【涼宮ハルヒの憂鬱】佐々木ss保管庫 @ Wiki内検索 / 「22-178「飛蝗」」で検索した結果

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  • 22-178「飛蝗」
    「佐々木、ハルヒが怒っていたぞ。」 「また涼宮さんの逆恨みか?なるほど考えておくよ。くつくつ」 佐々木は悪戯っぽく笑った。 数日後 「佐々木さんまた来たわね。ここはあんたなんかが来る所じゃないわ。」 「嫌われたみたいだな、キョン行こう」 「ああ?」 「何言ってんの。キョンは置いていきなさい。」 「そうだ、昆虫の王様をプレゼントするから仲直りをしようと思って、持ってきたのよ。涼宮さん」 「何それ」 「昆虫の王様というとカブトムシですかね?」 「カブトムシ・・・見たい」 「えーと、どれどれ?何よこの過剰包装」 「あの、涼宮さん、ちょっと、キョン君が。」 「何よ、みくるちゃん。今はキョンのことなんてどうでも良いわよ」 「涼宮さん、乱暴にするとカブトムシが死にます。」 「よし、開いたわよ。って何よこれー?!!」 「いやー、バッタですー。飛んできましたー。怖いで...
  • Part22
    ...ついてなのですが」 22-178「飛蝗」 22-175「キョンのバナナ」 22-167「水面下。」 22-117「で、自慰についてのなのですが」 22-116「なんじゃこりゃあああああ!」 22-107「みんなでNice Boat!」 22-98「教えてササッキー4」 22-93「高校入学直前にこんなやり取り」 22-65「今も、今でも」 22-41「フラクラレス・キョン」 22-31「スッポンポンジー!!!」 22-8「秒速-5センチメートル」
  • 8-878「流星に何を願う」
    8-878「流星に何を願う-1」 8-878「流星に何を願う-2」 8-878「流星に何を願う-3」 8-878「流星に何を願う-4」 8-878「流星に何を願う-5」 8-878「流星に何を願う-6」
  • その他
    トップページ >SS > その他 1-1「佐々木さんAAまとめ(順次追加)」 69-291「佐々木VS小学生s(AA)」 「2007/07/05(木) 13 09 12 ポンジー聖誕」 26-966「ポンジー祭り~PAPAPAパンジー~」 25-970「ポンジー祭り~ポンジーさん、早い、早すぎるよ~」 24-978「ポンジー祭り~ポンジー初めての長編SS~」 24-116「1乙」 23-970「ポンジー祭り~ポンジー祭りが待ちきれなくて~」 23-29「1乙」 22-970「ポンジー祭り~ポン●ジー~」 22-85「1乙」 21「ポンジー祭り~スッポンポンジー!~」 21-222「1乙」 20-978「ポンジー祭り~ポンジー美容室へようこそ!~」 20-211「1乙」 19-288「SSの書き方談義」 19-173「1乙」 18-960「ポンジー祭り~ポンジーを憐れむ歌」 18-3...
  • Part42
    42-875「鈍感キョンと鈍感佐々木さんと誕生日プレゼント」 42-847「キョン、すきだ」 42-828「山桜を見に行こうか」 42-711「それはちょっと違うんじゃないか?」 42-709「エイプリルフールと佐々木さん」 42-694「あれは」 42-618「ササッキー1号貸して下さい」 42-604「あっ、キョンくんと佐々木さんです」 42-557「駅前にて」 42-553「何人くらい」 42-466「今の見ました?」 42-461「悪い虫を追い払う」 42-396「さぁキョン、暇だし」 42-384「同僚だった」 42-283「キョン、できれば僕のことなど忘れてくれ」 42-201「佐々木さん、「フランダースの犬」を語る。」 42-178「今日の佐々木さんの一言↓3月15日」 42-140「佐々木を初めて乗せた日」 42-120「佐々木さんを動物に例えると?」 42-67「どうすれ...
  • 長編
    ssトップページ > SS > 長編 74-16「SOS団との決別」 74-16「キョンの退団宣言」(エロ物 注意) 71-874「俺の後ろに佐々木がいる」 74-16「佐々木からのプロポーズ(驚愕If Bad End) 74-16「佐々木からのプロポーズ(驚愕If) 70-483『バッテリー』 70-432「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サークルSOS」 68-866『Wanderin Destiny』 68-111「佐々木さんのキョンな日常」 67-9xx 失言と猫ヒゲ 67-9xx どこか足りないフラグメント 橘京子「それが佐々木さんの役割だって言うんですか?」 67-708『だって、あたしだってそうだったし?』 67-116 Rainy Day …… What? 67-30「じゃあ、僕はこれから塾に行かなきゃいけないんでね」 66-358 Rainy Day by? 65-...
  • Part41
    41-984「僕の体は、まだ暖かいだろうか…」 41-983「──た─すけてぇ──」 41-887「…困ったな(棒)」 41-883「身動きが取れない」 41-858「佐々木さんの休日」 41-857「なあ、佐々木」 41-769「ホワイトデーのプレゼントだ」 41-704「シャングリラとは」 41-647「Brake Time - 『ねこ』 のかなり後日談」 41-645「Brake Time - 『ねこ』」 41-616「タカラヅカ」 41-573「しゅるしゅるしゅる…ピタッ!」 41-533「く よ う か っ た ー」 41-485「ササッキー!ササッキー!」 41-478「佐々木の閉鎖空間が」 41-431「想い出はいつも優しく甘く、時に苦く残酷」 41-417「つまり… 」 41-241「したい……けっこん」 41-236「元素の周期表の17族」 41-229「円周率計算プログ...
