陸戦型ガンダム RX-79(G)
ガンダムの余剰パーツを流用し陸戦向けに開発された少数量産の機体。
コストと性能のバランスに優れている。
基本戦術は
近距離機体戦術を参照。
兵種 |
近距離戦型 |
HP |
295 |
コスト |
190・230 |
被撃墜時の-pt |
36・52 |
耐ダウン値 |
中 |
着地硬直 |
中(25F) |
オーバーヒート時の回復速度 |
普通(105F) |
コストバランスと優れた性能を誇る、連邦軍の前線を支える主力MS。
コストがやや高いものの、それに見合う性能を備えている。
接近戦、特にメインとサブを活かした射撃性能に優れ、持続の利くブーストの他、高いHPが魅力。
反面、ブースト使用後やジャンプ着地時の硬直がやや長めなのが欠点で、空中機動性も連邦軍MSの中では若干劣る。
同じ近距離戦型でコストの近い
ジム・コマンドより耐久力が高く、ブースト・硬直・FCS範囲・旋回性能で劣る。
ジオンの小硬直機体を相手にする場合、運動性では劣ってしまい、1対1ではマシンガンによる致命傷は与えづらい一面もある。ただ、メインとサブのバランスの良さを活かして、進行を止めることは可能。この機体は味方機の護衛やフォローに適しているということを忘れないで欲しい。
この機体は使いこなす事ができれば、連邦軍近距離機体の中でも最強と目される。
基本性能の優秀さを裏付けているとも言えるだろう。
機体解説をよく読み、実際に乗り回して修練を積んで欲しい。
REV.1.10(07.12.26)変更点
■メイン
武器名 |
弾数 |
ダメージ |
ダウン補正値 |
リロード速度 |
対拠点能力 |
備考 |
100mmマシンガンA |
30 |
密着時22 最長射程時36 |
よろけ2発 低6発 中8発 高10発 |
6カウント |
× |
1回3連射。 最長射程217 110未満で威力低下 |
100mmマシンガンB |
30 |
密着時18 最長射程時51 |
よろけ2発 低6発 中8発 高10発 |
6カウント |
× |
1回6連射。 最長射程217 100未満で威力低下 |
ブルパップ・マシンガン |
30 |
密着時27 最長射程時36 |
よろけ2発 低6発 中8発 高10発 |
7.5カウント |
× |
1回3連射。 最長射程217 160未満で威力低下 |
ビーム・ライフル |
5 |
密着時36 最大射程時76 タックルには最低45 |
1発ダウン |
常時リロード 7.5カウント/1発 |
△ |
コスト+40。 最長射程227 160未満で威力低下 |
100mmマシンガンA
初心者にも扱いやすい一般的なMG系武器。単発ダメージは15。
Aタイプは1トリガー3連射で、2発命中でよろけ、6~10発でダウンする。
他のMG系武装に比べリロードが若干速く、単発の威力が高い。
その反面、集弾率・連射力はやや低くなっている模様。
リロードが速い為に扱いやすく、牽制や硬直取り、格闘への連続技等、活躍する場面が非常に多い優秀な射撃武器。
後々支給される「ブルパップ・マシンガン」が更に扱いやすい為、ブルパップ支給後はお蔵入りになりやすい。
とは言え、リロード時間の短さや弾のばらけ具合を利用できる事から、敢えてこの100mmマシンガンAを選択するパイロットもいる。
低バランサー:マシ3HIT→2連(マシ3HIT→タックルに比べダメ4.76↑)
中バランサー:マシ3HIT→3連orマシ6HIT→2連
高バランサー:マシ6HIT→3連orマシ9HIT→タックル
100mmマシンガンB
基本的にはAと変わらないが、こちらは1トリガーで6連射になる。単発ダメージは13。
全弾命中でダウンするが、ブルパップよりも弾がばらけるので1セットでダウンを狙うのは難しい。
相手の着地に合わせ胸部マルチランチャー→100mmMG・Bと連携しても何発か外れダウンしない事が多い。
相手の格闘をカットする事はやりやすい。
弾数はAと変わらない為、発射数が上がる分、当然弾切れも早くなる。
尚、平地で
ドム系MSの滑り移動や歩き避けをする敵機と睨み合いになった際には、青ロックによるずらし撃ちと相性が良い為、重宝する(6連発射でないMG系兵装を青ロックずらしで命中させるのは、かなりの修練が必要)。
