24-295「パンツ」

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ハルヒ「ねぇキョン、あんたトランクス派?ブリーフ派?」 ああ…なんだって? ハルヒ「だから、あんたのパンツはどっちかって聞いてるの!イイから答えなさい」 あのなハルヒ、お前はもう少し恥じらいってものをを持ったらどうだ?男の前で平気で着替えたり、いきなりパンツがどうのこうのとか 聞いたりするのは痴女以外の何でもないぞ? 見ろ、朝比奈さんを。顔を真っ赤にして震えていらっしゃる。なんてかわいらs…いや、あれが普通なんだぞ。いや、ちょっとオーバーか。 長門、なんだその興味津津な眼は。古泉、お前もニヤニヤするな! ハルヒ「なによ!いいじゃない減るもんじゃないし!いいわ、古泉君に聞くから」 古泉「僕は、ボクサーパンツですね。動きやすいので、とても気に入ってるんです」 ハルヒ「なんだ、つまんないの」 お前は何を期待してるんだ… ハルヒ「あんたたちね!SOS団だったらそんなありきたりなパンツじゃ駄目よ!もっと誰もが思いつかないようなすんごい下着をつけなさい!!」 すんごいってなぁ…つうかなんでそんなこといきなり言うんだよ。 朝比奈「昨日涼宮さんと一緒にデパートへいったんです。そしたら涼宮さん不思議探索だ、って下着売り場で探検し始めて…」 まったく…恥知らずここに極まれり、だな。 ハルヒ「さぁキョン!あんたの番よ!これで普通のトランクスとかだったら罰ゲームなんだから!」 おまえなぁ、トランクスは強いんだぞ?って違うな。それじゃ聞くがお前はどんなすごいパンツはいてるんだよ?当然団長なんだからこの中で一番すごいんだろうな? ハルヒ「な…こ…こんの、ド変態!!!」 長門「デリカシー」朝比奈「キョンくんそれはちょっと…」古泉「おやおや」 ぐはっ!!!ナイスキック…その一瞬に俺は見た。 ハルヒは、水色縞パンだった…ZE……… ってことがあったんだよ。 佐々木「それは間違いなく君が悪いよ、普通女性にそんな質問するのはマナー違反この上ないことだよ」 でもなぁ佐々木、あいつから聞いてきたんだぞ? 佐々木「それでもだよ、キョン。男だったらいつでもデリカシーというものを意識するべきだと僕は思うね」 まぁ確かにそうだな。あれは俺が悪かった。やはり女性には聞きたいことをなんでも聞いていいわけじゃないよな。 佐々木「なんだいキョン、君は本当は女性の下着に興味があるのかい?」 いや別にそういうわけじゃないが…―――――なんか言ったか?                    「そうなら、僕に言ってくれれば…」 佐々木「いや、何も?」 そうかよ、ほんと女ってのは難しいな。 佐々木「それはキョンがそう感じてるだけだよ。女性から見たら、男性の方がよくわからな――――きゃっ!」 おわ!すごい風だな…そういえば台風が近づいてるとか…どうした佐々木? 佐々木「…見た?」 ………いや、何をだ? 佐々木「いや、なんでもない。早く帰ろう!」 なんでそんなに息巻いてるんだよ。 佐々木「いいから!」 わかったわかった、そう急かすなよ。 (佐々木、お前SOS団入れ。"それ"なら間違いなく団長になれるぞ)

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