  • Part28
    トップページ >SS > 短編 Part28 28-931「再会の再開、際会」 28-922「917に捧ぐ」 28-912「佐々木の難問」 28-892「いやさされたよ」 28-840「鬼娘のコスプレ」 28-757「キョンの嫁は誰だ」 28-730「谷口」 28-668「誘蛾灯」 28-647「札幌テレビ塔」 28-619「愛は真心、恋は――」 28-610「ポツダム? いいえそれは脱ダムです」 28-606「影響力」 28-534「佐々木さんの、子猫の目の甘い日々5 雪の面影、なぞるように、の巻」 28-481「団長を野球○に誘おうにょろーん」 28-462「パントマイム」 28-442「角川スニーカー文庫重役会」 28-409「バカップル」 28-393「こういを漢字で書くと」 28-368「佐々木の演説」 28-351「バレンタイン」 28-315「中学校の昼休みのこと」 2...
  • 22-117「で、自慰についてのなのですが」
    古泉「で、その佐々木さんとどんなラブロマンスを中学時代繰り広げていたんですか?」 キョン「あいつはそんなんじゃない」 古泉「まぁまぁ、恥ずかしがらずに」 キョン「ハァ……」 ――― ―― ― 佐々木「キョン。キミはどのくらいの周期で自慰行為をするんだい?」 キョン「………は?」 佐々木「僕は今、思春期の性欲について関心があってね。 もしかして自慰行為の意味がわからなかったのかい? いわゆるオナn」 キョン「黙れ」 佐々木「そうかい。 ちなみに僕達の年代の男子で週三回、女子で週一回という調査結果がでているんだよ。 知っていたかい?」 キョン「そんなアホな調査どこがやったんだよ」 佐々木「僕さ」 キョン「………はぁ?」 佐々木「僕が各クラスを回って訊いて来たんだ。 ちなみに二組が一番………」 ――― ―― ― キョン「とまぁこんなわけだ。 お前...
  • Part26
    トップページ >SS > 短編 Part26 26-984「移転小ネタ(仮)」 26-956「祝!!ハルヒ二期中止!!(仮)」 26-816「佐々木団+キョンとのお茶会(仮)」 26-796「相合傘」 26-772「佐々木さんの、Leprechaun Christmasの巻」 26-760「佐々木さん、クリスマスは家族で過ごすものだよねの巻 」 26-742「ササキョン(仮)」 26-689「真夜中のプール」 26-683「モノローグ(佐々木)」 26-666「正夢実行計画」 26-656「漢詩と佐々木さん」 26-648「SS Ontology」 26-626「しごとのはなし」 26-622「神は処女受胎を糾弾す」 26-617「妹へのクリスマスプレゼント」 26-607「閉鎖空間が赤で染まる日」 26-605「佐々キョン」 26-600「据膳は黄泉の味」 26-578「佐々木さん...
  • 42-178「今日の佐々木さんの一言↓3月15日」
    花粉症の君。 いくら鼻がむずがゆくっても、勢いよく「ビーッ!!」と、音をたてて鼻をかんではいけないよ。 きつく鼻をかむと鼻の内部で炎症が起き、余計に症状がきつくなるんだ。 鼻をかむときは、優しくね。 くっくっ・・・そう、まるで女の子に接するように優しくしてあげてくれたまえ。 .
  • 22-478「孤独のフラグ」
    孤独のフラグ   --フラグを折ることが、これほどのドラマを生む!-- 東京都台東区山谷の先輩ズ 焦るんじゃない 俺はフラグを折りたいだけなんだ フラグを折りたくて死にそうなんだ 俺はできるだけ物おじせずハッキリという 恥ずかしい発言を聞き返されるのは厄介だ うーん、朝比奈さんと鶴屋さんで先輩分がダブってしまった。 なるほど、この店は朝比奈さんとハルヒだけで充分なんだな このミヨキチは正解だった 大人びっぷりもちょうど良い  先輩ずくしの中ですっごくさわやかな存在だ 東京工業地帯を経て三年前の中学校 うおォン 俺はまるで人間石灰線引きだ 東京都板橋以下略のアームロック フラグを折る時ははね 誰にも邪魔されず 自由で なんというか 救われてなきゃあダメなんだ 独り静かで豊かで…… 何わけのわか...
  • Part18
    トップページ >SS > 短編 Part18 18-908「おもらしねた」 18-878「ササッキーと二人で」 18-799「子供っぽいけんか」 18-781「パーソナルネーム佐々木」 18-777「佐々木さんの四字熟語講座、田夫野人の巻」 18-727「おもらしねた」 18-724「雨の日は相合傘で:幽霊と名乗る美少女シリーズ」 18-720「佐々木さん、フラクラと二人三脚人生の巻」 18-706「おもらしねた」 18-699「十一時五十分」 18-652「佐々木と小さな再会」 18-640「~夏祭りにて~ 」 18-617「佐伯って誰」 18-611「佐々木さん、それは男のロマンですねの巻 」 18-568「おもらしねた」 18-562「橘京子の驚愕」 18-559「佐々木イジメby橘京子」 18-495「佐々木ヤンデレ化」 18-440「風呂上りの佐々木さん」 18-429「終...
