【涼宮ハルヒの憂鬱】佐々木ss保管庫 @ Wiki内検索 / 「44-134「―佐々木さんの消滅―ep.03 二年前の少女」」で検索した結果

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  • 44-134「―佐々木さんの消滅―ep.03 二年前の少女」
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  • 44-99「―佐々木さんの消滅―ep.00 プロローグ」
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  • 44-101「―佐々木さんの消滅―ep.01 消失」
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  • 44-157「―佐々木さんの消滅―ep.04 彼女の想い」
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  • 44-182「―佐々木さんの消滅―ep.05 特異点」
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  • 44-120「―佐々木さんの消滅―ep.02 訣別」
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  • 長編
    ssトップページ > SS > 長編 74-16「SOS団との決別」 74-16「キョンの退団宣言」(エロ物 注意) 71-874「俺の後ろに佐々木がいる」 74-16「佐々木からのプロポーズ(驚愕If Bad End) 74-16「佐々木からのプロポーズ(驚愕If) 70-483『バッテリー』 70-432「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サークルSOS」 68-866『Wanderin Destiny』 68-111「佐々木さんのキョンな日常」 67-9xx 失言と猫ヒゲ 67-9xx どこか足りないフラグメント 橘京子「それが佐々木さんの役割だって言うんですか?」 67-708『だって、あたしだってそうだったし?』 67-116 Rainy Day …… What? 67-30「じゃあ、僕はこれから塾に行かなきゃいけないんでね」 66-358 Rainy Day by? 65-...
  • Part24
    トップページ >SS > 短編 Part24 24-948「食事中」 24-940「模試の結果」 24-937「健康診断」 24-923「朝の襲撃」 24-913「二人乗り失敗の巻」 24-901「極太サラミ」 24-865「佐々木勉強みてくれ」 24-845「佐々木の調教」 24-843「佐々木の寝姿」 24-842「三人の嫁候補」 24-836「佐々木のパンツは何色?」 24-813「死神」 24-796「佐々木さん、スイーツとは甘味類のことだろうか果物の複数形だろうか、の巻 」 24-795「スイーツ(笑)」 24-770「戦わなければフラグが立たない!」 24-739「佐々木さんの雪山大作戦」 24-714「アーチャー佐々木」 24-694「キョンの奇妙な日常」 24-687「 中学時代 」 24-679「 熱く語るキョン 」 24-662「キョンの中学生活」 24-627「...
  • 10-567「高校二年生佐々木さんの演説でした」
    新たな神候補 佐々木さん 高校2年生  中学三年生のときの予備校での出会いを出発点に、いまどき自転車二人乗りなどの活動により、キョンと付き合っていると勘違いされた一人称が「僕」の通称変な女  では続いて、佐々木さんの演説です。  読者の諸君。僕が例の変な女、佐々木だ。 諸君、今の僕の現状は最悪だ。  神だとかリミテッドな超能力者、自称未来人とか宇宙人製アンドロイドだとか、 僕はそんなことには一切興味がない。  いまさら新キャラクターが出てきたところでフラグが立つような、もはやそんな甘っちょろい段階ではない。  こんな現状は見捨てるしかない、こんなフラグはもう滅ぼしたほうがいい。  僕には、建設的な提案なんか一つも出来ない。今はただ、クラッシュ&クラッシュ、全てを壊されるだけだ。  諸君。僕は読者達を軽蔑している。この下らないハルキョンカップリングを助長し、結果、...
  • 5-491「佐々木かわいいよ佐々木」
    キョン「佐々木かわいいな佐々木」 佐々木「キョ、キョン!? と、ととと突然何を言い出すのかと思えば、そ、そんなっ、まだ手も繋いでないのにそんなことっ。     ぼ、僕は勘違いしてしまうよ、いいのかいっ? 勘違いした挙句僕がキョン無しでは生きられない身体になってしま」 ハルヒ「佐々木さんかわいいわ佐々木さん」 佐々木「……え? 涼宮さん?」 みくる「佐々木さんかわいいです佐々木さん」 長門「……ささき、かわいい、ささき」 古泉「佐々木さんかわいいですね佐々木さん」 佐々木「え……ちょ、ちょっと」 橘「佐々木さんかわいいのです佐々木さん」 九曜「―――佐々木……かわいいよ―――佐々木―――」 藤原「ふ、ふんっ……さ、佐々木、かわいいぞ、佐々木っ」 佐々木「み、みんな!? え、ちょ、涼宮さんどこ触ってるのっ、やだぁ、僕っ、そっちのケは……やぁ……」 ――――○―――――――――――...
  • Part27
    トップページ >SS > 短編 Part27 27-974「鰯の頭も信心から」 27-949「それはない」 27-935「佐々木さんの、願いは夢の中で、の巻 その2」 27-926「センター試験」 27-916「妹VS佐々木」 27-896「みゆき」 27-868「卒業旅行」 27-857「おやじキョン」 27-849「お酒は二十歳になってから」 27-839「橘への誕生日プレゼント」 27-798「デレキョン→佐々木の憂鬱プロローグ」 27-780「佐々木のこころ」 27-756「長門は見た」 27-742「そこまでやるか」 27-729「お前ストーカー、僕もストーカー」 27-704「鏡開きだよ、佐々木さん」 27-671「メールの話」 27-626「そしてとことんウソだ」 27-616「君に手紙を書くよ」 27-572「スパルタ式」 27-538「進学の悩み」 27-527「佐...