この100mmMG・Bもブルパップ支給の影響でお蔵入りになりやすい。
偏差撃ちの練習にはおススメ。
ブルパップ・マシンガン
MG系武器で、1トリガー3連射。単発ダメージは15。
ジム・コマンドの物と全くの同性能。
100mmMGを大きく上回る弾速・集弾率・連射力が特徴であり、トリガーを引いてからの射出も早い(検証済み)。
非常に優れた実弾系武装であり、連邦軍MSの大きなアドバンテージ。
弾がばらけにくい為、ダメージ効率は高い。
相手の硬直をしっかりと狙い、ダメージを稼ごう。
反面、ドム系MSの滑り移動にはやや苦手になってしまう点は注意しよう。
サブ射撃の胸部マルチランチャーとの相性が非常に良い。
低バランサー:マシ3HIT→2連(マシ3HIT→タックルに比べダメ4.76↑)
中バランサー:マシ3HIT→3連orマシ6HIT→2連
高バランサー:マシ6HIT→3連orマシ9HIT→タックル
ビーム・ライフル
ビーム系兵装。装備するとコスト+40(=コスト230)。
誘導性はないが弾速や威力に優れ、1発ダウン。
1発のダメージが大きく、ダメージ元としての活用ができる。
敵機体との距離が遠い程威力が増す為、中距離寄りの機体として立ち回れる腕があるのなら、敵のカットや味方のフォローに活躍できるだろう。
ガンダムの運用は被撃墜によるリスクが高い事から、本機体のBRを使用してみるという選択肢も。
しかし、コスト+40という大きなデメリットがある。
また、ダッシュ中にBRを撃つとダッシュが途中で止まってしまう事、更にドム系MSに対しては独特のスベリにより、直線的なBRは非常に命中させにくいという欠点もある。注意が必要だ。(それでも硬直を狙えば当てられないことは無い。)
命中させるには慣れやタイミングを見極める事が必要(硬直取り必須)になる他、撃墜されない細心の注意が必要になる為、上級者向けの武装と言えるだろう。
サブ武装のマルチランチャーとの併用によって、適正距離ならば敵MSのブースト、もしくはジャンプを強要できる。
着地硬直を狙う場合でも、爆風のあるマルチランチャーの方が撃つタイミングが容易な為「着地狙いマルチ→BR」ならば、タイミングのシビアなBRのみの射撃に比べて簡単にBRを命中させる事ができるだろう。
そうした点では
ガンダムよりもBRを使いやすい。
ただし、レスポンス・弾速では明らかに劣ると思われ、低硬直機体へ攻撃を仕掛ける場合にはやや近い間合いで戦うか、もしくは他の味方と連携をとり、硬直の大きな機体を狙うのが効率的。
また、マルチランチャーは1発HITでよろけを引き起こせる為、相互キャンセル(この場合サブ射撃後、素早く射撃)する事により、歩いている敵MSに命中させる事も可能との情報有、要検証。
■サブ
武器名 |
弾数 |
ダメージ |
ダウン補正値 |
リロード速度 |
対拠点能力 |
備考 |
胸部バルカン砲 |
24 |
10 |
よろけ1発 低2発 中3発 高3発 |
14カウント |
× |
持ち替え動作無 最長射程 120 |
胸部マルチ・ランチャー |
3 |
120mで20 対タックル50 |
よろけ1発 低2発 中3発 高3発 |
12カウント |
▲ |
持ち替え動作無 最長射程 187 |
胸部バルカン砲
威力は低く射程も短いが、命中させやすくダウンも取りやすい汎用武器。
ジム系MSと違って胸部から発射されるが性能に大差はなく、似たような感覚で使う事ができる。
固定武装の為、抜刀中でも持ち替え動作なく発射できる。
格闘で斬り込んで即座に逃げるヒット&アウェイ戦法の場合、こちらを使うのも一興。
だが2、3回搭乗すれば支給されるマルチランチャーが非常に使いやすい為、お目にかかることは少ない兵装である。
胸部マルチランチャー
高い誘導性とよろけ効果、サブとしては優秀な部類の威力を持ち、射程も長め(100~187m)で、トリガー連打で連射も可能。
慣れないと少々扱い辛いが、使いこなす事ができればコストが+されないのが不思議な程の強力なサブ武装になる。
しかし、慣れた相手だと斜め後ろに歩きながら回避するので注意が必要。
ヒットするとよろけるだけでなく、若干位置がずれるのでBRと同時運用の場合は注意。
