デモンズドライバー

【名前】 デモンズドライバー
【読み方】 でもんずどらいばー
【分類】 変身アイテム/変身ベルト
【登場作品】 仮面ライダーリバイス
リバイスレガシー 仮面ライダーベイル
【初登場話】 第3話「人質トラブル、どうする兄弟!?」
【使用者】 門田ヒロミ、オルテカジョージ・狩崎仮面ライダーデモンズ
オルテカ→仮面ライダーオルテカ

【詳細】

フェニックスが開発したライダーシステム起動用の変身ベルト。
各種機能は装備wikiの個別ページを参照。

スパイダーバイスタンプ等のバイスタンプを起動してデモンズレッドパッドに押印して認証。
さらにベルト中央部のオーインジェクターへスタンプを押し当てることで変身が行われる。

リバイスドライバー、ツーサイドライバーとは根底から異なるシステムで運用されており、ジョージ・狩崎が管理し第7話にて門田ヒロミに譲渡され彼を仮面ライダーデモンズへと変身させたが本来の使用者はヒロミを想定したものではないという。

このドライバーで変身をし続けた門田ヒロミは当初は順調にライダーとして活躍していたように見えるが、第12話におけるプラナリア・デッドマンとの戦闘中ゲノミクスを使用しようとしたがベルトが拒絶しそのまま変身を解除してしまい、
以後戦闘中でも変身前でもヒロミは不調が目立つようになってきた。

その真実は、このドライバーは悪魔「ベイル」を閉じ込めた、いわば「悪魔を外付けして仮面ライダーになる」ためのベルトであり、変身を重ねる度に装着者から命を吸い取っていき、封印中のベイルへ供給するという恐ろしいデメリットを内包していた。
それを知らずに何度も変身して戦っていたヒロミは外見こそ若いままだが、肉体年齢はいつしか急速に老化し、測定値は80歳を超えてしまっていた。

実は開発者もジョージ・狩崎ではなく、彼の父である狩崎真澄によるもので、リバイスドライバーやツーサイドライバーとはシステムが異なるものそれによるものだろう。
リバイスドライバーらは、身に宿す悪魔を利用するためのシステムで、誰でも扱うわけにはいかない(実際にヒロミは第1話でリバイスドライバーでの変身に失敗している)ものの、
ドライバーそのものに悪魔を内包することで、強力な悪魔を持たずとも誰でも仮面ライダーに変身できるのだ。

この副作用は管理していたジョージ・狩崎や、フェニックス長官である赤石も黙っていたが、現時点で本来誰に使わせるつもりだったのかは明らかにされていない。
逆に言えば封印されたベイルを蘇らせるために必要な生贄は誰でも良かった可能性がある。
多少不調が出ても正義のために戦い続けるような人間に与えたほうが都合がいい、ということだろうか。

しかし流石に使い続けて不調が深刻化したことで組織に不信感をいだき辞表を提出したヒロミによってフェニックスへと返却されるも、赤石によってオルテカに横流しされ以後仮面ライダーデモンズはオルテカが変身するようになった。

そして第24話にてオルテカはジョージ・狩崎を拉致してドライバーのアップデートを要求。
それに応じたジョージ・狩崎が「真の力」を引き出すよう手を加えたが、それに見合う戦力アップとはならずむしろジャックリバイスの力を使いこなす一輝とジャンヌに変身したさくらの猛攻の前にオルテカは敗北。

負けたことに憤るも、その直後ドライバーに潜むベイルは流暢に喋りだす。

「俺は俺の意思で戦うだけだ。そろそろ我が家に帰るとしよう…」


リバイスレガシーではベルト内部にベイルを封印することとなった経緯が描かれた。

【余談】

玩具版はプレミアムバンダイ限定商品として発売された。
多色発光やギミックの多さ等が考慮されてか変身ベルトとしては異例の高額商品となり話題を読んだ。
次回作ギーツでも同様のタイプ(LEDを利用した多色発光を行う高額ベルト)はプレバン限定商品として登場、さらに翌年ガッチャードにも登場し、恒例化している。

いくつか仮面ライダーに変身するための音声パターンがあり、スパイダー、クワガタ等複数の仮面ライダーに変身できるよう設計され劇中でも様々なバイスタンプを使った複数の仮面ライダーが登場している。

ベイルドライバーは立ち位置的にデモンズドライバーの試作型だが、実際はデモンズドライバーのリデコアイテム。

最終更新:2023年12月02日 23:52