  • 70-335「佐々木さんのキョンな日常 最終章 真相~再生その16~」
      刺激に満ちた、楽しくも大変な日々とも今日でお別れだ。最も、彼が涼宮さんと恋人同士になってからは、閉鎖空間 が発生することはなく、「機関」もその役目を終え、僕は「機関」を解散することにした。  今、涼宮さんにがあの”力”を発揮することはない。彼女は今や普通の少女――もう少女という言葉は卒業する時期だが― ―でしかない。あの明るさと活発さはそのままだが、不思議な事が起こることももうない。非日常は終わりを告げたのだ。それに 合わせるように、涼宮さんはSOS団の解散を告げた。  僕は彼女を好きだった。その想いは伝わることはなかった。  彼は僕の想いを知っていた。彼はなかなか鋭い男だ。それでも、彼は僕を親友だと言ってくれた。彼以上の親友は、これ から先、そう現れることはないだろう。  卒業式のあと、元団員や、国木田君、谷口君、それに橘京子も加えて、僕等は卒業記念パーテイを行...
  • Part37
    トップページ >SS > 短編 「黒佐々木さんがお説教をなさるようです」 37-944「変な男・変な女」 37-891「竹内まりやの『駅』より」 37-872「チキンカレーの唄」 37-789「佐々木昔話小ネタ」 37-780「佐々木昔話」 37-769「小ネタ(佐々木さんの昔話集)」 37-747「呼び出しの電話」 37-724「帰り道」 37-722「佐々木の名前は?」 37-692「痴呆がだめなら阿呆ネタだ」 37-671「脳トレ体操」 37-647「鉄道の日の話」 37-606「悪女」 37-576「駄洒落の『駄』ってどういう意味?」 37-310「キョンの箪笥」 37-315「職場体験」 37-309「ちょっとした変化」 37-244「電子佐々木辞書-定価 オープン価格 (キョンに限り無料)」 37-237「親友の意味」 37-221「台風の名前」 37-212「だからい...
  • Part18
    トップページ >SS > 短編 Part18 18-908「おもらしねた」 18-878「ササッキーと二人で」 18-799「子供っぽいけんか」 18-781「パーソナルネーム佐々木」 18-777「佐々木さんの四字熟語講座、田夫野人の巻」 18-727「おもらしねた」 18-724「雨の日は相合傘で:幽霊と名乗る美少女シリーズ」 18-720「佐々木さん、フラクラと二人三脚人生の巻」 18-706「おもらしねた」 18-699「十一時五十分」 18-652「佐々木と小さな再会」 18-640「~夏祭りにて~ 」 18-617「佐伯って誰」 18-611「佐々木さん、それは男のロマンですねの巻 」 18-568「おもらしねた」 18-562「橘京子の驚愕」 18-559「佐々木イジメby橘京子」 18-495「佐々木ヤンデレ化」 18-440「風呂上りの佐々木さん」 18-429「終...
  • 69-102『浸食』2
    「(ハルヒ。)」 いつからいたのだろう。泣き出す寸前の悲しそうな顔。渡橋は、ハルヒに駆け寄ると、ハルヒの手を引いて去って行こうとする。 ハルヒは、こっちを見ていた。その目は、表情は悲痛なものだった。 ―――――――――――――― 涼宮さんの表情を見て、私は悟らざるを得なかった。彼女は、間違いなくキョンが好きで、私達の事を歓迎していない、と。 しかし。私は。 「さ、佐々木?」 キョンの腕をぎゅう、と抱く。絶対に離さない。やっと手に入れた、私の『王子様』なの。 醜い。そう我ながら思う。 涼宮さんの表情が、悲痛なものになればなるだけ、心が凍みいるように痛む。 ―――――――――――――― キョンを、取らないで…… ねぇ。お願いだから。 「――情報――収縮――」 お願いだから。 「涼宮先輩、早く行きましょうよ!」 お願いだか...
  • Part4
    トップページ >SS > 短編 Part4 4-938「佐々木でぃーカップ」 4-937「佐々木えーカップ」 4-919「佐々木オーベルデューレ」 4-901「ポーカーフェイス」 4-871「携帯だから改こうが悪くてすまん」 4-812「再試合」 4-788「僕のおっぱい」 4-785「ある日の夏休み 」 4-750「些細なことが原因でハルヒの閉鎖空間に神人大量発生」 4-747「誓い」 4-741「ねぇねぇ、佐々木さんってキョン君と付き合ってるの?」 4-732「しかし、僕っ子か」 4-718「ありがとう。そしてさよならだ」 4-704「For Nothing」 4-695「試験当日」 4-622「探索」 4-613「修羅場・涼宮ハルヒの驚愕」 4-607「鼻血出てるぞ」 4-601「耳掻き」 4-595「佐々木の看病」 4-588「I hate you, you hate me」...