  • 22-183「で、オカズについてなのですが」
    [[22-117「で、自慰についてのなのですが」]]から? ---- 古泉「で、佐々木さんとどんなラブロマンスを繰り広げていたんですか?」 キョン「だから……」 古泉「まぁまぁ」 キョン「まったく」 ――― ―― ― 佐々木「やぁ、キョン。質問があるだがいいかい?」 キョン「お断りだ」 佐々木「まぁまぁそう言わずに聞いてくれたまえ。 以前僕が思春期の性的欲求について関心があることは話したね?」 キョン「……あぁ」 佐々木「週平均自慰回数は調べ終わった。 次は思春期にはどのようなものに性的興奮を覚えるのかリサーチしているのだよ」 キョン「だから?」 佐々木「キミは何をオカズに自慰行為をするんだい?」 キョン「……は?」 佐々木「言いたくないのかい? それなら言いたくなるまで僕のリサーチ結果を聞いてくれ。 今回聞いたのはオカズに使用するものと萌えポイントだ...
  • Part9
    9-102「プルケリマ」 9-146「佐々木の告白」 9-180「海水浴」 9-338「ハルヒに対抗する佐々木」 9-372「国木田と佐々木の進研ゼミ」 9-377「全てはキスで解決」 9-378「現実」 9-391「ラブレター」 9-512「自習室の彼女」 9-522「フラグ! ぶっ壊せ! フラグ!」 9-560「欝ネタ」 9-666「吉野屋ネタ改変」 9-679「佐々木少佐語録より抜粋」 9-719「いつもどおり」 9-723「二重人格」 9-856「夜食」 9-930「おもろい夫婦」 9-960「キョンと佐々木のチュートリアル」
  • Part3
    3-948「お友達(佐々木サイド)」 3-925「お友達」 3-852「佐々木キョン大いに酔っ払う」 3-850「やあ、キョン(´・ω・`)」 3-845「キョンと佐々木が小学生だったら」 3-844「中学生日記」 3-841「とりあえず着替えんかい」 3-826「喫茶店」 3-811「お風呂」 3-801「模擬試験」 3-766「世界まるみえ佐々木」 3-763「キョンの閃き」 3-754「佐々木様」 3-698「ちょっとしたじゃれあい」 3-678「雨宿り」 3-669「お化け屋敷にて」 3-638「佐々木の結婚観」 3-605「karma」 3-596「「僕」を使い始めた理由」 3-588「二人で本の買出し」 3-534「佐々木さんの悪夢」 3-530「耳かき」 3-521「公園」 3-496「勝負下着」 3-470「原動機付自転車」 3-459「修羅場」 3-396「自転車」 3-...
  • 22-188「以心伝心」
    中学生活3年間の最大イベントと言えば、そう、修学旅行だ。 その一日目、俺は国木田と中河と共にとっとと入浴を済ますべく大浴場へ向かった。 エレベーターを降りると、同時に着いた隣のエレベーターからは同じクラスの女子が数人 連れ立って降りてきた。 「やあキョン。君たちも今から入浴かい?先に言っておくが覗いたりはしないでくれよ。 まあ入っているのが僕だけで覗きに来るのが君だけと言うのならば一向に構わないんだが 今はご覧の通りクラスメイトもいるし、君以外の男子に裸身を晒す気もないからね」 佐々木よ、顔をあわせるなり妙なことを言い出すのは止めてくれ。男子の刺すような視線と 女子の生暖かい視線を受けるのは俺の方なんだからな。 くっくっと笑いながら俺のぼやくのを聞き流して佐々木は脱衣所へと消えていった。 「あ、しまった。国木田、悪いけど部屋に忘れてきちまったんでシャンプー貸してくれ」...
  • 8-878「流星に何を願う-1」
    サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことは、旬を過ぎたアイドルの他愛も 無い熱愛報道以上にどうでもいい話だけど、それでも俺がいつまでサンタなんていう想 像上の赤服爺さんを信じていたかと言えば、これは確信を持って言えるけど最初から信 じてなんていなかった。  幼稚園のクリスマスイベントに現れたサンタはニセサンタだって理解してたし、母さ んがサンタとキスをしてるところを目撃したわけでもないのに、他人の嗜好をリサーチ した挙句家宅侵入するストーカーじじいの存在を疑っていた賢しい俺なのだが、はてさ て、宇宙人や未来人や超能力者や、魔法少女や白馬の王子様や恋の成就するおまじない なんかがこの世に存在しないっていう事に気付いたのは相当後になってからだった。  随分少女趣味だって?  余計なお世話だ。こんな言葉遣いだけど、俺は一応女なんだぜ。  ああ、悪...
  • 22-175「キョンのバナナ」
    「もしもし、佐々木さん。あたしすごく怒っているのだけど。何故だかわかる?」 「おい、ハルヒ、廊下で大きな声で電話するな。皆聞いてるぞ」 「うるさいわね。元はと言えばあんたが悪いのでしょう。この女たらし。」 「せめて部室で電話できないのか」 「部室は電波が悪いのはあんたも知ってるでしょうが。」 相変わらず声がでかい。騒音妨害で訴えられるぞ。 (おい、涼宮が電話してる佐々木って誰だ) (キョン君の元彼女) 「もしもし、聞いてる?佐々木さん?」 『聞いてますよ』 「佐々木さん、キョンのバナナ、昨日もまた食べたでしょう」 『キョンが良いと言ったからね。今度もすごく美味しかったですよ。』 「キョンが良いと言ったからって、人の物を勝手に食べる?あなたどういう根性しているの?おかげであたしは昨日もキョンのバナナ食べれなかったのよ。」 いつの間にかギャラリー増えているな。恥...
