テティス(Thetis)とは、ギリシア神話に出て来るニンフの一人である。

 ネーレーイスである。

 ヘラがクーデタをおこし、ポセイドンアテナ他とともに、大神ゼウスを縄でグルングルンに巻いた。

 その際にゼウス側についたテティスは、ホメロスの『イーリアス』第一章によると、「アイガイオーン(ロバートグレーブズ『ギリシャ神話』だと「ヤギの海」)」というヘカトンケイル(100の腕と50の頭を持つ巨人)にお願いして、何とかしてもらった。R・グレーブズは「アイガイオーンの別名がブリアレオス・ヘカトンケイレス」としている。

参考文献

ロバート・グレーブズ『ギリシャ神話』
健部伸明編『幻獣大全1 モンスター篇』

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最終更新:2021年05月28日 09:17