  • 朝倉@「突然だけどキョン君」
    朝倉@「突然だけどキョン君」 キョン@「なんだ朝倉。というかなんだこの@って」 朝倉@「やだなー、朝倉@漫画 長門有希ちゃんの消失5巻終了後バージョンより出張しました の略に決まってるじゃないの」 キョン@「決まってるのかよ! つうか呼びにくいわ!」 朝倉「と言うわけで外します」 キョン「そうしてくれ」 朝倉「でね、キョン君。キミって死んだ方がいいんじゃない?」 キョン「なんだ藪からスティックに! やめろ! その万能包丁を下ろせ朝倉!」 朝倉「だってさあ、あなた、こっちの世界でも佐々木さんを丸二年放っといてたって確定した訳じゃない?」 キョン「なんだこっちって。それに何故お前が追求するんだ。むしろお前はアイツの登場でやきもきもする長門を心配する側じゃないのか?」 朝倉「そりゃ簡単よ。鈍感男は死すべし。むしろ死ぬべき」 キョン「二回言った!?」 ...
  • 70-235「佐々木さんのキョンな日常 最終章 真相~再生その3~」
     二次試験二日目。  K大会場に来たのは、俺、長門、古泉、そして涼宮。  佐々木は此処の試験会場ではなく、インドネシア国立大学のキャンパスで試験を受けている。  そこの大学とK大は提携しており、インドネシア・インターナショナル・スクール高等科に在籍した佐々木は、 帰国子女枠での受験が可能だった。高等科で優秀な成績を収めていた佐々木は、特別推薦ももらい、ほぼ、合格 を決めたようなものだった。  佐々木と同じ学生生活を送るには、今回の二次試験、是が非でも通らねばならない。  俺は全力を尽くした。  「たぶん大丈夫と思いますよ。」  試験終了後、古泉の実家にお邪魔して、採点を行ったのだが、ネット速報も駆使し、二重の確認を行った結果、 とりあえず、俺達4人とも、推定される合格ラインを超えているようだ。  滑り止めの私立大は、(佐々木も含め)全員合格しているので、とりあえ...
  • 28-534「佐々木さんの、子猫の目の甘い日々5 雪の面影、なぞるように、の巻」
    佐々木さんの、子猫の目の甘い日々5 雪の面影、なぞるように、の巻 「こういう情報を耳にしたことはないかニャ、キョン?」 ふざけた語尾とは裏腹に、猫耳をパタパタと震わせて真剣な口調でシャ……佐々木が話し始めたのは、 とある三連休の中日にあたる、冷え込んだ日曜の夕方だった。 ああ、ちょっと待ってくれシャ……佐々木。このクソ寒い中、SOS団の活動をようやく終えて、 今炬燵でようやく人心地ついたところなんだ。 さらに久々にロッドフォームの必殺技が炸裂してるのを絶賛視聴中なんだ。まさにクライマックスだぜ、録画だけどな。 唯一の正統派の蹴り技なんだ。この技だすのも本当に久しぶりなんだよ。 空気といわれた遊佐が珍しくメインを張ってるんだ。さ来週からは他人事じゃないし。 ああっ!尻尾でTVのスイッチを切るなシャシャキ! あと俺の足に、冷えた足を絡ませるな...
  • 67-30「じゃあ、僕はこれから塾に行かなきゃいけないんでね」
    『じゃあ、僕はこれから塾に行かなきゃいけないんでね。話が出来て、嬉しかったよ、キョン』 『じゃあな、親友! また同窓会で会おうぜ』  全ての選択が終わった後。呼びかけを背に受け、彼女は正反対に歩く。すいすいと綺麗な姿勢で。  さよならも言わず、想い人と正反対に。 「佐々木さん」 「通して橘さん」  十分に離れた場所で彼女を呼び止めた。  笑顔のまま返事を返してくれたけど、いつもとちっとも変わらない綺麗な微笑みが、何故だか胸に痛かった。  だからあたしは意を決するのだ。 「泣いてもいいんですよ」 「何のことかしら」  ほんの少しだけ裏返った声。自分でも気付いたのか、それっきり沈黙した。沈黙が痛い。  肩を貸し、なんとか喫茶店へと連れ込むので精一杯だった。 「ホットを二つ」  奥まった席に座らせる。  佐々木さんはただ黙って座っている。これ以上何...
  • 橘京子「それが佐々木さんの役割だって言うんですか?」
     橘京子「きっと、あたしはもう涼宮さん達を見ても、寂しいな、としか思えないんだろうなって」  藤原「ふん。そういう事はもっと筋道立てて話すんだな現地人」  橘「だってそうですよ」  橘「どんなに涼宮さん達が楽しそうにしてようが、それを我慢してくれた佐々木さんが遠くで見てるって思ったら寂しくもなります」  橘「驚愕以前の全ての物語ですらそうです。遠くで彼女は空を見てるんだろうなって思ったらクソ喰らえに思えます」  橘「彼女のその思いが、結局報われない、報われないためだけに生まれたのが悲しいんです」  藤「ふん。奴の人格からすればそれが正しい展開であるべきだ。違うか?」  橘「そうですよ」  橘「佐々木さんに関わる設定や人格は全てがそうです。でもそれって煎じ詰めれば『諦めることで、涼宮さんを美しく演出する為だけに生み出された』って事じゃないですか?」  橘「...
