「俺はイジルデ様配下、ショウガツワルドだショウガツ!」
【名前】 |
ショウガツワルド |
【読み方】 |
しょうがつわるど |
【声】 |
濱健人 |
【登場作品】 |
仮面ライダーセイバー |
【登場話】 |
第38カイ「ご先祖様だョ!大霊界」 第39カイ「無限あけおめ誕生会!」 |
【所属】 |
キカイトピア/トジテンド王朝 |
【分類】 |
ワルド/キカイノイド |
【世界】 |
ショウガツトピア |
【トジルギア】 |
ショウガツトジルギア |
【名産】 |
新年の挨拶 |
【名物】 |
オオミソカノン、アケマシテオメデ刀 |
【モチーフ】 |
正月、鏡餅、みかん、伊勢海老、除夜の鐘 |
【詳細】
クダックに「ショウガツトジルギア」を組み込み、盆と正月が一緒に来たように誕生した
ワルド怪人。
橙を模した頭に左手はお寺の鐘と一体化した「オオミソカノン」、左手は「アケマシテオメデ刀」で武装し胸には伊勢海老がくっついている。
総じて「正月」という行事にまつわる「おめでたい」要素をひとまとめにしたようなデザイン。
語尾は例によって「ショウガツ」をつける。
みかんワルドではない。カキワルドでもない。
自身に埋め込まれたショウガツトジルギアから得られるショウガツパワーを悪用し、アケマシテオメデ刀でオオミソカノンを叩くことで両目から「年越しフラッシュ」を放つ。
この光線を浴びた人間はお正月効果が発動し、嫌なことをすべて忘れ新年を迎えた気分になり気持ちをリセットしてしまう。
強制的に「心機一転」を引き起こしてしまう厄介な能力であり、除夜の鐘の音で姿勢がリセットされる奇怪な正月の世界を作り出す。
一度年越しフラッシュを浴びた人間は一時間おきにその効果が再発動するというおまけ付きであり、能力の対象になってしまうとショウガツワルドがその場を離れても効果が持続する。
世界を対象とした常識改変能力ではなく、個人を対象とした能力でありながら自動更新で能力がかかり続けるという強力かつ対処がし辛いワルド。
時間を巻き戻しているわけではないため起こした行動に対する結果は変わらないが、その行動を起こそうとした決意(理由)等がリセットされることから、同じことを繰り返してしまい前に進むことが出来ない。
つまりは同じ失敗を取り続け、失敗の原因について学習し克服することができなくなるということになる。
正月とか年越しとか心機一転ってそういうことではない気がするが、ワルドの能力はほぼほぼ理不尽なのでまぁそういうこともあるだろう。
なお登場時、たまたま出会った
ボンワルドと共に現れ、正しく「盆と正月が一緒に来た」状態となったが、
トジルギアの力を開放するのは同時に出来ないという欠点があったことを知らなかったため、お互いがお互いの能力を打ち消し合うこtがわかったため一旦撤退することとなった。
なおボンワルドは「ご先祖召喚」能力を持つが、自分ではどのご先祖を呼び出すのか選べず質ではなく量を重視した効果なのに対し、
ショウガツワルドは年越しフラッシュの効果対象を選ぶことでより大きな混乱を引き起こせるという量ではなく質を重視するべき能力ということで対になっている。
トジルギアの欠陥がもし前もって把握されておりイジルデが見つけられるとも思えないが、異なる平行世界パワーを同時に発動できるようになっていた場合、ボンパワーとショウガツパワーであちらでは蘇ったご先祖が騒ぎ、こちらでは一時間おきに強制心機一転が起こりと「盆と正月が一緒に来たよう」な騒ぎが起こっていたであろうことは想像に難くない。
年越しフラッシュの弱点としてはポジティブ感情はリセットできない、要は前向きな決意を消すことは出来ないという点。
あらゆるものごとを「楽しむ」ことで心機一転を防ぐことが出来る。
失敗を糧にするという姿勢はポジティブなものだが、年越しリセットに巻き込まれてしまうのは恐らく「失敗」というマイナスな出発点故か。
失敗に対するネガティブな捉え方を出発点とするため、その失敗に対する後悔そのものをリフレッシュされるため年越しフラッシュが有効なのだと思われる。
【余談】
モチーフは正月。
「盆と正月が一緒に来たような」というのは「用事が幾つも重なり非常に忙しい様子。あるいは吉兆が幾つも重なったためとてもめでたい様子」を意味する。
夏の行事である盆に対して正月が1/1なのは言わずもがな。が、このワルドが登場したのは12/8である。新年を迎えるまで一ヶ月切っているという点では時期にそっていると言えなくもない…?
スーツは素体も含めて
カキワルド/
ホシガキワルドの改造。
アケマシテオメデ刀は
ジシャクワルドの「マグネッ刀」をリペイントしたもの。
武器はそれぞれ「大晦日」と「あけましておめでとう」を由来としている。
最終更新:2023年01月08日 04:57