【涼宮ハルヒの憂鬱】佐々木ss保管庫 @ Wiki内検索 / 「69-497『バレンタイン話』」で検索した結果

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  • Part69
    ...ライフ・スキー篇』 69-497『バレンタイン話』 69-486『ねこの森には帰れない』 69-484「どこまでがジャンクフードなんでしょうね佐々木さん」 69-457『きょっこ団、聖戦に備えるの巻き』 69-431『SUGAR LOAF EXPRESS』 69-419『待ち人、遠からず』 69-407『恋するニワトリ』 69-401『みずいろ』 69-374『蓼食う虫と食われる蓼』 69-358『倦怠ライフ』 69-343「恒例逆襲の非リア」 69-327『Voice』 69-315『♪=60』 69-303『Portrait of Tracy』 69-286『異世界~キョンが年上だったら~』 69-261『言葉のデッドボール』 69-253「まおゆう的なアレ」 69-245『SWEET SWEET SWEET』 69-240『ドラクエの続き』 69-235「僕の勇者と俺の魔王」 ...
  • 69-497『バレンタイン話』
    2月14日。 世界の格差社会を見せ付けられる日。それが今日、この日。バレンタインデーだ。 古泉のイケメンスマイルが眩しく、国木田の困った表情が印象的だ。谷口は机に突っ伏していた。 「こ、今年こそはかーちゃん以外から……!」 …………。すまん。俺も似たようなもんだが、哀れ過ぎて……。しかし不条理だ。何故誰もが皆製菓会社の陰謀に踊らされるのか。 「全くよね。鬱陶しいったらありゃしない。」 ま、最初からお前には期待しとらん。 「あたしは今年はあげるわよ。これが最後になるだろうし。」 ほう。そいつは意外な。 「手作りなのよ。ふふ。ああ、今日は団活なしね!」 ハルヒはそう言うと、にっこりと笑った。……どうなってやがんだ? あっという間に放課後になり、何をするわけでもないのでさっさと帰る事にした。 しかし、ハルヒが本命を渡すか。どんな男かは知らんが、うまくいくといいな。 駅前...
  • 69-568『バレンタイン症候群β』
    69-154『チョコレート症候群』続編 ※ポンジーいじめのβ。攻め、エロ佐々木注意 バレンタイン。最後にチョコを貰うのは佐々木。17年生きて初めて貰う本命チョコ。きっとどれよりも味わい深くなるだろう。俺の部屋のベッドに腰をかける佐々木。 「これが僕の本命チョコだよ。」 佐々木が取り出したのは、リップクリームの筒。 「……まさか、お前がこんなコテコテで来るとは。」 「定番というものは、使い古されているからこそ定番だと言えるのさ。」 佐々木がニヤリと笑う。 「そして、それは起こり得ない。……だからこそしてみたい。キミはそう思わなかったかい?」 ……全くだ。漫画などの定番、リップクリーム形のチョコ。甘い口唇を舐めるのは、定番だ。定番だが起こり得ない。何故か?そんなキモい真似をする女はいないからだ。 妄想の定番、そして即物的な男の悲しい産物。それがリップクリーム形のチョコ...
  • 3-22「バレンタインと鈍」
    2月、早いやつはすでに進学先を決め受験勉強から解放されてる奴もいるが 俺はというといまだ受験という地獄のまっただ中にいる 蜘蛛の糸でも垂らされたら真っ先に飛び付くぐらいに追い詰められてはいるが そんな殊勝なことをしてくれる奴がいるはずもなく この苦行が報われるのを信じて今は勉強という苦しみに耐えるしかない 午後のホームルームがそろそろ帰るかと教室を一瞥したが しかし、何故か今日は空気の浮ついている奴と淀んでいる奴の落差が激しい しかも今までと違い進学が決まっている奴とこの先試験が控えている奴といった 部類別に別れているわけではない これはいったいなんだ? 「くっくっくっキョン、君らしいといえばそうだが。今日は何日だい? いくら何でもこの質問の意図ぐらいわかるだろう?」 俺の前にはすでに進学を決めている組の佐々木がおかしそうに笑っている 「今日は2月14日…ああ、バレンタインデーか」 なるほ...
  • 29-492「佐々木 vs ハルヒ ver.バレンタイン」
    「ほら、あげるわ。ありがたく思いなさいよね!」 と言われ、突然目の前に突き出された箱・・・。 「何だこれ」 勝ち誇った顔のハルヒは近くで歩いている佐々木をチラチラ見ている。 「チョコよチョコ。あんたそんな事も分かんないの?今日はバレンタインよ」 ああ、そう言えばそうだったな・・・。 「義理だからね! ぎり !中にも大きく書いてるから勘違いしないでよね」 「はいはい。お前がそんなことするなんて思ってねえよ」 「じゃあ、僕もこれをあげるよキョン」 今度は佐々木が勝ち誇った顔。ハルヒに動揺が見られる。 「ちなみにこれは俗に言う 本命チョコ と言う奴だよ、キョン」 「ささっ・・・・・・!?」 「なんですって?」 「中にもしっかり 本命 と大きく書いているよ。少々不恰好だが君なら食べてくれると信じている」 「あ、ああ・・・もちろん食べるが・・・」 近くでハルヒが「ぐぅ~~~~」と犬歯を尖らせ唸ってい...
  • 22-814「バレンタインにはチョコはあげない」
    『バレンタインにはチョコはあげない』 「キョン、バレンタインだが、チョコはあげないことにしたよ。大体現代人は菓子の食べすぎだ。 僕はチョコの代わりに自作の弁当をごちそうするよ。」 「俺はどちらでも良いが、義理チョコはどうする。」 「それは考えてなかった。あげるべきかな?」 「少なくとも国木田と、あと○○と△△にはあげるべきだな。おい、国木田。かくかくじかじかだが、お前は何が欲しい。」 「僕もキョンと同じ弁当が良いよ。」 僕はバレンタインの義理チョコの代わりに、キョンの彼女の佐々木さんの弁当を食べることになった。○○と△△も同じだった。 佐々木さんのお弁当は薄味で野菜が多く、健康に配慮したものであり、それでいて素材の味を生かした素晴らしいものだった。 料理の素材の一つ一つにキョンへの愛が感じられ。 (キョンの奴幸せ者だなー) (僕もそう...
