アブナー・ジェンキンス(Abner Jenkins)

(キャラクター、マーベル)

初出:Strange Tales #123 (1964年8月)
属性:パワードスーツを着た人間、男性、アメリカ人

概要

最初はファンタスティック・フォーの敵として登場。次第にスパイダーマンのライバル・ヴィランの一人となる。

航空機製造会社の技術者だったが、安い給料と退屈な仕事そして昇進の見込めない職場に飽き、技術者の腕を活かして甲虫型アーマーを開発し、悪事を働く。
以後、自分だけでなく他のヴィランの力も借りてアーマーを改良し、Mk.1からMk.3までつくり出した(ジャニス・リンカーンのアーマーは、ジェンキンスのアーマーを元にしたMk Ⅳ)。

スパイダーマンの敵としてだけでなく、トニー・スタークアイアンマン・アーマーの技術流出を疑った「アーマー・ウォーズ」の時は、ビートルのアーマーも目を付けられて酷い目にあった。
また、「シークレット・ウォー」の時に「ハイテクを使ったB級ヴィランは、犯罪で儲けた額と使ったハイテク兵器の費用を考えると割に合わないはずで、ラトベリアがカネを渡して犯罪をやらせているのでは」という疑惑が持ち上がった(ニック・フューリーがラトベリアに殴り込みをかける理由)という話で、多分読者の多くが想像したのがビートルのことではなかろうか。

バロン・ジーモの配下としてマスター・オブ・イービルに加わる。
ジーモがサンダーボルツを結成するが、その際「マッハ-1(ワン)」を名乗り参加(アーマーの外見も一新した)。以後、名前のスピードの数を増やして、「マッハX(テン)」までいった。
サンダーボルツはリーダーのバロン・ジーモがヒーローを装い最終的には世界支配を目的とするチームだったのだが、チームの一員で精神科医のムーンストーンによると彼が真に求めるのは支配ではなくリスペクトされることだった。そのため市民から賞賛を受けるにつれ、本来の目的だった世界試合よりヒーロー活動の方にのめり込んでいく。
またこのチームではソングバードと恋仲になる。

イニシアチブ・プロジェクトの開始に伴い、複数の部下に旧型アーマーを与え、「ビートルズ」を結成する。
その後もヒーロー業は継続したが、現在は死亡している。

能力

パワード・アーマーは飛行可能で、手から電撃を発射可能。手先で壁に吸い付くことができる。


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最終更新:2023年07月21日 02:50