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    15-845「作家のキョンと編集者佐々木」 27-472「しゅくしょうしゃしゃき」 15-895「モデル付き恋愛小説」 編集者佐々木シリーズ 17-718「『スイッチの入れ方』」 佐々キョンバカップルシリーズ 16-69「新人の宿命」 15-866「編集者佐々木外伝」 17-404「作家のキョンと編集者佐々木~調子のいい日」 14-107「ラブレター騒動」 68-111「佐々木さんのキョンな日常」 14-687「もしも」前半 15-477「キョンと佐々木の消失」-1 もしもシリーズ みょん様 猫の目の日々シリーズ 14-577「巨人の歌」 佐々木とキョンの驚愕シリーズ 消したい3行目シリーズ 5-852「ファーストキスは誰のもの?」 28-757「キョンの嫁は誰だ」 24-423「キョンの溜息」 15-132「キョンと佐々木とハルヒの生活 1日目」 16-669「佐々木とハルヒが冷戦を繰り...
  • Part16
    16-922「佐々木さん、お酒は二十歳になってからの巻」 16-884「確約」 16-854「佐々木の泥酔レベル」 16-806「 素晴らしき衝撃のキョン」 16-800「12月18日」 16-793「ブラックジョーク改変ネタ」 16-758「佐々木さん、「俺の嫁」禁止令の巻」 16-717「佐々木さん高校について語る」 16-676「佐々木さん、恋愛カウンセリングの巻 」 16-669「佐々木とハルヒが冷戦を繰り広げて(略)キョンをみんなでボコボコにするSS」 16-625「今更七夕」 16-562「佐々木団の日常妄想」 16-555「佐々木さん、色々と台無しでござるの巻 」 16-525「佐々木さんパチンコをする」 16-490「佐々木を送っていく」 16-480「セリフのないSS」 16-376「プール・海水浴で、熱中症で倒れた佐々木を保健室に運んで、本屋で佐々木さんは少女マンガを...
  • 22-723「アンダー・グラス・ラブソング」
    22-723「アンダー・グラス・ラブソング」-1 22-723「アンダー・グラス・ラブソング」-2 22-723「アンダー・グラス・ラブソング」-3 22-723「アンダー・グラス・ラブソング」-4 22-723「アンダー・グラス・ラブソング」-5 22-723「アンダー・グラス・ラブソング」-6 22-723「アンダー・グラス・ラブソング」-7
  • 8-878「流星に何を願う-4」
            6  焼け付くような日差しはいまだ衰えを見せず、それでも吹く風には段々と冷たい空気が 混じり始め、そろそろ秋の訪れを感じ始める季節のこと。  五限の数学は担当教師が不在なので自習になった。  自習とは言っても、一応課題は出されてるものの大半の生徒の認識としては延長された 昼休み以外の何物でもなく、惰眠を貪る者、席を移動して談笑する者など様々だ。  俺は課題として出された教科書の問題の教えを乞うために佐々木の机に椅子を横付けし ていて、佐々木が何の苦も無くあっさりと全問を解いてしまうと、その後はとりとめも無 い雑談をしていたのが、どういう話の流れだかこうなった。 「僕が思うに、恋愛感情などというものは精神病の一種なのだと思うな」  佐々木は言い放った。 「恋の病、なんていう言葉だって昔からあるのだよ。恋をしている人間の精神状...
  • Part72
    トップページ > SS > 短編 72-85『モーターヘッド』 72-78『白昼夢』 72-131『しっぽのきもち』 72-142『sasaki@k キミのベッドなう』 72-152「ダーウィンさんいらっしゃい」 72-182『僕らの泣いた日』 72-187『護身と誤審』 72-208「綺麗な満月です」 72-234『寒暖』 72-xxx『ノート。~それは中学時代の事だ~』 72-xxx『僕は雨が嫌いだった』 72-xxx『いつか。そして。当たり前の日常』
  • 8-878「流星に何を願う-3」
            5  お盆は毎年、家族総出でお祖父ちゃんの家に帰省するのが慣わしだった。  帰省とは言っても、俺が生まれたのは両親が今の家に引っ越してからのことだから、正 確に言えば間違ってる。  お祖父ちゃんの田舎は山奥にあった。  今年は佐々木のおかげで宿題もさっさと終わらしちまったし、さすがの母さんもわざわ ざ田舎に来てまで受験勉強に精を出せとは言い出さなかった。それどころか『あまり根を 詰め過ぎても良くないから、お盆の間くらいはゆっくり羽根を伸ばしなさい』なんて言い 出すもんだから一体どういう風の吹き回しだろうと思っていたんだけど、母さんからして みたらどういう風の吹き回しだか知れなかったのは七月中に宿題を終わらせるなんて前代 未聞の偉業を成し遂げた俺の方に違いない。  そんなわけで、お祖父ちゃんち滞在中は晴れて勉強から解放される...
  • Part12
    12-965「新佐々木団」 12-921「『かっこ良い橘さんの演説を真面目に聞く』」 12-900「夏休みの佐々木さん」 12-858「さらに泳ぐ佐々木さん」 12-850「泳ぐ佐々木さん」 12-806「ネガササッキー」 12-798「白佐々木黒佐々木」 12-760「佐々木の悪夢」 12-744「佐々木の慟哭」 12-726「佐々木の花びら占い」 12-696「佐々木さんキョンテレカに文句を言う」 12-688「ユッキー&ササッキー」 12-680「ついてきて欲しかった佐々木さん」 12-674「キョン、逃げるんだ。キョンだけでも逃げるんだ」 12-597「佐々木さん間違えてメールを送ってしまう」 12-576「佐々木さんのヒトメボレLOVER」 12-543「佐々木さんキョンを匿う」 12-532「佐々木さん『藤原?君はどうでもいい。』」 12-398「佐々木さん色んな者に敗退するの...
