「ヒカエオロ~!」
【詳細】
カローの配下として惑星の住人を虐げる一方、「
モライマーズ」という宇宙戦艦を1人につき1隻ずつ与えられ、惑星を構成するプラネジュームの採掘を行う。
それぞれ異なる惑星の出身者であり、「クリーチャーエイリアン」から「サイボーグ宇宙人」などの様々な種類がいる。
戦闘員の
インダベーでもその功績が認められれば、この地位に昇進できる事が判明している。
実際に上級戦闘員の
ツヨインダベーの中でも何らかの能力に優れ、この地位に昇格した個体が何体も登場した(ただ流石にインダベーのままダイカーンになったのは登場していない。昇進とともにツヨインダベーへと改造されると思われる)。
身体の何処かに「
キョダインロウ」というジャークマターの紋章が刻まれた印籠を所持し、それが証。
最後の手段として印籠が砕け散り、内部に蓄えられたエネルギーが解き放たれて巨大化する(その際に
上記の台詞を叫ぶのがお約束となる)。
そもそも「ジャークマターが宇宙を恐怖で支配する」という姿勢の関係上、彼ら独自の圧政も黙認されている為、
ガメッツイのように私腹を肥やす者も少なくない。
単独で惑星を任せられているが、単体でもキュウレンジャー数人を圧倒できる
カローとは違い、戦闘力はあまり高くない者が多い。
インダベーや
ツヨインダベーのような量産可能な戦力が本国から支援として受けられる為、戦闘力は重視されていない模様。
ただ独自の厄介な能力を持ち、広域支配に向いたダイカーンが多い。
特に大量のダイカーンが配置されているチキュウに赴任している者はその差がより顕著に現れている。
全宇宙の支配をジャークマターがほぼ成し遂げ、レジスタンス勢力がほぼ見受けられない世界では惑星の住人が立ち上がる気力がない点から特に問題にはならない。
尤もプラネジュームが奪いつくされた惑星は爆発して消滅してしまう為、ダイカーンを下手に刺激すれば、プラネジュームの採掘が早められ、自分達の故郷がなくなってしまう事もあり、「惑星に刺さったモライマーズは『惑星』そのものを『人質』にしている」ともいえる。
【余談】
巨大化時の声はエコーで加工されている。
ツヨインダベーをベースとした個体が数多い理由は恐らくスーツ節約の為の策と思われる。
キュウレンジャーは史上初の2桁メンバーが常に行動している戦隊であるため。
逆に「ツヨインダベー」という作られた命であっても優秀な個体は評価され、「上のポストを用意する」というジャークマターの実力主義の現れかもしれない(尤も、元ツヨインダベーのカローは登場しなかった)。
最終更新:2021年10月22日 16:42