  • 69-x バレンタインな関係葛藤
     バレンタインとは日本国内のごく一部のイケメンがチョコを貰う日である。  つまり俺には一切関係がなく、そんな非日常が俺の周囲を通り過ぎていくだけのいつもの日常に過ぎない………などと皮肉ぶっていた事態は過去のものとなり  俺にとってもこの日が「チョコが貰える日」となってから早くも二年目をマークした。  この点についてはハルヒ様々と言ってやるにも吝かではない……  ……………  ……  そうだな。去年同様の俺なら、例によってハルヒの奴が企画したバレンタイン大騒動による疲労に身を委ねながらも  とっくりと幸せオーラを感じてやっていただろうと思わないでもない。  いや、実際俺は幸せオーラとやらに浸っている。  そうだ。そのはずだ。  なのに何故か俺は足早くその場を立ち去ろうとしていた。  SOS団のメンツと別れ、駅前に停めていた自転車を回収するという俺任務に奇妙な...
  • Part29
    29-900「幸せな大学生活」 29-866「見えている」 29-845「猫の目のちょっとごめんなさいの巻」 29-806「佐々木と哲学」 29-793 6年後 29-760「分裂p82:古泉思考」 29-744「ベストショット」 29-717「エンジン」 29-647「猫の目の実況中 2004年ラジー賞総なめの映画鑑賞の巻」 29-612「谷口と佐々木」 29-560「君はどう思う?」 29-513「感謝チョコ」 29-510「A、A、Aありがとう」 29-505「橘の予告」 29-503「ドジっこ佐々木さん」 29-497「佐々木さんの、ごく何気ないバレンタイン、の巻」 29-492「佐々木 vs ハルヒ ver.バレンタイン」 29-439「拒食症に、いろんなものに負けるな佐々木さん」 29-409「黄色い手袋」 29-336「キョンが塾のテキストをもっていない理由その2」 29-2...
  • 1-661「バレンタインチョコ L」
    「ところでキョン。キミは今日が何の日か覚えているかね?」 塾の帰り。いつもの如く佐々木と二人でバスを待っている時に、唐突にそんな問いかけをされた。 今日?はて、今日は何かの記念日だっただろうか。 学校にはいつもどおり通い、これまた塾のある日の定番で佐々木と自転車二人乗りで塾までやってきたのだから、 国民の休日とかで無いのは確実だ。 だとすると休日とかとは関係の無いなんらかの記念日か何か。それも佐々木が話題を振ったからには、俺も知って いる、俺達にカンケイのある何かだということになるわけだが。えーっと今日は確か二月の……何日だ? などと塾で疲れた頭を空転させている俺を見て、佐々木はくっくっと彼女独特の笑い声を漏らした。 なんだよ。何かおかしかったか?俺。 「ああ、可笑しいね。世の中の平均的な男子中学生なら意識せずにはいられない日だろうと言うのに即座に出てこな い辺りが特に、ね。――まあ、実に...
  • 29-497「佐々木さんの、ごく何気ないバレンタイン、の巻」
    佐々木さんの、ごく何気ないバレンタイン、の巻 今日は2月14日。全国的にバレンタインデイという奴だ。 クラス中の男子が妙にソワソワし、谷口があちこちの女子めがけて突進しては、 絶望のうめき声を上げて崩れ落ちるのを繰り返す。そんな日である。 やれやれ。まあ皆がんばってくれ。 「おはようキョン、やけに落ち着いてるけど、勝者の余裕かい?」 無邪気そうな顔で、俺と同じ今日一日の傍観者然として振舞う国木田だが、 騙されてはいけない。こいつはクラスの中でもトップクラスのチョコゲット数 を誇る「連邦の微笑む悪魔」なのだ。別に赤くない彗星でも青くない巨星でも なんでもかまわないが。 「ひどいなあ。変な仇名つけないでよ。みんな義理でくれただけだよ。 キョンだって涼宮さんたちからもらってるんでしょ?」 あのイベント好きなハルヒが、こういうイベントを見逃すはずもないからな。 実はこの前の建国記念日にSOS団の「...
  • Part1
    トップページ >SS > 短編 Part1 1-891「佐々木・ハルヒのツープラトン」 1-888「佐々木にいじられる藤原パ」 1-874「フラグクラッシャーK」 1-872「レイクエム・フォー・ポンジー」 1-795「佐々木大佐」 1-770「自転車二人乗りで予習」 1-733「佐々木の悪戯」 1-724「この頃彼はまだ普通のキャラクターでした」 1-687「僕の中に入ったキョン」 1-661「バレンタインチョコ L」 1-647「佐々木性転換」 1-582「女には戦わなければならないときがあるのだ」 1-571「市内アマチュア野球大会」 1-535「佐々木の呼び出し」 1-497「新SOS団」 1-446「ほろ苦バレンタインチョコ」 1-247「本屋にて」
  • 68-866『Wanderin' Destiny』
    トップページ > SS > 長編 > 68-866『Wanderin Destiny』 68-866『Virtual Insanity』 68-968『あさきゆめみし』 68-972『Hotel California』 68-899『Music of the mind』 69-16『夕日の約束』 69-17『Days-愛情と日常-』 69-32『BEGINNING』 69-42『LOVE IN VAIN』 69-54『LOVE IN VAIN』 SIDE YUKI.N 69-64『Made of Tears』1 69-78『Made of tears』2 69-88『Made of Tears』3 69-91『Made of Tears』4 69-94『浸食』1 69-102『浸食』2 69-140『浸食』3 69-146『浸食』4 69-504『The time of the o...