  • 31-95「海王星以遠天体」
    その日、涼宮さんは神ではなくなりました。私達が望んでいたのと別な意味で…… 本日はその話をしたいと思います。 その日が何月何日だったかは忘れましたが、ちょうどその日、冥王星が惑星から外されたことだけは覚えています。 その日、私達はキョンさんの家にいました。 「カイオウセイイエンテンタイ?2年くらい前にも聞いたような気がするぞ、その言葉。何だっけ?」 「2年前にも言ったと思うよ。   海王星以遠天体:海王星の外にある天体の総称だよ。有名な冥王星もその一つだよ。   実は今日、冥王星が惑星から外されるらしい。ニュースでやるはず。くつくつ」 「きょこたーん。おままごとー」 「はいはい、一緒に遊びましょう」 私はいつものように妹ちゃんと遊びます。佐々木さんの邪魔をしたら悪いですからね。 テレビをつけるとニュースでそのことをやってました。 「あ、本当だ」 「以前からこのことは議論になっていたんだよ。...
  • Part16
    16-922「佐々木さん、お酒は二十歳になってからの巻」 16-884「確約」 16-854「佐々木の泥酔レベル」 16-806「 素晴らしき衝撃のキョン」 16-800「12月18日」 16-793「ブラックジョーク改変ネタ」 16-758「佐々木さん、「俺の嫁」禁止令の巻」 16-717「佐々木さん高校について語る」 16-676「佐々木さん、恋愛カウンセリングの巻 」 16-669「佐々木とハルヒが冷戦を繰り広げて(略)キョンをみんなでボコボコにするSS」 16-625「今更七夕」 16-562「佐々木団の日常妄想」 16-555「佐々木さん、色々と台無しでござるの巻 」 16-525「佐々木さんパチンコをする」 16-490「佐々木を送っていく」 16-480「セリフのないSS」 16-376「プール・海水浴で、熱中症で倒れた佐々木を保健室に運んで、本屋で佐々木さんは少女マンガを...
  • 71-448「きょこたん、気休めのパラソーレ」
    私の名は橘京子。 かつては某近畿圏に暮らす平凡な一市民であり、 退屈な日常と戦い続ける下駄履きの少女であった。 だが、あの夜、佐々木さんの閉鎖空間に侵入したあの恍惚の瞬間が私の運命を大きく変えてしまった。 その翌日から、私の人生はまるで開き直ったかのごとくその装いを変えてしまったのだ。 が、選ばれたる私にとってこれはほんの新たなるはじまりにすぎない。 とはいうものの何故か佐々木さん本人は乗りが悪く、個人主義を宣言。 古泉さんは日がな涼宮ハルヒに媚びへつらい、おそらく欲求不満の解消なのか、ときおり森という年増に愚痴をこぼしている。 (私と言うものがありながら)何が不満なのか知らんが、実に素直じゃない。 ああ、選ばれし少女の恍惚と不安共にあり。 人類の未来がひとえに私の双肩にかかってあることを認識するとき、 めまいにも似た感動を禁じ得ない。…バタッ 佐...
  • 69-154『チョコレート症候群』
    別題『バレンタイン症候群』 「そういえば、二月はバレンタインだな。」 こんな女臭い集団にいるんだ。さすがにゼロはない。これは規定事項だ。そのはずだ。 佐々木は、さも興味なさそうに言った。 「バレンタインねぇ。僕はキョンに渡すつもりだよ。案外イベントに拘るんだ、キョンは。」 ああ。お前はあの現地人と盛って猿になっていろ。僕の目当ては橘だ。 「古泉さんもなのです。案外嫉妬深いのです。」 お前もか。いや、まだ周防が…… 「――佐々木――橘――チョコ――レート欲し――――い」 ああ。宇宙人に求めた事が間違いだったよ。昆布め。利尻島で売られていろ。 「構わないよ。友チョコというやつだね。」 「バレンタイン、楽しみなのです!」 和気藹々とした雰囲気……ダメだ。ここは僕の居場所じゃないよ、姉さん。僕は彼女達から離れ、街を歩く事にした。 「で、藤原くん。君もチョコはい...
  • 28-236「フラグを立てよう」
    「キョ―ン、フラグを立てるのよー」 俺達は、団長ハルヒの命令で、町内会対抗の運動会に助っ人として来ている。 俺だけでなく、SOS団と佐々木団の面々も一緒だ。それから、谷口と国木田だな。 それは結構だが、大会の間ずっと町内会の旗を立て続けるという大役を仰せ遣った。 開会式前から1時間ずっとフラグを立てて疲れたな 「栄養補給に干しブドウでもどうかな?」 「ありがとう、佐々木」モグモグ 「干しブドウ食うと喉が渇いたな」 「それは予想してたよ。お茶でもどうかな?」ゴクゴク (佐々木さんたら、自分の飲みかけのお茶を)あわわ (彼が口をつけたペットボトルを、佐々木さんは自然に飲んでいます。涼宮さんの形相が鬼のようです) (・・・)ゴゴゴゴ (キョーン)ビキビキ 「なあ、国木田。あいつらって、いつもあんな感じか?」 「中学時代からずっとそうだよ」 「フン、規定事項だ」 「―――ユニーク―――」 「佐...
  • 66-209 佐々木さんの戸惑い
     66-178 佐々木さんのRainy Noise続編。  見られている。  高校に入ってから、ぶしつけな視線を感じることが増えた。  それはそうだ。僕の通う進学校は元は男子校だから、女子が今も少ない。なので珍しいのだろう。  注目を買うのは本意ではない。だから、僕は前よりもひっそりと過ごすようになった。  やがて「視線慣れ」してくると、他人の視線の意味が察せられるようになる。  これは「女」を見る視線。 『やれやれ』  だから「僕」という仮面を使う。  中学時代に大活躍した「僕」の仮面。男性に対し、男性的な言動と思考で語りかける。  同様に女性には「私」。女性には女性として語りかける。  性別を超越した風で、変人を装う僕の仮面さ。 『くくっ』  ふと彼の顔を思い出して笑みがこぼれ、すかさず形を修正する。  なんてことだ。いわば、彼から逃...
