ウルフイマジン

「何にも頭に響いてこねえ…オイッ、俺は何をすりゃいいんだ!何処を攻撃すりゃいいんだよ、オイッ!誰か答えろよぉ!」

【名前】 ウルフイマジン
【読み方】 うるふいまじん
【声】 檜山修之
【スーツアクター】 伊藤慎
【登場作品】 仮面ライダー電王
イマジンあにめ
【登場話(電王)】 第17話「あの人は今!も過去?」
第18話「時計じかけの婚約者(フィアンセ)」
【登場話(イマジンあにめ)】 第16話「がんばれウルフ!」
【分類】 イマジン
【契約者】 沢田由香
【契約内容】 高校時代の懐かしい思い出に浸りたい→母校の生徒を襲い、高校時代の思い出に繋がる品を盗み取る
【過去の日付】 2004年4月7日(契約者、及び野上良太郎の高校入学式)
【童話】 赤頭巾ちゃん
【イメージモチーフ】 オオカミ
【その他のモチーフ】 赤頭巾

【仮面ライダー電王】

2007年の現在にやって来た未来人のエネルギー体が沢田由香の想い描く童話『赤頭巾ちゃん』からオオカミをイメージし、この世に現出した姿。

半月刀を武器とし、物影から躍り出て斬り掛かる攻撃を得意とする他、遠方に対しては獲物を砂塵化する光波を半月刀から飛ばし砂塵に変えてしまう。

由香の「高校時代の懐かしい思い出に浸りたい」という望みを叶える為、彼女の母校の生徒を襲い、高校時代の思い出に繋がる品を盗み取うと目論む。

奪った持ち物を由香に見せ、契約が完了すると過去へ移動。
駆け付けた電王プラットフォームを相手に優勢に戦うが、勝手にリュウタロスが憑依しガンフォームにフォームチェンジしたため形勢不利となり、放たれたワイルドショットを受ける前に撤退した。

…がその後、頭の中にカイからの指示が届かなくなったため自暴自棄を起こし、
街中で暴れ始めたため暴走を止める為に駆け付けた電王と交戦する。
しかし、次々とフォームを切り替える電王に翻弄され、最期はソードフォームの「俺の必殺技・パート5(エクストリームスラッシュ)」を受け爆散した。

修復可能なここでの戦いを除けば、「最も多くの人間を殺害したイマジンではないか」と思われる。

【イマジンあにめ】

デネブを人質に取り、タロウズに身代金を請求するが、まるで気にも留めなかった面子に憤慨する。
「友情の何たるか」を説くが、その間にデネブに逃げられてしまう。

ラストでは身代金を請求した理由を借金と早合点したデネブによって働き口としてロシアに送られてしまった。

【余談】

童話が『赤頭巾ちゃん』の為なのか、頭部が赤い布を被ったようなデザインになっている。
ゲスト怪人ながら檜山氏の怪演が視聴者の印象に残った為なのか、『電王』の放送終了後に単独でグッズ化されている。

同エピソードは「過去で度々登場する謎の人物の正体が紐解かれる」という重要な話でもある。

スーツは後にデスイマジンに改造され、武器の半月刀は後に『天装戦隊ゴセイジャー』のスキャンのバザルソLJの剣にリペイントされた。

声を演じる檜山氏は平成仮面ライダーシリーズでの出演は今作が初となり、シリーズ第12作目でも第17・18話に登場する怪人の声を演じている。

最終更新:2013年02月25日 17:31