  • 69-154『チョコレート症候群』
    別題『バレンタイン症候群』 「そういえば、二月はバレンタインだな。」 こんな女臭い集団にいるんだ。さすがにゼロはない。これは規定事項だ。そのはずだ。 佐々木は、さも興味なさそうに言った。 「バレンタインねぇ。僕はキョンに渡すつもりだよ。案外イベントに拘るんだ、キョンは。」 ああ。お前はあの現地人と盛って猿になっていろ。僕の目当ては橘だ。 「古泉さんもなのです。案外嫉妬深いのです。」 お前もか。いや、まだ周防が…… 「――佐々木――橘――チョコ――レート欲し――――い」 ああ。宇宙人に求めた事が間違いだったよ。昆布め。利尻島で売られていろ。 「構わないよ。友チョコというやつだね。」 「バレンタイン、楽しみなのです!」 和気藹々とした雰囲気……ダメだ。ここは僕の居場所じゃないよ、姉さん。僕は彼女達から離れ、街を歩く事にした。 「で、藤原くん。君もチョコはい...
  • 59-891「今年のバレンタイン」
    さて、今年のバレンタインも終わった 結論から言うと去年より多くの義理チョコをもらった 以上 なに? もっと詳しく教えろ? 分かったよ くれたのはハルヒ、朝比奈さん、長門、鶴屋さん、朝倉、喜緑さん、森さん、橘、九曜、ミヨキチ それぞれホワイトチョコで色んな事が書かれていた 順に 「超義理チョコ」「友愛」「贈呈」「本命?」「愛護」「萌え」「St.Valentine」「友チョコ」 「歳暮」「love」 朝比奈さんはまたハルヒに書かされたらしい 鶴屋さんや森さん、橘は彼女ららしい言葉だ ミヨキチはちょっと背伸びして英語を使いたかったんだろうな ……長門以外の宇宙人は何か勘違いしてるっぽいな 皆義理なんだろうがでっかいハート型の手作りで味もなかなかのものだったな 「僕にハート型は一つもなかったですがね ミヨキチさんに貰ってないのは当然としても…… 朝倉さん、喜緑さん、橘さん、九曜さんに至っては市販品...
  • 15-183「佐々木さんのとあるバレンタインの巻 」
    佐々木さんのとあるバレンタインの巻 キョン「よう佐々木。すごいなそのチョコ」 佐々木「やあキョン。困ったものだよ。バレンタインは、女性が想い人にチョコを送る      日だと記憶しているのだが、何故かわが校の女子は、僕にチョコをくれたがるんだ」 キョン「大もてだな佐々木w」 佐々木「そういう君はどうなんだね。そのふくらんだ鞄をみるに、君もチョコを入手したようだが」 キョン「俺のは純然たる義理だよ。部活動の円滑なるコミュニケーションのためって奴さ。     去年は穴掘りだったが、今年は謎かけの果ての宝探しをやらされたがね」 佐々木「……ほう、なかなか楽しそうだね」 キョン「疲れただけだっての。しかし4人とも、あんなに大きく「義理」なんて書かなくてもいいのに。      同じ団の仲間なんだ。わかってますって。      朝比奈さんなんて、「こ、...
  • 66-23 バレンタインデーをすっぽかされた佐々木さん
    「やぁ、キョン」 「なんでお前はいつも背後から現れるんだ」 くっくっく。いつもの笑顔の佐々木が居た。 「さてなんでだろうね? どうも僕は中学時代からキミの背中に縁があるようだ」 「とか言いながら実は狙ってるんじゃないだろうな?」 「何のことやら。それにしても今日はどうしたのかね?」 3月14日水曜日。俺はいつものSOS団待ち合わせ場所こと駅前公園に居た。 もちろん平日に用のある場所じゃない。 という訳でもないが。 「なんとなく、な」 「なんとなく、ね」 何故か一歩はなれて微笑みあう。 それからまた一歩離れると、鏡合わせのようにそれぞれカバンに手を伸ばす。 「そら」 「ほら」 互いに右手で差し出して、互いに左手で受け取った。  「なんでお前はホワイトデーにチョコ渡すんだよ」 「キミこそ何で貰ってもいないチョコのお返しを用意しているんだい?」 笑いが重なった。 なんでだろうな。お前がくれそうな...
  • Part66
    トップページ >SS > 短編 66-905「解らないからこそさ」 66-868「くっくっく。無理はいけないよキョン」 66-840「佐々木さん、大事なのは言葉なのです」 66-819「ふむ。この自習室は暖房がよく効いているね」 66-784 人をなめた話 66-779「キョン、自分自身こそ厳しく律すべきだよ」 66-754 昔日 66-731 5月5日の手のひら 66-710「で、キョン。どう責任をとってくれるのかな?」 66-691 佐々木さんと洋楽「A Case of You」 66-677「報道された出来事だけが事実となるかい?」 66-651「連休はどこも大渋滞だぜ」 66-607『は――はは―――――ばかみたいだわ……はは―――』 66-607「どうもキミと話している時は何だか笑っているような顔で固定されているようでね」 66-590「不味いぞ佐々木」 66-564「ご馳...
  • Part3
    3-948「お友達(佐々木サイド)」 3-925「お友達」 3-852「佐々木キョン大いに酔っ払う」 3-850「やあ、キョン(´・ω・`)」 3-845「キョンと佐々木が小学生だったら」 3-844「中学生日記」 3-841「とりあえず着替えんかい」 3-826「喫茶店」 3-811「お風呂」 3-801「模擬試験」 3-766「世界まるみえ佐々木」 3-763「キョンの閃き」 3-754「佐々木様」 3-698「ちょっとしたじゃれあい」 3-678「雨宿り」 3-669「お化け屋敷にて」 3-638「佐々木の結婚観」 3-605「karma」 3-596「「僕」を使い始めた理由」 3-588「二人で本の買出し」 3-534「佐々木さんの悪夢」 3-530「耳かき」 3-521「公園」 3-496「勝負下着」 3-470「原動機付自転車」 3-459「修羅場」 3-396「自転車」 3-...
