ポケモンドリームワールド
【ぽけもんどりーむわーるど】
ジャンル
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ミニゲーム集
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対応機種
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ブラウザゲーム(要Flash)
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配信元
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株式会社ポケモン
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配信日
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2010年10月13日 |
価格
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無料
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備考
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サービス終了につき現在プレイ不可
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判定
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クソゲー
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ポイント
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サーバーダウン発生によりサービス開始延期&プレイ制限 中々出てこない隠れ特性の♀ 徐々にだが改善はされていった
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概要
ウェブサイト『ポケモン・グローバル・リンク』のサービスの一種。
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』『ブラック2・ホワイト2』とパソコンを連動させる事で利用できた。
Cギアのゲームシンクで寝かしつけたポケモンの夢の中でポケモンと遊んだりできる。
問題点
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発売直後のアクセス過多により即効でサーバーダウンし、サービス開始を当初の予定より1ヶ月後に延期。
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復帰後も利用できるのは1時間までと大幅な制約が加わった。
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この時間制限の煽りをもろに食らったのが「きのみ栽培」である。
第五世代におけるきのみ栽培はPDW内部でしか行えない上に、上記の制限のせいで「一番成長が早いきのみですら、収穫にリアルタイムで3日かかる」という事態になった。自分で所持数を増やせるきのみのメリットを損なっている。
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「ゆめしま」で入手できるポケモンは隠れ特性を持っているのだが、♀のポケモンは低確率でしか出現しない。
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隠れ特性は(第五世代当時)♀のポケモンからしか遺伝しない仕様だったという点にも留意すべきである。
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しかも、ゆめしまに出てくるポケモンは完全にランダムであるため、運が悪いと♀のポケモンどころか目的のポケモンを手にすることすらおぼつかない。
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さらに、「ゆめしま」は行き先が増えても任意に選択できない。
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2012年6月21日以降は寝かせたポケモンにタイプによって行きやすいゆめしまが決まる仕様に変更されたたため、根本的な解決にはなってないが若干改善された。
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初期から存在しているミニゲームの一つである「ホエルオーと遊ぼう」が完全に運ゲー。
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上級者でも運が悪いとノルマを満たせず失敗に終わることがあるほど。
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不具合も多い。
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「1種で複数の姿を持つポケモン(シキジカやカラナクシ等)を寝かせるとバグが発生する」「手に入れたポケモンやアイテムのロストが発生することがある」「PCに高い負荷がかかり、ミニゲームのスコアに深刻な影響が出るほどの処置落ちが発生する」などの致命的な不具合が多数報告された。
評価点
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過去作がないと入手不可・あるいは難しいポケモンが入手できること。
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ここで入手できるポケモンは、過去作から連れてくるか『ホワイト』にしかないホワイトフォレストでしか入手する機会がないものが多いため、そのような環境がない人にとっては図鑑完成に貢献してくれる。
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模様替えの種類は充実している。
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そのため、自由度の高いマイホームの設定が楽しめる。
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ただし、家具とドールを全てコンプリートしても特典は特にない。
総評
コンシューマーゲームとブラウザゲームとの連携というアイデアは評価できるが、実態はエラーが頻発しゲーム内容自体も運ゲーという有様であった。
相当な暇人かコレクターでないかぎり、楽しめなくなるだろう。
余談
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2014年1月14日をもってサービスが終了した。
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サービス終了により、第五世代できのみを育てる方法は完全になくなってしまった。
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PDW限定の隠れ特性ポケモンやオシャボポケモンも存在している。
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特にドリームボール入りのポケモンは『剣盾』までPDWとポケモンARサーチャーでしか入手できなかった。
最終更新:2023年07月11日 09:31