  • 66-178 佐々木さんのRainy Noise
     それは高校二年を前にした春休み。  まどろみ、私は夢を見た。  ところで人が夢を見る仕組みをご存知だろうか。  まず睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があり、周期的に繰り返されている。  体は眠ってるが、脳が軽く活動しているレム睡眠時に我々は夢を見るのだ。  だから、これは私の思考の管轄外。  思考から切り離され、混在する記憶が勝手に過去へと遡行させる。それは私が忘れるべき記憶。  中学時代のおぼろげで不確かなメモリーズ…………。 『佐々木。おまえ、回りくどくて理屈っぽい言葉遣いを直せばさぞかしモテるだろうに』 『面白い事を言うね、キョン』  キミが言う。私は違和感なく返答する。  違和感? そんなものはない。これはただの日常。中学生である僕の日常。  隣の机に肘をつき、身を乗り出して語りかける。それは僕にとってありふれた日常の一コマ。...
  • メニュー
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  • 8-878「流星に何を願う-2」
    3 「お待たせ」 「やあ、キョン。いつもすまないね」 「さ、乗って」  塾へ通う際、途中で佐々木宅へ寄って後ろに佐々木を乗せるのが習慣になった。もちろ ん、帰り道も乗せて帰るのは初日以来ずっと続いている。  学校では、お互い女子と男子の友達が居る。その分、塾ではよく話した。 「キョンっていう渾名は誰が最初に呼び始めたんだい?」 「学校では国木田かな」 「国木田さん――あの髪の短い、飄々とした女の子だね。彼女か。くっくっ、なんだかわ かる気がするよ」 「国木田とは一年の時も同じクラスでさ。その前はうちの弟。国木田が俺の家に遊びに来 た時、弟が俺のことをそう呼ぶのを聞いて、その日の内に国木田も俺をキョンって呼ぶよ うになりやがった。あとはあれよあれよと広まっちまって、ご覧の有様」 「弟さんは何故?」 「親戚のおばさんだよ。まだ...
  • Part2
    2-990「佐々木さん性別を語る」 2-920「修学旅行の証言」 2-906「うららかな春の午後」 2-891「卒業文集」 2-876「中学時代のなんてことない話」 2-797「ダイイングメッセージ」 2-719「うさんくせーなぁ、橘」 2-661「○乳で悪いか」 2-653「橘と佐々木」 2-622「橘の提案」 2-594「ある寒い日」 2-573「佐々木とホラー映画」 2-568「佐々木の修学旅行」 2-565「キョンの『あれ』 2-535「僕のプリンを食べただろう」 2-468「佐々木の暴走」 2-441「佐々木のポニーテール」 2-421「橘京子との遭遇」 2-333「初めて2人で塾に行った日」 2-219「アホ三人組」 2-200「終わらない痛み」 2-196「キョンと佐々木と桜色」 2-184「将棋対決」 2-124「身体的数値」 2-73「佐々木の弁当作戦」 2-37「ある朝...
  • 42-578「四月馬鹿」
    4月1日。 俺は街で偶然出会った佐々木と喫茶店でだべっていた。 「キョン、今日はエイプリルフールだね」 「あぁ、誰が嘘をつくかというプレッシャーで人々が疑心暗鬼に駆られる日だ。」 「キミは本当に面白い考え方をするね。その捉え方は予想外だったよ」 誉めてるんだか貶してるんだかよくわからないぞ。 「さてキョン、これから僕が言うことは全て嘘だ」 「宣言したら嘘をつく意味がない気がするが。まぁ好きにすればいいさ」 「あぁ、そうさせて貰うよ」 佐々木はくっくっ、と笑い目を細める。 それなりに長い付き合いだからわかる。こういう顔をしたときのこいつはいつも何かを企んでいる。 もっとも、ハルヒほど突拍子もないことはしないしちょっとした悪戯をする程度なのだが。 「キョン、九曜さんではないがキミの瞳はとても綺麗だね。ずっと眺めていたくなるよ」 そう言い佐々木...
  • 68-111「佐々木さんのキョンな日常」
    トップページ > SS > 長編 > 68-111「佐々木さんのキョンな日常」 68-111「佐々木さんのキョンな日常 プロロ-グ」 68-115「佐々木さんのキョンな日常 春咲小町」 68-165「佐々木さんのキョンな日常 放課後四重奏」 68-191「佐々木さんのキョンな日常 侵入者 涼宮ハルヒ」(~その3) 68-229「佐々木さんのキョンな日常 侵入者 涼宮ハルヒその4~」 68-243「佐々木さんのキョンな日常 黄金週間の二人」 68-256「佐々木さんのキョンな日常 文芸部とSOS団」 68-327「佐々木さんのキョンな休日 梅雨の晴れ間に」 68-334「佐々木さんのキョンな日常 迷い猫」 68-357「佐々木さんのキョンな日常 星に願いを」 68-433「佐々木さんのキョンな日常 文芸部原作『SOS探偵団』」 68-534「佐々木さんのキョンな日常...
