よくある質問とその答え

【FAQ:よくある質問とその答え】
■「学校では○○を貰ったんだけど、××(同じ分野の参考書)を買う必要ありますか?
 →○○だけで理解できないなら買って下さい。
■「○○終わったけど次どうすればいい?」→テンプレor過去ログ
■「○○ってどうなんですか?」→本屋池。田舎なら尼orイーエス
■「○○をやれば完璧(最短・最強・満点)になりますか?」→世の中に完璧なんてものはありません 。
■「○○をやったら偏差値70いきますか?」→これまでの習得度合いなど個人差があるので一概に言えません。
■「○○は△△の代わりになる?」→自分で良いと思った物を使いましょう。
■「××大には○○は必要?」→合格に必要なのは、その大学の問題が解ける学力。
■「何周○○やったらいいの?」→回数ではありません。自分の目的に合わせて。全て覚えるなら覚えきるまで、流れをつかむだけならしっかり1回精読。

受験勉強のお約束

  • 勉強法・参考書の研究に時間をかけすぎない
正しい勉強法や評価の高い参考書・問題集を使うことは勉強の効率を高めますが、探すのに時間をかけすぎないこと。
  • 目標を見失わない
あくまで最終目標は『志望大学に受かること』です。参考書を1冊仕上げることでも、勉強法をマスターすることでもありません。
また、受験科目は日本史だけではありません。
他教科とのバランスを考えましょう。
  • 自分にあった勉強法・参考書を選ぶ
世間的な評価が高いものより、自分が『これだ!』と思えるものをつかうことが最も大切です。
また、勉強法は今の自分の成績や志望大学などにより、適切なものは変わるかと思います。
自分に必要なものは、自分の頭で考えてください。


日本史学習のプロセス

1.目標を定める

まずは自分の目指す位置を確認しましょう。目標は国立二次試験なのか、センター試験なのか。
まったく歯が立たなくとも、過去問に触れてみることをお勧めします。やってみた感覚で、自分に必要な勉強を考えていくことは大切です。
また、最初に自分がどれくらい日本史ができるか、学校のテストや模試で現在位置を把握することも大切です。

2.インプット(流れを理解)

日本史の基本的な流れを理解します。
  • 使用するもの
  1. 講義形式の参考書石川日本史B講義の実況中継ナビゲーター日本史シリーズ等)
  2. 学校・塾の授業(問題演習形式のものではなく、通史の解説)
  3. 日本史のマンガ(図書館などに置いてある、児童向けのもの)
  4. 一般人向けの日本史解説本(読むだけですっきりわかる日本史 [宝島社文庫]等)
  5. 日本史の教科書・山川出版日本史用語集(日本史学習の際は必ず手元に)
  • ポイント
まずは日本史の流れを一通り頭に入れましょう。
時代順に、ストーリーとして日本史を理解する」ということがポイントです。
なぜならば、実際の入試問題では、史実を単発で聞くのではなく、
史実と史実の因果関係などが重点的に問われるからです。

また、一つ一つを因果関係でとらえることは、暗記を促進する働きもあります。
従って、日本史の最初の勉強は、一問一答などの問題集などで暗記するのではなく、まずは講義本や授業などを利用して
流れを理解することを意識しましょう。
時間のある方は、学習の導入として、学習マンガや短時間で読める一般向けの解説本などを読むことをお勧めします。
そのような事前学習をしておくことで、分かりにくい教科書や参考書の解説が、すらすら理解できるようになります。

ちなみに、ここでは[インプット=暗記、アウトプット=問題慣れ]ではなく、
[インプット=理解、アウトプット=暗記、形式別対策]としています。

3.アウトプット(時代順・理解定着)

2.理解する と同時並行で行います。
  • 使用するもの
  1. サブノート(講義本や授業で学んだことをひたすら書き込む)
  2. 時代順の問題集
  3. 一問一答
  • ポイント
せっかく理解できたのに、忘れてしまっては意味がありません。
講義本や授業の単元ごとに、学習した内容を一度はしっかり暗記するよう努めてください。
暗記は、ただ見たり聞いたりするだけでは、完全にはできません。

最も効果的な暗記方法は、アウトプットです。それもただ書くだけではなく、問題形式のものを解きながら覚えていくことが有効です。
問題に対して答えを必死に考える」ことが、暗記を促進するのです。
サブノートを使用し、オリジナル参考書を作ることもよいのですが、「アウトプット学習をする」ことをお忘れなく。

あと、当たり前ですが1度のアウトプットですべてを覚えることは困難です。
しっかりと計画を組み、忘却を防ぐ工夫をしましょう。

4.アウトプット(時代別・形式別対策)

理解・暗記が時代順に一巡したら、さらなる理解の促進、知識の補充、また志望校別の対策を狙います。
  • 使うもの
  1. 志望大学の過去問
  2. テーマ別参考書・問題集(文化史やその他テーマ史の対策)
  3. 史料集(インプットと同時に行うことが望ましい)
  4. 論述対策本(志望校の出題に合わせて)
  • ポイント
志望大学の過去問をガンガン解いていきます。
大学の過去問は、時代順にすべて聞くのではなく、ランダムに出題されます。
時代順とは別の角度からの出題により、暗記や理解が促進されます。
新たな知識の補充も積極的に行ってください。

志望大学の過去問は、販売されているものは学部問わず全て解くつもりでやってください。
また、志望大学の過去問に合わせて、文化史などのテーマ史の学習や論述対策も行ってください。
ちなみに、論述問題は、受験日本史の中で最も学習効果の高いアウトプット学習です(流れ、知識等、全ての理解が問える)
積極的に学習してください。



  • なるほど -- (名無しさん) 2012-06-21 00:25:47
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最終更新:2012年06月23日 11:38