ポーキュパイン(Porcupine)


初代:アレクサンダー・ジェントリー(Alexander Gentry)

初出:Tales to Astonish #48(1963年10月)
種族:特殊な装備を身につけた人間、地球人、アメリカ人、男性

概要

自身で設計した「ポーキュパイン(ヤマアラシの意味)・アーマー」を身につけ戦うヴィラン。
当初はアントマンワスプの敵として登場した。

能力

彼自身に特殊な能力は無いが、アーマーには高い防御力や射出可能なトゲ、レーザー、爆弾、ロケット、催涙・催眠ガス、煙幕、高圧電流など様々な機能が備わっている。短距離の飛行も可能。

経歴

元々はアメリカ陸軍の兵器設計者で、ヤマアラシをモチーフにしたアーマーを発明。しかし莫大な価値があるはずのそのアーマーに軍、ひいてはアメリカ政府が真っ当な評価・支払いをしないであろうと考えたジェントリーはアーマーを使った犯罪者になることを決意した。
アントマンやワスプとも戦い、ミスター・ファンタスティックインビジブル・ウーマンの結婚式の妨害にも参加。
カウント・ネフェリアバトロック・ザ・リーパーネビュロン等の下でも働いたがうまくいかず、引退を決意。
アーマーを売り払おうとするもその性能を実証するための戦いでキャプテン・アメリカ等に敗北し、逮捕されてしまう。
出所後もなんとかアーマー売却のために奔走するがもはやポーキュパインの名は物笑いの種にされ、なんとか買い手になってくれたと思ったサーペント・ソサエティの付けた値は驚くほど低いものだった。

ならばいっそのこと、とアベンジャーズに売るためにキャプテン・アメリカに商談を持ちかけた結果、サーペント・ソサエティに関する捜査に協力すればアーマーを買い取るという約束を取り付ける。
ジェントリーがキャプテンアメリカを捕らえたフリをしてサーペント・ソサエティに近づくことになったが、ばれてしまいダイアモンドバック(レイチェル・レイトン)の攻撃を受けてアーマーが損傷してしまう。
唯一の財産を傷つけられ逆上したジェントリーだったが、ダイヤモンドバックとの戦闘から逃げ出した彼が転倒した際、アーマーのトゲが自身の心臓に突き刺さってしまう。
自らを「負け犬」と称して死んでいくジェントリーをキャプテン・アメリカはヒーローだと称え、戦死したアベンジャー用の墓に彼を葬りそのアーマーに「誉れ高きアベンジャーズの宿敵、ポーキュパインのバトルアーマー」とキャプションをつけてアベンジャーズ・マンションの一角に飾ることにした。

二代目:ロジャー・ゴッキング(Roger Gocking)

初出:Daughters of the Dragon #3(2006年5月)
種族:特殊な装備を身につけた人間、地球人、アメリカ人、男性

概要

初代の死後、そのアーマーと名前をホブゴブリンから買い取った人物。
初代スパイダーウーマンの産んだ赤ちゃん「ジェリー(Gerald Drew)」の世話をしているベビーシッターとして有名。

経歴

ポーキュパインとなる以前のことは不明。
ポーキュパインとなった後ミスティー・ナイトコリーン・ウィングにあっさり敗れ、シヴィル・ウォーマッハX達に捕獲されサンダーボルツに加入。
ダメージ・コントロールのウォルター・デクランの配下になったりもしたが、スカージに狙われたため偽名を使って造船所で働いた後、マスターズ・オブ・エビルに参加。さらに元ヴィラン支援団体「ヴィランズ・アノニマス」に加わった。
後に別れた妻によって娘を人質にされ、犯罪者に戻ろうとしていたところを初代スパイダーウーマン(ジェシカ)に救われ、心を入れ替えて彼女の相棒?になり、ベン・ユーリックとも協力して活動。ジェシカの「産休」の間は前線にも出たが、出産後はもっぱら彼女の息子の世話をしていることが多い。しかし、いざという時には事件の現場で彼女のサポートをする。最近はジェシカに相棒以上の感情を抱いているようだが……?

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最終更新:2021年06月14日 14:17