  • 68-866『Wanderin' Destiny』
    トップページ > SS > 長編 > 68-866『Wanderin Destiny』 68-866『Virtual Insanity』 68-968『あさきゆめみし』 68-972『Hotel California』 68-899『Music of the mind』 69-16『夕日の約束』 69-17『Days-愛情と日常-』 69-32『BEGINNING』 69-42『LOVE IN VAIN』 69-54『LOVE IN VAIN』 SIDE YUKI.N 69-64『Made of Tears』1 69-78『Made of tears』2 69-88『Made of Tears』3 69-91『Made of Tears』4 69-94『浸食』1 69-102『浸食』2 69-140『浸食』3 69-146『浸食』4 69-504『The time of the o...
  • 8-878「流星に何を願う-5」
           8  冬休みを目前に控えた週末、その夜。  いつも通りに塾帰りに佐々木を家まで送り届け、めしを食ってテレビを見た後、風呂に 入って冷えた体を温めていた。  そう言えばクラスメイトたちの間では冬休みの話題で持ちきりで、特にクリスマスは誰 と過ごすなんてことで盛り上がっていた。とりあえずその会話の輪に加わっていた俺は、 誰かが「みんなで集まってクリスマスパーティーをやろう」と言い出したのでそれに参加 を表明すると、「あんたは佐々木くんとラブラブクリスマスでしょ」というよくわからな い理由で何故か丁重に断られた上、仕舞いには「ファイト、だよ?」と主語も目的語も無 いよくわからない応援をされて、一体何と闘えばいいのか俺は首を捻った。  なんでみんなして揃いも揃って同じような誤解をするんだ。俺と佐々木はそんなんじゃ ないんだってば。…...
  • 9-378「現実」
    ギシギシギシギシと軋む音が響き渡る。 見えるは、闇。その中で映える白い肢体。 何処を、何を間違えたのだろう? 今となっては、遠い過去の話。 「キョンキョンキョンキョンキョンキョンキョンキョンキョンキョンキョン」 壊れた蓄音機。かつての親友。 佐々木は狂ったように、俺の名前を呟き続ける。 どうかしている。どうかしてしまう。まるで呪詛だ。 この呪いを聞くたびに、俺はあの輝かしい日々を思い起こす。 ハルヒがいて、佐々木がいて、みんながいた、あの頃を。 「―――――――っ」 絞められていた首が開放される。酸欠でクラクラする。 胡乱な頭は、過去の己の醜態を模索する。 ドコダドコダ、と騒ぎたて、罪の意識を掻き立てる。 「キョン、大好きぃ。キョォン―――――――」 彼女は俺の本名を久しく呼んでいない。いや、彼女の中には『俺』など存在しないのだろう。 いるのは、ただ彼女の理解者であったキョンという人間だけ...
  • Part31
    31-947「今日はエイプリルフールだ」 31-921「佐々木さんの、子猫の目の甘い日々7 エイプリル・フール? の巻」 31-919「エイプリルフール」 31-909「どこでもドア」 31-890「春にして君を離れ」 31-882「フルパワーフラクラ 」 31-845「プロローグ ~改変!3人のお姫様~」 31-838「キョンの本名何だっけ?」 31-805「ライトノベルでも読みたまえ」 31-782「卒業式の思い出」 31-740「中学の卒業式で泣いたか?」 31-655「佐々木の彼氏?」 31-572「宿題は最終日にまとめてやる」 31-557「お泊り大作戦」 31-488「キョン説得工作と国木田フィルター」 31-391「鶴屋さんとの出会い」 31-350「テスト勉強」 31-325「Yシャツを着た佐々木」 31-306「闇鍋」 31-281「谷口の合コン」 31-253「猛虎落地...
  • 3-678「雨宿り」
    突然振り出した雨に、俺たちは追い立てられて、近くにあった本屋の軒先になだれ込む。 運悪くその日は、本屋は休みで中に入って暇つぶしというわけには行かなかったが、最低限雨はしのげるのでよしとしよう。 「くそっ、いきなりこんな大雨になるなんて聞いてねえぞ。」 まともに天気予報なんて聞いた覚えはないが、一応天気予報に文句を言っておく。 ぼやきつつも自転車を軒先のテントの下に入れた。 このあたりには、びしょぬれにならない距離に傘が買えるコンビニのような場所はない。 必然的にここに閉じ込められることになってしまった。 「夕立か、高温多湿の日本ならではの風物詩だね。」 一足先に雨宿りをしていた同乗者が呑気な声を出した。 このあたりで消防が抜き打ちの放水訓練でも行っているのかというほどの大雨だ。 風物詩としては小粋の欠片もないな。 それはそうと、いつもこいつはいつも飄々としている。 この大雨にも全...
  • 50万ヒット記念殿堂入り投票結果
    7票 14-577「巨人の歌」 ただひたすらに綺麗で切ない。一つの世界ができあがってる作品。 風景描写とか、読んでて「色が見えてくる」描写が秀逸の一言に尽きる。何度も名前があがるのは伊達じゃない美しい一編だと思う。 本当は橘SSだが、自分がSS書くきっかけとなった感動作なので入れておく。切なさが、泣けてくる 鉄板です 佐々木さんの神人に佐々木さんの強さと弱さ、喜びと絶望を見事に表現させている じわっと来た。 これを読んで閉鎖空間モノを書こうと思い立った。私にとっての最高峰にして永遠に届かない目標。 6票 14-687「もしも」前半 14-687「もしも」後半 19-15「トライアド」前半 19-15「トライアド」後半 21-409「最愛の傷」前半 21-409「最愛の傷」後半 28-854「君が見える場所から、ずっと」前半 28-854「君が見える場所から、ずっと」後半 君が見える...