  • 長編
    ssトップページ > SS > 長編 74-16「SOS団との決別」 74-16「キョンの退団宣言」(エロ物 注意) 71-874「俺の後ろに佐々木がいる」 74-16「佐々木からのプロポーズ(驚愕If Bad End) 74-16「佐々木からのプロポーズ(驚愕If) 70-483『バッテリー』 70-432「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サークルSOS」 68-866『Wanderin Destiny』 68-111「佐々木さんのキョンな日常」 67-9xx 失言と猫ヒゲ 67-9xx どこか足りないフラグメント 橘京子「それが佐々木さんの役割だって言うんですか?」 67-708『だって、あたしだってそうだったし?』 67-116 Rainy Day …… What? 67-30「じゃあ、僕はこれから塾に行かなきゃいけないんでね」 66-358 Rainy Day by? 65-...
  • Part70
    トップページ > SS > 短編 70-695「『未来日記in佐々木』のプロット書いていたら…」 70-686『お約束の非リア~JOJO篇~』 70-652「二人の子どもを妄想してみた。」 70-623「小咄」 70-615「小咄」 70-614「小咄SS」 70-546『チケット』 70-457『0:00の攻防』 70-442「ある日曜日、午前中の風景」 70-437『卒業アルバム』 70-397『未来日記』ネタ 始まりのプロット 70-387『龍騎』風の一周目と『未来日記』風の二周目エンディングのプロット 70-373『ドラクエ2な三角関係』2 70-371『ドラクエ2な三角関係』 70-367『楽屋裏』 70-358『桜満開』 70-343『Stick around, and it may show.』 70-342『You re asking me will my love ...
  • 69-457『きょっこ団、聖戦に備えるの巻き』
    今年の恵方は、南南東。 珍しく長門が恵方巻きを作って持ってきた。 「食べて欲しい。」 酢飯にカレーというチョイスは、嫌がらせなのだろうか。しかも一日置いているので、既にカチカチだ。 ハルヒも古泉も朝比奈さんすら冷や汗を流している。 「…………?」 長門が小首を傾げる。いや、長門……これはだな…… 「(キョン!有希の心遣いを無にしちゃダメよ!)」 我等が男前な団長様。まず率先するかと思いきや…… 「まずはキョンが食べるわ!」 と、まさかの無茶ぶりを宣言した。 ……まぁ、味は分かるよな?酢飯にカレーが合うって奴なら、多分気に入るぜ。俺は絶対に無理だがな。 結局、ハルヒも古泉も朝比奈さんも、目を白黒させながら食べた。長門は満足そうだったし、まぁ良しとしよう。 「くっくっ。酢飯にカレーか。斬新な組み合わせだね。」 「笑うな。長門なりに一生懸命だったんだろう。可愛い...
  • Part59
    トップページ >SS > 短編 59-25「隠し芸」 59-117「ササッキーの陰謀番外編」 59-776「佐々木さんの結露解説」 59-796「佐々木さんと生方」 59-849「寒い中、二人乗り中の出来事」 59-874「二人の仲」 59-891「今年のバレンタイン」
  • 69-571『TS~キョン子と佐々木と~』
    ※TS注意 朝起きたら、女になっていた。 「…………。」 驚くより早く、まずは長門に連絡し、状況を聞く。 「涼宮ハルヒの願望。彼女は明日のバレンタインに、あなたにチョコを渡す勇気がなかった。」 「本命で来たって願い下げだがな……!」 頭が重い。 「因みに性別が反転しているのは、あなただけ。残りはいつもと変わりはない。……明後日には元に戻る。」 「……おい。聞き捨てならんぞ。」 つまり。現時点で佐々木と付き合う俺は…… 「キョン子ちゃーん。佐々木お姉ちゃんが迎えに来てるよー?」 絶句。まさにこれだ。 「全く、迎えに来て良かったよ。」 佐々木が俺の髪を丁寧に鋤く。 「せっかくのロングヘアーなんだ。綺麗にしておかないと。毎朝の僕の日課になりつつあるが。」 艶やかな黒髪。これは、どうやら佐々木が毎日ブラシを当てているからのようだ。 「…………」 因み...
  • 12-398「佐々木さん色んな者に敗退するの巻。」
    (中学3年生の2月中旬) 佐々木(僕はキョンとは違う高校を受験し、進学する。      そう、つまりこのバレンタインが、学校でキョンにチョコを手渡せる最後の機会!      彼の性質を考えた場合、ただ渡しても友情の証だとみなす可能性が非常に高い。      ここは綿密なリサーチで、彼の好みのチョコを選択し、僕の想いを誤解なく表現せねばならない) 佐々木「そーゆーわけで、妹くん。特に深い意味はないのだが、キョンは、どんな甘いもの、      特定する意味は全然ないけど、どんなチョコレートが好きか、なんてことを教えてもらえないだろうか」 妹「えー、キョンくん甘いものそんなに好きじゃないよー。虫歯になりやすいから、   じゅけんまえに虫歯になるとイヤだから、って、チョコとか最近食べないようにしてるみたいだよー」 佐々木「そ、そうなのか! しまった。私の受験が楽...
  • Part22
    トップページ >SS > 短編 Part22 22-908「巨人だった頃」 22-891「妹は意外と黒いかも?」 22-864「佐々木さんとストレッチ」 22-814「バレンタインにはチョコはあげない」 22-802「佐々木の手料理」 22-768「佐々木さん、秋の味覚の巻」 22-713「3番目のあなたへ」 22-681「佐々木さん、精神の病、或いはとても遠回りな告白の巻」 22-666「承認」 22-595「生人参」 22-593「解釈の相対性」 22-557「出会い周防九曜」 22-521「注文の多い佐々木料理店」 22-512「佐々木さん、子猫の目の甘い日々2 何度も僕の名をよんで、の巻」 22-494「佐々木さん、子猫の目の甘い日々の巻」 22-480「白い世界であなたと出会う」 22-478「孤独のフラグ」 22-468「時の流れる速度」 22-448「喫茶店での会話(黒...