  • 15-549「約束」
    『約束』 「############」  部屋に携帯の電子音が鳴り響く。いけない、仮眠を取るつもりが本格的に寝入ってたみ たいだ。時間は、あれまだ10時前か。  携帯を見ると鳴っているのは自分で設定したアラームじゃなくて、着信だった。 やっぱり音色を全部同じにするのはよくないかな。  そんなことをぼんやり考えながら携帯に手を伸ばす。相手は……誰だろう。  表示には見慣れない数字。誰かが携帯変えたとか、かな。 「はい、もしもし」  深く考えずに出る。少し無用心かもしれないけど、半分寝ぼけてそこまで頭が回らない。  まあそんな眠気も電話に出た次の瞬間には吹き飛んでしまったけどね。 「―――。―――」 「……やあ、久しぶりだね」  聞こえてきたのは聞き覚えのある、けれどここ一年以上聞かなかった声だった。 「―――」 「……そう、会...
  • 66-100 ルームシェア佐々木さんが止まらない
    「キョン、ロマンチックが止まらないんだが」  佐々木、言動が意味不明瞭だ。 「だからね、キョン。ロマンチックが止まらないんだよ」 「だからな、佐々木。お前やっぱり酔ってるって」 「酔ってないよ!」  酔ってるよ! 紛うことなく酔ってるよ! 『ところでキョン』  スーパーにて。ビールと輸入物ワインを籠に入れてきたのは佐々木だった。  曰く、近くゼミの新歓コンパがあるので、その「対策」として自分のアルコール耐性を見ておきたいとのこと。  まあこいつらしいと言えばこいつらしい慎重さと言うべきだろう。  だが俺達はまだ18歳だぞ? 日本国の法律を鑑みろ親友。 『だからと言って免除されるかな? 僕は半々、いや七割の確率で飲まされると思っている』  ま、かくいう俺も、15の頃に某孤島の館で飲まされ……というか飲んでしまい  泥酔した挙句もう酒は飲むまいと誓った記憶...
  • しゅくしょうしゃしゃきⅡ~佐々木side~
    16時13分……… 寝過ぎた… おきたらキョンがいなかった。そういえば今朝耳元で「行ってくるよ佐々木…」て言われた気がするけれど…… そこは「行ってくるよハニー…」って言って欲しかったな………。って私は何を考えてるんだ!? そ、そうだ。学校に連絡をしてそれから食器洗って、お風呂掃除して、ご飯を作って…… よし。キョンが帰ってくるのは恐らく夕方の六時過ぎ。それまでに全て終わらせてキョンを迎えよう… そしてそして……「おかえりキョン。ご飯にする?お風呂にする?それとも……僕?」 くっくっくっ……笑いが止まらないよキョン…… 体が縮んだ時はどうなる事かと思ったがこれなら結果オーライだ。涼宮さんに負けてられないからね……ここで一気に差を縮めてあげるよ。 さてまずは学校に連絡しないとだね。無断欠席してしまうと後々面倒だ。 もしもし? 〇組の佐々木ですが、本日少々風邪を拗らせてしまいまして、欠席させて...
  • 34-684「七夕の日の思い出」
    二年前の七夕の日のこと。須藤の家の屋上、クラスで仲の良い数人が集まって七夕祭をした。 『受験に無事合格しますように』 『綺麗で話の合う嫁さんと、平凡だが楽しい生活が送れますように』 俺のこの願いを見て、クラスメート達は「もっと具体的に書かないと願いが叶わないよ」と口々に言ってきた。 検閲するな。 そういや、佐々木はどんな願いなんだ? 『受験に無事合格しますように』 『話の合うお婿さんと、平凡だが楽しい生活が送れますように』 なんだ、俺と同じか。 しかし、クラスメート達が更にニヤニヤになってきたのは何故なんだ? 「キョン君と佐々木さんは同じ願いなんだね」「良かったね」 夜の9時頃、俺達は帰宅することになったが、佐々木を送り届けるのは何故か俺の仕事になっっている。 自転車持ってきてなかったので一緒に歩いて帰る俺達。 「しかし、理性的なお前が七夕などというイベントに参加するとはな」 「別に七夕の...
  • 37-789「佐々木昔話小ネタ」
    佐々木とハルヒ 「ハルヒさん。ハルヒさん。君は、ずいぶんなツンデレだから、キョンと結ばれないんじゃないかい?」 「なんですって!!佐々木さん。じゃぁ、あたしと勝負しましょう!!」 「「先にキョンといい関係になった方が勝ちよ!!」」 この勝負、どう考えても佐々木さんの方が勝ち目があります。 何故って?佐々木さんの方が先にキョンにつばをつけていたので、 塾の帰り道にいい関係になっていた佐々木さんは、つい油断して勉強を頑張ってしまいました。 その間、ハルヒは、なりふりかまわず、チャイナ服で悩殺したり、巨乳ロリータを使ってSОS団にキョンを引き込んだり 閉鎖空間にキョンを閉じ込めて、キスまでしたり、あまつさえ、禁断のポニーテールまで使ってキョンの気を引きました。 佐々木さんが気がついたとき、二人は、いい関係になってましたとさ・・・・ 「た、橘さん。今、僕は、こんな感...