赤ロックしていれば上下左右に高い誘導性を持って発射され、そこそこの弾速と爆風がある為、対平行歩き、対フワ浮き等、誘導性が求められる場面でも信頼がおける。
乱戦時においても爆風とよろけ性能を利用して乱戦に撃ち込めば、飛び込む事なく敵機を牽制する事ができる。
尚、青ロック(で地上発射時?)では緩やかな山なりの軌道で敵の方に発射されるが、状況(乱戦への撃ち込み等)によっては、こちらの方が命中させやすい。
ちょうど低空ジャンプブーストで後退する格闘機の軌道をなぞるような弾道なので、その際は青ロックの方がピンポイントで当てやすい。
どちらの軌道も癖を掴んでおこう。
敵機は距離(100~150m?)によっては一部機体を除き、マルチランチャーを歩き避けする事ができない。
つまり相手がブースト回避すれば硬直を狙って攻撃、歩き続ければマルチランチャーが命中してよろけた所に攻撃、という強力な連携が可能。
着地硬直を狙う際にもタイミングがやすしい為、メイン射撃で綺麗に着地硬直を取る自信がなくとも、先にこちらでよろけを取れば、その後の射撃を命中させる事ができる。
BRと同じく、ダッシュ中に撃つとダッシュが止まるので注意が必要だが、この硬直はBRより遥かに軽度な為、ジャンプ撃ち必須という程ではない。
とは言え、隙は隙なので状況を見て。
ニューヤークでは開始時の橋前方に見える丸ビルを、手前にある倒れたビルの上から12発で破壊できる。
(因みに、ブルバップ30発+タックル4発でも壊せる)
低バランサー:検証待ち
中バランサー:検証待ち
高バランサー:マルチ1HIT→3連
■格闘
武器名 |
ダメージ |
ダウン補正値 |
備考 |
ビーム・サーベル |
20→24→25 (理論値20→30→40) |
|
追尾距離64 合計威力69 |
タックル |
40 |
1発ダウン |
タックル |
ジムとサーベルの振り方が違う為、
連撃のタイミングが若干異なる。
(横払い→振り下ろし→切り上げ)
タイミングの違いは体で覚えよう。
初心者は3撃目を少し早く押してしまう人が多いので、人によっては、この機体の方が連撃が出しやすいかもしれない。
ジム系で連撃が出せない人はこちらで試してみる価値はあるが、コストが高い為、無闇に格闘を仕掛けないように気をつけたい。
他の武装性能が高いので格闘は隙を突く時や迎撃程度に控えよう。しかし近距離は総じてブーストに癖が無いため、 近接格闘機体以外の敵と1対1のにらみ合いになった場合は狙ってみるのもいいだろう。
低コスト機体群の弱体化により、相対的に高威力となった格闘を活かせる機会が増えた。
だがアップデートにより空振り時の硬直時間が増加したため、無理は禁物。万が一空振りしてしまうと敵に致命的な隙を晒すことになってしまう。
■セッティング
セッティング名 |
装甲 耐久力 |
旋回 速度 |
ダッシュ 性能 |
ダッシュ 距離 |
ジャンプ 性能 |
備考 |
機動重視4 |
-4 |
+2 |
+4 |
153m |
+4 |
HP 262 |
機動重視3 |
-3 |
+1 |
+3 |
148m |
+2 |
HP 273 |
機動重視2 |
-2 |
+1 |
+2 |
138m |
+2 |
HP 279 |
機動重視1 |
-1 |
+1 |
+1 |
135m |
+1 |
HP 290 |
ノーマル |
0 |
0(1.04) |
0 |
130m(1.00) |
0(65) |
HP 295 |
装甲重視1 |
+1 |
-1 |
-1 |
127m |
-1 |
HP 300 |
装甲重視2 |
+2 |
-1 |
-2 |
124m |
-2 |
HP 308 |
装甲重視3 |
+3 |
-1 |
-3 |
118m |
-3 |
HP 317 |
装甲重視4 |
+4 |
-2 |
-4 |
113m |
-4 |
HP 328 |
※水中では機動力低下
《機動重視》
2段階も強化するとネックである空中性能も改善され機動性も向上し、非常に動きやすくなる。
当然その分装甲は薄くなってしまうので、自身に合った調整を見極めよう。
機動性が上がれば接近戦の立ち回りや味方の援護もしやすくなり、後半入手するBRを用いたヒット&アウェイに徹するテクニカルな戦い方も可能になってくる。
