スコルピオ

「どうだ、実の兄に裏切られた気分は?悔しいか?悲しいか?最高だな」

【名前】 スコルピオ
【読み方】 すこるぴお
【声】 久保田悠来
【登場作品】 宇宙戦隊キュウレンジャー
【初登場話】 Space.12「11人の究極のオールスター」
【退場話】 Space.21「さらばスコルピオ!アルゴ船復活の時」
【所属】 宇宙幕府ジャークマター
【役職】 カロー(サソリ座系担当)
【出身】 惑星ニードル(サソリ座系)
【ニードル星人特有器官】 様々な毒を流し込む猛毒の尾
【装備】 ジャークジャベリン
【分類】 毒針宇宙人
【プロフィール】 ジャークマター最強の殺し屋
キョダインロウ 左腰
【秘密情報】 無し
【モチーフ】 ウミサソリ、新選組の陣羽織
【名前の由来】 スコーピオン
【出身星の由来】

【詳細】

サソリ座系の全ての惑星とダイカーンを統率するサソリ座系カロー。

サソリのハサミをあしらった陣羽織にも見える衣装と赤い仮面が特徴的。
スティンガー/サソリオレンジの実の兄であり、彼と同じサソリ座系の惑星ニードルの出身者。

現在はスティンガーと似ても似つかぬ異形の姿だが、これはドン・アルマゲから力を与えられたことによる変貌。
かつてはジャークマター最強の殺し屋と呼ばれ様々な外敵をその手にかけてきた。
チャンプ/オウシブラックの恩師、アントン博士の命を奪った本当の敵はスティンガーではなく、兄のスコルピオであった。

猛毒を宿すサソリ座系出身の特徴である尾を持ち、これを右足に巻き付けて武装し必殺キックを繰り出すことが可能。
扱う毒は多岐にわたり、生物を生きたままゾンビのようにしてしまう毒や、命と引き換えに戦闘力を強引にブーストさせる秘術「アンタレス」等を使い分ける。

ひたすらに強さのみを求めカローに上り詰めたスコルピオだが、彼の野心は今の現状で満足せず、いずれはアルマゲをも倒して自らがショーグンへと上り詰めることを狙っている。
そのための手段として弟を騙して手に入れたアルゴ船の情報を元に行動するようになり、キュウレンジャーと何度もぶつかった。

【余談】

スコルピオ役を演じた久保田悠来氏は仮面ライダー鎧武/ガイムにて呉島貴虎/仮面ライダー斬月役として出演し、スーパー戦隊シリーズへの参加は初となる。
元ライダー俳優としての経験からかスコルピオは足技を意識したようなアクションが多用され、ライダーキックじみた飛び蹴り等を披露していた。

また貴虎はスコルピオ同様兄であるが、弟に裏切られたあちらとは異なりスコルピオは弟を裏切っている。

ちなみに放送終了後に出版された『ザ・グレート・ラッキー・ヴォイジャー』によると、「裏キュウレンジャー」という位置づけで、顔の表皮の外装のラメ仕様がサソリオレンジのように歪な蠍を象っているらしい。なお、ジャークマターの怪人は、オーパーツや超常現象、UMAといった「オカルト要素」を裏モチーフに持つ個体が多かったが、デザイナーはその要素を入れるのを忘れていたらしく、後付で陣羽織の模様を「ミステリーサークル」調にしたとのこと。

最終更新:2023年07月08日 16:23