  • 41-404「佐々木さんの、ビタースウィート・バレンタイン、の巻」
    13日の金曜日、丑三つ時も近い頃。和洋双方の縁起の悪い時間帯。 両親が眠っているのを確認し、そっと部屋を抜け出して台所へ向かう。 別に二人が起きている時間にやってもよかったのだけれど、 お母さんにからかわれるのもシャクだし、お父さんも年頃の娘を持つ親らしく、 妙に機嫌が悪くなるので困ったものなのだ。 まあ、お母さんにはバレバレだと思うのだけれど、 冷蔵庫の隅に隠しておいた、昼間準備しておいたチョコや生クリームを取り出す。 さて、それでは手早く作るとしようか。 まずは生クリームを火にかけ、沸騰するぐらいまで暖める。 もちろんクリームは動物性の、牛乳成分100%のものだ。 その間に、まな板が乾いているのを確認して、ミルクチョコの板を乗せ、ザクザクと斜めに刻む。 マッチ棒のようになったチョコのかけらを、包丁の先端を片手で押さえて、 扇状態に動かしながらさらにリズミカ...
  • 29-513「感謝チョコ」
     バレンタインデーに胸をときめかせるほど、もてるわけでも、ウブでもなく、ましてや付き合っている彼女がいるけでもない俺は、 14日の数日前からそわそわしているクラスの雰囲気というものをそれなりに冷静に見ることができた。 「そりゃあキョンには大本命がいるから余裕だよなあ」 というクラスメイトたちからのよく分からない指摘に首をかしげながらも、俺はたかだかチョコのやり取りだけで、よくまあここまで 日本中が騒がしくなるものだと毎年のように感心していた。 下校時に通り過ぎるいくつかの店舗、特にお菓子を扱う店舗はコンビニまで含めて大々的にバレンタインフェアをしているの を見ると、「ああ、今年も頑張ってるようだな、お菓子業界は」と思うのは、いささか自分でも冷めすぎだとは思うが。 「知っているかい、キョン?バレンタインデーというのはだね、昭和21年の2月14日ににGHQのバレンタイン少佐が子供達に チョコを...
  • 68-111「佐々木さんのキョンな日常」
    トップページ > SS > 長編 > 68-111「佐々木さんのキョンな日常」 68-111「佐々木さんのキョンな日常 プロロ-グ」 68-115「佐々木さんのキョンな日常 春咲小町」 68-165「佐々木さんのキョンな日常 放課後四重奏」 68-191「佐々木さんのキョンな日常 侵入者 涼宮ハルヒ」(~その3) 68-229「佐々木さんのキョンな日常 侵入者 涼宮ハルヒその4~」 68-243「佐々木さんのキョンな日常 黄金週間の二人」 68-256「佐々木さんのキョンな日常 文芸部とSOS団」 68-327「佐々木さんのキョンな休日 梅雨の晴れ間に」 68-334「佐々木さんのキョンな日常 迷い猫」 68-357「佐々木さんのキョンな日常 星に願いを」 68-433「佐々木さんのキョンな日常 文芸部原作『SOS探偵団』」 68-534「佐々木さんのキョンな日常...
  • Part65
    トップページ >SS > 短編 65-919 果汁100%ジュースを飲む佐々木さん 65-900 ××と格闘する橘さん 65-648 見せてあげようか? 65-590 佐々木さん式バレンタインの過ごし方 65-239「私」なりの僕の告白 65-223 Good Grief 65-142 九曜特製だきまくら 65-745 続々・佐々木さんと洋楽シリーズ I HAVE NOTHING by 追悼・ホイットニーヒューストン 65-525 続・佐々木さんと洋楽シリーズ If I was your girlfriend by PRINCE 65-573 だから、その後に。 65-329 だから、私は。 65-925 ささきと!-5「ささきと!(完)」 65-884 ささきと!-4「ささきとねつととくべつな日 び」 65-863 ささきと!-3「ささきとじてんしゃと毎日とまいにち」 65-84...
  • 28-912「佐々木の難問」
     『佐々木の難問』 2月上旬のバレンタインを控えたある日、俺は佐々木から郵送された小包に頭を抱える羽目になった。 中身は所謂バレンタインチョコというやつだ。ハート型の黒いチョコをキャンバスに Lから始まるアルファベット4文字で構成された単語がホワイトチョコで描かれた代物で、 それにメッセージカードが一枚添えてあるという極めてオーソドックスな一品だった。 これだけ聞くと、世の一般的な男性諸氏なら何故チョコレート貰って頭を抱えてやがる このモテない男達の敵め、的な感想を抱くであろう。 俺だって、古泉から長門や朝比奈さんからこんなチョコを貰いましたって言われれば 先の感想に加えて一発殴らせろ、まで言う自信がある。 では何故俺は頭を抱えているのか?その理由は、描いてある文字とメッセージカードの内容にある。 『僕がこの4文字の英単語に込めたメッセージを読み取ってくれたまえ』 佐々木に電話で確認したと...
