♪
金「…今日のとっころはっ♪お・な・か空いたしっ♪
 見ぃ逃してあーげるっ♪さぁーー家にかーえろーー♪…」

  ♪

心地よいシンセとクラシカルなヴァイオリンの音色、そしてポップなリズムが金糸雀の歌と絡み合ってその空間は金糸雀の世界へと変貌させた。
まるで今の彼女の心境を映し出すかのように…


 ♪
金「ドーアを開けーたら♪熱烈歓迎♪だぁーい好きな笑ぇー顔、待ーっててくぅれーるの♪
  あーまくーとろけるっ♪たーまーご焼きぃには♪やーーっぱり何にも♪敵わないかーしらー♪
  しぃーあーーわーーせぇーーー♪…」

 ♪
金「今日はーーー♪」

 ♪
  ♫
金「おやーすみぃーーー♪♫♩明日ぁは晴れるかーしらー♪…」


歌が終わると同時にカラオケルームは元の空気へと戻った
そしてメンバー全員が拍手喝采(翠星石も含んで)だった。

パチパチパチパチパチ…!

真「貴女の歌はとてもいい歌だったわよ金糸雀」
銀「見てる方としてはとても心地良かったわぁ…盛り上がりには欠けたけどぉw」
翠「こっ今回だけはおめーを認めといてやるです!」
蒼「凄く良かったよ!お陰で鬱な気分がどっか行っちゃったよ」
雛「見ててとっても楽しかった!聴いててとっても幸せな気分になれたのー♪」
薔「…GJ!」

金「みっ…みんな…有 難 う か し ら - !!!」

金糸雀は歓喜の声を上げた。
こんなにも自分を褒めてくれるような結果を予想もしていなかった。
普段は仕事を上手くこなしつつもドジを踏んでは罵倒されていた金糸雀だったが、やっぱり皆は自分を好きでいてくれている。必要としてくれている…
そんな彼女は薔薇乙女のマネージャーとしての今後の活力が、生きがいが更に増したことだろう…

金「(これで(多分)薔薇乙女人気№1の座はカナが文字通り楽して、ズルして頂いたかしらっ♥)」

…やっぱり金糸雀は金糸雀である。

そんな頃一方カラオケ店のモニタールームでは…

み「キャーーーーーーッ!!!!!♥カナったら何て愛らしいのーー(´Д`*)ーーー♥♥♥!!!!
  これはもうソロ出すべきでしょ!?でしょでしょ!!?
  だったら私自らプロデュースしてあげるわよ!
  もう絶対売れるわよ!オリコン1位間違い無しよ!世界に誇れるわよ!!
  世界中の音楽の教科書にも載るわよ!!
  セリーヌ・ディオンやマドンナすらも目じゃないわ!!これは!!ねぇ、そうよね!?
  そうよねみんな!!?」

J巴のめ「…(;^ω^)」
草苗みつの過ぎた妄言の対応に困り果てる店員一同でした…

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最終更新:2007年06月16日 23:15