ギッザーニ

ギッザーニ(ぎっざーに)


W.I.S.E特別警備小隊の隊員で、ドルキの部下の禁人種
二足歩行の爬虫類(トカゲ)のような異形をしており、手足には鋭く長い爪を備え、眼球も二対の計四個を有する。
腰に佩いた鞘つきの双剣(形状はフラットなマチェットに類似)を武器に戦う。
上司であるドルキに対しては部下としての体面を取り繕っているものの尊敬はしていないようで、
ドルキから叱責を受けた際は彼への怨嗟を呟いていた。

外見は異形だが、知能や人格は人間の時のままで、迫り来る有線トランスに対してバーストで障壁を作ったり、
武器にバースト波動を纏わせるなどPSIの力や知識も持ち合わせている。
女の肉を刻む事に快感を感じる下種な性格で、本人曰く、100人以上の人間を殺してきたらしい。
人間だった頃は惨めな人生を歩んでおり、名前すら思い出したくもないと本人は語っていることから、
歪んだ性格と凶暴性はその頃から育まれてきたものと思われる。

星将やスカージのように完全な人型を保てなかった禁人種ではあるが、その実力は決して低いものではなく、
逃げる雨宮を背後から追いかけた際もたった一度の大きな跳躍で彼女の眼前にまで迫ることさえあった。
そのまま雨宮桜子と交戦、ライズによる攻防では優位に立ち小柄な体躯を活かした俊敏性とバーストを纏わせた双剣による攻撃で雨宮を追い詰めた。
さらに雨宮の繰り出したM・J:凶気の鎌をも攻略せんと、持ち前の知識と戦術で裏をかこうと挑んだものの、
逆に裏を読みきっていた雨宮の策に嵌まりM・J:凶気の鎌による幻覚を見せられた後、核(コア)であるイルミナごと胴体を真っ二つにされて死亡した。

雨宮が苦し紛れに放った有線トランスを焦ることなくあっさりとバースト障壁で弾き落としたり、
三宅とは違い、幻覚を見せられている最中に自分の精神が乗っ取られていることに気付いた所を鑑みると、
過去にトランス使いとの交戦経験があったのかも知れない。

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最終更新:2013年11月24日 15:50
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