赤いテレホンカード

赤いテレホンカード(あかいてれほんかーど)


呼び鈴が鳴っている公衆電話に出ると、ネメシスQが現れ、赤いテレホンカードを入手することになる。
これを使用して後述のアンケートに答えた者はサイレンに参加するサイレンドリフトとなる(そのカードを最初に入手した者でなくても可)。
サイレン世界から現代に帰還するための必須アイテム。
このカードを破壊されると、所有者のドリフトは死んでしまう。また、所有者のドリフトの死によってカードも消えてしまう。
尚、招集を受けた際にカードを所持していなくても、サイレン世界に行けばいつの間にか所持している。

初めて公衆電話にカードを入れると、「サイレン入国管理センター」に繋がり、女性の録音音声にて入国審査と称する「YES」か「NO」かのアンケートが行われる。
入国審査の基準は不明だが(夜科アゲハは「”さいれん”二行キタイ?」という問いに「NO」と答えたが、選抜されている)、入国審査を受ける者の性格や家庭環境などを熟知しているなど、謎が多い。
このアンケートは制裁プログラムをドリフトの体に埋め込む為のフェイクであることが後に判明する。
おそらく、この際にドリフトにトランス侵入し、性格や家庭環境を把握したものだと思われる。

本誌では入国審査によって、度数は減らなかったが、単行本では設定固定のために、入国審査では「1度数」減る、と設定変更がなされた。
度数の減少はクリアしたゲームの難易度により異なる模様だが、全滅の危険にさらされても「1度数」しか減らないなど、かなり不本意な設定であることもある。
額にかざすことで、現在の自分の残度数を知ることが出来る(初期度数は50)。

なお、このカードの裏面には以下の通り、サイレンドリフトとしての心得が記載されている(初回ゲームクリア後閲覧が可能になる)。
ある力によって閲覧することが可能、と言われており、ある力とはサイレン世界(=初回ゲーム)で覚醒するPSIのことだと考えられる。


サイレンの実態を知らない一般人の間では、主にネット上で「秘密結社サイレンの専用回線に繋がる唯一の連絡手段ではないか」という噂が飛び交っている。
天樹院エルモアがサイレンの真実に5億円の懸賞金をかけた為、ネットオークションでは、未使用の場合であれば、500万ほどで取引される可能性もあり、偽物が多く出回っているとのこと。
その為か、サイレンに関するサイトを運営していた者が変死を遂げるなど、この赤いテレホンカードを巡って、凶悪な事件も発生しているとのこと。

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最終更新:2010年08月14日 21:41