  • 70-143「佐々木さんのキョンな日常 日常の終わりその7~」
      店を出てからも、俺と佐々木は無言だった。ただ、お互いの手はしっかりと握りしめていた。  どういう風に歩いたのかは、覚えていなかったが、気がつくと、俺達は北高の校門の前にいた。  周囲は既に夜の闇に包まれ、街灯がぼんやりとあたりを照らしていた。  春の入学式の日、俺は少し憂鬱な気分でいた。そして、佐々木のことを思い出していたのだ。  別々の道を歩むんだな、と考え、校舎の門をくぐったとき、俺は佐々木に再開した。  そこから俺と佐々木の北高での物語は始まったのだ。  文芸部、SOS団、七夕、夏休みの旅行、体育祭、学園祭、そしてクリスマスのあの日。  雪が舞う白銀の世界で、俺達は想いを伝え合い、キスをした。  物語はまだまだ続くと、そう思っていた。  「キョン・・・・・・」  佐々木の眼から、涙が溢れていた。  「佐々木・・・・・・」  佐々木が俺の胸に飛び...
  • 24-624「神曲の果て」前半
    20-349「手折られる旗」の続編  キョンタスケテ  わずか七文字のメールに眠気などすっとんだ。  差出人は、登録されていない。  見たことのないアドレスだった。  だが、アドレスの中にsskという文字列があった。わかった。  どうしてかはわからんが、とにかくこれは佐々木からの連絡に違いない。  どうして教えたはずのない俺のアドレスを佐々木が知っているのかという大問題はあるが、この内容はただごとではない。  時計を見れば時間は夜の10時を回ったところだ。  佐々木がどこからメールをしてきたのかわからない。  どんな危機かもわからない。  だが、安穏と宿題なんぞしていられるはずもなかった。  なにごとかと尋ねるおふくろの声を振り切って俺は自転車に飛び乗った。  一年前まで佐々木を乗せていた自転車に。  だがとにかく当てがない。  こ...
  • 36-703「レッツ輸血」
    よくあれだけ色々出来たもんだと、 過去の自分に国民栄誉賞を 与えてやりたいくらい忙しかった夏休みも、 今年はループもすることなく、 終わりをむかえ、なんとか、 秋という季節がやってきた。 夏休み中布教活動しに来ていた、 ツインテールも、蝉と共にいなくなったのか、 姿を現さず、こうして、ゆっくりダラタラしている。 ダルデレ最高!と叫びたいほど、 だらけていたのだが、 チャイムという、爆音とともに、 俺の平和な時間は、崩れ去った。 またかよと思いつつ、 ドアをあけて、 勧誘はお断りです。 といい、素早くドアを・・・ 「そうはいかないのです!」 ギギと、無理やりドアを開けたのは、 ツインテールこと、朝比奈さん誘拐犯だった。 「なんで、着信拒否してるんですか! 今大変なことが起きてるんですよ!」 知るか。どうせ、また森さんが殴り込んできたから 止めてくれとかだろ? 「それは3日前の話でしょ! 今回...
  • 21-257「佐々木と国木田」
    あの日は2月某日だった。僕はそれを一生忘れないだろう。 あの日の前日、佐々木さんをみかけた。有名新学校に行った彼女は中学時代が嘘のように寂しそうな目をしていた。 そして、あの日、いつものように北高に登校すると、違和感を感じた。 「おす、国木田」 「今日は、キョン」 今日はやけに静かだ。特にキョンの後ろが。え?キョンの後ろは佐々木さん?どういうこと? 確か、キョンの後ろは涼宮さんだったはず。 あの二人を見ていると中学時代にタイムスリップしたような気分になった。 これは夢?それとも平行世界とかいうものに迷い込んだのか? 「国木田君、気分が悪そうね」 「いえ、ちょっとね」 「国木田、無理するなよ」 「よう国木田、大丈夫か?」 「大したことないよ」 「無理するなよ」 「ねえ、谷口。キョンと佐々木さん付き合ってるのかな」 「そんなのお前の方が良く知ってるだろ。中学...
  • 66-427 ルームシェア佐々木さんと希薄な欲望
    「日が暮れるとまだ寒いな」 「先日は大分暖かかったものだがなかなか安定しないね。春らしいといえばらしいが」  コタツでレポートを仕上げながら、佐々木は思いついたように付け足した。 「キョン、悪いが一本付けちゃくれないか」 「またか?」  要するに熱燗だ。こいつは先日の一件以来酒がマイブームらしく色々と試している。  しかし朝と弁当は早起きな佐々木が担当しており、結果晩飯の支度は俺に一任されている。なのでこんな会話になる訳だ。  親元から離れてはしゃぎすぎだが、そういや「大学に入ったら遊びたい」とか言ってた気もするな。 「良い眠りを得るには身体を温めるのが一番だ。燗酒とはなかなか適した選択だと思うのだが」 「親友。毎度繰り返すようだが俺達はまだ齢十八であってだな」 「酒は百薬の長だよキョン。それに飲酒はマイルーム限定という事にしたじゃないか。いいから頼むよ」 ...
