勉強会の形式

参加者はできるだけ勉強会の前日までに参加する旨を【症例担当】に連絡すること!
参加者の人数をみて、何グループに分けるかを決定する。(1グループ6~7人程度)
役割分担:症例担当/チューター/書記/低学年サポーター/お菓子係(?) etc.

  • 勉強会の流れ
※基本的に、ハワイ大学医学部におけるPBL形式を参考にしています。

症例提示(患者の基本情報、主訴、etc.)
⇒Facts/Problemsの抽出、Hypothesis(Ddx)を列挙、Need-to-know(History)を考察
⇒現病歴、既往歴、家族歴、社会生活歴、システムレビューの提示
⇒likely/unlikely?を検討、Need-to-know(Phys.Exams)を考察
⇒身体所見の提示
⇒likely/unlikely?を検討、Need-to-know(Labs&Imaging)を考察
⇒検査所見の提示、確定診断
(⇒症例担当による解説)
⇒自己評価・フィードバック・Learning Issuesの設定
(Learning Issuesは適宜途中でメモしていきます)

…とにかく一度参加してみて体験してください!!(笑)

参加者の心構え

積極的に!!自由な意見を。
間違いを恐れない。誰でも最初は間違える。
お互いを尊重する。

  • 症例担当者の手引き
テキスト:基本的に好きなところから症例を取ってくる。
P.Cutler "Problem Solving in Clinical Medicine"やMayo Clin Proc.のResidents Clinicなどを使用。
症例は4回に分けて提示する。
1. 基本情報・主訴
2.病歴(HPI,PMH,FH,SH,ROS)
3.身体所見(P/E)…System別に順序良く提示する
4.検査・画像所見(Labs&Imaging)…簡単な検査⇒高価・侵襲的検査へ

  • チューターの手引き
チューターは必ずしも知識を必要としない。あくまでfacilitate(≒誘導)するだけ。
なんでも低学年から聞いていく。答えやすいところから答えてもらう。
参加者の意見に根拠を求める。「なぜそう思いますか?」なんとなく…?でもいいけど。
低学年の参加者をフォローする。適宜不明な点を確認してあげる。
意見がなくなったら直接個人に意見を振るのもgood。
最後には全体に対するフィードバックもよろしくです。
最終更新:2009年09月10日 00:55