テンプレ8

再熱除湿運転では、日立が保有する特許の関係で、風量や温度設定の制約がある。
たとえば、室内機風量を上げるとともに、コンプの回転数を上げる制御は日立の特許。
なので、日立以外のメーカーは基本的に再熱除湿時の風量は固定。

各社最上位機種(2013年モデル)の再熱除湿 ※※ダイキンとシャープは2013年モデルより再熱除湿廃止※※
日立:自動カラッと除湿→自動設定温度±3℃ 湿度40~60%(5%刻み) 手動カラッと除湿→温度10~32℃、湿度40~60%(5%刻み) 風量変更可能
自動涼快運転→自動設定温度±3℃ 湿度設定不可 手動涼快運転→温度10~32℃、湿度40~60%(5%刻み)
パナソニック:温度 現在室温の-3~+1℃ 湿度 通常50%、パワフル40% 任意で風量変更可能だが、自動風量では風量固定。
三菱電機:温度設定不可 湿度40~70%(10%刻み) 風量固定(自動風量のみ)
※さらっと除湿冷房だと温度16~31℃(0.5℃刻)、湿度40~70%(10%刻み)、風量も設定可。
東芝:温度17~32℃、湿度40,50,60%(10%刻み) 風量2段階(自動風量・パワフル)
富士通:温度18~30℃ 湿度設定不可 風量固定(自動風量のみ)
三菱重工:温度18~30℃、湿度40~60%(5%刻み) 任意で風量変更可能だが、自動風量では風量固定。
コロナ:温度17~30℃、湿度設定不可、風量固定(自動風量のみ)

弱冷房除湿の場合は上記の特許は関係なし。

日立の特許であるのは、設定温度、設定湿度、風速、時間の4つのうち、2つのパラメータを除湿運転の初期設定値とし、
この組み合わせが異なる除湿モードを有すること。
つまり、風量を固定すると、湿度か温度のうち何れか一つしか設定できない。
3つ以上設定できるメーカーはライセンス契約しているか、侵害しているかは知らんけど。
風量固定と、現在室温との温度幅に関しては特許が関連。
ここらへんの特許を詳しく知りたければ、特許3397413、3619547、3643331らを参照。
これ以外にも分割特許でいろいろと日立から登録or出願されている。

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最終更新:2013年11月26日 02:52
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