  • Part67
    トップページ >SS > 短編 67-9xx 解らないから知りたいのさ 67-9xx 何事も一長一短だよ、キョン 67-9xx「キミこそ余裕がないようだが?」 67-9xx「お前軽いな、ちゃんと飯食べてるか?」 67-9xx「僕は満たされているから」 67-9xx「……笑わないでくれよ?」 67-9xx そんなデイ・バイ・デイ 67-9xx ある日の橘京子さん 67-9xx 言えなかった、言わなかった 67-9xx カラダにピース、マスターピースさ 67-9xx「大事なのは評価基準さ」 67-9xx「次はわたしの番なのだから」 67-9xx やっぱ大事なプレミアシート 67-9xx 矛盾しない幸福論 67-9xx 旧交の日 67-9xx なんて当たり前なパーソナライズ 67-9xx ひらめきのミュータンス菌 67-9xx 佐々木「実に由々しき問題だね」 67-9xx「キョンの望みであ...
  • 34-70「小ネタ」
    佐々木さんとお茶をしていると、流れで、いカニしてキョンさんを落とす話になりました。 「ブリブリしないで下さい佐々木さん。 コイする男の子が他の女の子と仲が良いので気分悪いのはわかりますけど。 折角の美人が台無しですよ」 「キョンは涼宮さんみたいなサバサバした性格の女の子が好きなんだと思うわ。   涼宮さんだけじゃなくて無口宇宙人や巨乳未来人。それにコンブもワカメもキョンを狙っているのに   私だけが女として見られていなイワ、シかた無い事だけど。   私が一番魅力が無いから。   最近そのことをシみジミ感じるわ」 そう言って、佐々木さんはサメザメと泣きました。 そうですか?個人的には、佐々木さんの言葉ハ、マチがっていると思うのです。 キョンさんは佐々木さんがいる時はやたらノリノリに見えますけど。 「泣かないで下さい。   そうなのです。今から一緒にイカした服を買いに行って、カレイに変身するの...
  • Part61
    トップページ >SS > 短編 61-903「魔法少女ささき☆マギカ」 61-218「佐々木さんと宇宙海賊」 61-246「佐々木さんと長門さんの新発見」 61-36「僕は友達が少ない」
  • 25-244「佐々木の初恋」
    大学生になった俺は佐々木と一緒に酒を飲んで話している。 ひょんな事から初恋の話になった。 「キョン、キミの初恋はいつなんだい?」 「俺の初恋は従姉のねーちゃんだ。ずっと俺がねーちゃんを守ってやるとか思っていたんだ・・・。」 「それで結局どうなったんだい?」 「ねーちゃんは知らない男と駆け落ちしてしまってそれ以来連絡取れてない。  実際ねーちゃんが駆け落ちして居なくなったと知った時は相当ショックだったぜ。」 昔を少し思い出して俺は感傷に浸っている―― そんな俺を見てかは知らないが佐々木も口を噤んでいる。 このままだと長い沈黙が続きそうだから俺が話を再開するべきだな―― 「さすがにもうねーちゃんに対しての恋心なんて残っちゃいないが、連絡くらいは取れるようになりたいな。」 「そうかい、初恋は実らないなんて言うけど・・・キミの場合もそうだったんだね。」 「そういう佐々木はどうなんだ? それと...
  • 69-504『The time of the oath』1
    橘に連れられた俺は、喫茶店に入った。 「話は佐々木さんなのです。」 「佐々木?」 橘は、俺を見ると単刀直入に言った。 「キョンさん、佐々木さんが好きですよね?」 いきなり何を言うか、この馬鹿は。 「当たり前の事を聞いてくるな。」 「その当たり前が、当たり前でなくなろうとしているのです。」 こいつは何をほざくか。しかし、橘の表情は真剣そのものだ。 「佐々木さんは、基本的に『諦念』の人だと知っていますよね?」 「…………」 「佐々木さんは、先日の一件を見て、貴方が涼宮さんに『奪われる』事は避けられない事態だと考えています。」 「……あ?」 確かに先日のハルヒは危なかった。閉鎖空間発生の一歩手前まで行ったが…… 「待て。お前、ハルヒを信用していないのか?」 「個人的な感情なら、答えはイエスです。」 確かにハルヒは危ない力をもっているが……だからといって、何でも思い...
  • 29-439「拒食症に、いろんなものに負けるな佐々木さん」
    SS「拒食症に、いろんなものに負けるな佐々木さん」 ある日、僕が街を歩いていたらキョンの妹さんとその同級生にばったり会った。 妹「佐々木お姉ちゃーん」 ミヨ「げ、お兄さんの彼女」 佐「今日は、お嬢さん達。ご飯をごちそうしてあげるよ」 妹「わーい」 ミヨ(きまずい雰囲気) 相変わらず妹さんは元気で、その友達は小学生と思えない 佐「あなたは小学生なのにすごい発育なのね。あ、ごめんなさい」特に二つの膨らみが僕より ミヨ「いえ、良いですよ。わたしそういう家系なんです」 妹「ミヨちゃんの所は成長が早いのー。   あたしとキョンくんのところはねー、ずーっと後になってから成長するのー。高校や大学入ってからー、背も伸びて美人と美男子になってー」 佐「そうなの?」ということは今のうちに唾をつけておかないと 佐「もう食べないの?」 ミヨ「ごめんなさい、わたし小食なんです」 妹「あたしが食べるー」 佐(こ...
