3WA

【名前】 3WA
【読み方】 すりーだぶりゅーえー
【登場作品】 劇場版仮面ライダーキバ 魔界城の王
【分類】 組織
【名前の由来】 不明

【詳細】

劇場版仮面ライダーキバ 魔界城の王に登場する組織。

正式名称は「ワールド・ワイド・ウィング・アソシエーション」。
羽を持つように世界的に広く活動する組織、のような意味と思われる。

対ファンガイア組織である素晴らしき青空の会とは別の組織であり、白峰天斗が所属している。
世界に存在する魔族の力を利用してファンガイアを戦おうとしているようで、ギガント族の一種であるイエティを捕獲しその力を組み込んだライダーシステム、仮面ライダーレイを実用化している。

その白峰はその装着者であり、レイキバットと連携してレイへと変身するが魔族の力を完全にコントロールできていないのか、ライダーシステムは普通の人間に扱えるような代物ではなく装着者が人間をやめるためにファンガイアよりも悪質な魔族であるレジェンドルガと結託してしまうという本末転倒な結果となった。

名護啓介はかつてこの組織に所属していた時期があったが何らかの理由から脱退しており、先輩格の白峰に対して頭が上がらない。
キバ本編のパラレルワールドではあるが、あの名護さんが白峰に対して怯えるような態度を見せているあたり何かはあったのは確実。
脱退の際に揉め事があったのか、もしくは白峰といざこざを起こして組織を抜ける羽目になったのか。
魔族を倒すために魔族を利用するという組織の性質を名護さんが嫌った可能性も考えられる。

素晴らしき青空の会もファンガイア用の武器を開発し、軍事用のパワードスーツを転用した仮面ライダーイクサの実用化にも成功しているが、魔族の力を取り込んだライダーシステムを開発し、さらには人工的な魔皇石の精製に成功しているなど技術的には青空の会を上回ると思われる。

【余談】

実は劇場版で名前だけ登場しているのみで、組織の構成員は白峰天斗以外一切登場していない
仮面ライダーレイのバックボーンを決める際に、その装着者とライダーシステム開発経緯等を説明するための設定として組まれたものと思われる。

唯一開発に成功したレイのシステムは人間に扱えるような代物ではなく、白峰もレジェンドルガと結託して人間をやめてしまっているためもしかしたら組織は既にレジェンドルガに滅ぼされているか、あまり考えたくないことだが3WA自体がレジェンドルガの傘下の組織だった可能性もある。
封印を免れていたレジェンドルガがいた可能性も示唆されており、マミーレジェンドルガ以外の個体は復活する様子が描かれていないこともあってファンガイアとの戦いを生き残った僅かな個体が自分達が利用できるライダーシステムの開発に着手していた…というのもありえない話ではないだろう。

テレビ本編には未登場だが、まっとうなハンター組織としてファンガイアと戦っているのか劇場版と違ってライダーシステムの開発に失敗したのかは定かではない。

最終更新:2022年08月09日 21:24