救急鬼ング

【名前】 救急鬼ング
【読み方】 きゅうきゅうきんぐ
【声】 事業部
【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
【登場話】 ドン36話「イヌイヌがっせん」
【分類】 ヒトツ鬼ング
【憑依された人間】 久我
【欲望】 「自分をレスキューしてくれ」
【蟾ィ螟ァ蛹】 救急鬼
【モデル】 巨大な救急モデル
【スキン】 世紀末ライナー
【スキル】 脳人レイヤーを荒々しく方向転換しながらグランドなライナービームで敵を追い詰める、ハザード級の緊急運行スキル
【ドロップ】 ゴーゴーファイブギア
【モチーフ】 ゴーライナー、ゴーライナー1、ビートルマーズ、列車、鬼
【名前の由来】 救急戦隊ゴーゴーファイブ+鬼+王(英:KING)

【詳細】

倒された救急鬼のパワーが脳人レイヤーに積み重なって誕生した巨大な救急モデルのヒトツ鬼ング

巨大な列車を思わせる姿の「世紀末ライナー」スキンで身体を再構成して復活した。
線路を自動生成し脳人レイヤーを縦横無尽に走り回ることが可能で、荒々しく方向転換しながらグランドなライナービームを発射し、
敵を追い詰めるハザード級の緊急運行スキルを得意とする。

線路を破壊され地面に落下しても後部車両を手足のようにして変形し、「ビクトリーフォーム」と呼ばれる4足歩行状態にチェンジする。
線路外の相手にも流星のごとく襲いかかり、フィールドに大大混乱を巻き起こす。
ビクトリーフォーム状態では機動力が低下するが、19055.5tもある重量を活かした格闘戦は強力。

倒された救急鬼が復活すると線路を自動生成し脳人レイヤー空間内を駆け回り、ライナービームを発射してトラドラオニタイジンを攻撃する。
しかしアバターホースで軽々とかわすトラドラオニタイジンを捉えられず、キジンスピア電光斬りで後部車両ごと線路を破壊され脱線。
が、即座にビクトリーフォームにチェンジし猛獣のような動きで襲いかかり、その重量差から押していくがオミコシフェニックスを召喚し追加合体でトラドラオニタイジン極へと強化合体を果たしたドンブラザーズ(イヌは獣人だが)は救急鬼ングをものともせずに圧倒。

飛びかかろうとしたところを銀河桃一・ドンブラファンタジア極に貫かれ爆散した。

【余談】

モチーフとなったのはゴーゴーファイブの巨大戦力のうち、ゴーライナー。「グランドなライナービーム」はゴーライナーが合体したグランドライナー由来。
ビクトリーフォームのモチーフはマーズマシンの合体形態の一つ、ビートルマーズ。
先頭車両はゴーライナー1と思われるパーツが見られる。
巨大怪人が戦闘途中にパワーアップするというのは、サイマ獣大魔女グランディーヌの力を受けてパワーアップしたゴレムサイマ獣を意識したものと見られる。

第2話の烈車鬼ング以来となるフルCGの巨大怪人。
CGモデルは烈車鬼ングのものと流用したと思われる。なお烈車鬼ングは18532.0tと設定されているが、救急鬼ングは19055.5tとこちらの方が重い。
変形機構故か?
重量の末尾が555と「ゴー(5)ゴー(5)ファイブ(5)」となっている他、1900年代最後の作品だったためか、「190」が含まれている。

スキンはゴーゴーファイブの放送年が俗にいう「世紀末」であったことと、ゴーライナーに由来する。
またビクトリーフォームの合体状態は、烈車鬼ングのモチーフであるトッキュウジャーに登場したサファリガオーを彷彿とさせる。

最終更新:2022年11月16日 10:23