  • 70-483『バッテリー』
    トップページ > SS > 長編 > 70-483『バッテリー』 ※キョン子注意。キョンとは双子設定。 ※クロスオーバー注意 70-483『辞めたい理由』 70-493『抜擢』 70-509『未知との遭遇』 70-520『突っ走る男女』 71-16『怪物退治』 71-652『The game is on』 71-661『They call us problem children』 71-699『問題児と実力者』 番外編 70-551『~童貞達の会議録~』
  • 69-217『ふたり』
    ※69-204「ふたりぼっち」の続編。ハッピーエンド。 「今日は暖かいね。」 今日は陽射しが暖かい。 佐々木はよく笑うようになった。再会した時の自嘲的な笑いでなく、自然な笑顔で。 「佐々木、手を繋ぐか?」 「くっくっ。拒否すると思うかい?」 キョンが笑う。前みたいな沈んだ表情でなく、安心した表情で。 最初は、精神的な飢餓を埋めるようにキョンを求めていたが、最近では肌を重ねる回数は減った。……代わりに、その、ね。これは私の口からは言えない。 思春期頃の中学生みたいに、佐々木を求めていたのは何だったんだろうな。最近では、一回に時間かけるから、回数は激減している。 それに、こうして手を繋いで、キスするだけでも充分満たされるからな。こんな小学生みたいな事でも充分じゃないか。 「キョン。アクセサリーを見に行かないか?」 「アクセサリーか。いいな。」 繋...
  • 31-239「ホワイトデー小ネタ」
    ホワイトデーの日の帰り道、いつものようにSOS団で集団下校していた。 突然藤原が現れた。 藤原「バレンタインのお返しだ。受け取れ」 3人娘にホワイトデーの贈り物をする。 ハルヒ「これっぽっち?30倍返しでしょうが」 藤原「3倍返しが相場だろうが。そんなことより、朝比奈。規定事項だ。今から今後のことを話し合うぞ」 みくる「失礼します。涼宮さん」 ハルヒ「あの二人付き合ってるのかしら」 キョン「多分な」悔しいが未来人どうしお似合いだな 九曜「――こんにちは―――」 キョン「うわ!びっくりした九曜か。これがバレンタインのお返しだ」 いつもいきなり現れるな。 古泉「僕からも」 九曜は俺の両頬に手を置いて言う。 九曜「――あなたの―――瞳は――とても……きれいね――」 ハルヒ「キョン、いちゃいちゃしてないで早く来なさい」 やれやれ、ハルヒさんは今日もご機嫌斜めだ キョン「またな、九曜。バレンタインの...
  • 28-351「バレンタイン」
    まだ少し肌寒い昼休みの教室、高校入試も無事終わり、残り少ない中学生活に特にこれといった未練を感じることも無く、 俺はいつもの様に佐々木と弁当を食べ終え、他愛も無い事を話していた。 「 キョン、良かったじゃないか。無事に合格できて。他人事ながら、親友として結構冷や冷やしていたよ」 ああ、お前には感謝してるよ。 お前の入試が私立ゆえに早く終わってくれたおかげで、俺はお前に勉強を手伝ってもらえたんだからな。 「 礼には及ばないよ、キョン。どうせ他にやることも無かったし、それに、何より親友の為だからね」 佐々木は小学生の様な微笑みを浮かべた。 しかしあれだな。もう入試も終わっちまったから、お前と一緒に塾に行くことも無いんだな。 「 そうだね。僕としては君と話をしながら塾へ向かうあの時間は、結構楽しみだったのだが」 まぁ、俺も少し寂しい気はするな。 こんな風に思えるのも、入試が無事終了した余裕という...
  • Part15
    15-887「佐々木さんとたくろー」 15-842「塾に二人で行く途中お囃子の音が聞こえてきて… 」 15-762「佐々木と長門」 15-744「男前パンジー」 15-716「佐々木さん参院選について語る」 15-688「佐々木さん、浴衣に花火は夏の風物詩の巻」 15-687「─佐々木と二人でクイズ番組視聴中─」 15-683「佐々木さん神の能力を試す」 15-672「宇宙戦艦ナガト」 15-669「同窓会」 15-653「ゲーセン佐々木団」 15-648「佐々木さん、最後の一葉の巻」 15-647「UFOキャッチャー」 15-593「ポーカー」 15-583「佐々木さんの真実」 15-564「佐々木SSと申したか」 15-535「ハルヒと佐々木は仲良し」 15-508「キョンの姉貴が佐々木で、佐々木の弟がキョン」 15-462「佐々木さん、橘京子とゆりんゆりんの巻」 15-428「午後の...
  • Part28
    トップページ >SS > 短編 Part28 28-931「再会の再開、際会」 28-922「917に捧ぐ」 28-912「佐々木の難問」 28-892「いやさされたよ」 28-840「鬼娘のコスプレ」 28-757「キョンの嫁は誰だ」 28-730「谷口」 28-668「誘蛾灯」 28-647「札幌テレビ塔」 28-619「愛は真心、恋は――」 28-610「ポツダム? いいえそれは脱ダムです」 28-606「影響力」 28-534「佐々木さんの、子猫の目の甘い日々5 雪の面影、なぞるように、の巻」 28-481「団長を野球○に誘おうにょろーん」 28-462「パントマイム」 28-442「角川スニーカー文庫重役会」 28-409「バカップル」 28-393「こういを漢字で書くと」 28-368「佐々木の演説」 28-351「バレンタイン」 28-315「中学校の昼休みのこと」 2...
  • 52-249「手間賃」
    「さて、今年もこの時期がやってきたな、キョンよ」 「随分唐突になんだ、中河」 なんだ、とは言ったもののクラスメイトが何について 話題を振ってきたのかが分からないほど世情に疎い訳ではない。 「バレンタインだね」 「また今年もお前の一人勝ちだろうけどな」 そう、既に2年連続で知人中ナンバーワンのチョコ獲得数に輝くのがこの国木田だ。 去年など後輩先輩同級生から圧倒的な支持を集め周囲を驚かせていた。 「だな。中河にはアテがあるのか?」 「あろうはずもない。そういうキョン、お前こそどうなんだ」 ないに決まっている。あるとすればオフクロと妹くらいのものだ。 「お袋さんと妹さんだけ、ねぇ」 中河は何やらニヤけている。いるが、俺には何の事かサッパリ分からない。 いぶかしんで視線を国木田へと泳がすと、あぁ、と言った感じで視線を女子の一集団へ転じた。 国木田の視線の先...
