モニカ・ランボー(Monica Rambeau)

(キャラクター、MCU)

初登場:キャプテン・マーベル(実写映画)(2019年)
母:マリア・ランボー
演:アキラ・アクバー(11歳時)『キャプテン・マーベル』、テヨナ・パリス『ワンダヴィジョン』以降
コミック版については→モニカ・ランボーを参照

概要

キャロル・ダンヴァースが地球で空軍に勤めていた頃の親友、マリア・ランボーの娘。
S.W.O.RD.(知覚兵器観察対応局)を創設した母の影響で、成長すると自身もその一員となる。

ストーリー

キャプテン・マーベル(2019年)

キャロル・ダンヴァースが地球で空軍に勤めていた頃の親友、マリア・ランボーの娘として初登場。
キャロルが地球にいた頃にもよく遊んでもらっていたらしく当時5歳のモニカは「おチビ中尉」と呼ばれていた。
その後、キャロルはライトスピード・エンジン搭載のテスト機で「事故」(本当はヨン・ロッグに撃墜されていた)を起こし、記憶を失ってクリー軍に参加。6年後、スクラル人に捕らえられて脱出し地球に落下。情報を辿ってマリア・ランボーの自宅に訪ねてきたことで11歳になったモニカと再会した。このとき、ニック・フューリーやスクラル人のタロスとも出会っている。
地球人としての記憶を取り戻したキャロルがクリーと決別する決意をするとコスチュームのデザインを手伝う。このときのカラーリングがキャロルの「キャプテン・マーベル」としてのコスチュームとなる。またこのとき5歳の頃と変わらず「おチビ中尉」と呼ばれた(ちなみに英語では"Lieutenant Trouble"、Lieutenant(中尉)は空軍においてCaptain(大尉)の1つ下の階級である)。
さらにキャロルはエネルギーコアを探すためクワッドジェットで地球軌道上にあるマー・ベルのラボに行くことを決め、母マリアに副操縦士の役割を依頼するが、迷う母に対してモニカは「娘にお手本を示さなきゃ」と勇気づけた。
戦いを終えて帰還したキャロルや母が今後について話合っている間、モニカはタロスの娘ガイアと仲良さげに会話を続けていた。
最後にはスクラルの安住の地を探すため、銀河に飛び去っていったキャロルの姿を見送った。

ワンダヴィジョン(実写ドラマ)(2021年)

ワンダヴィジョンではキャロルが去ってから約25年経過し、大人になったモニカが登場した。
母マリアはS.WO.R.D.(知覚兵器観察対応局)の創設者となり、モニカもそのエージェントに。宇宙での任務についていた。しかし母が癌に犯され、その治療中にサノスの指パッチンが発生。母はその2年後に癌が悪化し死亡する。モニカは病院で母の看病をしていたが指パッチンにより消滅し、母の死の3年後に復活。病院で母の死を知り、驚くことになった。
復活から3週間でモニカはS.WO.R.D.に復帰。階級は大尉(Captain)。
ちょうどその頃、ニュージャージー州の町ウェストビューで住民の集団失踪事件が発生。FBIのジミー・ウー捜査官の依頼で飛行ドローンを携えて調査に赴いた。
しかしドローンも町に入ったとたん消滅したため、追おうとしたモニカも消滅。
ウェストビューの町はワンダ・マキシモフが創り出した幻想にとらわれており、モニカもその境界を越えた瞬間、話好きのワンダの友人ジェラルディンとして幻想に取り込まれてしまったのだ。
この幻想の世界でジェラルディン(モニカ)はワンダの双子のトミービリーの出産に立ち合い、間に合わなかった医師の代わりにトミーを取り上げることとなった。(ビリーはその後、ヴィジョンの目の前で誕生)。
しかし外の記憶を取り戻しかけたモニカは、幻想の世界が破綻する前にワンダによって追い出されてしまう。
その後ジョン・ウー捜査官や新たに招聘されたダーシー・ルイス博士らと調査を続行。ワンダの能力が「現実改変能力」であることを突き止める。
しかしワンダを抹殺することでの事件解決を主張するS.W.O.R.D.長官ヘイワードと、ワンダの救出を主張するモニカは対立。長官により調査からモニカは外されてしまう。実はヘイワードの狙いはヴィジョンを手に入れ兵器化することだったのだが、この計画もダーシーの調査により発覚。
既にワンダの現実改変世界の壁を出入りすることで生身のまま2度境界を超えることでモニカの細胞は分子レベルで変質していたが、それでも母の昔の部下を通して宇宙探査車両と宇宙服を手に入れると、再度突入を敢行する。
3度も現実改変の壁を生身で通過することになったモニカの細胞はさらに変質。目は謎の光を帯び、ワンダの攻撃に耐えられるほどになっていた。
さらにヘイワード長官から銃撃されるが、体が光輝き、貫通した弾丸はペチャンコに。モニカは無傷であった。
ワンダとアガサの決戦を見届けたモニカは、ワンダに「私にあなたの力があれば母を生き返らせただろう」と理解を示し、飛び去って行くワンダを見送った。
そこへ事情聴取をする声をかけ、女性調査官がモニカを町の映画館に連れていくが、彼女はスクラルで、「お母さんの古い友人の代理で来た」と告げる。そして「彼が会いたがっている」と伝えると「どこで?」と尋ねるモニカに黙って頭上を指さした。モニカもまた微笑みを浮かべ、頭上を見上げるのだった。







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最終更新:2023年07月07日 03:25