  • 26-338「星の流れる時」
    その頃の俺は、美人だが男のような口調で話す親友といっしょにいることが多く、周囲から恋人どうしとみなされていた。 「君は流星の伝説を知っているかい?」 「願い事を3回言ったら叶うというやつだろ?」 佐々木は、その整った顔で目にマゼラン星雲を浮かべて言った。 「もう一つの伝説はしっているかな?」 「さあ?」 「流れ星が一つ流れる時、地上の人間の一人が天に召されるのさ」 「つまり死ぬということか。嫌な伝説だな」 本当に嫌な伝説だ全く 「僕達が死ぬ時は、一緒に死ぬか、どちらかが他方を看取るのが良いな。くつくつ」 「縁起でもない」 佐々木が死ぬところを想像して、少し欝になった。 「心配しなくても老衰で死ぬ時の話だよ。ついでに、僕達の子供達と孫達に看取られて」 それを想像すると、確かに幸福な人生の終わり方だ。 「そうなったら良いな」 「君がそう言ってくれて嬉しいよ」 「俺達は、互いに恋人ができ、結婚...
  • 27-729「お前ストーカー、僕もストーカー」
    「キョン聞いてくれ。僕はこの頃誰かに見張られている気がするんだ…」 「はぁ?それってストーカーってことか?」 「そういうことになるね」 「佐々木さんが魅力的だからって許せないのです」 ペタペタ「―ワタシト――ドコガ――――――チガウノダロウ――――」ペタペタ 「そいつを見つければいいんだな」 「ストーカーなんて乙女の敵です!見つけたら九曜さんに消してもらうのです! ボッコボッコにしてやるのです!」 「ふんっ、僕は別にお前のために協力するわけじゃないからな 気まぐれに手伝ってやるだけだ」 「君たちが友達で僕は本当に良かったよ…」 「でも不思議なのです…」 「ん?どうしてだい、橘さん」 「ストーカーがいるわけがないのです」 「へぇ、お前はなぜそう言い切れるんだ」 「私が常に監視しているからですよ」 「「「………」」」「―――」 「だってそうでしょう?佐々木さんの後をつけることな...
  • しゅくしょうしゃしゃき伍 後編
    「見失ったのはあなたのせいなんだから、早く見つけてください。こちらはもう佳境なのです。あとはちゃんと連れてきてくれれば……頼みますよ。彼女無しに計画は完了しないのです」 通信を終え、橘京子は簡素な通信機をベッドに放った。 正直なところ放りたいのはむしろ自分の体の方だったが、やるべきことはまだ残っている。 普段の彼女なら仕事など昼間の内に済ましてあるはずのものだったが、今回の仕事はそう簡単ではないのだ。そして、急ぐ必要もある。時刻は丑三つ刻をとっくに過ぎていたが、寝落ちる訳にはいかなかった。 「ふふ……しかしこの苦しみを乗り越えた時、そこには大いなる感動が……」 血走った目をギラギラと光らせながら、組織の幹部はノートパソコンを開く。 連日の徹夜で疲労はピークに達し、頬はこけ、口からは湯気が上がり、自慢のツインテールも今や萎びたフランスパンと成り果ていたが、それでも彼女はキーを叩き続ける。鬼気...
  • 20-624「School Days スクールデイズ第9話ビデオ鑑賞後」
    School Days スクールデイズ第9話ビデオ鑑賞後 「いやーみらいかえゆうーもうこんな野蛮人時代いやー」 「うっうっっうっううううううう」 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいなのです。佐々木さん泣きやんでっぐださい なのです。」ぐずぐず 「あたしたち汚れちゃったのですが犬に噛まれたと思って忘れるのです。悲しいこと忘れるです・・って九曜さん何してるですか?」 「この気持ちーーーなにーーゴメンナサイーこうゆう時ーーどうゆう顔したらよいかーわからないの。」 「笑えば良いとおもうです」 あはーあはははーはははーははははははははははーははははははーはははははははははー 「佐々木さん泣き止んでくださいしくしくしく」 「グス、よかったほんとーによかっったよグス」 「は?」 「てっきり中学からの親友の女の子が悪役だと思ってたんだが実はメイン...
  • 66-387 ルームシェア佐々木さんと桜吹雪の日
    「春だねキョン」 「そうだな佐々木」  大学の帰り道、キョンの自転車の荷台で揺られながら桜を見上げ、桜並木に立ち止まる。 「生憎と先日の爆弾低気圧とやらで随分散ってしまったようだが……」 「まるで雪でも降ったみたいになってるな」 「おや、誌的な表現をするじゃないか」  喉奥で笑ってみせる。……ふむ。 「ふむ。忘れめや都のたぎつ白河の名にふりつみし雪の明ぼの、だったかな」 「あー。どっかで聞いた事があるような」 「キョン。南北朝時代は知ってるね? 鎌倉幕府を倒した原動力の一つにして南朝の初代天皇、後醍醐天皇……」 「ああ後醍醐天皇の」 「その皇子、息子にあたる宗良親王の遺した歌さ」 「また随分だなそれ」 「そうかい?」 「後醍醐天皇の勢力が鎌倉幕府打倒後に分裂したのは覚えているね?」 「さすがにそのくらいは覚えてるぞ」 「それが南北朝時代だね...
  • @wiki全体から「44-134「―佐々木さんの消滅―ep.03 二年前の少女」」で調べる

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