  • 69-620『チョコレートランブル』
    久々に佐々木から連絡があり、佐々木の家に行くと…… 佐々木がチョコレートの山を、コーヒーで流し込んでいた。 「……や、やぁ。キョン。」 うぷ、と口に手を持っていく佐々木。このチョコレートの山は、一体何なんだろう。 「バレンタインに、チョコレートをもらってしまってね…… 本来は僕一人で彼女らの誠意に応えたかったんだが、さすがに骨過ぎて……」 「よし、わかった。お前は男なら俺の敵だ。」 「全く。どうしようもないね、キミって奴は。」 佐々木は、そう言うと既製品と手作りの品に分ける。 「キミには既製品を頼みたい。既製品なら、何も入っていないはずだからね……多分。」 佐々木はティッシュを取ると、何かを吐いた。固形物のようだが…… 「なぁに。ただの爪だよ。」 …………はい? 「キミは中学生頃の女子の恐ろしさを知らないな?この先、安易にそこいらの年代から物を受け取らないほうがい...
  • 佐々木さん式バレンタインの過ごし方
    中3 あげてもいい相手ができたけども、相手の性格や今の関係に悶々しながら 結局受験生だから忙しいという理由を見つけて、ホットココアを奢ることに落ち着く。 高1 勉強で大変な日々だけど、先月気になる彼から年賀状が来た。 とりあえず自分のことを覚えていてくれたことに軽い安堵と小さな喜びをかみしめつつ、 今年はと買ってはみたものの、踏ん切りとタイミングがつかず結局渡せなかった…。 高2 今年こそは渡さなくては。 積年の想いと日頃のお礼を伝えるため、彼女は 親友に向けてのメッセージカードとカカオたっぷりのビターチョコを仕込むのだった。 橘「……という感じだと思うのです」 古泉「なるほど。これはちょっとした青春劇ですよ。僕は一仕事必要なようですが」 橘「悪い事が起きたら守りましょう!」 古泉「Just a spectacle!」 キョン「最近仲いいなお前ら」
  • 1-446「ほろ苦バレンタインチョコ」
    --- あれは2月半ばの登校日だっただろうか。 当時中学3年生の三学期などと言うほとんど学校へ行く事もない時期を過ごしていた俺は、 1月前半辺りまでこそ件の塾へ冬期講習なんぞに参加していたものだが、 その講習も終了すると共だって参加していた佐々木にもパタリと会わなくなり、 家に篭って受験生らしく受験勉強に励む日々が続いていた。 そんな中での久々の登校日で、気分転換にはちょうど良かった。 しばらく会ってなかった奴らとも話したくなってきた頃合だ、 なんて事を思いながら教室を覗けば、何のことはない、同じような事を考えてる連中は 多いようで、その喧騒で教室内はかなりの盛況ぶりを見せていた。 「やあ、キョン」 声を掛けながら近付いてきたのは佐々木だった。既に本命の私立に合格決定し、 どことなく余裕が感じられる。この時期に手すきとは実に羨ましい事だ。 「ところがそうでも無いのさ、高校の予習が中々面倒で...
  • 66-26 ホワイトデーの佐々木さん
    「よう佐々木」 「やぁ、キョン。それは残像だよ」  背後から佐々木に肩を叩かれる。  何!? って佐々木と思ったらこれ九曜じゃねえか! 「――これ――――――物をさす言葉―――」 「……キョン、キミは女性に対する気遣いというものをもう少し学ぶべきだと思うよ」 「人をからかう奴が言う事か!」 「それよりほれ、ホワイトデーのプレゼントだ」 「ほう。まさかキミがこのイベントを忘れていなかったとは驚いたよ」 「ははは俺だっていつまでも昔の俺じゃねえさって」  胸をそらして笑った俺を、ざわざわと九曜の髪が絡め取る。 「な」 「素晴らしいよキョン。これでバレンタインデーをすっぽかしてなければ完璧だったね」
  • Part71
    トップページ > SS > 短編 71-809「松竹梅」 71-776「向日葵~終わらない、君との夏の夢~」 71-771『海水浴』 71-765『たとえばこんな関係』 71-736『Heavy weather』 71-719『気の合う二人』 71-708「健全なシスコンのキョンと不健全なシスコンの藤原と…」 71-686『太陽のジェラシー』 71-640「お片づけ」 71-616『Milky way』 71-607『Baby rainy daily』 71-605『Potato head!』 71-593『ドラクエ4な関係』 71-589『待ち合わせ』 71-574「ポンジーが『いでじゅう!』の藤原ならば…」 71-547『ぷちだん!』 71-516『藤原散華―ハルヒちゃん風―』 71-498『言葉なき恋唄』 71-491『台風の目』 71-471『未来設定おまけ2―きょこたん娘の...
  • 59-874「二人の仲」
    「いいかい、キョン。バレンタインデーなんてチョコレート屋さんの陰謀なんだよ?」 「ああ、そうらしいな。まぁ、そう言ってしまうと少し夢のない話だがな。」 「夢のない話か・・・でも僕はね、こういったイベントもわかった上で楽しむのはいいことだと思うのだよ」 「ほう・・・」 「陰謀とかどうこう言うのではなく、とりあえず、楽しんでしまえということは、ある意味幸せだろう?」 「まぁ、堅苦しいことは、考えない方がいいってことだろ?」 「・・・・少し違うが、まぁ、それもあってるかもね」 「で?」 「ん?」 「結局何が言いたいんだ?」 「うん・・・・」 「僕もね、一応。女の子だからね。こういうイベントを楽しむのもいいかなと思うのだよ」 「へぇ、佐々木が?」 「うん、で、どうだろう?キョン、僕がチョコレートを渡したら、受け取ってくれるかい?」 「え?お、俺にくれるのか?」 「うん。僕と君の仲だからね!」 「お...
