ペーパーマリオ　カラースプラッシュのエンディング

クッパ「どういうことだ!?　ワガハイはいままでなにをしていたのだ?　…しかし、マリオがワガハイをこてんぱんにしたということは…つまり、いつものようにワガハイの負けか! やられたー!」

ペラペラになり、吹き飛ぶクッパ

ペンキー「やった…　ついに…　クッパをたおしたぞ～!」

額縁が落ちる

ペンキー「そうだ、ピーチ姫! はやく助けないと!」

地震が発生する

ペンキー「わーっ!　あふれた黒ペンキがもう、すぐそこまで来てる!　この城は長くはもたないよ! すぐにピーチ姫を助けて城から脱出しないと!」

柱が落ちる

ペンキー「いよいよ城がくずれはじめた!マリオ、急ごう!　まずはピーチ姫を!」

ピーチ「マリオ! ペンキー!」

ペンキー「ピーチ姫、話はあとだ!　この城がくずれはじめている! すぐに逃げよう!」
ピーチ「ちょっと待って!　ふたりとも戦いでつかれてるみたい。せめてお祈りだけでも!」

ペンキー「入り口のホールまで来た!　あともう少し!」

ルイージ「あっ、兄さん! ペンキーくん!　ピーチ姫も! よかった、みんな無事だったんだね!　さあ、はやくカートに乗って! イロドリタウンに帰るよ!」

ペンキー「まずい! レインボーロードがはずれかけている! いそぐんだ!」

ルイージ「よし、まずはピーチ姫から! カートに乗って!」

あたふたするピーチ

ペンキー「なにしてるの! はやく、はやく!」

カートに乗るピーチ

ピーチ「さあ、マリオもペンキーもいそいで!」

ピーチ「ペンキーもはやく! イロドリタウンに帰りましょう!」
ペンキー「いや、ぼくはいっしょに帰れないんだ。ぼくには黒ペンキの回収という最後の大仕事が残ってる。…ぼくはねイロドリの泉を危険から守るために作られたガーディアンなんだ。
クッパのイタズラによる黒ペンキ発生で眠りから目ざめ、それを回収するために出動したのさ。」

ペンキー「ほら、レインボーロードが落ちるよ! きみたちは、はやくイロドリタウンへ帰るんだ!だいじょうぶ、仕事を終えたら、ぼくもすぐ帰るから。イロドリの泉の前でまた会おう!」

ルイージ「あーーっ! レインボーロードがもう限界だよ!ダメだ! もう行かなきゃ!」

カートを走らすルイージ

ペンキー「…さてと、仕事を終えて帰るとはいったものの、これだけ黒ペンキを回収したらはたして…　いや、やるしかない!」

クッパ城の下に行くペンキー

ペンキー「さあ…　やるぞ! 泉の大ペンキスターたち、ぼくに…　しぼるちからを!」

クッパ城がしぼられ、カードに還る

イロドリタウン

カートを降りる三人

キノピオ「ピーチ姫ーっ!! よくぞ、ご無事で!　マリオさん、ありがとうございます!」

カードが落ちる

キノピオ「あっ!　それ、クロクッパ城のカードじゃないですか!　お城をまるごとしぼっちゃうなんてすごいですね!　いったいだれが…?」

ペンキー「ふう。黒ペンキを一滴もこぼさずになんとかしぼれたぞ。」

見下ろすペンキー

ペンキー「さて、この危険な黒ペンキをこんなところで処分するわけにはいかないな。もっともっと高く、イロドリアイランドからはるか遠い空のかなたまで…。」

空へ飛び立つペンキー

ピーチ「うふふ、みんなとっても楽しそう。イロドリアイランドに平和がもどって、本当によかったわ。みんなマリオに感謝しているわよ。」

飛行船が飛ぶ

ピーチ「あら?　あれ…　クッパたちよ!」

花火が当たり、墜落する飛行船

ピーチ「これでもうイタズラには、こりたでしょう。」

ピーチ「どうしたの?　浮かない顔をして…　わかった… ペンキーのことを想っているのね?　きっとどこかで、きっと街を見守っているわ。」

スタッフロール

おしまい