武器の火力をどうやって比較するか?

より強い武器を手に入れたり、安くて強い武器を探したりする時、
どちらの武器がより良いかを判断するために、2つ以上の武器を比べることになる。

その時に我々が考慮するのは、以下の3つである。

  • 見た目
  • 値段
  • 火力

見た目は好き嫌いが人それぞれだし、好き嫌いを数字にしようがないので、比較できない。
値段は「○○メセタ」と数字でハッキリ出てくるので、容易に比較できる。

では、火力はどうか?

ここで1つ問題があり、「火力」を比べる時、「何で比べるか?」ということだ。

今回は、火力を比べるためのいくつかの指標と、その特徴について紹介する。
自分の用途に合った方法で、武器を比較しよう。



  • 最大ダメージ(武器の最大攻撃力)による比較

最も計算が簡単な比較。
PSO2ではダメージの振れ幅が「武器攻撃力×ランダムな値(最小10%~最大100%)(技量によって最低値が変化))」
という形で処理されているので、武器の詳細に表示されている攻撃力は、「最大攻撃力」なのである。

よって、武器の最大攻撃力は、武器の表示に(物理100%+属性値%)をかけるだけで求めることができる。(法撃武器なんて表示の値そのままだ!)
欠点としては、実際には物理部分は、ダメージの振れ幅分だけ小さくなるので、
属性やら潜在やらが違う武器を比較しようとすると実際の平均ダメージとは違った結果になってしまうことがあるということだ。



  • 平均ダメージ(武器の平均攻撃力)による比較

上のものをダメージの振れ幅の分だけ補正したもの。
計算方法はこちら(武器比較のダメージ計算式)で紹介している。
「だいたいどのぐらいのダメージが出るか」という指標。

ボスなどのHPの多いエネミーを攻撃する時は、この指標が役に立つが、
小型エネミーなど、HPの小さいエネミーを攻撃する時は、次の指標を用いた方が、より良い。



  • 最小ダメージ(武器の最小攻撃力)による比較

エネミーを必ず1発で倒せる条件は、「最小ダメージ≧そのエネミーのHP」である。
よって、最小ダメージが高い方が、よりHPの多いエネミーを1発で確実に倒せる。

そういった考えからすると、武器も最小攻撃力を比較した方が良い。
計算方法は、平均ダメージの式とほとんど同じで、以下のような式になる(0.75が0.5になってるだけ)

武器の最低実質打撃=①+②+③
①追加能力無しの武器打撃力×(0.5+属性値%)※技量がオーバーしている場合は(0.95+属性値%)
②追加能力で上昇している打撃力と技量 ※技量がオーバーしている場合は技量は足さない
③(①+600)×潜在能力%【潜在が発動しないor無い場合は0】

上の式と見比べれば分かるが、
振れ幅0でダイレクトにダメージに乗る属性よりも、マイナスに振れ幅を持っている武器攻撃力の方が小さく評価されるようになっている。


  • 確殺数による比較

例えば、
Aという武器で、ザウーダンを主力PA2発で、ウーダンを主力PA1発で倒せる。
Aよりちょっとだけ数値の高い、Bという武器でも、ザウーダンを主力PA2発で、ウーダンを主力PA1発で倒せる。
そして、ここにザウーダンとウーダンしか出てこない狩場にソロでしか行かない「寺生まれのTさん」が居たとしよう。
その人にとっては、どっちの武器を持っても、敵の倒しやすさは全く同じで、Bのちょっとだけ高い数値は無意味なのだ。

それを考えた時の比較方法が、「エネミーが何発で確実に倒せるか」という数字での比較である。
計算方法は、非常に多くの要素が関係してくるため、求めることが困難である。求めるならば実測するしかないだろう。

この方法は、狩り方に直接関係するため、非常に良い比較方法であるように見える。
しかし、エネミーには非常に多数の種類が居るため、「どのレベルのどのエネミーが何発で倒せるか?」というのを調査するのが困難であったり、
キャラのLvアップや防具の変更などにより、武器以外の部分の火力が変化してしまうと、比較結果も変化する、といった欠点がある。
よって、この方法での比較が有効なのは、エネミーの種類・レベルが限られていて、狩り方が結果に大きく影響するTAぐらいだろう。

だが、他の比較方法を用いている場合でも、自分のよく行く狩場で、どの敵が何発ぐらいで倒せているのかを観察し、
「武器をより強いものにすれば、狩りが一体どのように変化するか?」ということを常に意識することは重要である。
特に、「もう少しだけ火力が上がれば、2発で倒しているのが1発で倒せるようになるエネミー」を見かけたら覚えておいて損はない。
そういったエネミーが全然居ないならば、武器の火力を少し上げたところで無意味だということが分かる。



今のところ私が武器の比較方法として考えているのは以上だ。他にも何か思い付いたら追記していこうと思う。








最終更新:2013年04月26日 06:30