  • コメント/雑談室
    1get? - 名無しさん 2007-07-20 11 09 14 中の人乙です 沢山あってしんどいと思うけどガンガレ - 名無しさん 2007-07-20 11 13 48 これはテラスゴス お疲れ。 - nameunknown 2007-07-21 20 38 03 できるなら向こうの管理者さんと相談していい具合に互換してみたら良いと思うんだ。非当事者ごめん(・_・) - nameunknown 2007-07-21 20 40 55 おせっかいかもしれないけどtopのAAが潰れてると思ったので画像版どぞttp //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org0058.jpg.html - 名無しさん 2007-07-22 23 21 04 追記:パスはsasaki - 名無しさん 2007-07-22 23 21 42 トップ絵直ったね。↑と...
  • 22-167「水面下。」
    それは紛れもなく私が唯一心を許した、『親友』─――― の、御母堂であった。 あちらも同時に気づいたらしい。カートを押しながら私に近寄ってきた。 左手で特売のピーマンをカートに入れながら。 「あら、佐々木さん、お久しぶりね」 「お久しぶりです。……おばさま」 ……つい昔の癖でお義母様と呼びそうになってしまったことには気づかないでおくことにする。 「どうしたの?こんなところであうなんて珍しいわね。おつかい?」 「いえ、ちょっと今日は家族が皆出かけているので、一人で夕飯の準備しなくちゃいけなくて」 「そうなの?……あ、それじゃウチにいらっしゃいな。一人分くらい増えても一緒だしお夕飯くらいならご馳走するわよ。それに――― おば様からのその誘いは、実に魅力的な提案ですが、と遠慮を―――  ―――ウチのバカ息子にも久々に会っていかない?」 「実に魅力的な提案ですね」...
  • Part38
    38-947「さっきから何笑ってんだ?佐々木」 38-900「素直じゃないのは」 38-877「ツインタワー」 38-806「さんたくろーす」 38-784「ありがとう、今週中に死ぬ」 78-768「~キョンと佐々木団、戦い終わって~」 38-757「誤解の被害者?」 38-669「佐々木様、お慈悲を…」 38-631「佐々木様を信じなさい」 38-608「そんな朝」 38-600「こらこら」 38-575「…ばか…」 38-573「お喋りな背中」 38-550「寒い日には」 38-494「疲れたよパトラッシュ・・・ 」 38-395「君は誤解している」 38-347「書道に使う文鎮さん」 38-343「国木田氏~!!」 38-341「国木田殿に物申す!!」 38-339「哀しい気持ち」 38-307「トリック」 38-249「キョン?」 38-172「運動会のビデオ」 38-67「三国...
  • 41-478「佐々木の閉鎖空間が」
    478 : この名無しがすごい! :2009/02/18(水) 10 01 05 ID q9WYyOSy 佐々木の閉鎖空間が、キョンと佐々木の終の住家となる 479 : この名無しがすごい! :2009/02/18(水) 11 08 23 ID EqffSznv      , -‐- 、、 .    〃   ; ヽヾ.     ハミ((メノリ从))     | i(| ┃ ┃ |!|   わたしもご一緒するのです。     | トリ、 ヮ ノl !| .   レ゙ {つ旦O リ .    とく_/__l_j 482 : この名無しがすごい! :2009/02/18(水) 11 55 50 ID EfRqwVKt 479 忠犬橘 483 : この名無しがすごい! :2009/02/18(水) 18 49 28 ID X6qsww1Y 佐々木「橘さん、自重って知ってる?」 484...
  • 5-878「胡蝶の夢」
    「胡蝶の夢」  目が覚めた。周囲は光に満ちていた。 「やぁ、お目覚めかい」  そんな俺に声を掛けてくる女がいた。口調は男っぽいが、これは確かに女なのだ。我が親愛 なる友人のひとり、佐々木が机に肘をついて隣に座る俺を見ている。  佐々木の瞳は何か興味深いものを見つけた時のようにキラキラと星を散らしていた。  辺りを見回す。俺たちはそろって中学の制服を着用しており、俺たちが存在していたのは、 風景だけ見れば、佐々木と俺が共に通う学習塾の教室のようだった。ご丁寧にいつも俺たちの 座っている席だ。だが、その教室内の風景は現実感が喪失していた。世界には色彩がなく、 どこもかしこも希釈した白、薄いクリーム色に塗りたくられていた。古いモノクロ写真、ただ し灰色はすべて白だ、の中にいるような、そんな感じだ。目に入る色彩は自分自身の身体と冴 えない制服、そして佐々木だけだった。だから...
  • Part17
    トップページ >SS > 短編 Part17 17-924「佐々木団ミーティング」 17-898「きょこたんを煙に巻く黒佐々木」 17-838「中学自体二人してフラグを折り合ってたら」 17-804「佐々木ア佐々木」 17-774「見えてる佐々木さん」 17-711「中三のころ、月曜日の朝のこと。」 17-669「結婚の名言」 17-655「佐々木さん、ブーケは誰の手に? の巻」 17-646「おなかにキュッ」 17-640「フラグを折るならまかせて」 17-601「佐々木さんの中学時代の苦労」 17-570「変化」 17-438「電車にて」 17-310「ポンジーなりきりセット」 17-301「素の佐々木で思いついたSS」 17-293「素の佐々木候補」 17-292「佐々木さん、ポンジーの秘密、或いはBTF1~3 の巻」 17-249「オウムは語る」 17-214「佐々木さん、夏...
