他の勢力


                
          
  


イピロス




「成長。遺産。権威。」





背景

西にアドリア海を迎えるエペイロス王国は、大都市よりもむしろ多数の小規模な村邑によって成り立っている国と言えます。農業と漁業を経済の基盤とした社会ですが、それでも軍はアレクサンドロス大王が率いた軍勢を模範とし、騎兵、弓兵、ペルタスタイ、長槍兵と戦象などから成るバランスのよい部隊を保持しています。また他のヘレニズム国家と同じく、正規軍の穴を埋めるための傭兵の利用が欠かせないものとなっています。

様々な農地が国土のあちこちに散らばっていますが、エペイロスの交易はほとんどアドリア海に面した漁港を通して行われています。これらは軍船の根拠地でもあり、高位の人間が国外に航海する際の手段ともなっています。

エペイロスはアイアコスの末裔を称するモロシア人の王家によって支配され、代々の王はアキレウスとデイダメイアの子孫とされています。マケドニアと緊密な関係を保ち、王女オリュンピアスとフィリッポス2世との婚姻により、その子であるアレクサンドロスの帝国内でエペイロスは繁栄しました。ディアドコイ戦争(BC322~BC275年)の間、ピュロス王は父の跡を襲って王位に就きますが反乱により国を追われ、その後彼はプトレマイオス朝の軍事支援を受け、政治的な計略をも駆使してBC297年に王位に返り咲きました。BC281年には再びエジプトの協力を得て、ギリシア人の植民市であったタレントゥムを援けるためにローマとの戦いを始めました。彼は優れた戦術家でしたが目的を果たすことはできず、『ピュロスの勝利』という言葉のとおりに何も得ることなく帰還しました。

エペイロスは現在、数々の問題に直面しています。その問題とはアドリア海を隔てたローマであり、東のマケドニアであり、そして南方のスパルタです。彼らは同盟者と成り得るでしょうか。それとも討ち果たさねばならない敵でしょうか?

エペイロスは有能な指揮官を多く擁する国であり、その将軍と提督は戦いにおいてはこれ以上ないほどの働きを見せるでしょう。経済の機能は都市よりも村落に存在するため、エペイロスはより小さな領地の収入を殖やし、それを得ることができます。しかしながら、激しい浮沈を繰り返した過去の経緯により、他のヘレニズム国家との外交関係においては大きなペナルティを伴うことになるでしょう。



文明ボーナス

古典的遺産: 文化の転換+2

村連合: 自国領または同盟国領で戦う場合の全てのユニットの近接防御+10%



その他の氏族

サンヘドリンは小規模な統治、および王自身によって選ばれた優れたギリシャ貴族の諮問委員会です。
時々、その面々は同様に都市代表を受け入れることにより拡張します。

モロシア人

神話上の人物モロッソスからの家系を主張し、モロシア人はトロイから追放され、イピロスに定住しました。

ギリシャへの不信: ギリシャの党派を有した国との外交ペナルティ(文化への嫌悪)

ドドナの守護者: ギリシャ文化の存在による社会的秩序+4

熾烈な独立性: 小規模な居住地からの富+10%






タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2015年01月01日 22:16