無論、格闘戦でもそのブーストの性能の良さは武器になる。
敵をよろけさせたら一気に距離を詰めて斬りかかるのも戦法の一つだが、耐久力を削っているため、無理は禁物。
機動3→4でジャンプ性能が+2→+4になる為、機動4は劇的に足回りが良くなる。
機動4で距離を保ち、マルチランチャーで相手をコントロールしてメイン射撃を命中させるスタイルは、この機体ならではのもので非常に強力だ。
《装甲重視》
元から高めのHPを更に向上させるセッティング。
基本ブースト性能が優秀なので多少の装甲強化なら、ブーストを基本にすれば、それ程機動性の低下は感じられない。
しかし、空中性能低下による高所の敵への攻撃手段が取りにくくなる弊害も同時に生じる。
機動性や旋回速度等の咄嗟の瞬発力に欠けるので、正しい状況判断と決断力が求められる。
高低差の激しいステージでは、オーバーヒートにならない立ち回り方を心掛ける事。
■まとめ
量産機ではあるが、ガンダムの名を冠するだけの事はある高性能機。
100mmMG・B、ブルパップマシンガン入手以降は射撃も安定してくるので、遠近偏らない戦い方を心掛ける事でチームの戦力としても活きてくる事だろう。
BR以外の1発ダウンの武器がない為、敵機をダウンさせたい時や撤退する時に少々難がある。
HPとブースト持続性能が高いため、前線で弾幕を張って護衛をしたり、また格闘機体を切り込ませたりするのに適している。
マルチランチャーとマシンガンによる牽制・制圧が可能な120~150m前後での距離を保つことで高い性能を発揮する。ただし、オーバーコスト編成が主流となった現在のジオンにおいては、機動性がガンダムを上回る高機動型ゲルググやギャンなどを相手にすることも少なくない。このような機体は、陸ガンが本来得意とするレンジ(マルチランチャーが強いレンジ)の内側や外側へ急速接近・離脱が可能なため、1対1では苦戦することもある。そのような場合は味方とうまく連携しよう。または
ジム・コマンドと比較してみて自分の戦い方に合った方に乗るとよい。
多少無茶なカスタマイズでも融通の利く所が、この機体の魅力と言える。
近距離機体としての基本的な役割、硬めの装甲と機動性能の優秀さの観点から判断すると、現在は機動重視のセッティングが主流かもしれない。
機動力を上げて被弾を減らすのか、装甲値を上げて前線を維持する時間を延ばすのかはプレイヤーのスタイルによるだろう。
BR所持機であるのも一つのポイント。入手に時間はかかるだろうが、有効に運用できれば戦況を大きく変えられるだろう。
■支給(コンプリートまで10300)
順番 |
武装名 |
ポイント |
1 |
胸部マルチランチャー |
400 |
2 |
セッティング1 |
500 |
3 |
セッティング2 |
500 |
4 |
100mmマシンガンB |
700 |
5 |
セッティング3 |
700 |
6 |
ブルパップマシンガン |
700 |
7 |
セッティング4 |
1000 |
8 |
セッティング5 |
1000 |
9 |
セッティング6 |
1200 |
10 |
陸戦用ビームライフル |
1200 |
11 |
セッティング7 |
1200 |
12 |
セッティング8 |
1200 |
■その他
REV.1.09(07.10.25)のアップデートにより、胸部マルチランチャーの弾数が6→3に減少してしまった。
REV.1.08(07.09.05)のアップデートにより、FCS(射撃管制装置)の調整で左右ロックオンの幅が狭くなった。
REV.1.07のアップデートにより、胸部マルチランチャーに青い煙のようなエフェクトが追加され、視認性が向上。 その結果、少しだけ避けられやすくなってしまった。
威力・誘導性は変わらない。
非常に優れた性能を誇る機体だが相応にコストも低くない為、囲まれて撃破される事のないように、自機の立ち回りには常に気を配ろう。
原作では、射角が制限される等の理由で問題があった胸部のバルカン砲をEz-8改修時に頭部に2門へと変更したとの事だが、本ゲームでは、その問題は特に感じない。
(wikipedia
陸戦型ガンダムの項より)
最終更新:2008年12月27日 16:39