あれから狂ったように事務室へと帰ったみっちゃんはというと…
み「この衣装でしょーあの衣装もでしょー、これもこれもこれもっ!!あぁーーーーーーっ撮りたい衣装があり過ぎて
困っちゃうぅーーーーーーっっっ!!!!♥(*´Д`*)私の頭がまさちゅーせっちゅーよぉーーーーー!!!!♥♥♥」
まるで何かに取り付かれたように床を回転するみつ…
衣装も多様多種あり、特にこの人の場合は相当マニアックな衣装を着せるつもりであろう
メイド服にチャイナドレス、スク水、ゴスロリ服、バニー衣装、etc…とかなり危ない方向だ。
と、まあこれはその衣装の中でも危険度MAXレベルのもの。ちゃんと普通の衣装もあるのでご心配なく…
しかし、仮に1枚は1枚でもこの様な際どい衣装を見せられたならば例え彼女(=みつ)でも張り倒されかねない
そんな時真紅のあの時の台詞が脳裏を過ぎった。
真『1枚くらいなら問題無いのだわ…』
み「…はぁ~あ…仕方ないっか…」
たった1枚だけならどの衣装も仕方ないと思い、有りのままの真紅をカメラに収めることにした…
み「でも1枚撮れるだけでも一生に一度あるか無いかだもんね!!
くじけちゃダメよみつ!!!いつものオメガテンションの貴女はどうしたの!?
ファイトォーーーッ!!!キャーーーーーーーーッ♥♥
真紅様が私を待っているぅううぅーーーー!!!!!!♥♥♥
急がなきゃああぁぁーーーーっ!!!!」
ズダダダダダダダ…
みっちゃんが店内を駆け回るその姿はまるで韋駄天だった。
♪ ♪ ♪ ♫ ♩
♫ ♩ ♫ ♩
♪ ♫ ♩ ♫
♫ ♩ ♪ ♪ ♪
♫ ♩ ;♫ ♩
♪ ♫ ♩ ♫
翠「う~ん、これこれ!!ドリムシ最大の魅力はやはりその演奏力にあるですぅ!!」
蒼「聴いててなんて心地いいんだ…タイトル通り『時間をかけて』ゆっくり出来るよ。」
銀「ペトルーシのギターに、マイアングのベース、マイク・ポートノイのドラム、そしてケヴィン・ムーアのキーボードッ!!はぁん♥もぅどれを取っても最高だわぁ♥」
雛「まるでお空を翔べるような気分になるの~♪」
真「確かにこの間奏は凄く綺麗なのだわ。そうそう出逢えるものじゃなくってよ」
金「ひっ雛苺っ!!このバンドは何ていうのかしらー?」
雛「あれれー?金糸雀、『Dream Theater』を知らないのー?
ロックをやるものにとって『Dream Theater』は世界ロック(=メタル)バンドのトップクラスなくらい有名なのよー♪
知ってなきゃめっめーだよー!!」
金「うぅー…そんなこと言ったってカナだってロックはともかくメタルに目覚めたのはホント極最近かしらー…」
金糸雀はもともとロック以外にもクラシックやハウス系やポップミュージックを好む方向があった。
そこで音楽のジャンルの幅を広める為に雛苺に何か自分に合う音楽はないものかと相談を掛けたところ、先ず最初奨めてくれたのは『ヘヴィ・メタル』であった。
最初はその音楽の激しさに耐え切れず、何度も聴いてはヘッドフォンを外した。
そりゃそうだ…メタルのメの字も何も知らない金糸雀にいきなり『Judas Priest』は酷というものだろう。
そこで先ず金糸雀の様な初心者には、『Helloween』や『Angra』、『Sonata Arctica』のようなメロディックスピードやメロディックパワーメタル=メロスピやメロパワ系のものから入ってもらうことにした雛苺
するとその音楽を金糸雀は聴いていくうちにその綺麗な旋律と疾走する曲、唸るツーバス、そしてハイトーンなヴォイスにもう【メロメロ】であった。
これが金糸雀の鋼鉄道への入り口だった。それが始まったのはホンの1ヶ月前のことだった…
雛「…とまあ、これがホントの『メロスピ』なのよー♪」
蒼「なるほどー、あるあ…wwwwwねwwwwwよwwwwwwwwwwwwwwwwぅえっwwwっうぇwwww」
翠「ホンッとにくだらねーwwwwですぅwwwwwwwwwwwアーハハハhッハハハハwwwwwヒェヒェヒェwwwwオゥオゥオゥww」
銀「山田くぅん、雛の座布団全部持ってってぇwwwwwww」
真「ちょっと雛苺!!!紅茶が吹き出しちゃったじゃないwwwどうしてくれるのwwwwwwww###」
J「ホントだよ!!責任取れよな!!#(誰が上手いこと言えとwwwwww)」←モロに吹きかけられた。
巴「ちょwww(ダメ…抑えるのよ巴…ここで負けたら…でももぅwwwらめぇwwwwww)wwwwそれはないわwwwwww
雛苺wwwwwwwうえwwwwwうぅえぇっwwwwぇえっwwwwwww」
の「アハッハハハッハハハハハッハwwwwwwwwwww涙で前が見えないよwwwwwwwww」
め「アーーーーーッハハハハハハハwwww苦゛じいwwww誰かたふけふぇwwwwwwww」
金「(『Dream Theater』ね…フムフム…〆(。。) メモメモかしらー…今日の帰りにCD屋さんへ寄るかしらー♪でも無かったらどうしよう…
フッフッフ…でもこんな世の中だからこそW○nnyとかSha○eで楽してズルしてry)」
そこには金糸雀と雛苺を除いて、この部屋一帯に雑草が茂ったらしい。
『Dream Theater』の奏でる美しい旋律も雑草に埋もれてしまった、何とも悲しきことか
♪ ♪ ♪ ♫ ♩
♫ ♩ ♫ ♩
♪ ♫ ♩ ♫
♫ ♩ ♪ ♪ ♪
♫ ♩ ;♫ ♩
♪ ♫ ♩ ♫
真「アー、ハッハハハハww…ってもう間奏終るじゃない!!???」
真紅は慌ててマイクを再び持った。
♪
♪
真「You can feel the waves coming on♪
(It's time to take the time)♪
Let them destroy you or carry you on♪
(It's time to take them time)♪
You're fighting the weight of the world♪
But no one can save you this time♪
Close your eyes♪
You can find all you need in your mind♪
Hooo ~~~ Yaeh…♪
Find all you need in your mind
If you can take the time×2♪…」
♪
♪
♪
本日の教訓:メロスピ=(聴いた人が)メロメロ(になる)スピードメタル
To Be Continue
最終更新:2007年08月26日 00:35