  • 教えてササッキーシリーズ
    20-776「教えてササッキー+α」 21-446「教えてササッキー2」 21-535「教えてササッキー3」 22-98「教えてササッキー4」 22-647「教えてササッキー5 」 25-850「教えてササッキー6」
  • 22-647「教えてササッキー5 」
    春日局の人気番組「教えてササッキー」の4回目で20-776、21-446、21-535、22-98の続きだよ。今週も佐々木さんに対する質問を大募集だよ。 電話受付中。春日局に電話してね、待ってます。 先週は恐い人が電話かけてきて大変だったわね。 それじゃ、電話かかっているので早速いっちゃいましょう。 18歳高校生(女性):キョン君はあたしみたいに胸が大きい子が好みなんですよ。せめて涼宮さんくらいないと。佐々木さん胸が小ぶりで残念でしたね。 長門さん睨まないで下さい。本心じゃないです。 と涼宮さんに言われるように命令されました。すいません ――『何やってるのよー、みくるちゃん』という声が受話器の向こうから聞こえる―― ガシャン ツーツーツー 佐々木:また涼宮さんの嫌がらせですか。いい加減にして下さい。 涼宮さんは一刻も早く精神病院に入院した方が良いと思うよ。まったく。...
  • 22-723「アンダー・グラス・ラブソング」-1
    1「小さな背中」  無機質な灯りが目の前を流れていく。雨に洗われたコンクリートの塊は、より暗く沈んで見えた。遠くに見える山々の暗闇にいつでも押しつぶされそうなこの町。そんな町の中を、命に無関心な静脈のように夜の電車は流れていく。俺はひたすらに意識をドアの窓ガラスの奥底に映る暗闇に向けようとしていた。  それでも、車内の無機質な蛍光灯の灯りは窓ガラスに反射する。反射した光の鏡像は、その窓から見える景色にユーレイみたいに重なった。俺はユーレイたちから逃れるように、必死に窓の外の景色に集中しようとする。それでも、時折、ふと油断した瞬間に窓に映った自分の影と目が合ってしまう。そこではくたびれた目が、救いを求めるように鈍く光っていた。  自分の影から俺は目を逸らす。そして逃げるように視線を車内に向ける。夕方の地方私鉄の普通列車は通勤ラッシュとは無縁で、ところどころに抹茶色の座席が見える。その...
  • Part6
    6-981「アングリーササッキー」 6-923「佐々木一族の秘密」 6-882「究極のフラグ」 6-871「Gネタ」 6-860「湯煙@佐々木」 6-852「G」 6-831「黒い悪魔、あるいは天使」 6-786「夢花火」 6-753「井戸の中の女」 6-730「黒い安息日」 6-712「Gとの遭遇」 6-631「ネクタイ」 6-625「1時間以内にレスがあればキョンの嫁」 6-586「佐々木vs朝比奈さん」 6-425「お姫様抱っこ」 6-357「夏祭り」 6-346「ギックリ腰ササッキー」 6-327「天国へ行く方法」 6-323「お前の朝がお前」 6-313「鬱ネタ」 6-307「鶴屋家花見大会」 6-289「体技:スルー」 6-239「一夏の冒険」 6-214「涼宮ハルヒが驚愕」 6-197「佐々木のひとり交換日記」 6-191「祭り」 6-182「正夢おっぱい」 6-171「いろ...
  • Part67
    トップページ >SS > 短編 67-9xx 解らないから知りたいのさ 67-9xx 何事も一長一短だよ、キョン 67-9xx「キミこそ余裕がないようだが?」 67-9xx「お前軽いな、ちゃんと飯食べてるか?」 67-9xx「僕は満たされているから」 67-9xx「……笑わないでくれよ?」 67-9xx そんなデイ・バイ・デイ 67-9xx ある日の橘京子さん 67-9xx 言えなかった、言わなかった 67-9xx カラダにピース、マスターピースさ 67-9xx「大事なのは評価基準さ」 67-9xx「次はわたしの番なのだから」 67-9xx やっぱ大事なプレミアシート 67-9xx 矛盾しない幸福論 67-9xx 旧交の日 67-9xx なんて当たり前なパーソナライズ 67-9xx ひらめきのミュータンス菌 67-9xx 佐々木「実に由々しき問題だね」 67-9xx「キョンの望みであ...
  • Part4
    トップページ >SS > 短編 Part4 4-938「佐々木でぃーカップ」 4-937「佐々木えーカップ」 4-919「佐々木オーベルデューレ」 4-901「ポーカーフェイス」 4-871「携帯だから改こうが悪くてすまん」 4-812「再試合」 4-788「僕のおっぱい」 4-785「ある日の夏休み 」 4-750「些細なことが原因でハルヒの閉鎖空間に神人大量発生」 4-747「誓い」 4-741「ねぇねぇ、佐々木さんってキョン君と付き合ってるの?」 4-732「しかし、僕っ子か」 4-718「ありがとう。そしてさよならだ」 4-704「For Nothing」 4-695「試験当日」 4-622「探索」 4-613「修羅場・涼宮ハルヒの驚愕」 4-607「鼻血出てるぞ」 4-601「耳掻き」 4-595「佐々木の看病」 4-588「I hate you, you hate me」...
  • @wiki全体から「22-178「飛蝗」」で調べる

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