  • 31-174「クッキー」
    「なぁ、佐々木」 「なんだい?」 「この前のバレンタイン、俺に参考書をくれたよな」 「覚えていてくれたのかい?」 「ああ。『企業に乗せられるのは癪だけど、僕も日本人だし云々』ってくだりは今でも空で言える」 (なら……中に挟んだラブレターも……!) 「だが、ありゃ俺には難しすぎる。1Pの目次でKOだ」「……なんだかこんなフラクラの流れも久々だよ」 「ん、何か言ったか? そうそう、少し早いが次いつ会えるかも分からんしな、ほら、ホワイトデーだ」 「キョン、これは……?」 「いやなに、イマイチ良いのが分からなくてな。暇だし、クッキーを作ってみたんだ。味は保証せんぞ」 「キョン、まったく君って奴は……」
  • いじめは駄目だよねシリーズ
    トップページ>SS>シリーズもの>いじめは駄目だよねシリーズ 69-222「いじめは駄目だよね」 69-340「いじめは駄目だよね2(逆襲のミヨキチ)」 69-434「いじめは駄目だよね3(適材適所)」 70-16「いじめは駄目だよね4(お互いの距離感)」
  • 70-97『ホラーな話』
    何かと話題のホラー。 「マカロニホラーかい?全く、キミらしい。」 「うるせぇ。」 ホラーが苦手な妹は当然避難。こうしたホラーは部屋を薄暗くして見るに限る。 佐々木はおやつに、ディップを持ってきている。最近は蜂蜜につけて食べるのが好きらしい。『チーズも捨てがたい』との本人の弁だ。 血と臓物が飛び散るマカロニホラー。婦女子の裸体にかかる血が艶かしい。 「ねぇ、キョン。」 「ん?」 佐々木が俺に寄り掛かる。 「こうした血糊って、インクなのかしら?」 「さぁな。」 インクなら後が大変そうだが。 「インクだとしたら、さらりとし過ぎだと思うが。もっと粘っこいもんじゃねぇか?ゼラチンとか。」 「ふむ。意外とハチミツだったり?」 かも知れんな。タイムリーに、そこにハチミツがある。お前が試しに身体に塗ってみろ。 「くっくっ。お肌には良さそうだが、遠慮しておくよ。」 ...
  • 71-42『やんやんでれでれささきょんさん』
    トップページ >SS > シリーズもの > 71-42『やんやんでれでれささきょんさん』 71-42『ヤンデレ佐々木とヤンデレキョン』 71-49『卯月の昼の夢』 71-64『監禁のススメ』 71-82『空鍋事件』 71-87『お弁当』 71-117『佐々木の告白』 71-106『ヤンデレのお互いに愛されて眠れないふたり』 71-123『たまには正統派ラブコメを。』 71-279『いやんいやんでれでれささきょんさん』
  • 69-358『倦怠ライフ』
    駅前に、バレンタインまでの期間限定でスケートリンクが出来たようだ。 「氷の上を滑るという行為に、価値を見出だせんな。全く。」 部室で古泉と将棋を差しながら、俺は呟いた。 「どうなんでしょうね。まぁアイススケートは、カップルの定番ではありますが。」 「シロクマじゃあるまいし。……王手。」 「待った。佐々木さんと行ってみては?」 ふむ。しかし俺はアイススケートは未経験なんだが。「よし、なら日曜にでも誘うか。たまにはあいつの頭を休ませてやらんとな。……王手。」 「お優しいですね、全く。……投了です。」 キョンから連絡があり、日曜日、駅前に出来たスケートリンクに誘われた。 「スケートリンクか。私には氷の上を滑るという行為に、価値があるのか疑問だわ……」 あんまり運動は得意ではない。キョンにしても究極のインドア派のはずなんだけど。 「カップルの定番なのです。意外にキョンさ...
  • 12-166「佐々木さんとりあえずチョコレートは渡す」
    「中学最後のバレンタインだ。僕も一つチョコを作ってみようかと思ってね。  くっくっ、そうしたらこのザマさ。慣れないことをするものじゃないな……本当に」 「佐々木……」 「いいんだ、キョン。こんなものを貰ったところで誰も喜びやしないさ」 「そんなことはない。形は悪いかもしれん。味も悪いかもしれん。だが、そのチョコレートには  お前の気持ちが篭っているだろう? 失敗なんか気にせず渡してみろ」 「キョン……ぼ、僕は」 「それを誰に渡すつもりか知らないが、お前の気持ちはきっと伝わるはずだ。  いや、きっともう伝わっているはずさ!」 追い討ち 「は、はは。いいんだ、もう。そのチョコレートは君にあげるよ。ははは。  今日はもう帰るよ。はは、ははは」 ガラッ ピシャン 「馬鹿野郎! お前、渡...
  • 69-407『恋するニワトリ』
    夏祭り。ハルヒ達とはぐれた俺は、ヒヨコ屋の近くを通りがかった。 「(やれやれ。ガキ相手に阿漕な商売しやがって。)」 興味本位でカラーヒヨコ屋を覗いてみる。そこには…… 「何やってやがんだ、佐々木……。」 色とりどりのカラーヒヨコを愛でる親友がいた。 「ああ。ヒヨコをね。」 佐々木は俺を見ると立ち上がり、微笑んだ。 「聡明なお前だ。知っているとは思うが、こいつらは……」 「皆、雄。そして毛の色は着色。だよね?」 うぐ……。返す言葉がない。 「くっくっ。久々の挨拶がこれだとは。」 「全くだ。」 二人でカラーヒヨコ屋の前に座る。色とりどりのヒヨコ達が動きまくり、ピヨピヨと煩い。それを見る佐々木の目は、あくまでも優しい。 「先日、ウチのニワトリが死んでしまってね。」 「ニワトリ?」 「ああ。小さい時にカラーヒヨコを買って、それが大きくなったんだよ。」 こうしたところ...
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