎士だった頃の名残か、他人の事を「貴公」と呼び、随所に見れる丁寧な仕草からもそれが窺い知れる。しかし、そこに敬いの念は既に残されていない。

記憶~Bekanntschaft~
市街地におけるSCARLET隊員抹殺任務完了直後対峙。戦闘へ移行、勝利。
伝わっているかは不明だが、自らの善に対する考えを直接善の立場の者へと伝えた一人。
街路にて遭遇。彼の何者をも信じる心に対して教訓を植え付けるため、彼を騙して戦闘に入る。
戦闘後、彼にはこの荒廃した世を生き抜く術があると判断し、撤退した。
死肉の焦げた臭いを辿った先、路地裏にて遭遇。
目的を同じくする人物と判明。今後の動きに期待する。
No.29 機関員。
独特な風貌より即座に判断可能。今後の接触予定は無し。
路地裏にて共に組織に相対せんとする男を追い詰めたが、逃走された。
No.29と相対していた男。
利用価値なしと判断し、No.29と処分を試みた。結果は失敗だったが、組織への影響はまず無いと思われる。


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最終更新:2014年12月22日 04:02